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デンマーク留学&ヒュッゲな人生の楽しみ方
生涯教育の学校、フォルケホイスコーレへのデンマーク留学体験をもとに、一冊の本にまとめたお話。
稚内までの171マイルの空旅!
空旅はまだ続きます。

札幌千歳空港でトランジットしたduck4。


次に登場する飛行機はプロペラ機。

ブーンブンブンブン!と回転させる音は、

なにか、ミツバチさんが音を立てて飛んでいるようにも聞こえました。


春の渡りのルートを離れている稚内行きのエンルート

ところで、稚内までのエンルートは、離陸後すぐ見えるがウトナイ湖。

ここは、マガンさんやハクチョウさんたちの渡りの中継地になっています。

しかし、4月下旬だともう美唄あたりまで北上しているはずです。


DSCF4708_convert_20160508130123.jpg

(ウトナイ湖!)

そして、湖を眺めながら、

すぐに180度旋回して北へと方角を変え、

岩見沢から留萌へと向かって飛んで行きました。


ところで、この稚内行きのエンルートは、

ハクチョウさんたちが春の渡りで使うルートと若干、離れています。

ちなみに、ハクチョウさんたちの場合は、美唄市にある宮島沼、旭川、名寄など、

平野が広がっているところで餌を食べ、体力をつけながら旅を続けていきます。

それは、田んぼの地表や牧場も顔を出し、

雪どけで水分も含んでいるので、ついばむのに適しているからなんでしょう。

それから、餌場の近くには、川や沼などもあり、安全な塒も確保できるからだと思います。

ちょうど、春の渡りのルートが、

札幌から稚内行きの鉄道上にあります。


留萌からサロベツ原野を経て稚内へ

天気が良ければ、留萌、羽幌などの日本海側に面した港町を眼下に見られます。

また、ウミガラスさんたちの繁殖地の天売島。

そして、冬には一面、雪に覆われていますが、

雪どけともに、マガンさんたちやハクチョウさんたちの渡りの中継地になる

サロベツ原野上空を飛んでいきます。


すると、ミツバチさんのような音を出しながら飛んでいたプロペラ機も

デセットを開始。

海に浮かぶひょっこり白い雪で覆われた利尻富士も見えてくれば、

もう稚内空港へ最終アプローチになります。


札幌から171マイル離れた稚内空港へ!

そして、duck4のこの旅の目的地。

稚内の市街地、ハクチョウさんたちの中継地の大沼、声問川を通り過ぎ、

海へと向かってどんどん高度を下げていきます。

どうやら、着陸ルートは、海側からのようで、

いったん、空港の滑走路を確認してからまた稚内空港へと戻ってきました。


以前、同じルートを空旅したときには、

稚内市内、大沼、声問川上空を通って着陸したのとは違うルートでした。

風向きで着陸ルートは帰るのかもしれません。


そして、札幌から稚内までの171マイルの空旅を終えました。

日本最北端の稚内空港の滑走路を歩いて空港敷地内まで歩いて行きました。


DSCF4742_convert_20160508130433.jpg

(宗谷岬へ向かう国道!)

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(ミツバチさんのようにブーンブン!と音を立てて回っていたプロペラ機と稚内空港!)

ハクチョウさんたちも稚内観光に貢献!

稚内では、ハクチョウさんも観光に一役かっています。

空港のターミナルビルには、コハクチョウさんの剥製も出迎えてくれます。

また、空港から大沼バードハウスへ行く途中で、声問川を渡るのですが、

その橋の名前が白鳥大橋だったと思います。

その橋には、ハクチョウさんをモチーフとした銅像や飾り物までありました。


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(声問川にかかる白鳥大橋にあるハクチョウさんのレリーフ!)

秋と春の2回。

旅の途中で立ち寄るハクチョウさんの中継地の大沼。

もともとは中継地ではありませんでしたが、餌付けに成功。

そして、ハクチョウさんの飛来するようになりました。


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(寄贈されたクッチャロ湖のコハクチョウさんがある稚内空港!)

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(稚内空港!)

ブラックスワンさんも飛来したことがある大沼!

ちょっと、余談になりますが、

この大沼には、ブラックスワンさんも飛来したことがあったそうです。

バードハウスさんのスタッフさんから、教えてくださいました。


そのブラックスワンさんは子どもで、

どうやら親離れして、この大沼にやって来たようでした。

飛来した最初は、ヒトにも慣れていて近寄っていたのいたのですが、

換羽が始まると、突然、警戒心も強くなり近寄らなくなったそうです。

あのブラックスワンさんと全国紙に報道されたことで、

大沼には、たくさんのヒトが集まって来たとのことでした。


ヒトもハクチョウさんにとっても国境の街、稚内!

稚内は、ハクチョウさんたち、ヒトにとっても国境の街。

至るところで、ロシア語の看板が目に付きました。


DSCF4773_convert_20160508125952.jpg

(稚内駅のバス停にはロシア語表記も!)

でも、この稚内。

サハリンまで47キロと日本からも近く、

毎年、夏には、国際線のフェリーが約5時間でロシアまで行けたんですが、

ハートランドフェリーが採算が合わないということで撤退。

今は、休止中です。


そして、稚内から、旅を続けられるのは、

ハクチョウさんたちのみになってしまっています。



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[2016/05/10 05:23] | ダックのつばさ② | トラックバック(0) | コメント(6) |
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コメント
空港の剥製はクッチャロ湖からの寄贈だったのですね!

私が行った時は、雲に覆われて地上があまり見えませんでした(´Д` )
唯一、帰りの飛行機では千歳空港周辺の沼が見えました!
名前が分かると楽しいですね♪
次回の楽しみにしたいと思います!

大沼とクッチャロ湖の白鳥達もここ数日で大分飛び立ってしまったようですね(涙)
お見送りが間に合ってホントに良かったですT_T
[2016/05/10 13:15] URL | kiang-village #-[ 編集 ]
こんばんは

ボンバルディア DHC-8-Q400でしょうか、これでいかれたんですね。私は札幌より北はバスで行ける石狩川河口までしか言ったことがありません。一度行って見たいと思っています。私には、以前韓国の旅客機が撃墜され、漂着した場所というイメージが強く残っています。
[2016/05/10 18:46] URL | Gabacho #nH0dgipQ[ 編集 ]
わたしもよく思います。
鳥さんはパスポ-トも無しで入国・出国するし、入場料も払わず施設に出たり入ったりしますね。
当然ですが、鳥さんは自由だなあ、と感じる時です。
過酷な状況で自由に生きているのですね。
[2016/05/10 22:55] URL | パッサ- #-[ 編集 ]
kiang-villageさんへ

おはようございます!

> 空港の剥製はクッチャロ湖からの寄贈だったのですね!

duck4も後で気づきました!

> 私が行った時は、雲に覆われて地上があまり見えませんでした(´Д` )

雨だと雲の上を飛んでいるので何も見えないですよね!
着陸のとき、陸地が見えたらすぐ滑走路ですから...!

> 唯一、帰りの飛行機では千歳空港周辺の沼が見えました!
> 名前が分かると楽しいですね♪

ウトナイ湖でしょうか?
留萌→岩見沢→追分→苫小牧上空で旋回したときに見えたのでしょうね!

> 次回の楽しみにしたいと思います!

来年もハクチョウさんをお見送りしたくなる気持ち、
duck4もわかりますよ!

> 大沼とクッチャロ湖の白鳥達もここ数日で大分飛び立ってしまったようですね(涙)

本当に、数百羽単位になりましたね!
きっと、バードハウスのスタッフさんのいつもカウントをしている姿がよみがえりました!

今は、サハリン辺りにいて、これからツンドラ地帯へと向かって旅を続けるのでしょうね!

> お見送りが間に合ってホントに良かったですT_T

お見送りをすると、また、元気に戻った来いよ!
と心の中で叫びたくなりますね!v-519v-521
[2016/05/11 06:44] URL | duck4 #-[ 編集 ]
Gabachoさんへ

おはようございます!

> こんばんは
>
> ボンバルディア DHC-8-Q400でしょうか、これでいかれたんですね。私は札幌より北はバスで行ける石狩川河口までしか言ったことがありません。一度行って見たいと思っています。私には、以前韓国の旅客機が撃墜され、漂着した場所というイメージが強く残っています。

ボンバルディア DHC-8-Q400ですね!
千歳から釧路、根室中標津、稚内に行くときにお世話になりました!

今回のブログで投稿しませんでしたが、石狩川の河口も見えました!
そこを北上していくとウミガラスさんの繁殖地の天売島があり、
マガンさんたちの中継地サロベツ原野があり、利尻富士も見られるエンルートです!

確か、宗谷岬には、大韓航空機の碑があるかと思います!v-519v-521
[2016/05/11 06:53] URL | duck4 #-[ 編集 ]
パッサーさんへ

> わたしもよく思います。

干潟を点々と立ち寄りながら旅を続けるシギチさんたちとは違い、
ハクチョウさんたちは、田んぼ、牧草地などを餌場にして、
その近くに水辺があるところを選んで旅を続けているようですね!
今まで、ハクチョウさんたちが訪れた場所を辿るとそう思いました!

> 鳥さんはパスポ-トも無しで入国・出国するし、入場料も払わず施設に出たり入ったりしますね。

サハリンに渡るのにもノービザ!
稚内からサハリン行きのフェリーが休止なってから、
ヒトは旅を続けることができなくなりましたが..!

> 当然ですが、鳥さんは自由だなあ、と感じる時です。
> 過酷な状況で自由に生きているのですね。

鳥さんは自由に餌を求めて旅を続けていますね!
ハクチョウさんたちの渡りのルートを辿るだけでもそう感じますね!v-519v-521
[2016/05/11 06:59] URL | duck4 #-[ 編集 ]
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Author:duck4
ニックネーム:ダック4(Duck4)
趣味:旅行、バードウオッチング(アヒル・ハクチョウ)
小著:『ヒュッゲの国からデンマーク流人生の楽しみ方』
(本の森出版)

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duck4の定点観測ポイントの川には5羽の滞在組のハクチョウさん。大空を飛ぶことができませんが、元気に毎日、川を泳いでいます。この地域の人々にも愛され続けているハクチョウさんたちです。これからも、定点観測ポイントにいる飛べないハクチョウさんのこと中心にブログを配信していきます。今後ともに、宜しくお願いいたします。ブログ主宰者duck4より!

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