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デンマーク留学&ヒュッゲな人生の楽しみ方
生涯教育の学校、フォルケホイスコーレへのデンマーク留学体験をもとに、一冊の本にまとめたお話。
越冬地の出水から中継地の韓国、北朝鮮の非武装地帯まで12時間かけて飛ぶ【マナヅル】の群れもいます!
意外に多い「」(ツル)という名前のついた地名。


例えば、

鶴岡(つるおか)。

舞鶴(まいづる)。

真鶴(まなづる)。

という地名を真っ先に、わたしは思い浮かびました。


そして、わたしの住んでいる仙台市周辺でも、

「鶴」(ツル)のつく地名があります。


例えば、

小鶴(こづる)。

鶴巻(つるまき)。

かつて、鶴の巣でもあったのでしょうか?

鶴巣(つるす)

という地名もあります。


皆さんのお住まいの地域で「鶴」のつく地名がありますか

ありましたら、

是非、duck4まで教えていただければ幸いに存じます


これは、推測ですが、

きっと、ツルが多く生息していたところなのかもしれません。


しかし、このツル。

最近では、ツルは、日本全土でめっきり見なくなりました


それには、ツルたちが越冬できる、

湿原や沼が開発により減ってしまったらからです。


とても残念なことです。


宮城県では、かろうじてですが、

ラムサール条約に締結した蕪栗沼(かぶくりぬま)周辺で、

一羽のタンチョウさんのみを見ることができます。


毎年、そのタンチョウさんは、冬にどこからかやって来るそうです。

毎年、地元新聞(河北新報)では、取り上げられます。

迷鳥なのでしょうか?



DSCF1733_convert_20120110090221.jpg

(河北新報の記事より、宮城県蕪栗沼にタンチョウが飛来したときの写真


さて、ちょっと、前置きが長くなりましたが...、



DSCF2102_convert_20120222094524.jpg

(一羽のツルが空を!


出水に越冬しているツルさんたち。

まもなく、繁殖地に戻っていくそうです


いや、もうすでに始まっています。


鳥類学者の東京大学の樋口広芳さんは、

ツルに発信機を装着させ、衛星を利用して追跡調査を行いました。


すると、マナヅルたちは、出水を出発すると、

九州の西海岸を北上

そのまま、ダイレクト韓国と北朝鮮の非武装地帯まで

飛んでいくマナズルも確認されています。


約12時間で、鹿児島県出水から非武装地帯まで飛んでいくそうです。



DSCF2107_convert_20120222094642.jpg

(空中で羽ばたいているツルの群れ



その中には、途中、五島列島、対馬で一晩を過ごし

韓国と北朝鮮の非武装地帯へと飛んでいくマナズルもいるそうです。


そして、非武装地帯にて、1週間から1ヶ月滞在。

その後に、

ロシアのアムール川周辺

中国のチチハル周辺の繁殖地へと向けて飛び立っていきます。



DSCF2113_convert_20120222094754.jpg

(上空を飛んでいるツルの群れ


鶴観察センター周辺は、

ツルたちの保護区になっています。

11月1日から翌年の3月31日までは、その田んぼの所有者でも

入ることができません。


そして、管理人さんは、ツルのために、

毎朝、餌まきをしています


それには、渡りをするツルさんたちは、

渡りの時には、かなりのエネルギーが必要です。



ツルたちが渡りを始めるこの時期には、

たんぱく質や脂肪のある魚を与えるようにしています





(参考文献

『BIRDER 2012年2号』(文一総合出版)

「ガン・ツル・ハクチョウはなぜ集まる?どこに集まる?」樋口広芳著より









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[2012/02/22 08:56] | アヒル・白鳥・野鳥③ | トラックバック(0) | コメント(4) |
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コメント
鶴のお話を読んでいてふと思い出しました。
ヒマラヤに登る人が 鶴がヒマラヤ越えしているのを見たことがあると。
アネハヅルらしいのですが それはそれは
勇壮に見えたそうです。
私も1度見てみたいものだと思いました。
北海道は鶴のつく地名は鶴居村ですね。
[2012/02/22 09:14] URL | cat #NvA2GgUE[ 編集 ]
鶴のつく地名で
またひとつ思いだしました!

熊本県の水俣市に地名ではないのですが『湯の鶴温泉』があります。

名前の由来は昔、傷ついた鶴がこの地の温泉に浸ると怪我が治癒されたことから『湯の鶴』という温泉名がついたそうです。

ここも、よく海水浴へ来て温泉に浸るというのが定番で訪れてました!
出水市からも近いかと思います。

想像ですが出水への越冬の鶴だったのでしょうね。
[2012/02/22 22:38] URL | ウォーターリリー #T4VI7/Tg[ 編集 ]
Catさんへ

おはようごいざます!

> 鶴のお話を読んでいてふと思い出しました。
> ヒマラヤに登る人が 鶴がヒマラヤ越えしているのを見たことがあると。
> アネハヅルらしいのですが それはそれは
> 勇壮に見えたそうです。
> 私も1度見てみたいものだと思いました。
> 北海道は鶴のつく地名は鶴居村ですね。

ヒマラヤを越えていくアネハヅルはすごいですね。
8000メートル級の山を自力で飛ぶのですから。
鳥には、人間にはない能力をたくさん持っています。

鶴博物館の学芸員さんが、おしゃっていましたが、
ツルの中でも、アネハヅルは、一番小さいとのことです。

Catさんがおしゃるように、
一番大切な地名を忘れていました。

鶴居村!
タンチョウの生息地ですよね。

教えて頂きましてありがとうございました!v-519v-521
[2012/02/23 08:04] URL | duck4 #-[ 編集 ]
ウォーターリリーさん

おはようございます!

> 鶴のつく地名で
> またひとつ思いだしました!
>
> 熊本県の水俣市に地名ではないのですが『湯の鶴温泉』があります。
>
> 名前の由来は昔、傷ついた鶴がこの地の温泉に浸ると怪我が治癒されたことから『湯の鶴』という温泉名がついたそうです。
>
> ここも、よく海水浴へ来て温泉に浸るというのが定番で訪れてました!
> 出水市からも近いかと思います。
>
> 想像ですが出水への越冬の鶴だったのでしょうね。

日本には、鶴に関する地名、由来がたくさんありますね。

鶴が傷を癒した「湯の鶴温泉」!
何か、ロマンをそそるお話です。
鶴にまつわる伝説から地名になったのでしょうかね。

日本には、田んぼ、沼、湿地があり、
たくさんの鶴が越冬したり、
生息していたのでしょう。

そのなごりが地名に残されているのかもしれませんね。i-275i-274


[2012/02/23 08:14] URL | duck4 #-[ 編集 ]
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Author:duck4
ニックネーム:ダック4(Duck4)
趣味:旅行、バードウオッチング(アヒル・ハクチョウ)
小著:『ヒュッゲの国からデンマーク流人生の楽しみ方』
(本の森出版)

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duck4の定点観測ポイントの川には5羽の滞在組のハクチョウさん。大空を飛ぶことができませんが、元気に毎日、川を泳いでいます。この地域の人々にも愛され続けているハクチョウさんたちです。これからも、定点観測ポイントにいる飛べないハクチョウさんのこと中心にブログを配信していきます。今後ともに、宜しくお願いいたします。ブログ主宰者duck4より!

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