![]() 5月下旬を過ぎると、ハクチョウさんたちの汚れが目立って来ます。
特に、チンさんの羽が、滞在組のハクチョウさんの中でも、 ボロボロになっていて灰色に変色しているようにも感じます。 ![]() ![]() (羽繕いをしているものの汚れが目立つチンさん ![]() ![]() 昨日のduck4ブログの中で、 アヒルさんを小型に改良したコールダックさんの場合、 年を取るにつれて、お尻から出る油が少なくなるので、 羽の汚れが目立つようになる。 ![]() というお話をしました。 そのコールダックさんの話を突き詰めて考えると、年を取って、 体の至るところで「ガタがくる」のと似ているのだと思います。 ![]() ![]() ところで、鳥さんのブログ『鳥さんの羽 ~小鳥さんの羽のお手入れ<羽繕(はづくろい)と尾』によれば、 お尻から出る油。 この尾脂腺(びしせん)とは、羽に塗ることで、 水を弾いたり、汚れを抑えるたりする効果があります。 この尾脂腺には、多くのビタミンDが含まれています。 皮膚やクチバシから取り入れることで、 体中に、カルシウムが吸収されます。 そのため、羽繕いができなくなると、 羽が乱れ、汚れて体が弱り、 ひいては、病気の原因にもなりかねません。 なので、尾脂腺を塗って、 ハクチョウさんのみならず体をキレイに保つ羽繕いは、大切なことのです。 ![]() 観察していると、 食後、お腹がいっぱいになると、浅瀬などの丘に上がって、 5羽の滞在組のハクチョウさんやアドちゃんは、羽繕いを始めます。 もちろん、duck4が気になっているチンさんもです。 ![]() ![]() (手前がチンさん!後ろにいるのがシンさん! ![]() そして、その前には、バシャバシャと水浴びをして汚れを落としてから、 羽を大きく羽ばたいて水滴を落として、 クチバシを使って、体中には、 お尻から出る油の尾脂腺を羽全体に塗りまくります。 ところで、5羽の滞在組は、ずっと七北田川いますが、 ただ、尾脂腺の量でも、その汚れの個体差はあるはずです。 しかし、羽の汚れの原因として、 七北田川の水質がどうなっているのか!? も検証する必要があるのでしょう。 本当に、滞在組のハクチョウさんやアドちゃんたちを観察していると、 いろいろな疑問が生じてきます。 ![]() (参考ブログ ![]() 鳥さんのブログ(2013年9月14日 土曜日)『鳥さんの羽 ~小鳥さんの羽のお手入れ<羽繕(はづくろい)と尾』 ![]() ![]() スポンサーサイト
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![]() こんばんは、
コハクチョウの群れは、群れ全体が茶色っぽい羽色になっていることがあります。これは金気などの影響だともいわれますし、コハクチョウの場合には遺伝的に少し黄色くなりがちだという説も聞いたことがあります。 川に洗濯用の洗剤などが流れ込むことも影響するでしょうね。
[2015/06/21 19:52]
URL | Gabacho #nH0dgipQ[ 編集 ]
こんにちは!
鳥の体に水がかかっても、水をはじいていますよね。 だからびしょ濡れにも見えないし、 水に浮いているのも、脂が多いから? 鴨の脂分って、とても多いです。 料理すると鶏肉に比べて、濃厚ですしね。 では、白鳥は? 七面鳥に似ているのだろうか? ごめんなさい。duck4さんに、そんなむごい質問はいけませんね。 白鳥は食べてはいけない保護動物でしょうか? ちなみに、スロバキアでは鴨の羽で刷毛(はけ)を作ります。 ラードやバターを溶かしたものを塗るときにとても便利なんですよ。 市販の刷毛よりも、私はこちらのほうを好んで使います。 Gabachoさんへ
おはようございます! > こんばんは、 > > コハクチョウの群れは、群れ全体が茶色っぽい羽色になっていることがあります。これは金気などの影響だともいわれますし、コハクチョウの場合には遺伝的に少し黄色くなりがちだという説も聞いたことがあります。 > 調べていくと諸説あるものですよね! duck4が持っている図鑑にも、 オオハクチョウさんは「全体が白色。首が黄褐色に染まっている個体もいる」 とありました。 > 川に洗濯用の洗剤などが流れ込むことも影響するでしょうね。 それもあると思います。 詳しいことわかりませんが、そちらの方が高かったりするのかもしれませんよね! 角田分さんのブログでハクチョウさんの「びしせん」のことが書かれていました。 尾脂腺の油は黄色のようですね! http://wakatsuk.blog68.fc2.com/blog-entry-29.html ハクチョウさんの尾脂腺のことが理解できました! ![]() ![]()
[2015/06/22 06:50]
URL | duck4 #-[ 編集 ]
ポンセさんへ
おはようございます! > こんにちは! > > 鳥の体に水がかかっても、水をはじいていますよね。 > だからびしょ濡れにも見えないし、 > 水に浮いているのも、脂が多いから? 水鳥さんは、おもに水辺で生活するので、 お尻からでる油。尾脂腺の量が他の丘で暮らす鳥さんよりも多いのでしょうね。 水を弾かなければ、沈んでしまって泳げなくなりますよね! その他に、清潔に体を保ったり、保温効果などもあるようですね! 幸いにも、今まで、泳いでいる途中に、水におぼれた、 アヒルさんやハクチョウさんを見たことがありません!!! これも、尾脂腺のおかげです。 > 鴨の脂分って、とても多いです。 > 料理すると鶏肉に比べて、濃厚ですしね。 カモさんがおいしいのも脂肪が影響しているのでしょうね! 脂肪が多いということは、尾脂腺が多いはずです。 なので、比較的、寒い地域でも生きていけるような体の構造になっているのでしょうね! > では、白鳥は? > 七面鳥に似ているのだろうか? これは、duck4の考えですが、 ハクチョウさんと七面鳥さんは違うと思います。 まず、ひとつは、七面鳥さんは、水鳥さんでないといことです。 恐らく、食べ物などで脂肪がつくように太らせていると思いますが、 ハクチョウさんやカモさんにはかなわないと思います! > ごめんなさい。duck4さんに、そんなむごい質問はいけませんね。 > 白鳥は食べてはいけない保護動物でしょうか? でも、イギリス王室では、ハクチョウさんは王様のものだったようです。 今は、当然、保護の対象になっています! > ちなみに、スロバキアでは鴨の羽で刷毛(はけ)を作ります。 > ラードやバターを溶かしたものを塗るときにとても便利なんですよ。 > 市販の刷毛よりも、私はこちらのほうを好んで使います。 カモさんの羽ではけをつくるのですね。 もし、家畜という存在がなければ、人類は、もうとっくに、 すべての野生動物を食べつくしていて絶滅していたか、 ここまで、爆発的に人口が増えなかったのではないかと、 スーパーに並んでいるお肉を見ながらそう思います! ![]() ![]()
[2015/06/22 07:07]
URL | duck4 #-[ 編集 ]
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duck4の定点観測ポイントの川には5羽の滞在組のハクチョウさん。大空を飛ぶことができませんが、元気に毎日、川を泳いでいます。この地域の人々にも愛され続けているハクチョウさんたちです。これからも、定点観測ポイントにいる飛べないハクチョウさんのこと中心にブログを配信していきます。今後ともに、宜しくお願いいたします。ブログ主宰者duck4より!
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