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デンマーク留学&ヒュッゲな人生の楽しみ方
生涯教育の学校、フォルケホイスコーレへのデンマーク留学体験をもとに、一冊の本にまとめたお話。
母子・父子家庭の「貧困の連鎖」を断ち切る教育と福祉の役割とは...!
日本は、「貧困の連鎖」という問題を抱えています。

例えば、そのひとつの問題として、

母子家庭や父子家庭にとって子育てが大変なことです。


OECDの報告によると、日本の母子家庭世帯の貧困率は、

約15%とOECD諸国中、最も悪くなっています。

ちなみに、最も母子家庭世帯の貧困率が国が、

ヒュッゲ国のデンマークです。


そして、その母子家庭世帯の貧困率の高さのひとつには、

貧困層への所得の再分配が、充分でななかったからでもあります。


つまり、日本は、母子家庭、父子家庭世帯への

充分な社会保障、福祉が機能していないからです。

というのが、わたしの考えです。


日本にも母子家庭、父子家庭世帯を支えるべく、

児童扶養手当」という所得保障制度があります。


この「児童扶養手当」は、子どもと片親になった世帯に、

月額42370円を支給する制度です。


しかし、「児童扶養手当」ですが、

所得に応じて支給額も減らされること。

養育費も所得として認定されてしまうこと。

手当には、期限もあることです。


母子家庭世帯が、安心して子育てをするには、不十分な制度です。

特に、母子家庭世帯は、経済的に困窮しています。

それに、日本の教育費は、あまりにも高すぎます。


原則、高校無償化(公立学校の無料化)で、その負担は少しは低減されたかと思います。

しかし、学用品、制服、通学費、部活動などの活動費、遠足、給食費、

塾などの教育費はかさむので、まだ十分に軽減されたとは言えないでしょう。


未来ある日本の子どもたちのために、もっと教育費に対する支援が必要というのが

わたしの意見です。


例えば、このような事例も報告されています。

親が生活保護世帯を受給すると、

また、その子も母子家庭になり、生活保護を受給。

つまり、ここで、「貧困の連鎖」が起きるのです。


その子どもが、高等教育を受けられずにいたことにも要因があります。

そのため、「貧困の連鎖」を断ち切るためには、

教育が重要な役割を果たしているのです。


未来ある日本の子どもたちのためにも、

教育のみならず社会福祉からの支援が必要な時期にきていると

わたしは思います。






追伸*

みなさんは「高等学校の授業料の原則無償化」についてどう思いますか?











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[2011/12/06 08:02] | 大震災からの社会 | トラックバック(0) | コメント(10) |
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コメント
高校どころか、大学も、教育は全て無償化するべきです。天下りの費用があるなら、全部ほかにまわすべきです。あまくだりの人たちが生活できなというのなら、平社員と同じ仕事をさせるべきです。電力会社が酷いのがよくわかりました。金持ちの連鎖を断ち切りたくないのです、貧困の連鎖は残して起きたいのですね。民主党に期待したのですがね。
[2011/12/06 08:22] URL | ふくちゃん #-[ 編集 ]
未来有る子供達の教育の無償化は大学まで
実施するべきだと思います。
今の手当ての額も低すぎますね。
ドイツでは単位が違います。

税金の無駄使いを止めて、子供達、
特に貧困家庭への援助に力を注いで欲しいです。
[2011/12/06 16:31] URL | 太巻きおばば #-[ 編集 ]
duck4さん、こんばんは^^

日本の政治は国民の生活に向いていませんから。
大学も潰れてしまうでしょうね。学歴社会も終わると
思います。官僚やロスチャイルドのような巨大金融組織
の前で小手先で講じてもよくならないでしょうね。

取りあえず政治家の仕事は、法改正です。
僕も大学まで授業料は無償でいいと思いますが。
[2011/12/06 19:05] URL | はなさかすーさん #dSgqtt7g[ 編集 ]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
[2011/12/06 19:24] | #[ 編集 ]
ふくちゃんさんへ

こんばんは!

> 高校どころか、大学も、教育は全て無償化するべきです。天下りの費用があるなら、全部ほかにまわすべきです。あまくだりの人たちが生活できなというのなら、平社員と同じ仕事をさせるべきです。電力会社が酷いのがよくわかりました。金持ちの連鎖を断ち切りたくないのです、貧困の連鎖は残して起きたいのですね。民主党に期待したのですがね。

わたしの知る限り、大学まで教育費無償のヨーロッパの国々は、
デンマーク、そしてハンガリーもでした。
その他の国の事情は、わかりませんが、ヨーロッパの教育諸事情について
調べてみたくなりました。

わたしも、デンマークに行って驚いたことに、
大学が教育費無料とのことです。
でも、デンマーク人の学生さんたちは、生活費の部分で奨学金を借りるようです。

なので、日本のように、卒業するときに、
多額の借金を抱えなくてもすむようです。

貧困の連鎖を断ち切るためにも、教育費無償の制度は、ありがたいと思います。
特に、義務教育では、給食費、学用品、修学旅行などでお金がかかります。

これは、わたしの考えですが...
介護保険のように、給食費などの全額現物支給の制度が必要ではないかと思います。

大学までの無償化は、日本の国で巨額の財源赤字もあり困難だと思います。
なぜなら、国が破綻してしまうからです。v-519v-521


[2011/12/06 23:25] URL | duck4 #-[ 編集 ]
太巻おばばさんへ

こんばんは!

> 未来有る子供達の教育の無償化は大学まで
> 実施するべきだと思います。
> 今の手当ての額も低すぎますね。
> ドイツでは単位が違います。
>
> 税金の無駄使いを止めて、子供達、
> 特に貧困家庭への援助に力を注いで欲しいです。

未来ある子どもたちのために、子どもへの教育費無償化は必要だと思います。
それが、高校までか、それとも大学までかは議論の余地があります。

ただ、日本の巨額の財政赤字。
そして国民的コンセンサスが得られるかは疑問もあります。

しかしながら、子どもたちの未来。
日本国の将来を考えて、貧困の連鎖による教育格差が生じれば、
それが貧困ドミノになり、国力が衰退しかねません。

子は宝というように、母子家庭や父子家庭への児童扶養手当の増額は必要だと思います。

一生懸命働いている母子、父子家庭の子どもたちへの所得の援助になるからです。v-519v-521
[2011/12/06 23:34] URL | duck4 #-[ 編集 ]
はなさかすーさんへ

> duck4さん、こんばんは^^
>
> 日本の政治は国民の生活に向いていませんから。
> 大学も潰れてしまうでしょうね。学歴社会も終わると
> 思います。官僚やロスチャイルドのような巨大金融組織
> の前で小手先で講じてもよくならないでしょうね。
>
> 取りあえず政治家の仕事は、法改正です。
> 僕も大学まで授業料は無償でいいと思いますが。

日本は他のOECD諸国と比べて、公的な教育支出が非常に少ない国です。
それに、不公平な社会保障制度も、より一層、貧困の連鎖が引き起こす要因を
つくっています。

教育費がかかりすぎだと思います。

わたしは、危惧していることは、
教育格差により貧困層が固定化してしまうことです。

医療、看護、福祉の分野では、人財が不足しています。
その専門職に従事するのには、高等教育が必要です。

高卒者が9割という時代。
やはり、就職するためには、充分な教育を受けた、
専門教育が重要になってくると思います。

おっしゃるように、学歴社会は必要なくなるでしょう。

日本の場合は、残念ながら、巨額の財政赤字。
どこまで、次世代に借金を負わすべきなのか?

そして、どこまで教育費を無償化するのかの、
国民的なコンセンサスを得る議論が必要だと考えました。

やはり、貧困の連鎖を断ち切る一つの方法は、
福祉と教育のバランスにあるとわたしは思っています。i-275i-274

[2011/12/06 23:50] URL | duck4 #-[ 編集 ]
息子が大学に行くので学費のことですが。。。
カリフォルニアでは1世帯の収入額によって子供の学費が決まります.年間学費が5万ドル以上する私立校でも親の収入が6万ドル以下くらいなら授業料と寮費などは免除となります。国と州の援助でまかなえるからです。成績優秀なら本代やコンピューターを買う援助なども出ます。反対にうちみたいなミドルクラスの真ん中みたいな家だと全く援助がないので、学費のためにパートタイムからフルタイムで働くお母さんが増えます。アメリカでも貧困の連鎖は断ち切るのが難しいようです。テイーンエイジの妊娠の問題とかも影響しているようです。生活保護を何代にもわたってもらっている世帯はサイクルから抜け出せないんですね。やる気がないというか。。。私も両親がなく育ち、成績がよかったにもかかわらず大学にいけるとは全く思っていなかった覚えがあります。とにかく一人立ちして食べていかなければいけませんでした。私の時代、女子は両親そろっていて自宅通勤じゃなければメジャー企業には就職もできませんでした。日本も大学授業料無料化が無理なら、やる気のある子供たちだけにでも奨学金で大学に行けるようにするべきだと思います。お金のために教育が受けられないなんて、先進国の中に入っている国として恥ずかしいことだと思います。日本の将来は次の世代にかかっているのですから。
[2011/12/08 14:36] URL | Nobuko Ramirez #-[ 編集 ]
Nobuko Ramirezさんへ

こんばんは!

とても、参考になるコメントで、アメリカの教育事情について勉強することができました。
ありがとうございました。


> 息子が大学に行くので学費のことですが。。。
> カリフォルニアでは1世帯の収入額によって子供の学費が決まります.年間学費が5万ドル以上する私立校でも親の収入が6万ドル以下くらいなら授業料と寮費などは免除となります。国と州の援助でまかなえるからです。成績優秀なら本代やコンピューターを買う援助なども出ます。反対にうちみたいなミドルクラスの真ん中みたいな家だと全く援助がないので、学費のためにパートタイムからフルタイムで働くお母さんが増えます。アメリカでも貧困の連鎖は断ち切るのが難しいようです。テイーンエイジの妊娠の問題とかも影響しているようです。生活保護を何代にもわたってもらっている世帯はサイクルから抜け出せないんですね。やる気がないというか。。。私も両親がなく育ち、成績がよかったにもかかわらず大学にいけるとは全く思っていなかった覚えがあります。とにかく一人立ちして食べていかなければいけませんでした。私の時代、女子は両親そろっていて自宅通勤じゃなければメジャー企業には就職もできませんでした。日本も大学授業料無料化が無理なら、やる気のある子供たちだけにでも奨学金で大学に行けるようにするべきだと思います。お金のために教育が受けられないなんて、先進国の中に入っている国として恥ずかしいことだと思います。日本の将来は次の世代にかかっているのですから。

アメリカと言えば、
教育費が高いというイメージがありました。
多くの大学生が学生ローンを組んで、大学進学。
卒業時には、多額のローンを抱えて就職すると、わたしは考えていました。

有名私立大学でも、6万ドルの収入の家庭の場合、
授業料と寮費が免除されるのですね。
そして、州政府が支援。

昔、アメリカの社会保障制度について勉強したことがありましたが、
アメリカは小さな社会保障というイメージが強くあります。

低所得者のための医療保険制度のメディケイド。
65歳以上が加入するメディケアがあると思います。
詳しい、内容まではわかりませんが、
オバマ大統領の医療保険改革で、アメリカは皆保険制度に移行するのでしょうね。

最近、わたしが、関心を示しているテーマ。
それが「貧困の連鎖が子どもたちに及ぼす影響」です。
社会福祉を勉強して、デンマークのことを本にまとめてから、
思うようになりました。

日本は公教育に対する国の支出がOECD諸国の中で低い国。
一方、デンマークはトップクラス。
確か、アメリカは中位(平均)であったと思います。

そして、母子家庭世帯の貧困率が高いのが日本です。
そのため、母子家庭の子どもたちが、満足な教育を受けられないということになります。
それが、子どもたちにも及ぼす、「貧困の連鎖」です。

Nobukoさんがおしゃっていたように、
日本は先進国の中で、教育制度が遅れていますね。

最後になりますが、
今の時代に日本の社会保障制度もまた追いついていないように思えてなりません。i-275i-274



[2011/12/08 22:36] URL | duck4 #-[ 編集 ]
鍵コメさんへ

コメント、ありがとうございます!

> もっと別の違う形で貧困家庭の援助を考えて欲しと思います。

わたしもそう思います。
母子家庭、父子家庭の貧困対策を考えて欲しいものですよね!i-275
[2011/12/18 21:27] URL | duck4 #-[ 編集 ]
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ニックネーム:ダック4(Duck4)
趣味:旅行、バードウオッチング(アヒル・ハクチョウ)
小著:『ヒュッゲの国からデンマーク流人生の楽しみ方』
(本の森出版)

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