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デンマーク留学&ヒュッゲな人生の楽しみ方
生涯教育の学校、フォルケホイスコーレへのデンマーク留学体験をもとに、一冊の本にまとめたお話。
農薬で害虫を駆除するということは...(『沈黙の春』を読んで思ったこと)!
duck4にとってのひとつのルール。

それは、40頁読んだ本は、最後まで読む!

というルールです。


それを、実現できた一冊の本を今日。

duck4ブログでは、ご紹介いたします。


その本とは、レイチェル・カーソン著『沈黙の春』です。

この『沈黙の春』は、duck4ブログでも、何度か、一部を引用して紹介したことがります。


自然は、沈黙した。うす気味悪い。鳥たちはどこへ行ってしまったのか。(一部省略)
 ああ鳥がいた、と思っても、死にかけていた。ぶるぶるふるわせ、飛ぶことができなかった。
 春がきたが、沈黙の春だった。
 


という部分が、わたしの心にこの言葉が、どうしても引っかかっています。

わたしにとっての名著のひとつになりそうです


そして、この引用箇所を読むにあたり、いつも思うこと!

それは、全く、鳥が、鳴かない。

春が、来ないことをを願う限りです



幸いにして、わたしの定点観察のポイントでは、小鳥たちの鳴き声が聴こえているので

今のところは心配しておりませんが...!?



しかし、

このレイチェル・カーソンの『沈黙の春』を読み終えて思ったこと。


それは、私たちが、いつも何気に行っている害虫駆除

鳥たちにとって悪い影響を及ぼしていることにあります。


この本を読み終えるまで、

わたしは、考えたことがなかったテーマでもあったのです。



例えば、私たちは、害虫を駆除するために、当たり前のように

農薬を使ってきました。


それは、害虫が、私たちが食べている農作物を食べつくしてしまうからです

そして、農薬を散布すると、害虫は、気絶して亡くなってしまいます。


でも、それだけだったら良いのですが!?


害虫以外にも、その害虫を食べていた益虫

ひいては、その害虫や益虫を食べていたたちにも、

その農薬の害が及んでしまいます


害虫は、駆除できたとしてもです。

けれども、害虫を駆除しただけでは、なんら解決には、至ってはいなかったのでした。


もし、他の虫が大発生して、農作物を食べつくしたら、

どうするのでしょうか?


もし、農薬を散布したところが野鳥の生息地で、

鳥たちが、地中にいるミミズ、虫を食べ、体内に農薬を濃縮させていたら、

どうなるのでしょうか?


その農薬が有毒だったら、

きっと、その鳥たちは、飛ぶこと。

さえずることが、全くできなくなることでしょう。


それが、沈黙の春なのです。


わたしが、軽率にも思っていたこと。

もし、松くい虫が、美しい松林を食い散らしていたら

わたしは、農薬を散布して駆除すれば良い

といことでした。


しかし、それは、『沈黙の春』を読んでいて気づかされました。


もし、松くい虫を駆除できたとしても、

益虫まで駆除してしまうからです。


また、その農薬で効果がなかった虫たちが、大発生する恐れも秘めています。

野鳥たちも、濃縮された農薬を体内に蓄積することでしょう。



農薬は、わたしたちに、たくさんの恩恵をもたらしてきました。


しかしながら、反面にです。

化学物質は、わたしたちの体にも悪影響を及ぼす物質も

作り出しているのも事実なのです。


詳しい化学的なことは、duck4は、わかりません。


しかし、アレルギーやガンなどの病気は、

人間の体に害を及ぼす何らかの化学物質に起因しているのでしょう


人類にとって、農薬の恩恵体への悪影響は、いつも表裏一体なのかもしれません。
 



DSCF3522_convert_20120412085021.jpg

(イメージ写真:『沈黙の春』の本と小鳥のクリップ






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[2012/04/12 08:17] | 大震災からの一年 | トラックバック(0) | コメント(6) |
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コメント
地球温暖化が進み、当地ではコシヒカリの収量が落ちました。それで新たな農薬を使い始めました。それから、蜜蜂の病気が広がり、逃亡する郡がふえました。2年前は蜜蜂の蜂子だしとかなかったそうです。農薬で耐性が弱っているのだと思います。ヒヨも見なくなりました。最近、おかしいです。本当に鳥がすくないです。
[2012/04/12 20:42] URL | fukuchan #-[ 編集 ]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
[2012/04/12 22:14] | #[ 編集 ]
全て回って来るということですよね
ゴキブリのスプレーだって、人間も吸いこんでるんですもんね

全て 人災なのかも・・・
[2012/04/12 23:10] URL | 93 #-[ 編集 ]
fukuchanさんへ

おはようございます!

> 地球温暖化が進み、当地ではコシヒカリの収量が落ちました。それで新たな農薬を使い始めました。それから、蜜蜂の病気が広がり、逃亡する郡がふえました。2年前は蜜蜂の蜂子だしとかなかったそうです。農薬で耐性が弱っているのだと思います。ヒヨも見なくなりました。最近、おかしいです。本当に鳥がすくないです。

農薬はなくてはならないものです。
でも、収穫がおちて新たな農薬を使い初めて、
動植物に影響が起こらないことを願うのみです。

『沈黙の春』を読み終えてそう思うようになりました。

fukuchanさん。
蜂のこと心配ですね。
今年も、蜂を育てますか?
もし、育てるのであれば、ブログへの投稿。
楽しみにしております。

ヒヨも弱ってしまいましたか!?
農薬散布は、多かれ少なかれ、鳥たちへの影響を及ぼすのですね。

あらためて気づかされた1冊でした!v-519v-521
[2012/04/13 06:52] URL | duck4 #-[ 編集 ]
鍵コメさんへ

コメントありがとうございました!v-519v-521

[2012/04/13 06:54] URL | duck4 #-[ 編集 ]
93さんへ

おはようございます!

> 全て回って来るということですよね
> ゴキブリのスプレーだって、人間も吸いこんでるんですもんね
>
> 全て 人災なのかも・・・

duck4は、全く詳しい化学の知識がないのでわかりません!
わたしは、ゴキブリでなく、
蚊のことを思い出しました。

あの蚊取り線香がなければ、日本の夏は大変ですよね。

かつて、デンマーク人の友人が来たときに、蚊取り線香を炊きました。
友人から頭が痛いからとめてと言われたことがありました。

確かに、すべて人災なのかもしれませんね!v-519v-521
[2012/04/13 07:01] URL | duck4 #-[ 編集 ]
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ニックネーム:ダック4(Duck4)
趣味:旅行、バードウオッチング(アヒル・ハクチョウ)
小著:『ヒュッゲの国からデンマーク流人生の楽しみ方』
(本の森出版)

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duck4の定点観測ポイントの川には5羽の滞在組のハクチョウさん。大空を飛ぶことができませんが、元気に毎日、川を泳いでいます。この地域の人々にも愛され続けているハクチョウさんたちです。これからも、定点観測ポイントにいる飛べないハクチョウさんのこと中心にブログを配信していきます。今後ともに、宜しくお願いいたします。ブログ主宰者duck4より!

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