![]() 「放射能のチリ」は、大気中、地中、海中を汚染し続けています。
それは、今も、福島第一原子力発電所から放出されているからです。 放射線の値は、福島県の一部の地域では、高い値を示しています。 その「放射能のチリ」は、今も、拡散しています。 福島県の一部の学校の校庭では、放射線量が高いまま、汚染されています。 ある福島県郡山市の学校は、放射線の汚染された校庭の土を除去しました。 しかし、住民の反対により、汚染された土の処分がストップ。 校庭内に、ブルーシートがかけられたまま、保管、放置されています。 未来の子どもたちに、影響が及ばないためにも、 一刻でも早い、放射線に汚染された、 廃棄物の取り扱いについて解決を望む限りです。 でも、住民の同意に至るのには、紆余曲折が考えられます。 東京電力 ![]() 当然のことながら、その放射能物質は、福島県沖の海底から検出されました。 5月3日の東京電力の発表によると、 通常、土壌から検出される100から1000倍に達する濃度の放射線の値 に達したそうです。 東京電力は、福島県沖、楢葉町の3キロ沖合い(原発より20キロ先)。 南相馬市(原発より15キロ先)で調査しました。 ヨウ素は、98~190ベクレル。 セシウムは、1200ベクレル~1400ベクレルでした。 文部科学省も福島第一原子力発電所の50キロ沖合いで検査をしましたが、 検出されなかったそうです。 福島県は、「放射線量マップ」をやっと公表しました。 その「放射線マップ」によると、放射線量が高い地域として、 葛尾村、飯館村、南相馬市の一部です。 ![]() (放射能マップ:河北新報2011年5月4日記事より) それから、福島第一原子力発電所から50キロ以上離れた、 中通りの福島市、伊達市、二本松市、本宮市、郡山市、須賀川市 などの地域でも検出されています。 その理由として、福島県中通りの地形によるものと分析していました。 福島県中通り地域は、奥羽山脈と阿武隈山地のあいだに位置しています。 地形的には、盆地で、夏はとても暑い地域です。 大気中の空気が、盆地に留まってしまいます。 福島第一発電所から流れてきた空気が、中通り地方の山脈や山地で さえぎられ、集まったものと考えられます。 危険な「放射能のチリ」が、日々私たちの目には、見えないところに、 これからも漂い続けて行くわけです。 そのため、私たちの生活、生命を守るためにも、 情報の開示が求められます。 ![]() 参考資料 河北新報2011年5月4日付け記事より ![]() ![]() スポンサーサイト
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duck4の定点観測ポイントの川には5羽の滞在組のハクチョウさん。大空を飛ぶことができませんが、元気に毎日、川を泳いでいます。この地域の人々にも愛され続けているハクチョウさんたちです。これからも、定点観測ポイントにいる飛べないハクチョウさんのこと中心にブログを配信していきます。今後ともに、宜しくお願いいたします。ブログ主宰者duck4より!
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