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デンマーク留学&ヒュッゲな人生の楽しみ方
生涯教育の学校、フォルケホイスコーレへのデンマーク留学体験をもとに、一冊の本にまとめたお話。
住民の方々に見守られながら旅立った高圧電線に衝突したオオハクチョウさん!
何とか、浮いていた、

高圧電線に衝突したオオハクチョウさん。🦢


しかし、浮いているのもやっとになり、

川の流れに身をゆだねるのもやっとになり、

何度もクチバシを水中に潜らすようになりました。


これでは、命が助からない。

一刻も早く、救出しなければという空気が、

ヒトたちの共通認識となりました。


そこで、棒を使って、

川を漕いで岸に引き寄せつことにしました。


DSCN3722_convert_20191211171317.jpg

(漂っているのやっとの衝突したオオハクチョウさん!)

そして、

岸にあげることに成功。


すると、このオオハクチョウさんは、

ぐったりの横になりました。


クチバシを開けたり閉じたりして、

息を吸っていました。


しかし、

この七北田川で多くのハクチョウさんたちを見守ってきましたが、

ここまで、苦しそうな仔を見たのは初めてでした。


地元のヒトが、

このハクチョウさんを受け入れ先の病院を探してくれましたが、

早朝だったこともあり、なかなか見つかません。


DSCN3736_convert_20191211171336.jpg

(クチバシを必死に開け呼吸するオオハクチョウさん!)

すると、このオオハクチョウさんは、

渾身の力を込めて、起き上がりました。🦢


復活したのかと思ったのですが、

クチバシを大きく開いて、

でも、苦しそうに息を吸い込んでいました。




(再び起き上がったオオハクチョウさん!)

しかし、前かがみになるように、

クチバシで地面を支えました。


「苦しい!」

「けどね!また、仲間たちのところに戻りたい」

という心の叫びが聞こえてきました。🦢


DSCN3743_convert_20191211171426.jpg

(オオハクチョウさん!)

クチバシでも体を支えることができなくなった、

高圧電線に衝突したオオハクチョウさんは、

倒れこみました。


微力の力で、羽を広げて、

体を持ち上げようとしていました。


そして、かすかな心臓の鼓動が響き、

いつのまにか、動きが止まりました。


まわりには、一緒に旅をしてきた仲間のハクチョウさんたち。


この仔と一緒に高圧電線の付近まで、

飛んでいたであろう数羽のハクチョウさんも、

遠くからこの衝突した仔の様子を伺っていました。


また、警戒音を発するように鋭く、

「コォ!コォ!コォ!コォ!」

「大丈夫か!頑張れよ!」

と、仲間を案じるように鳴き続けていました。🦢


DSCN3744_convert_20191211171447.jpg

(オオハクチョウさん!)

この仔の心臓の針は、完全に止まっていました。


徐々に、冷たくなり、硬直し始めている体。

彼方遠くに飛んでいく朦朧とした意識の中、

目は開いてこちらを見ているようでした。


DSCN3791_convert_20191211171537.jpg

(オオハクチョウさん!)

地元の方が持ってきてくれた

タオルケットに横たわり、

苦しみから解放されたのか、

天国へと旅立っていきました。


DSCN3792_convert_20191211171600.jpg

(タオルケットにくるまって永眠するオオハクチョウさん!)

その後、

このハクチョウさんをどうするかと話し合い。


この仔を見届けてくれた地元の方が、

仙台市で運営しているペット葬祭場を見つけてくれ、

連絡してくれました。


すると、30分後には、

仙台市ペット葬祭所の方が、

来てくださいました。


DSCN3802_convert_20191211171626.jpg

(仙台市ペット葬祭所の車!)

そこで、車まで、無念のあまり旅立っていったこの仔を運び、

体重計に乗せました。

タオルケットにくるまれていたので、

実際よりはもう少し軽いと思いますが、

10.10キロほどありました。


その葬祭所の職員さん曰く、

「平均ぐらいの体重のハクチョウさんですね!」

とおしゃっていました。


また、

「かつて、重い仔だと13キロの仔もいたんですよ!」


そして、

「シベリアには戻れまっせんでしたが、

こうやって、最後まで、

見届けてくれることは珍しいことですよ!」

とおしゃっていました。


最後に、

手を振って、

この仔をみんなで見送りしました。


DSCN3805_convert_20191211171649.jpg

(この仔の体重は10キロほど!)




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🦢
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[2019/12/13 05:12] | 2019年12月白鳥さんブログ | トラックバック(0) | コメント(14) |
<<あのオオハクチョウさんから学んだこと! | ホーム | 高圧電線に衝突したオオハクチョウさん!>>
コメント
duck4さん、お疲れ様でした。
オオハクさん、よく頑張りましたね。
苦しかったですね。
タオルに包まれた姿は天使のようです。

こうした瞬間を目にするのも、記録するのもハクチョウ好きなduck4さん.お辛い気持ちもあったことと思います。
しかしながら、こうして残したことはこの子の生きた証だと私は思います。
この子は、私たちに色々なことを残してくれました。
2年前のクリスマス、わかばちゃんに全く同じことが起きました。怪我も具合もわかばちゃんと似ています。
ただ、わかばちゃんは運が良いのか、体力があり、今にいたりますが、わかばちゃんが生きていることも、斑ちゃんたちが生きているのも当然ではなかったんですよね。
彼らには運を味方にする力もあったのかもしれませんが、二度とこんなことがおきないよう、送電線にカバーをつけるように市が計画したものの、東北電力で二の足を踏んでいると聞いたこともあります。

どうか安らかに眠れますように。
残されたこの子の家族にも幸せが音連れますように。
[2019/12/13 11:38] URL | うい #-[ 編集 ]
duck4さん、こんばんは

皆様の懸命な願いも届かず、最悪の事態になってしまい残念ですね。
この子の冥福を心よりお祈り申し上げます。
いまごろは自由に空を飛び回っていることでしょう。
[2019/12/13 19:01] URL | ハロゲンくん #-[ 編集 ]
dack4さん
悲しいですが、本当に最後まで、皆さんに見てもらえてよかったです。
頑張って、ここまで飛んできてくれて、残念でしたが、この白鳥さんのご冥福をお祈りします。
見届けてくださったみなさんにも感謝。
[2019/12/13 19:20] URL | ami #-[ 編集 ]
ハクチョウさん、よく頑張りました。
痛かったことでしょう、苦しかったでしょう。

最後の力をふりしぼり
くちばしでささえ、そして、静かに旅立った仔

心から
ご冥福を祈りたい。

ハクチョウさん、
電線のない天国の空を飛んで、
そして、ゆっくりと羽根を休めてくださいね
[2019/12/13 21:13] URL | みや #-[ 編集 ]
目の当たりに見るととてもショックだったと思います。
最後まで見届けて、七北田川の方達はハクチョウさんを愛しているのですね。
死んでしまったハクチョウさんの仲間が鳴いていたことが心に響きます。
[2019/12/13 21:50] URL | パッサ- #-[ 編集 ]
ういさんへ

こんばんは!

> duck4さん、お疲れ様でした。
> オオハクさん、よく頑張りましたね。
> 苦しかったですね。

最初は、自力で泳げていたんですが、
何か、クチバシを水につけるように苦しんでいるがわかり、
すぐ救助しなければという周りの空気に変わりました!

よく、ここまで、頑張ってくれたと思います!

> タオルに包まれた姿は天使のようです。

眠っている姿は、まるで天使ですよね!

> こうした瞬間を目にするのも、記録するのもハクチョウ好きなduck4さん.お辛い気持ちもあったことと思います。

いや、どうのようにブログにすべきか、
あれこれ考えこみました!

ただこの天国へと旅立ったハクチョウさんのことを無駄にはできないとの思いで、
書くことにしました!

そのことが読み手のヒトに伝わればと思いました!

> しかしながら、こうして残したことはこの子の生きた証だと私は思います。
> この子は、私たちに色々なことを残してくれました。

ういさんがおしゃる通りに、
この仔の生きていた証を残すことができたことは、
何よりでしたね!


> 2年前のクリスマス、わかばちゃんに全く同じことが起きました。怪我も具合もわかばちゃんと似ています。

わかばちゃんとは、クリスマスだったんですね!🦢

> ただ、わかばちゃんは運が良いのか、体力があり、今にいたりますが、わかばちゃんが生きていることも、斑ちゃんたちが生きているのも当然ではなかったんですよね。

体力の差、運不運もありますよね!
こちらの滞在組もそうだったのかもしれませんね!

> 彼らには運を味方にする力もあったのかもしれませんが、二度とこんなことがおきないよう、送電線にカバーをつけるように市が計画したものの、東北電力で二の足を踏んでいると聞いたこともあります。

宮城野大橋にも、送電線にカバーをつけて欲しいものですね!
「あの送電線の下には、交通量の多い橋があるので、
もし車のフロントガラスに衝突したら、
ドライバーも怪我をする恐れがある」という理由付けです!

数日目には、あの高圧電線で、カワウさんが衝突して、
この仔のように天国へと旅立ってしまいました!

> どうか安らかに眠れますように。
> 残されたこの子の家族にも幸せが音連れますように。

苦しんだと思いますが、
心優しい、住民の方たちと、この仔をお見送りできたことは、
何よりだったと思います!v-519v-521
[2019/12/13 22:13] URL | duck4 #Q8SYUW.A[ 編集 ]
ハロゲンさんへ

こんばんは!

> duck4さん、こんばんは
>
> 皆様の懸命な願いも届かず、最悪の事態になってしまい残念ですね。

周りの住民の方々のおかげで、
旅立った仔は、お見送りできたことは何よりの救いだった思いますね!

> この子の冥福を心よりお祈り申し上げます。
> いまごろは自由に空を飛び回っていることでしょう。

あのペット葬儀屋さんの
「シベリアへ戻れなかったのが残念に思う」
という言葉が今でも響いています!

きっと、どこかの空を自由に飛んで行って、
仲間たちを見守っていてくれているでしょうね!v-519v-521
[2019/12/13 22:16] URL | duck4 #Q8SYUW.A[ 編集 ]
amiさんへ

こんばんは!

> dack4さん
> 悲しいですが、本当に最後まで、皆さんに見てもらえてよかったです。

独りだったらどうしていたことでしょうね!
周りにこの仔のために動いてくれていたヒトがいて
その助けがあり、見送ることができたと思っています!

> 頑張って、ここまで飛んできてくれて、残念でしたが、この白鳥さんのご冥福をお祈りします。
> 見届けてくださったみなさんにも感謝。

天国へと旅立ってしまいましたが、
安らかに眠っている姿に、何か救いを感じましたね!

見届けてくれた方には、とても感謝しています!v-519v-521
[2019/12/13 22:20] URL | duck4 #Q8SYUW.A[ 編集 ]
みやさんへ

こんばんは!

> ハクチョウさん、よく頑張りました。
> 痛かったことでしょう、苦しかったでしょう。

苦しんで水辺でもがいているときには、
一刻でも早く救助して陸にあげなければと思いで、
いっぱいでした!

> 最後の力をふりしぼり
> くちばしでささえ、そして、静かに旅立った仔

大きくクチバシを開けたり、
地面に支えて立ち上がるとする姿を見ていて、
最後まで生き抜きたいと思っていたに違いありませんよね!

そして、静かに旅立っていきました!
>
> 心から
> ご冥福を祈りたい。
>
> ハクチョウさん、
> 電線のない天国の空を飛んで、
> そして、ゆっくりと羽根を休めてくださいね

旅立ったあとの姿は、
どこか、安堵したようなキモチで、
穏やかな表情をしていたのが、
せめてもの救いでした!v-519v-521
[2019/12/13 22:25] URL | duck4 #Q8SYUW.A[ 編集 ]
パッサーさんへ

こんばんは!

> 目の当たりに見るととてもショックだったと思います。

苦しんで水辺でもがいている姿を見て、一刻も早く救ってあげなければと思いでいっぱいでした!
陸にあげてからは、必死に、息をしようととクチバシを開けたり、
立とうとしましたが、いつのまにか静かになってしまい、硬くなってしまっていました!
旅立ってから数分くらいは、瞳を開いて、こちらの様子を伺っているようにも見えました!

> 最後まで見届けて、七北田川の方達はハクチョウさんを愛しているのですね。

まわりにハクチョウさんたちのことを思い、愛してくれたヒトたちのおかげで、
何とか、お見送りすることができました!

> 死んでしまったハクチョウさんの仲間が鳴いていたことが心に響きます。

一緒に飛んできた仲間たちも、
この仔を見送るように鳴いていたのは、
今でも忘れられませんね!v-519v-521
[2019/12/13 22:29] URL | duck4 #Q8SYUW.A[ 編集 ]
こんにちは。
ちょっとショッキングな記事でした。人間が自然の驚異から身を守るために科学技術を発展させたものの、それによって人間自身も事故などで身体が脅かされることもある今の世の中。生息環境が破されるなどして、いちばん危険にさらされているのは野生の生き物なんでしょうね。昔は送電線なんてなくて自由に飛んでいただろうに。それでも地元の方がたのタオルケットを持ってきたり、動物の葬儀社に連絡を取ったりといった優しさが伝わってきます。
[2019/12/15 13:31] URL | bird run #-[ 編集 ]
こんにちは duck4さん

また 白鳥さんが高圧電線の被害に遭ってしまい・・
とても可哀想で 残念で・す。
皆で 守っていかないといけない 大切な渡り鳥さんなので
何とか 高圧線にぶつからないように 人間が手をつくす
ことが出来ないものかと・・ 強く願っています。

そして duck4さんが書かれていたように、怪我をした
白鳥さんたちを いつでも緊急治療をしてもらえる病院が
あったなら どんなにいいか・・ 

でも duck4さんや七北田川の方達のおかげで 安らかに天へと
旅立っていけたのだと・・ 思いました。
オオハクチョウさん 天国のお空で安らかに・・
[2019/12/15 18:40] URL | ねこ眠り #-[ 編集 ]
bird runさんへ

こんばんは!

> こんにちは。
> ちょっとショッキングな記事でした。人間が自然の驚異から身を守るために科学技術を発展させたものの、それによって人間自身も事故などで身体が脅かされることもある今の世の中。生息環境が破されるなどして、いちばん危険にさらされているのは野生の生き物なんでしょうね。昔は送電線なんてなくて自由に飛んでいただろうに。それでも地元の方がたのタオルケットを持ってきたり、動物の葬儀社に連絡を取ったりといった優しさが伝わってきます。

住民の方が機転を利かせてくれて電話をかけてくれて、市で運営している、
動物の葬儀社さんに来てもらいました!

また、タオル持ってきてくれた方もいて、
あの仔を包んであげられました!

30分ほどは苦しみましたが、
旅立ってからは安らかなお顔になっていたので、
何か見送ってあげられてよかったと思っています!

周りのヒトたちに助けられました!v-519v-521
[2019/12/15 22:49] URL | duck4 #Q8SYUW.A[ 編集 ]
ねこ眠りさんへ

こんばんは!

> こんにちは duck4さん
>
> また 白鳥さんが高圧電線の被害に遭ってしまい・・
> とても可哀想で 残念で・す。

衝突したときは、泳いでいたのですが、
クチバシを水面につけたりあげたり、
苦しそうだったので、陸にあげて受け入れ先を探している最中に、
息を引き取ってしまいました!

> 皆で 守っていかないといけない 大切な渡り鳥さんなので
> 何とか 高圧線にぶつからないように 人間が手をつくす
> ことが出来ないものかと・・ 強く願っています。

何もないことを日々、祈っているのですが、
どうしてもあのような事故は起きてしまいますね!
残念で仕方ありませんね!

> そして duck4さんが書かれていたように、怪我をした
> 白鳥さんたちを いつでも緊急治療をしてもらえる病院が
> あったなら どんなにいいか・・ 

そうですよね!
あの時間帯は、まだ、開いていなく、
盲点でした!

一生懸命に受け入れ先を探したのですが、
まだ、動物病院が開いていませんでした!

> でも duck4さんや七北田川の方達のおかげで 安らかに天へと
> 旅立っていけたのだと・・ 思いました。

皆で、この仔のことを見送れたことは、
少なからずの供養になったと思っています!

> オオハクチョウさん 天国のお空で安らかに・・

旅立ったときのお顔は、おだやかだったので、
これが唯一の救いでした!v-519v-521
[2019/12/15 22:55] URL | duck4 #Q8SYUW.A[ 編集 ]
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ニックネーム:ダック4(Duck4)
趣味:旅行、バードウオッチング(アヒル・ハクチョウ)
小著:『ヒュッゲの国からデンマーク流人生の楽しみ方』
(本の森出版)

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