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デンマーク留学&ヒュッゲな人生の楽しみ方
生涯教育の学校、フォルケホイスコーレへのデンマーク留学体験をもとに、一冊の本にまとめたお話。
歴史の一断面から見たハクチョウさんと人間の信頼!
今は、

鳥さんたちにとって、どううつる時代なのでしょうか?


その答えを鳥さんたちに、

duck4は聞いてみたいと思っています。


ただし、

duck4は推察するに、

湿原、沼が埋め立てられ、田んぼも少なくなり、森も開発されているので

生きづらくなっているのではないでしょうか!?


ところで、

わたしは、いろいろな本で、ハクチョウさんについて

調べていくうちに、ひとつ気づいたことありました。


それは、

江戸時代が、鳥たちにとって、良い時代だったこです。


その理由には、

徳川将軍時代には、人々が、野生の鶴、ハクチョウ、ガン、カモを

銃、棒、わなを使って捕らえることを禁じていたからでした


つまり、

鶴、ハクチョウ、ガン、カモさんたちには、

楽園の時代ではなかったかと思うのです。



以前にも、

duck4ブログでは、紹介したことがあります。


現在の宮城県の南部。

かつての伊達藩領内では、ハクチョウ信仰が熱心に行われてきました。

人々は、ハクチョウさんを神として祀ってのです。


そのため、

ハクチョウさんたちを殺しているところを見た宮城県南部に生活していた人々は、

その殺生をした人を襲ったりする事件がありました。


それは、幕末と明治時代におきた2度の「白鳥事件」です。


ところで、

明治政府は、「朱鷺とコウノトリを捕まえてはいけない!」という法律を定めました。

しかし、

ハクチョウさんは含まれていなかったのです。


そのため、

たくさんのハクチョウさんたちは、人々の狩の餌食になってしまいました。


これは、

北海道の話ですが、

漁師が、シジミを食べつくすのは、ハクチョウさんたちのせいであると

疑ったのです。


そして、

人々は、ハクチョウさんたちを撃ち殺したのでした。


けれども、調査の結果、

ハクチョウさんたちは、シジミを食べておらず、

藻を食べていたことがわかったのです。


1925年に、

日本政府は、ハクチョウさんたちを保護鳥として定めました。

ハクチョウさんたちは、天然記念物として指定されたのです。


でも、

保護鳥となったハクチョウさんたちの受難の時代は、続くのでした。


隠れて捕まえるものもいました。


また、

アメリカの進駐軍が、日本の池や沼でハクチョウさんたちを

撃ったといこともあったのです。


そのため、

ハクチョウさんたちは、人間を見ると恐れてしまっていたのでありましょう。


しかし、

全国の沼や池で、

人々が給餌するようになってから、

人間とハクチョウさんたちの関係は良くなっていったのです。


今では、

ハクチョウさんたちの方から、人間に寄ってくるようになりました。


先人たちの努力の賜物の結果、

人間とハクチョウさんたちの信頼は結ばれるようになり、

今に至っているのです。




DSCF5072_convert_20120608152203.jpg

(イメージ写真:神社に奉納されていた番の白鳥の絵馬より!



(参考文献

『白鳥のいる風景』 本田清著 (日本放送協会)






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[2012/06/09 05:20] | アヒル・白鳥・野鳥④ | トラックバック(1) | コメント(4) |
<<デンマークの友人から国際小包が届きました! | ホーム | 滞在組のハクチョウさんたちと定点観測ポイントの鳥たち!>>
コメント
こんばんは^^

duck4さんの話を聞いていると、
帰ったばかりのハクチョウに会いたくなりますねw
以前の、渡りのルート等も興味深く読ませて頂きました。

ごく身近な野鳥で、夏にやってくるオオジシギがいます。
子供の頃に保護し、放鳥した記憶もあります。
鳥撮りを始めて、いろいろ知るようになり好きになりました。
それからすっかりシギチの虜ですが、
それにハクチョウも入りそうですw
[2012/06/09 19:06] URL | Kasuga #GCA3nAmE[ 編集 ]
この白鳥さんの絵は、素敵ですね
平和祈願されてるのですね。

過去にあった白鳥事件は、初めて知りました。
そんな事件があったのですね。

[2012/06/09 22:26] URL | 93 #-[ 編集 ]
Kasugaさんへ

おはようございます!

> こんばんは^^
>
> duck4さんの話を聞いていると、
> 帰ったばかりのハクチョウに会いたくなりますねw
> 以前の、渡りのルート等も興味深く読ませて頂きました。

ハクチョウさんの記事を読んで頂きましてありがとうございます!
恐らく、今頃、オオハクチョウさん、コハクチョウさんたちは、
繁殖地で子育て真っ最中のことでしょうね!

10月上旬頃、
多くのハクチョウさんたちが、シベリアから新しい家族を連れて
戻ってくるのが今から、とても楽しみですよね!

> ごく身近な野鳥で、夏にやってくるオオジシギがいます。
> 子供の頃に保護し、放鳥した記憶もあります。
> 鳥撮りを始めて、いろいろ知るようになり好きになりました。
> それからすっかりシギチの虜ですが、
> それにハクチョウも入りそうですw

Kasugaさんが鳥が好きになった理由がわかったような気がしました。
子どもの頃に、オオジシギを保護して、放鳥したことがあったからですね!

本当に、おっしゃるとおりです。
鳥の写真を撮ったり、好きになると、
いつも、森、木、茂み、水辺にいる鳥たちを探してしまいます。

わたしのところには、
滞在組のハクチョウさんもいつもいるので、
とても身近な鳥です。

デンマークで、
抱卵しているコブハクチョウさんを見てから、虜になりました。

デンマークでは、コブハクチョウさんは国の鳥ですが、
日本の神社では、神として祀られているのをわたしの身近な地域であったので
驚きでした。

これからも、
Kasugaさんの道東からの鳥たちたちのフィールドブログを
楽しみにしております!i-275i-274
[2012/06/11 06:32] URL | duck4 #-[ 編集 ]
93さんへ

おはようございます!

> この白鳥さんの絵は、素敵ですね
> 平和祈願されてるのですね。
>
> 過去にあった白鳥事件は、初めて知りました。
> そんな事件があったのですね。

わたしもそう思います!
番のハクチョウさんが描かれている絵馬を奉納している
神社は、宮城県南部の地域にはたくさんあります。
とても、昔から、ハクチョウさんたちを大切にしたきたことが偲ばれます。

実を言うと、
duck4も、最近「白鳥事件」のことを知りました。

調べていくと、
この地域の人々のハクチョウさんたちを愛護する気持ちが伝わってきます。
命を張って、神の化身であるハクチョウさんたちを守ったからです。

duck4は思うのですが、
今の動物愛護の精神にも繋がることにも通じることだと思います!v-519v-521
[2012/06/11 06:40] URL | duck4 #-[ 編集 ]
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[2012/06/10 06:00]
プロフィール

duck4

Author:duck4
ニックネーム:ダック4(Duck4)
趣味:旅行、バードウオッチング(アヒル・ハクチョウ)
小著:『ヒュッゲの国からデンマーク流人生の楽しみ方』
(本の森出版)

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duck4の定点観測ポイントの川には5羽の滞在組のハクチョウさん。大空を飛ぶことができませんが、元気に毎日、川を泳いでいます。この地域の人々にも愛され続けているハクチョウさんたちです。これからも、定点観測ポイントにいる飛べないハクチョウさんのこと中心にブログを配信していきます。今後ともに、宜しくお願いいたします。ブログ主宰者duck4より!

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