![]() duck4の定点観測ポイントの七北田川の中洲周辺で
32羽ほどのハクチョウさんが確認できました。 もしかしたら、餌場に行っていたのかもしれませんが、 越冬の最盛期の頃に比べて、半減しています。 日本各地の越冬地でも、 ハクチョウさんたちが北へと旅を始めたというニュースが 聞かれるようになったので、飛来組の中には、 ここから移動したものもいるかもしれません。 しかし、あの7羽の大家族のハクチョウさんたちと5羽の成鳥さんたちは、 まだ、duck4の定点観測ポイントとの主として君臨しています。 さて、話は本題に入りますが、 1つハクチョウさんのことで気がかりなことがありました。 それは、1羽でいる幼鳥のハクチョウさんのことです。 他の子供たちは、親ハクチョウさんに守られているのですが、 この幼鳥のハクチョウさんだけは、いつもひとりぼっち。 先日、観察していると、 川の真ん中で、灰色の羽の中にクチバシを突っ込んで 寝ていました。 その脇を、多くの飛来組や大家族のハクチョウさんたちが 泳いでいきました。 何か、1羽だけで、こんな場所で寝ているので、 duck4がとても気になり注意していました。 ![]() (ひとりぼっちで川で寝ている幼鳥のハクチョウさん! ![]() それにはわけがあり、 昨年度の春先にも1羽の幼鳥(あどけない顔をしたハクチョウさん)を、 duck4ブログではレポートしましたが、 やはり、群れに入ろうとしても入れてくれずに、 ひとりぼっちでした。 ![]() あの滞在組のハクチョウさんの仲間にも入ることができず、 4月頃には、この定点観測ポイントを去っていきました。 ![]() (昨年の春まで飛来していたあどけない顔をした幼鳥のハクチョウさん! ![]() ある日のこと、 1羽の幼鳥のハクチョウさん(先日、ひとりぼっちで寝ていたあのハクチョウさんかも!?)が、 大家族のハクチョウさんと成鳥の群れにくっついて 泳いで行ったときのことです。 ![]() すると、2から3羽の成鳥のハクチョウさんが、この幼鳥のハクチョウさんを 尻尾に噛み付き、追い回していました。 そして、この幼鳥のハクチョウさんは岸の方へと逃げて行きました。 大家族のハクチョウさんの群れに入ろうとしても入れてもらえなかったようです。 このようなことは、昨年のあどけない顔をした子供のハクチョウさんでも、 滞在組と一緒に行動しようとしても入れてもらえなかった時と同じでした。 その後、追い回された幼鳥のハクチョウさんは、逃げ切ることに成功。 ちょっと離れたところで、大きく羽ばたきをする仕草を見せました。 今日は、争いに負けたが、また勝負はこれからだという ケンカに負けたハクチョウさんたちがするいつもの行動を この幼鳥のハクチョウさんも見せたのです。 それから、大家族のハクチョウさんの群れは上流へと泳いで行きましたが、 それに距離を保ちながらこの幼鳥のハクチョウさんもついていきました。 ハクチョウさんは孤高でプライドの高い一面も示します。 アンデルセンの『醜いアヒルの子』でも、 保護された家で暴れて、逃げ出して、寒い冬の湖で ひとりぼっちになっても、じっと飢えと孤独を耐え忍んでいます。 ![]() 1羽の幼鳥のハクチョウさんも、 今はアンデルセンの『醜いアヒルの子』のように、 ひとりぼっちで孤独に耐えているのでは思えてきました。 ![]() でも、仲間から蹴飛ばされても、また着いて行く、 ハクチョウさんたちの生き方には、野生の中でなんとしても生き抜いていく強さと気高さを 感じるのであります。 ![]() ![]() ![]() スポンサーサイト
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![]() どうしてなのでしょうね・・・
親とはぐれてしまったのですね。 でも身体の大きさは成長とほぼ同じ、食べることも出来ているのですね。 元気に成鳥になって家族を作って、また戻ってきて欲しいですね。
[2014/02/25 11:38]
URL | 杜のタマゴ #TSqh09ZY[ 編集 ]
はぐれた白鳥さん
何だか涙が出た来ました 一人では北帰行も出来ないはずなので 何とか他の仲間に入れるといいですね。
[2014/02/25 14:45]
URL | reimi01 #-[ 編集 ]
こんばんわ
この幼鳥は親と逸れたか又は親が亡くなったかして孤児になったのでしょうね。 ハクチョウさんは、こういう子を自分の子として育てるという義侠心が欲しいところですが無理でしょうか。 こんばんは、
このコハクチョウさん、左足がおかしくないでしょうか? 私の見間違いだったらいいのですが、、、。 厳しいです。
1羽では生きていけないと知っているのでしょうね。 食べることは見よう見まねでも、これから渡って行くのでどこかの群れにいるほうがいいですね。 大家族の白鳥さんが、その気になってくれることを祈るばかりです。 こんばんは。
幼鳥さん、なんて可哀想ののでしょう 保護する人もいないのですね この状態で 生きられるとは思えません 近くだったら すぐ保護したいと思います 涙溢れます・・・ なんとか ならないものかと思うばかりで はがゆい 自分がいます。
[2014/02/25 23:34]
URL | トマトの夢3 #-[ 編集 ]
杜のタマゴさんへ
おはようございます! > どうしてなのでしょうね・・・ > 親とはぐれてしまったのですね。 親からはぐれてしまった子供のハクチョウさんのようです! > でも身体の大きさは成長とほぼ同じ、食べることも出来ているのですね。 > 元気に成鳥になって家族を作って、また戻ってきて欲しいですね。 昨年も、このような幼鳥のあどけない顔したハクチョウさんが、 ひとりぼっちになってしまいました。 滞在組にも入れず、4月中旬には姿を消しています。 まだ、飛来組も数羽ほどいたので、一緒に旅をしていたらと願っていたduck4でした。 確かに、杜のタマゴさんがおしゃるように、 餌を探せても、北へ戻るルートがわからないので、 他の飛来組の成鳥の群れと一緒にならないと難しいですね! 酒田では、飛べない夫婦に雛が生まれました。 そのハクチョウさんが大きくなり、子別れをするときに、 この地に留まっていた子供。 どうやら、他の飛来組と一緒に北へと旅をしたであろう 子供もいたそうです。 そろそろ渡りの季節。 このひとりぼっちの子供のハクチョウさんを見守るしかないduck4であります! ![]() ![]()
[2014/02/26 07:52]
URL | duck4 #-[ 編集 ]
reimi01さんへ
おはようございます! > はぐれた白鳥さん > 何だか涙が出た来ました 毎年、親とはぐれてひとりぼっちになったハクチョウさんを見かけます。 4月になってもひとりぼっちでいるとこを見ると、 悲しくなりますね! > 一人では北帰行も出来ないはずなので > 何とか他の仲間に入れるといいですね。 昨年の場合、 サクラの咲く時期(4月中旬)までいた飛来組がいました。 その飛来組と一緒に連れて行ってくれれば北へと帰れます。 それを願うduck4であります! ![]() ![]()
[2014/02/26 07:56]
URL | duck4 #-[ 編集 ]
ハロゲンさんへ
おはようございます! > こんばんわ > この幼鳥は親と逸れたか又は親が亡くなったかして孤児になったのでしょうね。 > ハクチョウさんは、こういう子を自分の子として育てるという義侠心が欲しいところですが無理でしょうか。 ひとつの理由として、考えられることですね。 親と別れてしまい、ひとりぼっち! 誰とも相手にされなく、川の上で、クチバシを羽毛の中に突っ込んで 寝ているふりをしているようでもあります。 ハクチョウさんは、自分の子の他に受け入れるという話を聞いたことも見たこともありません。 ただ、このケンカ、大家族にいた成鳥が仕掛けました。 大家族と成鳥の12羽の群れに入るのは、難しいのではと見ていました! ![]() ![]()
[2014/02/26 08:01]
URL | duck4 #-[ 編集 ]
Gabachoさんへ
おはようございます! > こんばんは、 > このコハクチョウさん、左足がおかしくないでしょうか? 私の見間違いだったらいいのですが、、、。 このハクチョウさん! 見ていた人は、目が見えないのではないかと言っていました。 左足もおかしいのでしょうかね。 ということは、健康面でトラブルがあったのかもしれませんね! 今年もひとりぼっちになった子供のハクチョウさんがいます。 何とか、群れに入って北へ一緒に旅ができたらと思っている duck4であります! ![]() ![]()
[2014/02/26 08:05]
URL | duck4 #-[ 編集 ]
パッサーさんへ
おはようございます! > 厳しいです。 > 1羽では生きていけないと知っているのでしょうね。 > 食べることは見よう見まねでも、これから渡って行くのでどこかの群れにいるほうがいいですね。 > 大家族の白鳥さんが、その気になってくれることを祈るばかりです。 duck4もそう思っています。 大家族か他の群れに入って、一緒に北へと旅ができればと願っています。 話が変りますが、 山形県酒田では、飛べない親のハクチョウさんから子供が生まれ、 その中の子供が姿を消したので、どうやら他の飛来組のハクチョウさんたちと 渡りをしたのではないかと言われています。 渡りに関しては、他のハクチョウさんたちと一緒でないと難しいことと duck4も思います! ![]() ![]()
[2014/02/26 08:09]
URL | duck4 #-[ 編集 ]
トマトの夢3さんへ
おはようございます! > こんばんは。 > > 幼鳥さん、なんて可哀想ののでしょう > 保護する人もいないのですね 動けなくなったりしていれば、保護もできるのでしょうが、 自由に泳げて動き回れれば、周りのハクチョウさんも警戒して 大変なことになるようです。 > この状態で 生きられるとは思えません > 近くだったら すぐ保護したいと思います > 涙溢れます・・・ ひとりぼっちのハクチョウさんは、泳ぎまわったりできるし、 自分で食べ物も探せているので、健康面では大丈夫のようです。 ただ、北へ帰るのには、仲間と一緒でないと できないと思います。 どうか、他の群れに入って、渡りができることを 願うduck4であります。 > なんとか ならないものかと思うばかりで > はがゆい 自分がいます。 見ていて、ひとりぼっちのハクチョウさんがかわいそうと思いました。 でも、渡りまでには、まだ数週間ほどありそうなので、 これからも見守っていきたいと思います。 それに、山形県酒田市では、 飛べない親ハクチョウさんから生まれた子供の一部が、 どうやら他の飛来組と一緒に北へと飛んでいったという事例もあります。 まだまだ、このひとりぼっちのハクチョウさんもどうするか これからだと思っています! ![]() ![]()
[2014/02/26 08:17]
URL | duck4 #-[ 編集 ]
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duck4の定点観測ポイントの川には5羽の滞在組のハクチョウさん。大空を飛ぶことができませんが、元気に毎日、川を泳いでいます。この地域の人々にも愛され続けているハクチョウさんたちです。これからも、定点観測ポイントにいる飛べないハクチョウさんのこと中心にブログを配信していきます。今後ともに、宜しくお願いいたします。ブログ主宰者duck4より!
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