![]() いつもの定点ポイントから移動していた6羽の滞在組。
duck4を見るや否や、斑ちゃん、ティちゃん、シンちゃん、 チンさん、ミルクちゃん、アドちゃんの順に近づいて来てくれました。 ![]() ![]() ![]() (近づく6羽の滞在組!) その近くには、コハクチョウさん一家もいましたが、 遠慮してか、今日もまたやって来ませんでした。 ![]() ![]() 来てはくれませんが、シーズンに入って最初からいてくれるので、 会えると、とても嬉しくなります。 ![]() ![]() (いつものコハクチョウさん一家!) そして、中洲付近には、たくさんのハクチョウさんがいました。 50羽以上はいたかと思われます。 ![]() ![]() (中洲付近!) そして、いつもの滞在組が待っている定点ポイントには、19羽いました。 あわせると108羽。 例年よりも早く、100羽越えをしたduck4の定点観測ポイントの七北田川です。 ![]() (定点ポイント!) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() duck4にお気に入りの1冊があります。
![]() この本は、すでに絶版になっていて、 手に入れることができません。 残念です。 ![]() そのため、図書館に行くたび、 延長手続きをして借り続けています。 ![]() ![]() (『白鳥の旅』の本!) ところで、この写真集の舞台は、あのシベリアのコマリ川。 この名前だけを聞いてピーンときた方ならば、 かなりのハクチョウさん通です。 ![]() 前回、月曜に放送された BSプレミアム『ワイルドライフ』「ロシア 北極圏のツンドラ 白夜の子育て ハクチョウが闘う」 と舞台となったところです。 ![]() ところで、この写真集を出版された鳥類学者の著者は、 今から27年前のまだ、ロシアが社会主義国でソ連と言われていた時代に、 繁殖地のシベリアのコマリ川でコハクチョウさんの生態調査をしました。 当時は、今のように発信機をつけて渡りのルート解明される前の時代でした。 その27年前のコハクチョウさんは、もういないと思いますが、 あの番組のときと変らない、 自然と向き合っている子孫が闘っていました。 羽には蚊がつき血を吸い取られているコハクチョウさんは、 番組の中でも放送されていました。 ![]() (蚊に羽を吸い取れれているコハクチョウさん!) あのどこまでも地平線が広がっているシベリアで、 いつでも、動物に襲われそうですが、 地面よりも高くして巣を構えるコハクチョウさん夫婦。 そんな光景は、時空を越えて、 次の世代へと、そのDNAは続いているからです。 ![]() (『白鳥の旅』の写真集より!右下の写真の高いところに巣を作るコハクチョウさん!) ![]() (番組で紹介された高い巣の上でタマゴを温めるコハクチョウさん!) そして、生まれてから、2ヶ月という短い期間で、 飛べるようにしなければならない事実。 この写真集に登場して親子のコハクチョウさんたちは、 7月10日頃に撮影されているので、 シベリアが凍る前には、雛ちゃんたちは、飛べるようになったはずです。 もし、これよりも遅い7月下旬以降に生まれていたら、 日本には渡ってこれなかったと思います。 ![]() (親鳥の後ろにくっついて歩く雛ちゃん!) 番組でも紹介されていましたが、 カモメさんのコロニーの近くで子育てするコハクチョウさん一家。 あの親鳥に、カモメさんがしつこく攻撃していたシーンがありました。 これとは若干違うのですが、 コハクチョウさんの背中の上に1羽のカモメさんが止まっている写真があります。 なぜと思ったのですが、 番組内で、コロニーに入ってきて守ろうとしたカモメさんが、 コハクチョウさんに攻撃をしていることがわかりました。 ![]() 昔も今も変わりないようです。 ![]() (コハクチョウさんの背中にのるウミネコの写真!) こちらは、テレビで放映されていましたが、 巣を守るためにキツネに立ち向かうコハクチョウさんです。 羽を広げて、うなり声を上げると迫力があります。 このようなシーンですが、 2012年夏に七北田川でも見たことがあります。 5羽の滞在組のハクチョウさんの縄張りにキツネさんが来て、 取り囲むようにして追い払おうとしていました。 しかし、このテレビのコハクチョウさんたちとは違って、 そこまでは切迫感はあまりありませんでした。 ![]() (巣を守るため羽を大きく広げて追い払おうとするコハクチョウさん!) 4000キロも離れた繁殖地と越冬地の日本も、 太古から繰り返されえてきていることを思うと、 コハクチョウさんたちのすごさを感じさせられました。 そして、その子孫の1羽が、 羽をケガして飛べなくなったティちゃんなのです。 (参考文献) 『白鳥の旅―シベリアから日本へ』 長谷川 博 (著) 東京新聞出版局 ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() 震災後の干潟の鳥さんたち!
初めて、蒲生干潟で鳥さんを撮影したのは、 震災前の2010年の秋のこと。 震災5ヶ月前のことでした。 あのときは、 たくさんのサギさんたちが松の木の上に止まって休んでいました。 そして、こちらは2017年9月上旬。 干潟には、サギさんが集まって来ています。 ![]() 何か餌を探しているようでした。 大中小のサギさんたちが混じっているようですが、 たぶん大きいのがダイサギさん。 小さいのがコサギさんなのでしょうか。 干潟の環境が戻りつつあることに、 ちょっと、ほっとしています。 ![]() ![]() (干潟に集まるサギさんたち!) それから、また、シギチさんに出会えました。 前方にいるのがシロチドリさん。 後ろの2羽がミユビシギさんではないかと思います。 シギチさんたちが砂浜を「ピーパピーパ!」と鳴きながら 飛び回っていました。 あの鳴き声は可愛いです。 ![]() ![]() (1羽のシロチドリさんと2羽のミユビシギさん!) 滞在組にとっての顔見知りのヒト! 中州付近にいることは、地元のヒトたちにも知られていることで、 とある親子がパンをもってやって来ていました。 すると、見覚えがあるのか、 すぐさま、6羽の滞在組のハクチョウさんたちは近づいて行きました。 ![]() ![]() 特に、アドちゃんは、遅れて行ったのにもかかわらず、 コンクリートの上にいました。 ![]() 普段、見知らぬヒトには近づかないはずのアドちゃんですが、 この親切な親子のことはわかっているのでしょうか。 警戒心が全くありませんでした。 この地元の親子を見るや否や一斉に近づいて行くところを見るに、 滞在組のハクチョウさんたちにとっては、 知人のような存在の方だったのかもしれません。 ![]() (アドちゃんだけが上がっている滞在組のハクチョウさん!) (関連ブログ) 干潟であったのはシロチドリさんですか?若鳥のキジさんたち!元気な斑ちゃん! ![]() ![]() ![]() |
![]() 干潟であったのはシロチドリさんですか?
蒲生干潟では、 もう1羽チドリさんを見つけました。 また、鳥図鑑とにらめっこ。 ![]() シギチさんビギナーのduck4にとって、 調べるのが大変です。 ![]() ところで、見る限りの特徴は 体が白いことと目の周りが黒いアイラインがあること。 また足は茶色っぽいところです。 図鑑には、羽の色が、赤褐色ぽいのが、掲載されていました。 このチドリさんは、5~6羽の一緒の群れで行動していたのですが、 その一部の仔たちには、胸帯があります。 ![]() (体が白く、黒い目のアイリングのシギさん!) そして、瞳の周りに黄色のアイリングがないので、 このシギさんはコチドリさんではないようです。 おそらく、シロチドリさんではないかと思っています。 いずれにしても、duck4にとって、初めて出会ったチドリさんです。 ![]() ![]() (たぶん、シロチドリさん!?) ミユビシギさんと混群を作っていたシロチドリさん!?でしたが、 duck4が写真を撮っていたのに気づき、 警戒してかどこかに先に飛び去っていきました。 チドリさんもシギさん同様に見分けるのが大変ですが、 凝ると、また会いたくなる鳥さんです。 それは、旅を続けてい生きているチドリさんの生き方にロマンを感じるからでしょうか? ![]() いや、バーダーさんの中にも、シギチのファンは多いと聞いています。 少し、その好きな理由が、ひとつでも理解できそうなduck4であります。 ![]() (シロチドリさん!?) 若鳥のキジさんたち! こちらは、いつもの定点ポイント。 対岸には、若鳥らしきキジさんたちがいました。 数羽が群れをなして行動している若鳥さんに出会うのは初めてのこと。 真ん中にいる仔は顔の周りが赤っぽくなってきています。 若鳥のオスなんでしょうか? ![]() (若鳥のキジさんたちの群れでは!?) しばらく、撮影していたのですが、 最後まで残ってくれたのがこのキジさんでした。 ここを縄張りにしていた成鳥のオスのキジさんは姿を見せなくなりました。 これは推測ですが、子どもたちも大きくなり、 縄張りを守る必要もなくなったのでしょうか? ![]() (最後まで残ってくれたキジさん!) 元気な斑ちゃん! 8月上旬から中旬の約2週間。 姿を見せなかったリーダーの斑ちゃん。 ![]() 戻って来ては、元気で、給餌中は、他の仔を追い回して食べようとします。 もとの斑ちゃんに戻ってほっとしています。 ところで、あの雲隠れの2週間はなんだったのでしょうか? 不思議でなりませんでした。 ![]() (リーダーの斑ちゃん!) ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() duck4の周りにいるたくさんいたスズメさんも、
1番子、2番子も移動してしまいました。 今は、3番子とその親鳥。 また、居残っている少数の成鳥がいるくらいになりました。 8月上旬を過ぎると、田んぼへと移動を始めるようです。 しかし、いつもの定点ポイントでは、 1羽の換羽中のスズメさんがクチバシにたくさんの虫を咥えていました。 ![]() 「しめしめ!カロリーの高いものだよね!」 と誇らしげに、心の中で言っているようでした。 ![]() (クチバシに虫らしきもの咥えている換羽中のスズメさん!) ハクチョウさんたちが好きそうなものをこっそりと置いてくれる、 善意ある市民の方がいます。 わざわざ、遠くから、こっそりと、おみやげをもってです。 ![]() おかげで、滞在組のハクチョウさんたちは、 たらふく食べられています。 この時も、ミルクちゃんでしょうか? 長い首を伸ばして、食べようとしていました。 また、コハクチョウさんのティちゃんも、 「食べたいな!」 と心の中で叫びながら、じっと見つめていました。 おそらく、滞在組のハクチョウさんたちが、 duck4には、何も言っていませんが、想像するに、 その市民の方に感謝していたことと思います。 ![]() (善意ある市民の方が置いた餌を食べているミルクちゃん!) 追伸: ![]() ![]() ![]() ![]() 仙台では、連続36日、雨が降りました。 これは、83年ぶりに記録を更新しました。 今年の夏は、雨、雨、雨の日々が続きでしたが、 移動性高気圧が通過しているので、その記録もやっと止まりそうです。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() アザラシさんにも虫歯!?
ハクチョウさんや鳥さんたちには歯がないので、 虫歯の心配はありません。 ただ、アザラシさんはどうでしょうか? 口を大きく開けた瞬間に、歯が見え、 その中には黒ずんだ虫歯らしきものが数本見えました。 ![]() (アザラシさんにも虫歯!?) 虫歯。 痛くないのでしょうか? かつて、duck4も歯の一部がかけて、 それが初めて虫歯だと知り, 治療を受けたことがありました。 ![]() 神経まで達していなかったので、痛みを感じませんでした。 ![]() もしかして、このアザラシさんも、そうなのでしょうか? ![]() ![]() (ショウの時間になりプールから陸に上がって来たアザラシさん!) このアザラシさんですが、 北海道紋別市のオホーツクとっかりセンターのごまちゃんランドで飼われているのでです。 漁で網に絡まってケガしたアザラシさんを保護して飼育して見せている施設です。 そこでは、若い女性の飼育委員さんが、世話しています。 なので、とても飼育員さんには慣れているようで、 どの仔たちも信頼しきっているようでした。 まるで、こちらのアドちゃん!? のようでもあります。 ![]() ![]() (微笑んでいるようなアザラシさん!) ティちゃんが突っついているもの! ティちゃん、竹で作られた飾りを突っついていました。 おそらく、食べられるものと思ったからでしょうか? でも、これは、お盆で飾りかなんかを川に流したもののようで、 食べられるか、確認していたティちゃんでした。 ![]() ![]() (お盆飾りに興味を示すティちゃん!) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() カワウさんたち!
斑ちゃんとリクちゃんを探しに梅田川まで行った時に、 3羽のカワウさんに出会いました。 木が茂っていて、休むのにはちょうど良い場所のようでした。 ところで、数年前。 滞在組のハクチョウさんの一部が、 ここにやって来ていたことがありました。 もしやと思いましたが、 この日も、斑ちゃんやリクちゃんには会えずじまいでした。 ![]() ![]() (3羽のカワウさんたち!) 話を元に戻しますが、3羽うち、 1羽だけは羽を広げて、乾かしているようでした。 ハクチョウさんたちのように撥水性に適していない羽の構造なので、 乾かすのに時間がかかるそうです。 ![]() (3羽のうち1羽は羽を乾かすカワウさん!) 広げていると、 風切羽もくっきり見えます。 ハクチョウさんたちは、そろそろ風切羽も新しい羽に代わりつつありますが、 カワウさんは、少しずつ換羽をするのでしょうか? ハクチョウさんのように、いっぺんに変るのでしょうか? ![]() (羽を広げているカワウさん!) ところで、宮城県では、増えすぎたことで、 アユが食べられ、食害を及ぼしているため、 駆除を行われているということを新聞で読み、ブログで紹介したことがありました。 ![]() 川がキレイになり、魚も増えたことで、、カワウさんも増えてきているのですが、 漁業権という経済性が優先され、そのような憂き目にあっていまっています。 duck4にとっては、このカワウさんは、 どことなく憎めない可愛い鳥さんなのですが、 そう思ってくれないヒトも多くいるようです。 昔は、カワウさんの糞で肥料を作ったりしていました。 また、カワウさんは、鵜飼にも使われていて、ヒトのために働いてきました。 しかし、今では、厄介者扱い。 これも、ヒトのエゴによってそうさせられてしまったのでしょうか? ![]() (カワウさん!) 平和になった日! 生まれてから戦争を知らない世代が8割を超える日本。 平和が当たり前になっていて、戦争は、非日常的なものとなっています。 日本には、原爆ドームのような戦争に関する遺構もあり、 平和について考える機会はたくさんあるはずです。 しかし、戦争経験者の減少と風化により、遠い過去の出来事になっています。 そのため、どう捉えるのかは、私たちの創造性や感性にゆだねられてしまっています。 それが、ある意味、恐ろしいことでもあります。 ![]() ![]() ![]() ![]() 2017年8月15日。 終戦から72年。 この戦争のことを総括するのか? それが、行われていないことこに何か、危うさというもの感じてなりません。 多くの戦争体験者が天国へと旅立った今。 経験しなかった者たちが、 それを総括できるほどの創造性と感性が、備わっているのか? いや、「平和」を継承できるかいなかの分岐点にきていることだけは、 確かなことなのです。 ![]() ![]() ![]() |
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duck4の定点観測ポイントの川には5羽の滞在組のハクチョウさん。大空を飛ぶことができませんが、元気に毎日、川を泳いでいます。この地域の人々にも愛され続けているハクチョウさんたちです。これからも、定点観測ポイントにいる飛べないハクチョウさんのこと中心にブログを配信していきます。今後ともに、宜しくお願いいたします。ブログ主宰者duck4より!
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