FC2ブログ
デンマーク留学&ヒュッゲな人生の楽しみ方
生涯教育の学校、フォルケホイスコーレへのデンマーク留学体験をもとに、一冊の本にまとめたお話。
放射能の除染in福島市!
先月、福島市に行って来ました。

夏の暑い盛りとはいえ、おのおの家では、

窓を閉め切って生活をしているようでした。


土曜日のお昼時。

それも、お盆ということもあり、

福島駅前周辺、官庁街では、人通りも少なく寂しく感じました。


福島市でも、放射能汚染がとても高いホットスポットが、

官庁街から見て阿武隈川の対岸の渡利地区にあります。


さて、新聞の記事をひとつここで、紹介いたします。


渡利地区にお住まいの方が、自宅の放射線量が高かったため、

業者さんにクリーニング依頼しました。


約50万円をかけて、

屋根、雨どい、外壁、ベランダを水で洗浄してもらいました。


でも、洗浄前に毎時1.2マイクロシーベルトあったものが、

洗浄後もほとんど変わりませでした。


屋内も毎時1.1マイクロシーベルトから0.9マイクロシーベルトに下がっただけでした。


「思ったような効果が得られなかった!」

と、その渡利地区にお住まいの方は、言っていました。

その方が、屋内にずっと生活をしていたときに受ける放射線量は、

年間7.8ミリシーベルトになります。


その原因として、

この渡利地区の近くに弁天山というがあり、

放射線量が高いからでなないかと考えられています。


今、問題になっていること。

それは、森の中が、とても放射線量が高い!ということです。

森の木々や落ち葉が、放射線を蓄え地下水に浸透してしまうからです。

その浸透した水が沢から川に流れこみ、

川魚に濃縮してしまいます。


例えば、チェルノブイリ事故後。汚染地域では、除染作業を続けてきました。

しかし、放射線に汚染された森の除染は、出来なかったそうです。


福島県の原子力対策の担当者が、次のように言っていました。

「除染は、地域全体で行わなければ、効果がない!」

関東から東北地方にかけて、ホットスポットは、点在しています。

特に、森の中も比較的高いと言われています。


その地域全体をもし除染できたとしても、

その汚染物質をどこに保管するのか、でも、問題が起きます。


また、汚染されたすべての地域を除染するには、何百兆円という試算もでて

います。


この新聞報道から思うこと。

それは、放射能汚染の除染の困難さを知らされるだけでした。






(参考資料)

河北新報 2011年9月6日記事「除染福島放射能との闘い」より




                                                                    




にほんブログ村 海外生活ブログ デンマーク情報へ





スポンサーサイト



[2011/09/07 07:27] | 大震災からの鎮魂 | トラックバック(0) | コメント(4) |
<<大量の放射能廃棄物の最終処分! | ホーム | 「オーランチオキトリウム」の実験in仙台!>>
コメント
菅さんが辞めて、野田さんにかわりましたら、自然エネルギーからまた原発へシフトしそうですね。管さんには官僚や財界が反発していましたから、マスコミを通して、悪い所ばかり流すんですよね。小泉さんなんか何も良い事をしないのに、マスコミは一切批判しませんでした。原発を少しでも減らして、再生可能エネルギーに全力を傾けてもらいたいです。福島の原発事故で誰が責任を取ったのでしょう。古書にはマグニチュウド9クラスの地震があったと記録されているのに、想定外だとは済まされません。この国は誰も責任をとらないで甘い汁ばかりすっています。福島の人がかわいそうです。。
[2011/09/07 07:51] URL | ふくちゃん #-[ 編集 ]
こんにちは。。。
はじめてコメントします、、、WEDGWOOD のKeiです。。。

興味深い記事ですね。。。
除染は、地域全体で行わないと、、、
やはり難しいですよね。。。
しかも、山にたまってしまう放射線物質の除染は、、、さらに難しいのでしょうし。。。
汚染物質の保管問題、お金の問題などなど、、、課題は山積み。。。
日本政府は、次から次へとやってくる難問に
どのように立ち向かって解決していくことができるのでしょうか。。。頭が痛いところです。Kei
[2011/09/07 09:20] URL | Kei #-[ 編集 ]
ふくちゃんさん

コメント、ありがとうございます。

おしゃる通りだと思います。

誰も責任を取らず、決定過程もどこか曖昧。
疑心暗鬼になってしまうのも当然だと思います。

福島の事故に関しては、「透明性」のある検証をして欲しいものです。

活断層がなかったかとか?
過去にどれだけの津波が襲ったのか?
事故後の放射線の広がりは?

情報を隠蔽しすぎだと思います。
都合の悪い情報も迅速に公表して欲しかったです。

それが、福島の人々の健康を守り、不信感を払拭することになったと思います。

子どもたちの健康を考えたら、迅速な対応をして欲しかったです。v-519





[2011/09/07 20:09] URL | duck4 #-[ 編集 ]
Keiさん

コメント、ありがとうございます!

わたしも、その記事を読んでなるほどと思いました。
地域、全体で除染しないと効果がないということです。

> 汚染物質の保管問題、お金の問題などなど、、、課題は山積み。。。
これが、一番の気がかりです。
一個人では、決められないことです。
保管をするにも、その地域の理解が必要になります。
また、他の土地に持っていくことも、現実問題として不可能なことです。

人々のコンセンサス(合意)の形成は、困難を極める問題だと思います。
最終的には、高度な政治決断になることとでしょう。i-275
[2011/09/07 20:19] URL | duck4 #-[ 編集 ]
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL
http://duck4.blog74.fc2.com/tb.php/435-cb0720ea
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
プロフィール

duck4

Author:duck4
ニックネーム:ダック4(Duck4)
趣味:旅行、バードウオッチング(アヒル・ハクチョウ)
小著:『ヒュッゲの国からデンマーク流人生の楽しみ方』
(本の森出版)

最新記事

最新コメント

カテゴリ

カレンダー

12 | 2020/01 | 02
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

duck4からのお知らせ!

duck4の定点観測ポイントの川には5羽の滞在組のハクチョウさん。大空を飛ぶことができませんが、元気に毎日、川を泳いでいます。この地域の人々にも愛され続けているハクチョウさんたちです。これからも、定点観測ポイントにいる飛べないハクチョウさんのこと中心にブログを配信していきます。今後ともに、宜しくお願いいたします。ブログ主宰者duck4より!

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

リンク

このブログをリンクに追加する

QRコード

QR