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デンマーク留学&ヒュッゲな人生の楽しみ方
生涯教育の学校、フォルケホイスコーレへのデンマーク留学体験をもとに、一冊の本にまとめたお話。
経済から見た福祉国家デンマーク(1)!
医療費無料。(ただし18歳以上の歯科治療は、自己負担)

教育費無償

充実した社会保障

「ゆりかごから墓場まで」の社会福祉。

デンマークは、世界一幸せな国と言われるわけです。


先週の金曜日、3月3日ひな祭りの日に、

「コペンハーゲンポスト」電子版に、

次のような記事が掲載されていました。


「どのように、福祉国家は、国民経済を壊したのか?」

という、1970年代から1993年までの、

福祉国家デンマークの福祉政策を批判する記事が、掲載されていました。


その記事は、福祉国家に関する本を何冊も書いたことがある、

グナ・ヴィヴィ・モーゲンセン(Gunnar Viby Mogensen)氏の考えを

引用していました。


デンマークは、1970年代以降、公的支出が爆発的に増え、世界で最も広範囲で、

寛大な福祉国家になりました。

そして、1970年から1993年まで、国による公的支出が19パーセントから32パーセント

に膨れ上がりました。


その国の公的支出を膨れ上がるような政策は、次の三つの時期にあったと、

彼は、指摘していました。


●第一の時期 1970年代の年金、給付金。

       すべての人に老齢年金の支給。

       失業保険の増大。

       早期退職手当てを導入。(1979年)


●第二の時期 1983年の移民政策の自由化。

       移民にも、社会保障、住宅手当、子ども手当、医療保障を給付したことで、

       沢山の移民の流入により、公的支出の増大。


●第三の時期 公的セクターの労働者の給料アップと37時間に労働時間の短縮。
       
       公的セクターの労働者の賃金の上昇で、国の財政負担につながった。


この時期のこれらの政策は、


「デンマークの経済政策に責任をとらず、賃金上昇につながった」

「大量の充分な教育を受けてこなかった移民が流入したことで、

 社会保障費の増大につながった」


「賃金の上昇は、結果的に、長期のデンマーク経済の落ち込みを招いた」


と、モーゲンセン氏は、デンマークの経済の観点から見た、

1970年代から1993年代までの福祉国家デンマークの政策を批判していました。





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[2011/03/08 07:43] | デンマーク・ニュース | トラックバック(0) | コメント(0) |
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ニックネーム:ダック4(Duck4)
趣味:旅行、バードウオッチング(アヒル・ハクチョウ)
小著:『ヒュッゲの国からデンマーク流人生の楽しみ方』
(本の森出版)

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