FC2ブログ
デンマーク留学&ヒュッゲな人生の楽しみ方
生涯教育の学校、フォルケホイスコーレへのデンマーク留学体験をもとに、一冊の本にまとめたお話。
今季3回目ガン類、ハクチョウ類、カモ類の調査実施(宮城県)!/防潮堤の工事が始まろうとしている蒲生干潟では...!
今季3回目ガン類、ハクチョウ類、カモ類の調査実施(宮城県)!

今季3度目のガン類、ハクチョウ類、カモ類の調査が、

3月10日に宮城県の500箇所で実施。

ちなみに、この調査は、1969年から行われています。

ガン類667羽。

ハクチョウ類360羽

カモ類20,527羽。

総数は、2万1554羽でした。


七北田川のハクチョウさんたちを合わせると368羽に!?

そして、七北田川には、

5羽の滞在組のハクチョウさん、アドちゃん、おかっぱちゃんのカップルの8羽。

duck4が早朝、見に行ったときにはいなかったので、

県の調査には入っていなかったと思います。


そうすると、少なくとも368羽のハクチョウさんたちが、

いたことになるでしょう。


今シーズンは、暖冬だったせいか、

ハクチョウさんたちの渡りも早かったようです。


DSCF3589_convert_20160311093720.jpg

(いつもの浅瀬付近にいる8羽のハクチョウさんたち!

東日本大震災で津波を目撃した七北田川のハクチョウさんたち!

東日本大震災から5年。

今、思うと、いろいろなことが考えさせらます。

そして、七北田川にも、津波が流れ込み、

それに驚いたハクチョウさんたちが、奇声を上げながら飛びまわっていたという

証言もありました。


また、これは聞いた話でありますが、

5羽の滞在組に後ろからくっついて泳いでいたケガした子どものハクチョウさんが

この震災の後、姿を消したそうです。


もしかしたら、

津波に飲み込まれてしまったのではないか。

とのことでした。


防潮堤の工事が始まろうとしている蒲生干潟では...!

震災直後、瓦礫で壊された家々。

そこには、多くのカラスさんだけがいた蒲生地区。

今は、更地になり、蒲生干潟周辺でも、防潮堤建設の準備のため、

一部立ち入り禁止になってしまっています。


先日、ひさしぶりに干潟に行ってみると、

コクガンさんが飛来!

という手作り製の看板が立っていました。

干潟には、ヒトが思っている以上に、自然治癒力が働いているようです。


DSCF3557_convert_20160311093534.jpg

(コクガンさんの看板と蒲生干潟!)

津波が襲う海は怖い。

しかし、すべてが破壊されたことで、海が近くに見えるようなったことで、

怖いけれども、自然が身近にも感じられるようになりました。


そして、まもなく、防潮堤が建設されると、

海が全く見えなくもなります。


干潟の近くには、

鯉の養殖場を営んできた方の

堀もあり、そこには、水鳥さんの憩いの場になっていました。


また、干潟のそばには湿地もあり、

葦原も自生し始めているのでしょうか。

ここを見る限り、震災前の風景に近づいて来ているように思えました。

そして、この時には、1羽のオオバンさんが泳いでいました。


ところで、この池。

地元のヒトには、あの日本で2番目に低い山、日和山のそばにあると言った方が

わかっていただけると思います。


DSCF3560_convert_20160311094425.jpg

(オオバンさんが泳いでいた日和山近くの池!)

被災地では、蒲生干潟のように、多くの防潮堤は建設され、

海とヒトとの生活圏が隔離されるようになりました。

そして、治癒力で回復してきた自然が、

防潮堤という人工物へ変わって行っています。


これから、防潮堤の工事が始まろうとしている蒲生干潟周辺。

自然にどのような影響を与えるのかを

注視しているduck4でもあります。




にほんブログ村 海外生活ブログ デンマーク情報へ
スポンサーサイト



[2016/03/11 06:01] | 続・滞在組⑪ | トラックバック(0) | コメント(8) |
<<3羽のオオハクチョウさんの家族が飛来! | ホーム | おかっぱちゃんカップルを残し8羽になった七北田川のハクチョウさんたち!>>
コメント
こんにちは^^
干潟は自然保護や自然美を観察するにはとても大切にしたい場所ですよね。
マーも自然な風景が無くなってしまうことは、淋しい限りです。
自然や干潟が保全されながら、工事が進めば善いのでしょうがね。
海が視界から消えるのは淋しい限りです。。
[2016/03/11 15:02] URL | 絵っちゃん本舗 #-[ 編集 ]
duck4さん、この時期の宮城県に368羽にハクチョウさん、例年に比べ少ないでしょうか。
大震災から早5年、手つかずのところでも自然治癒力で回復しているところもあるんですね。
なお、蒲生干潟周辺での防潮堤の工事が、自然環境にどう影響するか見届けないといけないですね。
[2016/03/11 20:05] URL | ハロゲンくん #-[ 編集 ]
Duckさん、こんばんは

いつか、自分の目でもう一度見ないといけないと思いました。難しい問題ですね。

一度見てみてからコメントとしようと思います。
[2016/03/11 21:39] URL | Gabacho #nH0dgipQ[ 編集 ]
マーさんへ

おはようございます!

> こんにちは^^
> 干潟は自然保護や自然美を観察するにはとても大切にしたい場所ですよね。

実を言うと、この干潟。宮城県で残された唯一の干潟なんですね!
もちろん、鳥獣保護地域なんですよね!

> マーも自然な風景が無くなってしまうことは、淋しい限りです。

自然治癒力はすごいもので、池の周りでは葦原が戻ってきました!
計画を見ていると、この池に防潮堤が作られるそうなのです。
驚きました!寂しい限りですね!

> 自然や干潟が保全されながら、工事が進めば善いのでしょうがね。

地元の高校生が発案したのはもっと内陸で、
ここだと、今、棲息している鳥さんたちの環境を守れると思うのですが..!

> 海が視界から消えるのは淋しい限りです。。

防潮堤は必要です!
しかし、鳥さんたちの棲息域を分断するような建設には、反対ですね!
もし、干潟の目の前に7メートルもの防潮堤ができたと思うと、
ちょっと、ぞっとしますね!v-519v-521
[2016/03/12 07:33] URL | duck4 #-[ 編集 ]
ハロゲンさんへ

おはようございます!

> duck4さん、この時期の宮城県に368羽にハクチョウさん、例年に比べ少ないでしょうか。

例年よりも少ないようですね!
でも、昨シーズンよりも若干多く確認できたようですね!
SAN情報を見ていると、ハクチョウさんたちの渡りの本隊は岩手県辺りにいるようですね!

> 大震災から早5年、手つかずのところでも自然治癒力で回復しているところもあるんですね。

手付かずのままだと、そのまま元の自然に戻っているところもありました。
しかし、防潮堤などヒトの手に自然が変えられると、
その自然がまた破壊されるのも事実のようですね!

> なお、蒲生干潟周辺での防潮堤の工事が、自然環境にどう影響するか見届けないといけないですね。

計画を見てみると、どうやら、ブログで紹介した、池に防潮堤ができるようで、
葦原も群生していて、また、オオバンさんなどもいるので、何か残念で仕方がありませんね!

防潮堤は必要ですが、もっと、内陸に、鳥さんたちの環境に影響がないところに
作って欲しいと思っております!v-519v-521
[2016/03/12 07:40] URL | duck4 #-[ 編集 ]
Gabachoさんへ

おはようございます!

> Duckさん、こんばんは
>
> いつか、自分の目でもう一度見ないといけないと思いました。難しい問題ですね。

震災から5年。
蒲生干潟も自然が回復しているような感じを受けます!

ただ、紹介した池には、葦原も自生してきて、元通りになって来ているのですが、
ここに、防潮堤が計画されると、湿地と湿原が分断されるので、生き物たちにとっては、
良くないと思っています!

防潮堤は必要なので、もっと内陸に作って欲しいと思うのですが!
湿原と湿地が連続性に残る環境で保全が望ましい姿なんですが!!

> 一度見てみてからコメントとしようと思います。

地元の高校生もそのように提言していますし、
県はどのように計画しょうとしているのでしょうか?v-519v-521
[2016/03/12 08:43] URL | duck4 #-[ 編集 ]
こんばんは。
防潮堤の話、以前のduck4さんのブログに、行政によって住民への説明会が開かれ、そこで議論がなされている旨紹介されていて気になっていたのですが、建設されることになったのですね。数メートルのコンクリートの防潮堤が、これから数百年後かにまた来る巨大津波のためにどれだけ意味があるのかなどと、エコロジー派の私などは思ってしまいます。
「治癒力で回復してきた自然が防潮堤という人工物に代わっていっています」という一文を読んでなんだか複雑な気持ちになりました。


前回私が投稿した際のduck4さんの温かいお返しのお言葉ありがとうございます。その後、その朦朧として寝ていたコハクチョウさんは私が行った翌々日の朝に亡くなったそうです。長いこと野鳥観察舎には行っていなかったのに、空模様が怪しい中思い立ったようにそこに行ったのは、虫の知らせか、そのコハクチョウさんが命の在りようを私に見せるために呼んだのかもと思っています。最後の様子を見れてよかったです。
観察舎のFBに「お散歩のワンコにも話し掛けていましたね。」とスタッフの方が書かれてあって、私も、通りから数段階段を上がって保護舎の前に行ったら、そのコハクチョウさんが羽づくろいしていたのをやめてこっちを向いて、「コゥ」と一声鳴いてからまた羽づくろいを始めたのが印象に残っています。思うに、ケガをして飛べなくなった為自分が生きることになった新しい環境に、意識して適応しようとして生きてきたハクチョウさんだったのかも、と思えます。ハクチョウさんは群れで飛んだり越冬する鳥さんなので社会性が発達していてもおかしくはないはずだと。

生きものや自然はどこまでも誠実だと思いました。
[2016/03/14 22:35] URL | bird run! #-[ 編集 ]
bird runさんへ

おはようございます!

> こんばんは。
> 防潮堤の話、以前のduck4さんのブログに、行政によって住民への説明会が開かれ、そこで議論がなされている旨紹介されていて気になっていたのですが、建設されることになったのですね。数メートルのコンクリートの防潮堤が、これから数百年後かにまた来る巨大津波のためにどれだけ意味があるのかなどと、エコロジー派の私などは思ってしまいます。


そうなんですよね!
最近では、葦原も回復していることもあり、計画図案では、そこに防潮堤が建設されるので、干潟と葦原が分断されます。そうすと、葦原にいたカニさんたちが干潟に出られなくなり、シギチさんたちの餌が少なくなる恐れもあります!

防潮堤は必要ですが、生態系を壊す形での建設には反対です。
もっと、内陸部。道路と神社があるあたりに防潮堤を作れば、干潟への影響も少ないかと思っています!
そのように、地元の高校生も考えていたようです!

やはり、経済性が優先されるのでしょう。
でも、コンクリート防潮堤ができ、干潟に動植物がいなくなれば、誰も行かなくなり、
観光、教育の観点から市としてもマイナスになるのではないかと思います!

> 「治癒力で回復してきた自然が防潮堤という人工物に代わっていっています」という一文を読んでなんだか複雑な気持ちになりました。

その近くには、公園も建設されるようですが、干潟は、数少ない自然の資源。
そういう発想で、ヒトも憩えて、自然環境が守られる計画実行をして欲しいと願う限りです!

> 前回私が投稿した際のduck4さんの温かいお返しのお言葉ありがとうございます。その後、その朦朧として寝ていたコハクチョウさんは私が行った翌々日の朝に亡くなったそうです。長いこと野鳥観察舎には行っていなかったのに、空模様が怪しい中思い立ったようにそこに行ったのは、虫の知らせか、そのコハクチョウさんが命の在りようを私に見せるために呼んだのかもと思っています。最後の様子を見れてよかったです。

行ってから数日後に天国へと旅立って行ったのですね!
きっと、このコハクチョウさん。
9年も生きていたということは、bird runさんが来て、見られれていたことも気づいていたかと思います!
そして、最後に出会ったときには、きっと、「来てくれてありがとう!嬉しかったよ!」と白鳥語で
話しかけていたことでしょう!

> 観察舎のFBに「お散歩のワンコにも話し掛けていましたね。」とスタッフの方が書かれてあって、私も、通りから数段階段を上がって保護舎の前に行ったら、そのコハクチョウさんが羽づくろいしていたのをやめてこっちを向いて、「コゥ」と一声鳴いてからまた羽づくろいを始めたのが印象に残っています。思うに、ケガをして飛べなくなった為自分が生きることになった新しい環境に、意識して適応しようとして生きてきたハクチョウさんだったのかも、と思えます。ハクチョウさんは群れで飛んだり越冬する鳥さんなので社会性が発達していてもおかしくはないはずだと。

最近、思うのですが、bird runさんがおしゃること、duck4もわかります!
ハクチョウさんはコミュニケーションを持った鳥さんで、社会性も発達していると思います!
餌場にいる時、群れで行動するとき、塒に戻って来た時にそう感じますね!

「コォ!」と鳴いたのも、bird runさんへのご挨拶だと思います。

こちらのアドちゃんもよく「ク!ク!ク!」と鳴いて近づいて来てくれますから!

> 生きものや自然はどこまでも誠実だと思いました。

本当に、自然や生き物は誠実ですよね!v-519v-521
[2016/03/15 07:58] URL | duck4 #-[ 編集 ]
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL
http://duck4.blog74.fc2.com/tb.php/2153-94d8bc0e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
プロフィール

duck4

Author:duck4
ニックネーム:ダック4(Duck4)
趣味:旅行、バードウオッチング(アヒル・ハクチョウ)
小著:『ヒュッゲの国からデンマーク流人生の楽しみ方』
(本の森出版)

最新記事

最新コメント

カテゴリ

カレンダー

12 | 2020/01 | 02
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

duck4からのお知らせ!

duck4の定点観測ポイントの川には5羽の滞在組のハクチョウさん。大空を飛ぶことができませんが、元気に毎日、川を泳いでいます。この地域の人々にも愛され続けているハクチョウさんたちです。これからも、定点観測ポイントにいる飛べないハクチョウさんのこと中心にブログを配信していきます。今後ともに、宜しくお願いいたします。ブログ主宰者duck4より!

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

リンク

このブログをリンクに追加する

QRコード

QR