七北田川では深い霧が出ました。

地表と空気の温度差の関係でしょう。

水分を多く含んでいるので、ジメジメ、ムシムシしていました。


幻想的な霧の影響で、

いつもの風景が違って見え、

どこかの湿原の中を歩いているような錯覚を覚えました。


こんな時、滞在組のハクチョウさんたちは、どんなことを思っているのでしょうか？

視界１０メートル以下だったので、

全く、見えませんでしたが、

チンさんは、大きな声で「コォ！コォ！」と鳴いていてくれたおかげで

近づいていることがわかりました。




（霧の中を泳いでいるアドちゃん、チンさん、ティちゃん！）



（チンさんとティちゃん！）

まるで、霧の深い日に、汽笛を鳴らし航行している船のようなチンさん。

まさに、滞在組の道しるべです。




（大きな声で鳴いてみんなの道しるべをしてくれるチンさん！）

一方、この日のアドちゃんは気まぐれモードで、

対岸で待っていてもやって来ませんでした。


いつもは、自分からホイホイ寄って来るのですが、

関心ゼロでした。

こんな時もあるようです。




（アドちゃん！）



（ちょっと気まぐれモード中のアドちゃん！）

その後、いつもの定点ポイント付近へと移動して来た６羽の滞在組。

真っ白ですが、まもなく霧が晴れ、

視界が良好になりました。

こんな光景を見ると、

秋から冬にかけて早朝に見られたあのデンマークの霧を思い出します。




(移動中のシンちゃん、ミルクちゃん、斑ちゃん！）



（シンちゃんと斑ちゃん！）