![]() 6羽の滞在組を除くと、
飛来組の5羽は幼鳥のハクチョウさんのみになりました。 成鳥の群れは飛び立って行ったようです。 ![]() ![]() (残るは滞在組と飛来組の子どもたちのみ!) 子どもたちのみになり、 北へと帰ることできるのか!? と、地元の方ともに案じているduck4であります。 ![]() すると、1羽の子どものコハクチョウさんが、 滞在組と4羽の子どものオオハクチョウさんの目の前を飛んで行きました。 もしかすると、あの足を怪我していていた子かもしれません。 じっと、浅瀬で動かないでいましたが、餌場まで出かけられるまでに回復したようです。 良かったです。 ![]() しかし、長距離を飛べない思ったので、残ったのでしょうか? そのあたりは、この子に聞いてみないと何とも言えません。 ![]() (目の前を飛んでいく子どものコハクチョウさん!) 残るは5羽の子どもたちのみ。 当然、北へ戻り方はわからないと思います。 どうするのでしょうか。 午前中、餌場に行ってみると、 1羽のハクチョウさんが、畑にいて、何か一生懸命についばんでいました。 個別識別まではできませんでしたが、 もしかしたら、あの足のケガをしていたコハクチョウさんの子どもが、 来ていたのかもしてません。 ![]() (畑で餌を食べている1羽のハクチョウさん!) ![]() ![]() ![]() |
![]() 早朝、いつもの定点観測ポイントにいたのは、
飛来組のコハクチョウさんとオオハクチョウさんの子どもたち。 昨日までいた、 あの黄色の斑点をクチバシに持ったオオハクチョウさんの家族は、 姿を現しませでした。 渡って行ったのでしょうか? ![]() ![]() (20羽ほどハクチョウさんの群れがいた早朝!) すると、ツンドラYちゃんが、群れから離れてduck4のところに近づいて来ました。 どうやら、まだ、居残っていたようです。 3月初旬からツンドラYちゃんのことは知っていて、 行くと、なぜかコハクチョウさんの中では、唯一、やって来てくれます。 ![]() (ツンドラYちゃん!) すると、仲間の様子が、鳴き交しをはじめ、 ツンドラYちゃんは、戻って行きました。 そんな中、待ちきれなかった1羽の群れにいたコハクチョウさんがフライングをして飛び立って行きました。 しかし、後を追いかけてくる仲間がいなかったので、 また、戻って来たました。 それを2度ほど繰り返しました。 午前5時51分。 群れのコハクチョウさん18羽が一斉に、duck4の目の前を飛び去って行きました。 そこに残るのは、4羽の子どものオオハクチョウさん。 後から来た滞在組のアドちゃんとティちゃんのみでした。 そして、オオハクチョウさんの子どもたちも、 後を追いかけるように5時54分には、飛んで行きました。 ![]() ![]() (飛び去る群れのコハクチョウさんたち!) しかし、滞在組の他も仔たちは来ませんでした。 やっと、遅れて、シンちゃんとミルクちゃんが到着しました。 けれども斑ちゃんとチンさんは、まだ来ません。 地元の方が、 「一緒に行動していたようだね!一緒の方がいいのに!」 とおしゃっていました。 そこで、上流まで探しに行くと、斑ちゃんとチンさんは、一緒にいました。 何か、2羽の時間を大切にしたかったのでしょうか? そのあたりは、白鳥語で聞いてみたかったのですが、 実現できませんでした。 ![]() ![]() (チンさんと斑ちゃん!) ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() 日の出から約10分後の午前5時30分。
いつもの定点観測ポイントの上空を飛んでいく18羽の群れを見ました。 おそらく、コハクチョウさんたちだと思います。 その中には、あのツンドラYちゃんもいたはずです。 日に日に、塒を離れる時間も早くなってきました。 また、明日には会えるのでしょうか。 ![]() ![]() (目の前を通過する18羽のハクチョウさんの群れ!) 一方、オオハクチョウさんたちの方は、のんびりしていて、まだまだ動く気配もなく、 地元の方の給餌を待っていました。 とても、ヒト慣れしています。 今朝、確認できたのですが、 コハクチョウさんのティちゃんを含めて、9羽の成鳥と7羽の幼鳥でした。 うち6羽は滞在組です。 そのうち飛来組の成鳥3羽で、うち2羽は2羽の子どもを連れた黄色の斑点をクチバシに持った家族。 残りは5羽は、完全に親と別れた子どもたちが5羽いました。 ![]() (近づくオオハクチョウさんの群れ!) そんな中でも、あの強い黄色の斑点をクチバシに持った家族の隙を狙って、 duck4に近づいてくるのがアドちゃん。 まだ幼鳥の時から見守ってきているので、その情を深く感じているからなんでしょうか。 こちらが呼ばなくても、最初に、それも急いで近づいて来てくれます。 ![]() ![]() (アドちゃん!) 記録を取ったり、写真を撮ることに熱中していて気づかないでいると、 アドちゃんの方から「ク!ク!ク!」と鳴いて知らせてくれることがあります。 「こっちを見てよ!」とでも言っているようです。 ![]() ![]() (「こっちを見てよ!」と言って見つめるアドちゃん!) ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() 夕方、また、餌場からハクチョウさんたちが戻って来ました。
その中には、見覚えのある家族もいました。 以前にも紹介した、クチバシの黒い部分に黄色の斑点がある親子です。 ![]() 2羽の子どもたちと、親鳥がまるで似ている模様をしています。 この写真では、確認は難しいのですが、 目視でわかりました。 まだ、旅立っていなかったようです。 ![]() (あのクチバシの黒い部分に黄色の斑点がある親子!) ところで、今朝も、20羽ほどのハクチョウさんたちが、 定点ポイントで確認できたので、急遽、餌場のフィールド調査をしました。 すると、28羽ほどのハクチョウさんたちが来ていて、食べていました。 その中で、群れから離れたところにはいた1羽の子どものオオハクチョウさん。 duck4が近づくのを見ると、群れの方へと飛んで行きました。 ![]() (duck4に気づく1羽の子どものオオハクチョウさん!) 双眼鏡を使って数えてみると、約半分以上が子どもたちでした。 親から離れて、群れを作って渡りをしているのでしょうか。 そんな成鳥にくっついて行動している子どもたちを見かけます。 急ぐ必要が無いだろうか。 何かわけがあって遅れているのだろうか。 とつい思ってしまいます。 duck4の定点観測ポイントでは、 サクラが開花する4月上旬まで飛来組がいるので、 もう少しいてくれるのではないかと思って見ているところです。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() 早朝、20羽ほどに減りました。
朝6時には、飛来組のコハクチョウさんたちは、 一斉に飛び立って行きました。 ![]() ![]() (飛び立つコハクチョウさんの群れ!) そして、残ったのは、あのケガをしている子どものコハクチョウさんと 6羽の滞在組だけでした。 ![]() ![]() 「他にも、オオハクチョウさんのリクちゃんやもう1羽子どももいたのに、どこに行ったのでしょうか」 と地元の方と話しました。 しかし、あのケガをしたと思しきリクちゃんの居所は、 わかりませんでした。 もしかしたら、ケガが治って飛び立って行ったのかもしれません。 この日は、早く調査が終わり時間もあったので、 下流に行ってみたところ、9羽のオオハクチョウさんがいました。 ![]() すると、ここで給餌をしている方がやって来ました。 その方曰く、 「今日もいるとは思っても見なかったな!」 と挨拶代わりに話をしてくれました。 ![]() (9羽のオオハクチョウさん!) ![]() ![]() ![]() |
![]() 3月下旬になっても30羽ほどのハクチョウさんたちが、
duck4の定点観測ポイントには、まだいます。 ところで、週末行った餌場でのフィールド調査で確認できた、 頭部にコブのようなものがあるオオハクチョウさんとそのパートナーが姿を現しました。 頭の形が特徴的な仔だったので、覚えていました。 写真の一番後ろにいるのがその仔です。 ![]() ![]() (一番後ろにいるのが頭部にコブのようなものがオオハクチョウさん!) そして、この日も、またケガをしている子どもコハクチョウさんは、 対岸の浅瀬に座っていて動こうとはしませんでした。 そこに、写真愛好家の近づいて来て、 その子は驚き、川に入りました。 近くで見た愛好家の方が 「片足を負傷していていて飛べないのでは!」 と対岸から叫んで教えてくれました。 そして、その子は、岸の近くで、何か食べ物を探し始めているようでしたが。 胃袋を満たすだけのものを得られたのかはわかりませんでした。 ![]() (1羽でぽつんといるのが片足を怪我している子どものコハクチョウさん!) ![]() ![]() 今まで、コンパクトカメラで撮影していましたが、 5倍光学のカメラ。 それも、ズームが出来ないので、遠くのハクチョウさんがどうしても小さくなってしまいます。 いろいろとカメラを探しているのですが、 一眼レフは重くて持ち運ぶが大変そうなので、候補から外しました。 やはり、対岸にいるハクチョウさんも撮影できるようなコンパクトカメラを探しているのですが、 そうなると、30倍光学は最低必要なのでしょうか? それにズームにすると、手振れも激しくなるので、三脚も必要とネット上に書き込みもありました。 40倍光学のカメラで2万円台のもありますが、対岸のハクチョウさんが識別できるような撮影ができるのでしょうか。 今までただ考えずに撮影していただけなので、 何か、duck4に見合ったコンパクトカメラはありますか。 理想は、コンパクトカメラのポケットから取り出して撮影です。 皆さんの方が詳しいので、アドバイスをお待ちしております。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() いつもの定点観測ポイントには、
5羽の子どもたちを連れたオオハクチョウさんの家族がまだいました。 ![]() おそらく、南で越冬していて、立ち寄ったのかもしれません。 ![]() ![]() (5羽の子どもたちを連れたオオハクチョウさん一家!) また、多くの越冬していた強いオオハクチョウさんがすでに旅立ってしまったので、 滞在組のハクチョウさんたちも、ここに戻って来ました。 そして、アドちゃん、ティちゃんを除く滞在組は、 あの震災の後の逆流する津波を経験しているはずだと思います。 ![]() それから、先週から、ウグイスさんが「ホーホケキョ!」と力強く一生懸命に鳴くようになりました。 100羽ほどのハクチョウさんとウグイスさんがいるという、冬と春が混同している七北田川です。 ![]() ![]() ![]() (いつもの場所に戻って来た滞在組の斑ちゃんたち! ![]() そのため、3月にはやめる予定だった、餌場のフィールド調査も実施。 行って見ると、午前中、100羽ほどのハクチョウさんたちが近くの餌場の田んぼに来ていました。 大豆畑でしょうか。 近くにこんな良い餌場があるので、 今シーズンは、まだまだ、たくさんのハクチョウさんたちがまだ居残っています。 ![]() ![]() (ハクチョウさんたちの餌場!) 忘れてはいけない原発事故! 震災の津波の被害は、時間がかかっても復旧できますが、 原発の事故だけは、ずっと解決できない課題だと思います。 テレビで、福島の被爆した牛さんのお話が報道されていましたが、 研究目的のため、今も飼われています。 岩手大学と北里大学の研究者と畜産家がタッグを組んで、 被爆した牛さんとの放射能の因果関係を探るのが目的のようです。 ただ、その牛さんたちは、子どもが作れないように去勢されているので、 次世代に対して、遺伝的にどのような影響を及ぼすのか、 わからないで終わるようです。 しかし、ツバメさん、チョウさんは、 被爆と個体異常があるのではないかという研究もあります。 高等の動物の場合は、免疫力で、壊された細胞を戻せるのか、 下等動物の場合は、免疫力も高くないので、個体異常が生まれやすいのではないかと、 番組では紹介されていました。 ヒトによってもたらされたた生き物に及ぼす放射能。 もしかしたら害獣は、ヒトなのかもしれないとduck4は思いました。 ![]() (生き物について考えさせられた1冊の写真集! ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() 今シーズンは多い七北田川!
3月9日に宮城県内500箇所で行われた今シーズン第3回目の渡り鳥一斉調査結果によりますと、 33,063羽のガン、カモ、ハクチョウ類が確認されてそうです。 うち、ガンさんが14,838羽(+14,166羽)。 カモさんが17,812羽(17,812羽)。 ![]() ハクチョウさんが386羽(+18羽)でした。 ![]() ![]() ちなみに、duck4の定点観測ポイントでは、149羽(+141羽)でした。 いかに、今シーズンは、突出して多いことがわかるかと思います。 ![]() (最近飛来して来た5羽の子どもたちを連れて立ち寄っているオオハクチョウさん一家!) 考えられることは、 この場所から一番近い越冬地の大沼周辺で農地の区画整備の工事が行われ、 こちらへと移動して来たのかもしれません。 直接、ハクチョウさんたちに聞いたわけではありませんが、 これはduck4の推測です。 ![]() ![]() (早朝の定点観測ポイントにいたハクチョウさんたちの群れ!) 東日本大震災から6年! 震災から6年目の3月11日。 今でも、大きな地震があると、当時のことが思い出されます。 ところで、duck4はブログを2010年9月2日より初めたのですが、ちょうど6ヵ月後に震災。 停電で投稿が10日ほど出来なかったのですが、 再開すると多くの方々からコメントが寄せられるようになりました。 ある意味、ソーシャルメディアの反響の大きさを実感いたしました。 ただ、6年も続けていると、 思いをストレートに書くことを躊躇するような出来事が多くなりました。 何か、表現をするということが、時代の移ろいともに、 難しくなってきていることを肌で感じるようになってきたからでしょう。 しかし、これからも、何とか、細々ではありますが 多くの方々からの支えられてきたduck4ブログを これからも、何卒、宜しくお願いいたします。 (参考HP) 宮城県自然保護課ホームページ http://www.pref.miyagi.jp/soshiki/sizenhogo/gankamo-top.html ![]() ![]() ![]() ![]() |
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duck4の定点観測ポイントの川には5羽の滞在組のハクチョウさん。大空を飛ぶことができませんが、元気に毎日、川を泳いでいます。この地域の人々にも愛され続けているハクチョウさんたちです。これからも、定点観測ポイントにいる飛べないハクチョウさんのこと中心にブログを配信していきます。今後ともに、宜しくお願いいたします。ブログ主宰者duck4より!
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