![]() 東日本大震災では、青森県から千葉県の広範囲の地域で、
地震、津波、風評、そして原発事故の影響を受けています。 特に、津波の被害の大きかった宮城県、岩手県は、復旧が始まったところ。 また、原発事故による放射能漏れにより、復旧も出来ずに、 住民の避難をせざろうえない福島県。 震災の被害の程度により「被災地格差」が生じているのが現状です。 同じ、わたしが、住んでいる仙台市でも、沿岸部地域では、 津波により家屋が流され、1ヶ月以上たっても避難所生活を余儀なくされています。 人々は仮設住宅待ちをしています。 その反面、地震のみの被害だった、仙台市中心部では、水、電気、ガスのすべての ライフラインが使えるようになりました。 4月23日(土曜日)に、政府主催の「復興構想会議」が行われました。 その会議では、宮城、岩手、福島県の知事も参加して、 被災地の復興を描くプランが話し合われることになっていました。 会議の中で、宮城、岩手、福島県の知事さんの発言は、とても対象的だったので、 ここで紹介いたします。 宮城県知事の発言 ![]() 「復興のための『特区』の創設をすること」 「復興には、多額の資金がかかるので、『災害復興税』を導入をしたらどうか」 岩手県知事の発言 ![]() 「人間本位の考えをもとにした地域復興を考えるべきです」 「経済にマイナスなので、復興税には反対」 福島県知事の発言 ![]() 「原発の問題があり、復興のビジョンを描くことが出来ない状態です」 「知事たちの発言を聞いた歯切りしたい思いです」 宮城県、岩手県の被地域は、甚大なる津波により、 住宅、車、産業基盤が流され壊滅的な被害を受けました。 大きな被害は「津波」でした。 これから、復興に向けて、進めていこうという状況でもあります。 しかし、 福島県は、「津波」プラス「原発事故」です。 この「原発事故」は、現在進行形です。 原発事故の終結は、いつになるか誰もが分からないのが、現状。 そして、原発20キロ圏から30キロ圏に住み人々も、 放射線の状態では、住み慣れた我が家を離れて、 「避難」しなければなりません。 つまり、「復旧」「復興」という足音が全く、聞こえていません。 災害避難が続いています。 原子力発電所の安全宣言がされるまで、「復旧」「復興」は、 困難なことでしょう。 福島県知事が、会議の中で言っていた、 「両知事の話を聞いて、歯ぎしりを覚えた」 という言葉は、わたしにとって印象的でした。 それは、歴然となる「被災地格差」がある象徴的な言葉として感じたからです。 ![]() ![]() ![]() スポンサーサイト
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duck4の定点観測ポイントの川には5羽の滞在組のハクチョウさん。大空を飛ぶことができませんが、元気に毎日、川を泳いでいます。この地域の人々にも愛され続けているハクチョウさんたちです。これからも、定点観測ポイントにいる飛べないハクチョウさんのこと中心にブログを配信していきます。今後ともに、宜しくお願いいたします。ブログ主宰者duck4より!
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