![]() 福島県いわき市は、市の一部が福島第一原子力発電所から
半径30キロ以内の地域にあります。 政府からは、「自主避難」地域になっています。 いわき市では、市独自の考えで、住民の不安を和らげるために 備蓄していた「安定ヨウ素剤」を全市民の約15万人に配布。 同様なことが、30キロ圏外の福島県三春町でも実施されました。 国の「安定ヨウ素剤」の配布基準は、妊婦以外の40歳未満までになっています。 しかし、このような原子力発電所からの放射能漏れの大事故があっても、 国からの指示・命令がありませんでした。 またもや、あいまいな自主判断に任されたのです。 そのため、いわき市は、配布した「安定ヨウ素剤」を、 独自の判断で、服用時期も決めることになりました。 そこで、服用に際しては、市が判断したときに服用するようにと、 市民に指示しています。 話が変わりますが、 今まで、わたしは、全くといって良い程、知識がありませんでした。 そこで、新聞やインターネットの情報を元に、 わたしにとっては、知らなかった放射能について勉強を始めたところです。 まず、放射能性物質が、人体に及ぼす影響として、大きく分けて2つあります。 (1)皮膚などに直接、放射能物質が付着する。(外部被爆) (2)呼吸などにより放射能物資を人体の中に吸い込む。(内部被爆) 内部被爆で問題になる物質としては、 (1)ヨウ素 (2)セシウム (3)ストロンチウム の3つを上げたいました。 「ヨウ素」とは、甲状腺に長い間、わたしたちの体にとどめておくと、 甲状腺ガンの確立が高くなります。 「セシウム」とは、体内からでやすい物質ですが、筋肉や血液に入ると、 骨髄や腸管に問題が生じてくるそうです。 「ストロンチウム」とは、骨に集まり、白血病を引き起こす要因になっいています。 チェルノブイリ事故の後、現地で治療にあたって経験をもつ、 医師菅谷昭(現松本市長)によると、 「前もって15歳以下の子どもたちには安定ヨウ素剤を服用させたほうが良い」 と指摘してます。 その理由としては、甲状腺内にヨウ素を留まらせにくくするからです。 このような安定ヨウ素剤をチェルノブイリ事故後に、 配布した国が、ポーランド ![]() 報告によると、事故後、ポーランドでは、子どもたちは、 甲状腺ガンを発症しなかったそうです。 しかし、残念ながら、まだ「セシウム」「ストロンチウム」 を予防する手段はありません。 最後になりますが、 政府や厚生行政は、日本国民が、放射能汚染に怯えることなく、 安心して暮らせるような判断を行って欲しいものです。 ![]() 残念ながら、今回の原発対応が 国内、海外に対しての情報開示、 どこか、後手後手になっているように、思えてなりません。 ![]() (参考文献) ・2011年3月15日 読売新聞電子版より ・2011年3月20日 産経ニュースHPより ![]() ![]() スポンサーサイト
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duck4の定点観測ポイントの川には5羽の滞在組のハクチョウさん。大空を飛ぶことができませんが、元気に毎日、川を泳いでいます。この地域の人々にも愛され続けているハクチョウさんたちです。これからも、定点観測ポイントにいる飛べないハクチョウさんのこと中心にブログを配信していきます。今後ともに、宜しくお願いいたします。ブログ主宰者duck4より!
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