デンマーク留学&ヒュッゲな人生の楽しみ方
生涯教育の学校、フォルケホイスコーレへのデンマーク留学体験をもとに、一冊の本にまとめたお話。
今も昔も変らないシベリア・コマリ川のコハクチョウさんの繁殖地!
duck4にお気に入りの1冊があります。

この本は、すでに絶版になっていて、

手に入れることができません。

残念です。


そのため、図書館に行くたび、

延長手続きをして借り続けています。


DSCN7333_convert_20170927073312.jpg

(『白鳥の旅』の本!)

ところで、この写真集の舞台は、あのシベリアのコマリ川

この名前だけを聞いてピーンときた方ならば、

かなりのハクチョウさん通です。


前回、月曜に放送された

BSプレミアム『ワイルドライフ』「ロシア 北極圏のツンドラ 白夜の子育て ハクチョウが闘う」

と舞台となったところです。


ところで、この写真集を出版された鳥類学者の著者は、

今から27年前のまだ、ロシアが社会主義国でソ連と言われていた時代に、

繁殖地のシベリアのコマリ川でコハクチョウさんの生態調査をしました。

当時は、今のように発信機をつけて渡りのルート解明される前の時代でした。


その27年前のコハクチョウさんは、もういないと思いますが、

あの番組のときと変らない、

自然と向き合っている子孫が闘っていました。


羽には蚊がつき血を吸い取られているコハクチョウさんは、

番組の中でも放送されていました。


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(蚊に羽を吸い取れれているコハクチョウさん!)

あのどこまでも地平線が広がっているシベリアで、

いつでも、動物に襲われそうですが、

地面よりも高くしてを構えるコハクチョウさん夫婦。

そんな光景は、時空を越えて、

次の世代へと、そのDNAは続いているからです。


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(『白鳥の旅』の写真集より!右下の写真の高いところに巣を作るコハクチョウさん!)

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(番組で紹介された高い巣の上でタマゴを温めるコハクチョウさん!)

そして、生まれてから、2ヶ月という短い期間で、

飛べるようにしなければならない事実。


この写真集に登場して親子のコハクチョウさんたちは、

7月10日頃に撮影されているので、

シベリアが凍る前には、雛ちゃんたちは、飛べるようになったはずです。


もし、これよりも遅い7月下旬以降に生まれていたら、

日本には渡ってこれなかったと思います。


DSCN7330_convert_20170927073443.jpg

(親鳥の後ろにくっついて歩く雛ちゃん!)

番組でも紹介されていましたが、

カモメさんのコロニーの近くで子育てするコハクチョウさん一家。

あの親鳥に、カモメさんがしつこく攻撃していたシーンがありました。


これとは若干違うのですが、

コハクチョウさんの背中の上に1羽のカモメさんが止まっている写真があります。


なぜと思ったのですが、

番組内で、コロニーに入ってきて守ろうとしたカモメさんが、

コハクチョウさんに攻撃をしていることがわかりました。

昔も今も変わりないようです。


DSCN7329_convert_20170927073518.jpg

(コハクチョウさんの背中にのるウミネコの写真!)

こちらは、テレビで放映されていましたが、

巣を守るためにキツネに立ち向かうコハクチョウさんです。

羽を広げて、うなり声を上げると迫力があります。


このようなシーンですが、

2012年夏に七北田川でも見たことがあります。

5羽の滞在組のハクチョウさんの縄張りにキツネさんが来て、

取り囲むようにして追い払おうとしていました。

しかし、このテレビのコハクチョウさんたちとは違って、

そこまでは切迫感はあまりありませんでした。


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(巣を守るため羽を大きく広げて追い払おうとするコハクチョウさん!)

4000キロも離れた繁殖地と越冬地の日本も、

太古から繰り返されえてきていることを思うと、

コハクチョウさんたちのすごさを感じさせられました。


そして、その子孫の1羽が、

羽をケガして飛べなくなったティちゃんなのです。

(参考文献)

『白鳥の旅―シベリアから日本へ』 長谷川 博 (著) 東京新聞出版局



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[2017/09/28 05:15] | 続編・滞在組⑦! | トラックバック(0) | コメント(4) |
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コメント
duck4さん、こんばんは

私もあの番組を見て感動しましたが、27年前にその様子を撮影した写真集があったのですね。知りませんでした。
日本で越冬する姿からは想像できない程繁殖地では危険と戦ていましたね。
[2017/09/28 19:04] URL | ハロゲンくん #-[ 編集 ]
ハロゲンさんへ

こんばんは!

> duck4さん、こんばんは
>
> 私もあの番組を見て感動しましたが、27年前にその様子を撮影した写真集があったのですね。知りませんでした。

この写真集で見ていた当時の様子と映像で流れていたシーンが重なっていたので、
もう昔から、そのコマリ川でのコハクチョウさんたちの繁殖は変わりないのでしょうね!
※この本の出版は27年前でなく29年前でした!!

> 日本で越冬する姿からは想像できない程繁殖地では危険と戦ていましたね。

カモメさんがなぜハクチョウさんの背中にのっていたのか、
ワイルドライフの取材で、わかりました!
コハクチョウさんが、カモメさんのコロニーに入り込み、追い払われようとしていたんですね!v-519v-521
[2017/09/28 20:20] URL | duck4 #-[ 編集 ]
こんばんは。
ワイルドライフは私は見られず、残念!
高く積まれた巣材は、水草を水のあるところから運んでくるのでしょうね!これだけ積むのにつがいで何回往復するのでしょうか。また、キツネなどと闘って、もし、けがでもしたら、そのままシベリアに残るのでしょうか。そんなことを考えました。野生動物の全力で生きている姿を、私はハクチョウに感じます。
[2017/09/28 21:42] URL | bird_run! #-[ 編集 ]
bird runさんへ

こんばんは!

> こんばんは。
> ワイルドライフは私は見られず、残念!

再放送するようですね!2日月曜午前8時からのようですね!
http://www4.nhk.or.jp/wildlife/x/2017-10-02/10/6920/2527218/

> 高く積まれた巣材は、水草を水のあるところから運んでくるのでしょうね!これだけ積むのにつがいで何回往復するのでしょうか。また、キツネなどと闘って、もし、けがでもしたら、そのままシベリアに残るのでしょうか。そんなことを考えました。野生動物の全力で生きている姿を、私はハクチョウに感じます。

デンマークで見たコブハクチョウさんの巣も高くなっていました!
古い巣を使い回ししたり、また枝を集めてきて、修復したりするのでしょうね!

テレビで解説していましたが、高いと見渡せるので、敵を見つけやすいからそうしているとのことでした!
ハクチョウさんは、体も大きくて、羽を広げれば、追い払うことも可能だからなのでしょうね!
こちらの滞在組のハクチョウさんたちも羽を広げてキツネさんを追い払おうとしていたところを目撃したことがありました!

もしケガしたり、成長が遅かったりしたら、それこそ命を落とすことになりますよね!
そんな危険と隣り合わせで生きているのでしょうね!
ハクチョウさんたちも!v-519v-521
[2017/09/29 19:52] URL | duck4 #-[ 編集 ]
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Author:duck4
ニックネーム:ダック4(Duck4)
趣味:旅行、バードウオッチング(アヒル・ハクチョウ)
小著:『ヒュッゲの国からデンマーク流人生の楽しみ方』
(本の森出版)

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duck4の定点観測ポイントの川には5羽の滞在組のハクチョウさん。大空を飛ぶことができませんが、元気に毎日、川を泳いでいます。この地域の人々にも愛され続けているハクチョウさんたちです。これからも、定点観測ポイントにいる飛べないハクチョウさんのこと中心にブログを配信していきます。今後ともに、宜しくお願いいたします。ブログ主宰者duck4より!

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