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デンマーク留学&ヒュッゲな人生の楽しみ方
生涯教育の学校、フォルケホイスコーレへのデンマーク留学体験をもとに、一冊の本にまとめたお話。
ツバメさんの巣からセシウムが!
ビューンビュンと飛びながら、

餌をせっせと巣で待っている雛に運んでいるツバメさん。


DSCF2338_convert_20140623070817.jpg

(雛に餌を運んできているツバメさん!

そんなツバメさんにとって、

また引いてはヒトにとっても由々しき事態が起こっています。


山階鳥類研究所で愛鳥家の協力を得て、

2011年11月~2012年3月に実施された調査結果によりますと、

原発事故後、13都道府県のツバメの巣。

繁殖が確認された182個のうち、

150個の巣からセシウムが検出されました。


平均値が高い順に、

福島県(7502ベクレル)、千葉県(3210ベクレル)、茨城県(1289ベクレル)

宮城県(903ベクレル)、東京都(858ベクレル)、群馬県(493ベクレル)、静岡県(353ベクレル)、

神奈川県(311ベクレル)、埼玉県(195ベクレル)、山梨県(140ベクレル)、新潟県(101ベクレル)、

石川県(47ベクレル)、山形県(36ベクレル)でした。

その中で最高値だったのが、9万ベクレルの巣もあったそうです。


ところで、ツバメさんたちは、

泥や藁などを集めてきて巣をつくります。


そのため、セシウムで汚染された土をせっせと運べば、

どうしても、高濃度に汚染されてしまいます。


山階鳥類研究所でも、調査結果から

周辺の土壌と巣のセシウム濃度には関連性がある

と見ているようです。


チェルノブイリの原発事故後

周辺で巣を作り繁殖して成長したツバメさんの中にも、

斑点模様の色素異常のもの。

左右で尻尾の長さが違うものも現れています。


最後になりますが、duck4も原発の事故後。

メアリー・マイシオ著『チェルノブイリの森』(NHK出版)の本を読んで、

放射の汚染の影響を受けたツバメさんの存在を知りました。


そのため、関心を持ち、やはり、

日本で繁殖したツバメさんにも放射能の影響を受けていることを、

あらためて再認識させられることになりました。


これから、ツバメさんに影響がでるのがとても心配なduck4でもあります。


DSCF3915_convert_20150602080500.jpg

(「ツバメの巣からセシウム」の河北新報記事より!

(出典

メアリー・マイシオ著・中尾ゆかり訳『チェルノブイリの森』(NHK出版・2007年)

「ツバメの巣からセシウム」(6月1日付け河北新報記事)

(関連ブログ

『野鳥たちのチェルノブイリ!』(2011年5月21日付けduck4ブログより!)



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[2015/06/02 06:03] | アヒル・白鳥・野鳥⑩ | トラックバック(0) | コメント(8) |
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コメント
duck4さん、今晩は
ツバメの巣が、放射性セシウムに汚染されているのは日本野鳥の会のHPにも掲載され、尾が不均一なツバメが観測されています。
http://www.wbsj.org/activity/conservation/research-study/radioactivity/situation_tsubame201305/
長期的に継続して行って貰いたいテーマだと思います、
[2015/06/02 17:27] URL | ハロゲンくん #-[ 編集 ]
Duckさん、こんばんは、
昨年の夏、友人の家族と一緒にミュンヘンから南へオーストリア方面に出かけました。きれいな森が続き、鳥たちもたくさん鳴いていました。ただ、その森のキノコは採取できないんです。チェルノブイリの後遺症がまだこんな遠くにまで及んでいること、愕然としました。
[2015/06/02 20:22] URL |   Gabacho #nH0dgipQ[ 編集 ]
小さなからだのツバメさん、影響がとても大きく哀れです。
人類は地球全体を考えて行動しなくてはいけないのですね。

ツバメさん自体の個体数が減っていると感じます。
数年前は用水路で必ず数羽が飛んでいました。
今年は用水路の上で見る機会が少ないです。
[2015/06/02 22:13] URL | パッサ- #-[ 編集 ]
duck4さん こんばんは!

ツバメさん 心配ですね
可哀想で なりません
数が年々 減っているように思えてました。

[2015/06/02 22:44] URL | トマトの夢3 #-[ 編集 ]
ハロゲンさんへ

おはようございます!

> duck4さん、今晩は
> ツバメの巣が、放射性セシウムに汚染されているのは日本野鳥の会のHPにも掲載され、尾が不均一なツバメが観測されています。
> http://www.wbsj.org/activity/conservation/research-study/radioactivity/situation_tsubame201305/

日本野鳥の会でもツバメさんの子育て調査を行っているようですね!
多くのヒトから巣をつくり子育てをしている様子の情報提供を求めているようですね!

> 長期的に継続して行って貰いたいテーマだと思います、

duck4も長期にわたって調査が行われ、
そのデーターを公表して欲しいと願っております!

ツバメさん関連の書籍も出版されるといいのですが..!v-519v-521
[2015/06/03 07:20] URL | duck4 #-[ 編集 ]
Gabachoさんへ

おはようございます!

> Duckさん、こんばんは、
> 昨年の夏、友人の家族と一緒にミュンヘンから南へオーストリア方面に出かけました。きれいな森が続き、鳥たちもたくさん鳴いていました。ただ、その森のキノコは採取できないんです。チェルノブイリの後遺症がまだこんな遠くにまで及んでいること、愕然としました。

ドイツからオーストリアにかけても、放射能汚染の影響が出ているんですね!
確か、スウェーデンのトナカイさんもそうだったと思います。
ヨーロッパ人が、日本の原発事故に敏感になっているのもわかります。

ツバメさんたちも、セシウムの影響を受けているとは..!
それだけ、日本の土壌が汚染されている証拠なんでしょうね!v-519v-521
[2015/06/03 07:23] URL | duck4 #-[ 編集 ]
パッサーさんへ

おはようございます!

> 小さなからだのツバメさん、影響がとても大きく哀れです。
> 人類は地球全体を考えて行動しなくてはいけないのですね。
>
ツバメさんには影響が出ているようですね!
やはり、泥がセシウムで汚染されておりの知らずに運び、
巣にすることで、生まれてくる雛たちの身体に悪影響を及ぼしかねませよね!

> ツバメさん自体の個体数が減っていると感じます。

やはり、そうですか。
duck4この2~3年。注意深くツバメさんを観察しているので、
減っている、増えているのいうことは、肌ではわかりません。

ただ、棲息域が減っているのは確かなようですね!
仙台管区気象台で、ツバメさんの観測をしていますが、
2014年度には、なぜか未確認でした。
2015年は4月2日に飛来となっていました。

> 数年前は用水路で必ず数羽が飛んでいました。
> 今年は用水路の上で見る機会が少ないです。

パッサーさんの用水路では少なくなっていますか!?
きっと、何か影響しているんでしょうね!?

こちらでは、今のところツバメさんはビューンビュン飛び回っていて、
減っているという実感がまだありません!v-519v-521
[2015/06/03 07:32] URL | duck4 #-[ 編集 ]
トマトの夢3さんへ

おはようございます!

> duck4さん こんばんは!
>
> ツバメさん 心配ですね
> 可哀想で なりません
> 数が年々 減っているように思えてました。

ツバメさんが減っているのには、諸説あるようですが、
巣がつくれる場所が減っているという説もあります!

duck4も心配してツバメさんが飛び回っている姿を見ていますが、
こちらでは、今。
子育て真っ最中で、ビューンビュン急いで、虫を取りながら、
雛が待つ巣へ運んでいるツバメさんを見かけます。v-519v-521
[2015/06/03 07:36] URL | duck4 #-[ 編集 ]
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趣味:旅行、バードウオッチング(アヒル・ハクチョウ)
小著:『ヒュッゲの国からデンマーク流人生の楽しみ方』
(本の森出版)

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duck4の定点観測ポイントの川には5羽の滞在組のハクチョウさん。大空を飛ぶことができませんが、元気に毎日、川を泳いでいます。この地域の人々にも愛され続けているハクチョウさんたちです。これからも、定点観測ポイントにいる飛べないハクチョウさんのこと中心にブログを配信していきます。今後ともに、宜しくお願いいたします。ブログ主宰者duck4より!

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