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デンマーク留学&ヒュッゲな人生の楽しみ方
生涯教育の学校、フォルケホイスコーレへのデンマーク留学体験をもとに、一冊の本にまとめたお話。
「エネルギー・デモクラシー!」
今から11年前の2000年。

飯田哲也(いいだてつなり)さんが書かれた一冊の本。


『北欧のエネルギーデモクラシー』(新評論)は、

北欧のスウェーデンとデンマーク

エネルギー政策の決定過程と市民とのかかわりが書かれています。


今の日本のエネルギー政策や原発問題の参考になる本だと思います。


その中で、

飯田さんは、

日本社会が、

「エネルギーや原発について」

2つ対立軸に分けるところから議論を始めると言っています。


それは、「原子力を推進するか?」

「それとも原子力を反対か?」

という単純に2つにわけたレッテルを貼った方が、

私たちは、安心できるからです。


そのため、

私たちの日本社会は、「踏み絵」を踏むような、選択を迫られ、

決定後に、大きなしこりが残り、

重大な亀裂が、その後も対立が、しばしば、起こしてしまっています。


一方で、私たちが、北欧の人々を見ると、少し戸惑うことになるでしょう。


それは、わたしも、デンマークにいたときに感じたことです。

何か、物事を決めるときには、必ず話し合いを持ち、

その話し合いのプロセスを重要視して、決定するからです。


デンマークの社会では、「お上」から押し付けるような、

日本社会とは、決定手順や方法が違います。


最近、わたしが耳にする言葉で、

「持続可能な社会」「持続可能な発展」があります。

例えば、「持続可能なエネルギー」など。


そして、重要なことは、デモクラシーです。


つまり、

市民や地域コミュニティーが、彼ら自体で、

自らのエネルギーを決めていくことになります。

それは、「エネルギーデモクラシー」です。


地域コミュニティーが、農産物のみならずエネルギーも生産することになります。

このウリ文句は、まさに「ちさんちしょう」のエネルギーです。


飯田さんは、

ヨアン・ノルゴー博士のことばを引用して、次のように言っています。

「未来は予測するものではない、選び取るものである」


CIMG9009.jpg

(飯田さんの著書より


(参考文献

飯田哲也(いいだてつなり)著『北欧エネルギーデモクラシー』(新評論)






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趣味:旅行、バードウオッチング(アヒル・ハクチョウ)
小著:『ヒュッゲの国からデンマーク流人生の楽しみ方』
(本の森出版)

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