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デンマーク留学&ヒュッゲな人生の楽しみ方
生涯教育の学校、フォルケホイスコーレへのデンマーク留学体験をもとに、一冊の本にまとめたお話。
自然回復のチェルノブイリ!?
チェルノブイリの今。

それは、豊かな自然に戻りつつあるという事実です。


わたしは、福島の事故まで、

全くヨーロッパ人が、チェルノブイリ放射能汚染を危惧していたことを

知りませんでした。

世界地図上。

現在、どこの国に、チェルノブイリがあるということさえも。


特段、福島の事故が起きるまでは、気にも留めてもいませんでした。

遠い国の出来事のようにしか、思っていませんでした。


福島事故後、わたしは、チェルノブイリに関する断片的な情報を

収集することから始めたのです。


友人が、ウクライナ在住なので、先日メールし、

現在のチェルノブイリについて尋ねてもみました。


そのことは、昨日のブログ。

「ウクライナからみたチェルノブイリ」にて、紹介いたしました。



現在は、チェルノブイリ原発から、30キロ圏には、

事実上、人間が住むことができなくなりました。


その影響で、

チェルノブイリは、動物たちも増え、自然が回復しています。

しかし、空気や大地は、放射の埃で汚染されてきました。


チェルノブイリに生息している動物たちは、当然のことながら、

被ばくしています。


動物学者のティモシー・ルソーやアンダース・モーラーの、

10年間に及ぶ調査研究によると、

チェルノブイリに生息している動物の個体数は、減っているそうです。

およそ40パーセントの個体で減少が見らました。

また、動物たちの脳のサイズも小さくなっているそうです。


彼らは、異常な鳥たちが見つからないだろうと思っていました。

しかし、その調査研究の結果は、裏切られました。


例えば、放射能汚染の高い地域に住む、

つばめたちは、異常の値が高いそうです。

つばめたちは、「色素が欠けていたり」「くちばしの奇形」「尾が曲がっていたり」

「左右対称の尾っぽだったり」しています。



一方で、渡り鳥でない鳥は、比較的影響を受けていません。

その理由は、「カロテノイド」という物質にあります。

この「カロテノイド」には、放射線の被ばくを抑える効果があるからです。


渡りをしない鳥は、つばめに比べて、

長距離を飛ぶという余分のエネルギーも使うことなく、

「カロテノイド」の影響で、免疫が強いのです。


日本では、夏鳥のつばめ。

五月晴れの空の下、つばめたちは、飛び回っているのを見かけます。

まもなく、巣をつくり、子育ての季節です。


そのように、今、私が、つばめの飛んでいる姿を見られるのも、

大気中が、放射能に汚染されていないという、

根拠もない、安心からかもしれません。


CIMG4611.jpg


(イメージ写真:空を飛ぶつばめ




(参考資料)

・National Geographic Newsの電子版







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[2011/05/06 07:52] | 大震災からの復興 | トラックバック(0) | コメント(2) |
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コメント
こんにちは、

チェルノブイリを知らないのは、
どの世代なんでしょうか?
30代ぐらいの方は、わからないんでしょうか?

原発の影響は、ナガーくじわじわと
つづいていきますね。


[2011/05/06 12:42] URL | ぴき #-[ 編集 ]
びきさん

こんばんは。
チェルノブイリの事故から四半世紀が経過。
今後、チェルノブイリの自然はどうなるのでしょうか?

そして、日本の福島第一原発の周辺地域もです。


[2011/05/06 21:53] URL | duck4 #-[ 編集 ]
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趣味:旅行、バードウオッチング(アヒル・ハクチョウ)
小著:『ヒュッゲの国からデンマーク流人生の楽しみ方』
(本の森出版)

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