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デンマーク留学&ヒュッゲな人生の楽しみ方
生涯教育の学校、フォルケホイスコーレへのデンマーク留学体験をもとに、一冊の本にまとめたお話。
ハクチョウを祀る白鳥神社が多い東北地方!
7羽の滞在組ハクチョウさんたちは、元気です。

朝になると、上流のねぐらから7羽いっしょ、下流に向かって、

スイスイ泳いできます。


初夏にも、こうやってハクチョウさんと出会えることは、

バードウオッチング好きのduck4としましては、最高です!



DSCF4764_convert_20120517065029.jpg

(滞在組の7羽のハクチョウさん!



さて、今日のduck4ブログでは、

ひとつ「ハクチョウ」とことを古代史の観点から、研究した一冊の本を紹介いたします。


その本は、芦野泉著『白鳥の古代史』(新人物往来社)です。

その著者が、本の中で次のようなことを書いてました。


東北地方では、「白鳥信仰」が残っているということです。

東北人は、古の頃より、白鳥を崇めてきた歴史が脈々と続いてきました。


そのひとつの例として、

東北地方には、白鳥を由来にして、祀られている神社が多いということです。

確かに、宮城県には、白鳥神社が8箇所もあります。

特に、宮城県の南部には、白鳥神社が多く点在しているのです。


いまでも、

宮城県南部では、冬にもなると、多くのハクチョウさんたちが、

越冬しています。


恐らく、古代人も多くのハクチョウさんたちを見ていたことでしょう。

昔から、人々は、ハクチョウさんや多くの渡り鳥たちと共存していたのかもしれません。



DSCF4765_convert_20120517072942.jpg

(いつも一緒の滞在組の7羽のハクチョウさんたち!




そのように、ハクチョウさんと古代の人々が共存できたのにもわけがあるようです。

東北地方は、稲作が遅れていて、また寒冷だったことが原因していると

著者は分析しました。


近畿地方など灌漑設備が整い、稲作が増産できていた地域では、

鳥による食害が多くみられたようです。

そのため、人々は、鳥たちを捕獲して追い払いました。


それ以降、鳥たちが寄り付かなくなったのです。


一方では、この東北の地では、人口も少なく、鳥たちを追い払うこともしませんでした。


著者の分析によると、

ハクチョウさんの糞には、リン酸が含まれていて、

寒い地域で米を作るときには、効果が現れるそうです。

ハクチョウさんたちの糞が、寒い地域での米作りに恩恵を与えてきたのでした。


そのため、

ハクチョウさんから恩恵を受けて、祀りたて神社を建立して、

途絶えることなく、ハクチョウさんなどの渡り鳥が、

渡りを続けてきたことでしょう。



DSCF4767_convert_20120517073336.jpg

(duck4ブログにいつも登場する右羽を怪我しているハクチョウさんと左羽を怪我しているハクチョウさん



その末裔のハクチョウさんたちが、

こうやって毎年、東北地方にやってきます。


また、怪我をして飛べなくなっくなったハクチョウさんたちが、

こうやって、生きていける環境が残っています。


もっと、もっと、私たちが、先人とハクチョウさんとの間柄から、

鳥と人間との自然との共存を知恵を学ぶ必要がありそうですね!



(参考文献

『白鳥の古代史』芦野泉著(新人物往来社)










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[2012/05/17 07:38] | 滞在組のハクチョウさん① | トラックバック(0) | コメント(6) |
<<ハクチョウさんが滞在している河川敷には人間が投げたゴミ!? | ホーム | 真夏の暑さ対策と節電のために、ゴーヤをベランダ・ガーデンではじめました!>>
コメント
 「人を笑わず人と笑う」の八角(やすみ)です初めてコメントさせていただきます。東北に白鳥神社が多いこと、というか白鳥神社があるということも知りませんでした。
 その理由、読ませていただいた通りなのではないでしょうか。人間の生活と生き物のそれとはなんらかの関係を持ってきたんですね。それは今も変わらないはずなんですが、そのような世界があることを忘れてしまった日本人ですね。
 退職すると見えなかったもの、見ようとしなかったものが見えてきます。生の人間として、感じ、考え行動することが出来るようになるんです。しかし、現役時代の自分は生きていなかったというとそうでもないんですね。
 人間の認知力の限界ということを思い知らされるということでしょうか。白鳥から人間社会を見る余地を人間精神に残しておく、余裕が求められますね。
[2012/05/17 08:43] URL | スキップ #-[ 編集 ]
怪我をした白鳥達が元気そうで良かったです。
これからも元気で過ごせますように。
昔から白鳥が居たんですね。
知りませんでした。
[2012/05/17 15:27] URL | 太巻きおばば #-[ 編集 ]
共存していていいお話ですね
肥料も農薬も使わず 人間にも鳥にもいいですしね

ゴーヤ大きく育つといいですね
[2012/05/17 21:07] URL | 93:duck4様 #-[ 編集 ]
スキップさんへ

おはようございます!
コメント、誠にありがとうございます!

>  「人を笑わず人と笑う」の八角(やすみ)です初めてコメントさせていただきます。東北に白鳥神社が多いこと、というか白鳥神社があるということも知りませんでした。
>  その理由、読ませていただいた通りなのではないでしょうか。人間の生活と生き物のそれとはなんらかの関係を持ってきたんですね。それは今も変わらないはずなんですが、そのような世界があることを忘れてしまった日本人ですね。
>  退職すると見えなかったもの、見ようとしなかったものが見えてきます。生の人間として、感じ、考え行動することが出来るようになるんです。しかし、現役時代の自分は生きていなかったというとそうでもないんですね。
>  人間の認知力の限界ということを思い知らされるということでしょうか。白鳥から人間社会を見る余地を人間精神に残しておく、余裕が求められますね。

実を言うと、わたしも『白鳥の古代史』という一冊の本に出会うまで、
東北地方には、白鳥を祀っている神社がおおいことを知りませんでした。

そして、特に宮城県の南部の白石市周辺では、ハクチョウさんの飛来もします。
古代の人から、受け継いで、今までずっと、
大切にハクチョウさんを大切に保護してきった結果でしょうね!

人間と渡り鳥、生き物と共存していた地域では、
自然を守るという意識も高いのかもしれませんね。

例えば、冬に田んぼに水を張ることにより、
ガン、カモ、ハクチョウさんたちが田んぼに集まってくる
取り組みを宮城県の北部、蕪栗沼周辺では行われています。

これは、まさに、自然、生き物、人間の共存共栄だと思います。
また、今話題になっている朱鷺やコウノトリを野生復帰させる取り組みも
人間と生き物、自然との関係を修復することを願ってのことでしょう。

スキップさんがおしゃるように...

「見ようとしなかったものが見えてきます。
 生の人間として、感じ、考え行動することが出来るようになる」

のように、見ようとしなかったことが見えてきて、初めていろいろなことに気づき、
人間は、感じたり、想ったり、考えたり、行動したりするのでしょうね!

わたしは、ハクチョウさんという渡り鳥を観察して、感じたり、想ったり、考えたり、
行動(観察)したことを、これからもduck4ブログでは配信していきたいと思っています。

スキップさん!
今後とも宜しくお願いいたします!v-519v-521

[2012/05/18 06:30] URL | duck4 #-[ 編集 ]
太巻おばばさんへ

おはようございます!

> 怪我をした白鳥達が元気そうで良かったです。
> これからも元気で過ごせますように。
> 昔から白鳥が居たんですね。
> 知りませんでした。

右羽を怪我したハクチョウさんも左羽を怪我したハクチョウさんも元気ですよ。
同じく、羽を怪我して飛べない、滞在組のハクチョウさんと一緒に生活しています。

怪我しても、飛べなくても、
自然の中で、生き生き生きていますよ!
本当に、野生のハクチョウさんたちは、強いです。

ハクチョウさんたちは、昔からいたようです。
ハクチョウさんたちの末裔もこの地にやってきたことをことを
考えると、生命の神秘を感じさせられますね!v-519v-521
[2012/05/18 06:36] URL | duck4 #-[ 編集 ]
93さんへ

おはようございます!

> 共存していていいお話ですね
> 肥料も農薬も使わず 人間にも鳥にもいいですしね
>
> ゴーヤ大きく育つといいですね

実を言うと、宮城県は、日本一ガンの渡りが多い地域です。
そして、古代の人たちが、ハクチョウも祀り、大切にしてきたことが、
今の自然、生き物、人間との共存するということを育んできたのでしょうね!

今、朱鷺やコウノトリの野生復帰のプロジェクトも
農薬を使わず、元通りの豊かな田んぼに戻すことで、
豊かな自然に戻すことにあるのでしょう。

そんな、日本が来ることを願うduck4であります。

ゴーヤはこれからも、
duck4ブログで紹介していきたいと思っています!v-519v-521
[2012/05/18 06:42] URL | duck4 #-[ 編集 ]
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Author:duck4
ニックネーム:ダック4(Duck4)
趣味:旅行、バードウオッチング(アヒル・ハクチョウ)
小著:『ヒュッゲの国からデンマーク流人生の楽しみ方』
(本の森出版)

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duck4の定点観測ポイントの川には5羽の滞在組のハクチョウさん。大空を飛ぶことができませんが、元気に毎日、川を泳いでいます。この地域の人々にも愛され続けているハクチョウさんたちです。これからも、定点観測ポイントにいる飛べないハクチョウさんのこと中心にブログを配信していきます。今後ともに、宜しくお願いいたします。ブログ主宰者duck4より!

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