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デンマーク留学&ヒュッゲな人生の楽しみ方
生涯教育の学校、フォルケホイスコーレへのデンマーク留学体験をもとに、一冊の本にまとめたお話。
中学で放射線の授業!
かつて、ハンガリー人の友人に、

ヒロシマには、人は、住んでいるのですか?

という質問を受けたことがありました。


日本人のわたしにとっては、ちょっと意外な質問!

その友人は、よくよく話を聞くと、

ヒロシマのことを次のように思い込んでいました。


アメリカが原子力爆弾を投下して、放射能汚染されていて、

誰も近づくことができない土地だと!


そして、ハンガリー人の友人に、

今の、広島市には、人口100万人以上の人々が住んでいる大都市になっている

と話したと思います。


ヒロシマ、ナガサキという都市のことは、

世界の歴史の中で、知識としても、誰もが知っていることです。


しかし、今どうなっているのかまでは、

外国人には、なかなか理解されていないのかもしれません。



例えば、今から25年前の1986年

チェルノブイリというところで原発事故があっても、

今どのようになっているのかまでは、多くの日本人はわからないのと同じです。



これより、本題に入りますが、

NHKのクローズアップ現代では、『どう教える”放射線”』

というテレビが放送されていました。


この番組では、来年より、31年ぶりに中学校の理科の授業で、

「放射線」について教えることになる教育現場の葛藤と、

教育の取り組みのヒントを放送していました。


そのため、先生たちが、

全く知識がない放射線について教えるため、

試行錯誤しているようでした。


例えば、先生の試行錯誤として、

福島第一原子力発電所から40キロ離れたとある小学校の校長先生は、

子どもたちに、放射線の正しい知識を教えるために、

ザリガニを使うことにしました。


学校のそばには、小川があり、

原発事故前までは、子どもたちが遊んでいました。


その小川には、ザリガニが生息していて、校長先生が捕まえ、

放射線量を測定したところ、高い値が検出されたのです。


そして、校長先生は、水で洗ったザリガニを子どもたちの前で、

測定して見せることにしました。

すると、ザリガニの測定値は、

校舎内の放射線の値と変わりがなく低かったです。



子どもたちは、ザリガニを通して、除染の大切さを学ぶことになりました。


もうひとつは、

奈良県の私立中学校の科学クラブのお話です。

この学校では、クラブ活動の一環で、放射線の自由研究を行っています。

かつて、在籍した生徒の素朴の疑問からでした。


その研究のひとつが、

広島市で、実際、放射線量を測定したところ、

東京と全く同じ値になっていました。


そして、生徒たちが、広島市民にアンケート調査を行ったところ、

約3割の人々が、他、原爆が投下されて66年以上経過した今でも

放射線量が高いと思っていたようです。



最後になりましたが、

わたしも含めて、放射線のことは、知らないことが沢山あります。


自分から、学んでいかないと、放射線の知識はわからないものです。


そして、未来ある子どもたちは、これから30年以上も、

目には見えない放射線と戦っていかなければなりません。


そのときに大切なことのひとつに、理科の授業で教えられたことが、

役に立つことだと思います。




CIMG9074.jpg

(将来に虹がでることをイメージして...




(参考番組

クローズアップ現代『どう教える”放射線”』(10月11日放送より)



(お知らせ

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[2011/10/12 07:00] | 大震災からの課題 | トラックバック(0) | コメント(4) |
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コメント
こんばんわ
私も、放射能の事を研究しています
やはり、無知でいるのは怖いですから

自分を守れるのは、知識ですね
[2011/10/12 22:28] URL | Fランナー #V8uOUIPU[ 編集 ]
Fランナーさん

おはようございます!

> やはり、無知でいるのは怖いですから

わたしもそう思います。

この福島の事故後、今まで知らなくても良かったことを
知る必要に迫られました。

知ることで、今までわからなかったこと。
隠されていた真実が、
私たちの目の前に、さらされるようになりました。

> 自分を守れるのは、知識ですね

特に目には見えない放射能の恐怖は、ある程度の知識が必要ですね!
全く、同感です。i-275
[2011/10/13 06:12] URL | duck4 #-[ 編集 ]
私もあまり詳しくはありませんが・・・。
先日学校でもこれから長く付き合わなければいけない放射能について話が出ました。
知識があれば回避できる部分もあるという事を、子供たちに伝える時期が来たのでしょうね。
少しづつですが・・・。
放射能について正しい知識を勉強し、冷静に判断できるようになりたいと思います(*^。^*)
[2011/10/14 21:55] URL | カボボン #-[ 編集 ]
カボボンさん

おはようございます。

> 先日学校でもこれから長く付き合わなければいけない放射能について話が出ました。
> 知識があれば回避できる部分もあるという事を、子供たちに伝える時期が来たのでしょうね。
> 少しづつですが・・・。
大切なことだと思います。
あの事故以前は、何も放射線の怖さなど知らずに生活していました。

でも、事故後。
食品の安全性、福島の様子など、極力情報を集めるようにしています。

おっしゃる通りで、わたしも、「知識があれば回避できる部分」も多々あると思います。
未来のある子どもたちは、これから見えない敵!
放射能汚染と戦っていかなければなりません。

誤解や偏見をうまないためにも、
教育の果たす役割は、非常に大きいと思います。
学校の先生方には、頑張ってほしいものです。

> 放射能について正しい知識を勉強し、冷静に判断できるようになりたいと思います(*^。^*)
子どもたちのように、わたしも、放射能の知識をべんきょうしないといけませんね!

でも、化学は苦手でした!v-519
[2011/10/15 06:13] URL | duck4 #-[ 編集 ]
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ニックネーム:ダック4(Duck4)
趣味:旅行、バードウオッチング(アヒル・ハクチョウ)
小著:『ヒュッゲの国からデンマーク流人生の楽しみ方』
(本の森出版)

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