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デンマーク留学&ヒュッゲな人生の楽しみ方
生涯教育の学校、フォルケホイスコーレへのデンマーク留学体験をもとに、一冊の本にまとめたお話。
出来るだけ遠くへ逃げなさい!
大震災の教訓から学んだこと。

それは、生命の危機をどのように回避するかということです。


宮城県では、大地震のあとの大津波。

わたしの住んでいる地域から1キロ先にも津波がきました。

そして、尊い命が失われました。


福島県でも、大地震のあとの大津波。

そして、原発爆発。

目に見えない放射線の恐怖が襲ったのです。


未曾有の災害のとき。

それも、全く災害に関する情報がないとき。

「あなたならどうしますか?」

津波の場合は、できるだけ高台に逃げることが鉄則です。

この考えは、先人の知恵として、私たちにも受け継がれてきました。



これが、放射能汚染のときは、どのように対処すれば良いのでしょうか?

「最悪の場所から、できるだけ遠くに逃げること!」


今、わたしが読んでいる本。

広河隆一著『原発被爆』(講談社)では、そのことが指摘されています。


そして、妊娠している女性や小さな子どもたちを

「できるだけ早く、遠くて安全なところに避難」させることです。



原発事故後。

アメリカ政府など世界各国の政府が取った措置。

「自国民をできるだけ遠くに逃げる」

という対応は、日本人にしてみれば、大げさに見えたかもしれません。

しかし、その対応は、普通の国なら、当然の対応だったと、わたしは思います。


日本政府が、原発事故に関する充分な情報が発表されない中で、

情報を隠していると考え、

各国政府は、自国民のために、一時期、

東京からの退避命令を取りました。



広河氏は、著書の中で言っています。

「信頼される体制が確立されるまでは、核事故が起きたら、

 自分の判断を優先をさせる他にはありません」



私たちのすべを守る手段、それは私たち自身の判断にゆだれらるたのです。


例えば、今回の原発事故で分かったこと。


政府が発表した、

「年間、20ミリシーベルトまで被爆しても子どもたちは安全!?」


政府や電力会社が、繰り返して言ってきました。

「原発は、お金がかからない!」

「日本の原発は、安全だ!」


しかし、大惨事が起きました。


広河氏は、指摘します。

私たちが最も知りたいすべての情報は、政府や電力会社側がもっています。


当然、都合の悪い情報もです。


そのため、私たちは、発表された情報を鵜呑みにはせずに、

自らが情報収集して調べなければなりません。


それでも、危ないと思ったら、「出来るだけ遠くへ逃げる」ことです。


臆病に思えることこそ、実を言うと勇気ある決断ということが、

災害時の避難の鉄則だと思いました。








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[2011/05/17 06:14] | 大震災からの復興 | トラックバック(0) | コメント(2) |
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コメント
今回の地震、原発事故は海外の方が的確な情報を把握してたとしか思えません。
全て予想だったかもしれませんが、最悪を考えてとった行動。

フランスは原発が最も多い国。
その怖さも知っていたから、自国民を日本から救い出した。
逃げ場の無い日本人はどうなるのでしょうか。
これから先の事を考えて、日本を滅ぼす事の無い政治をとって欲しいと思います。
切実に!
[2011/05/17 17:32] URL | 太巻きおばば #-[ 編集 ]
太巻きおばばさん

こんばんは!

> 今回の地震、原発事故は海外の方が的確な情報を把握してたとしか思えません。
> 全て予想だったかもしれませんが、最悪を考えてとった行動。

わたしもそう思います。
わたしは、福島の放射能高濃度の予測を、イギリスの気象庁HPを参考にしました。
その後、1ヶ月ぐらいして、日本で公表されたと思います。
とても遅すぎです。

> フランスは原発が最も多い国。
> その怖さも知っていたから、自国民を日本から救い出した。

海外は、危機管理に対する認識が徹底しています。
それが、先進国なら当然のことです。
でも日本は?

> 逃げ場の無い日本人はどうなるのでしょうか。

これは、わたしの考えですが、この大震災、津波、原発事故で
日本人がもっと「危機管理」について真剣に考えて欲しいと思います。
「できるだけ遠くへ逃げなさい」
といっても限界があります。

ドイツのように、多少コストが高くなっても、安全には妥協しない。
それが、ドイツのブランド力の根源かと思います。

「危機管理」については、時々、duck4のブログでは書いていくつもりです。

当然、「あひる」のことも!


[2011/05/17 20:52] URL | duck4 #-[ 編集 ]
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Author:duck4
ニックネーム:ダック4(Duck4)
趣味:旅行、バードウオッチング(アヒル・ハクチョウ)
小著:『ヒュッゲの国からデンマーク流人生の楽しみ方』
(本の森出版)

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