![]() もし、私たちが、今まで住んでいる故郷から、
政府は、突然、避難命令を発表したら。 私たちは、どのような気持ちになりますか? 福島第一原子力発電所の事故後。 そのことが、現実的なものとなりました。 事態は、日々、深刻なものになっています。 福島第一原子力発電所から半径20キロ以内に住む住民は、 避難命令が下され、心ならずも避難せざろうえなくなりました。 それから、半径30キロ以内の住民は、政府から、 個々人の自己責任にまかされた、自主避難が発表されました。 この発表後、 20キロから30キロ圏の住民は、外部からの物流、 支援も途絶ました。 秤量攻めのような不安な生活を余儀なくされたと、 南相馬市の市長さんが、強く強く、訴えていました。 この福島県浜通りの地域は、農業、漁業が盛んな地域でした。 住民の一部は、先祖代々の土地を受け継いてきた農家。 生活の糧を得るために、海に出て魚を取る漁師。 牛を飼っている酪農家もいます。 しかしながら、 3月11日の東日本大震災。 津波の甚大な被害。 福島第一原子力発電所の事故後。 住民の生活は、いっぺんしたのです。 母なる大地が、放射線の汚染されたのです。 漁師は、魚 ![]() 農家は、野菜 ![]() 酪農家は、丹精込めて育ててきた、べコ(牛のこと) ![]() 飼育することが極めて困難になりました。 すでに、退避した地域では、大切に飼育されていたべコ(牛) ![]() 放置され、歩き回っているニュース映像を見ました。 その映像からは、何か、空しさを感じました。 あるひとりの酪農家さんが、テレビのインタビューに答えていました。 「もし、わたしが、ここで酪農をあきらめたら、日々の糧を得ることが、出来なくなります」 「再び酪農の再開が、困難になります」 「そのため、わたしは、べコ(牛) ![]() と言っていました。 わたしは、酪農家さんの言葉を聞いて、とても悲しくなりました。 今まで、一生懸命に続けてきた酪農。 この原発事故により、 酪農家さんは、牛を飼育出来なくなってしまったからです。 その後も、政府は、また、避難命令を発表しました。 30キロ圏外に、住んでいる住民も、1ヶ月以内の避難が命令されました。 そのわけは、その土地で1年間生活をし続けると、 放射線を蓄積する量が、安全値の20ミリシーベルトに達するからです。 国際基準によると、一般人の1年間に浴びる放射線の限度量は、 1ミリシーベルト既定されています。 約20倍の値になります。 ただ、わたしは、福島第一原子力発電所から、 約100キロメートル離れた仙台から、 この事の重大さについて、見守るしかありません。 そして、被害に遭われ、避難生活を余儀なくされた方々の、 これからの生活や仕事のことを考えると、 とても大変なことです。 そのため、避難を余儀なくされた方々が、一刻でも早い、 補償と仮設住宅等の生活支援がなされることを、 わたしは、強く願っています。 ![]() ![]() ![]() スポンサーサイト
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duck4の定点観測ポイントの川には5羽の滞在組のハクチョウさん。大空を飛ぶことができませんが、元気に毎日、川を泳いでいます。この地域の人々にも愛され続けているハクチョウさんたちです。これからも、定点観測ポイントにいる飛べないハクチョウさんのこと中心にブログを配信していきます。今後ともに、宜しくお願いいたします。ブログ主宰者duck4より!
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