fc2ブログ
デンマーク留学&ヒュッゲな人生の楽しみ方
生涯教育の学校、フォルケホイスコーレへのデンマーク留学体験をもとに、一冊の本にまとめたお話。
朝寝坊と早起きハクチョウさん!
ハクチョウさんは、早起きの鳥さん?

それとも、朝寝坊の鳥さん?

どっちだと思いますか。


ところで、もう日も昇った午前7時20分ごろ。

冷え切った早朝の空気も太陽の熱でちょっとだけ暖かさを

感じられるようになっても。


まだまだ中州では、

ヒトならばグーグー!といびきをかきながら熟睡中のような格好で寝ている

ハクチョウさんたちの群れがいました。


これだけ、見てもらうと、

ハクチョウさんたちは、朝寝坊の鳥さんだと思われるかもしれません。


しかし、しかしです。

まだ薄明るい早朝から、元気にコォ!コォ!コォ!と甲高い声を上げながら、

餌場に集まっているハクチョウさんたちもいます。


特に、5羽の滞在組のハクチョウさん、アドちゃん、スミスさん一家などは

早起きハクチョウさんなのです。


そこで、なぜ、朝寝坊と早起きハクチョウさんが、

七北田川には存在するかと言うことです。


DSCF2135_convert_20160208081807.jpg

(中州で熟睡中の飛来組のハクチョウさんたち!

それを一言で言うならば、

地元の方の給餌に頼るか

給餌に頼らないか

とで、別れてしまうのではないでしょうか。


ところで、地元の方が給餌する時間は朝6時30分。

必ず、その時間には、給餌を待ち望んでいるハクチョウさんは、

集まって待っています。


5羽の滞在組のハクチョウさん、アドちゃん、スミスさん一家は、

毎日そのことが行われていることを知っていて

朝早くから待っているのでしょう。


DSCF2124_convert_20160208090232.jpg

(早起きの5羽の滞在組のハクチョウさん、アドちゃん、スミスさん一家たち!

一方、飛来組のハクチョウさんたちの多くは、

自然の餌に依存しているために、わざわざ、ありつける保障もなく、

お互いにケンカになる餌場を避け、

その分、ゆっくり日が昇っても、ぐっすりと体を休めていた方

いいと思っているのでしょう。


なので、暖かくなった頃に目を覚まし、

日が高く昇ってから餌場の田んぼに向けて飛び立って行くようです。


七北田川で見ている限りにおいて、

早起きか朝寝坊かは、給餌の時間とも関係しているのではないか。

と思っているduck4であります。



にほんブログ村 海外生活ブログ デンマーク情報へ
スポンサーサイト



[2016/02/08 06:03] | 続・滞在組⑩ | トラックバック(0) | コメント(6) |
今日はハクチョウさんに関する一冊の本を紹介!
今シーズン、

越冬しているハクチョウさんたちを見ていて思ったこと。

それは、ちょっと、気象の変化によって、

七北田川での越冬数も変るということです。


このようなduck4の疑問のひとつに答えてくれたのが

中西朗著『渡り鳥から見た地球温暖化』(成山堂書店)

の本でした。


そこで、この著者は、

日本に来たハクチョウさんの越冬数と、

繁殖地の初夏の平均気温と積雪面積を比較。

その2つのデーターには相関性があることか、どうかを分析しました。


ところで、オオハクチョウさんの繁殖地は、

ベルホヤンスク山脈以東のヤナ川インデイギルガ川流域です。

その前年のベルホヤンスクの6月と7月の平均気温が高い年には、

日本での越冬数も多いようです。


DSCF1175_convert_20160113085746.jpg

(オオハクチョウさんのアドちゃん!

また、コハクチョウさんの越冬地は、チャウン湾などです。

そして、前年のチョクルダフの平均気温が高い年には、

日本での越冬数も多いようです。

DSCF1570_convert_20160203085158.jpg

(コハクチョウさんのおちびちゃん!

そして、オオハクチョウさん同様にコハクチョウさんともに、

繁殖地での平均気温が高かったり、積雪面積が少ないときには、

日本でのハクチョウさんたちの越冬数も増える傾向があることを示しています。


今のところ、地球温暖化は、ハクチョウさんたちにとって有利に働いています、

しかし、異常気象が続き、繁殖地、越冬地での環境の変化が起きた場合に、

今までのように増え続けるのかは誰にもわからないことだと思います。


DSCF2151_convert_20160207111245.jpg

(中西朗著『渡り鳥から見た地球温暖化』(成山堂書店)



にほんブログ村 海外生活ブログ デンマーク情報へ
[2016/02/07 11:27] | 続・滞在組⑩ | トラックバック(0) | コメント(6) |
スラットした体形でも食欲旺盛なシンちゃん!
七北田川には170羽ほどハクチョウさんがいます。

しかし、寒かったときには、

給餌を頼って100羽ほどいましたが

いつもの2箇所の定点観測ポイントでは、

減ってきて60羽から70羽ほどになりました。


どうやら、この170羽ほどのハクチョウさんたちも

大きく分けて5つほどの群れに別れて行動しているようです。


ところで、今日紹介するハクチョウさんは、

滞在組のオオハクチョウさんのシンちゃんです。

首がとても細いので、そう名づけました。


DSCF1604_convert_20160206095742.jpg

(シンちゃん!

アドちゃん、おおきなハクチョウさん、チンさん、斑ちゃんたちのように、

duck4に近づくことなく、ちょっと警戒心も強い仔のようです。


近づいて鳴くときには、

ウーウー!と犬がうなるように低音なので、

ちょっと怖く感じることもあります。


ただし、ある本で読んだのですが、

このような鳴き方をするのは、親しい証拠だとも書かれていました。

おそらく、ハクチョウさんたちのコミュニケーションの方法には

いろいろあるのではないか。

とduck4なりに考えるようにはしています。


このシンちゃんですが、

アドちゃんの次くらいに羽のケガの状態がひどいです。


でも、ご心配なく。

体が細いわりに、とても食欲旺盛な仔です。

食後も、水中にある食べ物を、

クチバシを突っ込んで探しています。

きっと、もっと食べたいのではないかと思います。


ちなみに、意外と、

斑ちゃん、チンさん、コハクチョウさんのおちびちゃんは小食なんです。


そして、シンちゃんも滞在組のハクチョウさんの中ではなくてはならない存在。

斑ちゃん、チンさん、おちびちゃんが先に出かけている時には、

シンちゃんは、おおきなハクチョウさんと一緒にいるところを見かけます。

その仔、その仔で動くペースがあるのでしょう。


DSCF1609_convert_20160206095822.jpg

(スラットした体形で食欲旺盛なシンちゃん!



にほんブログ村 海外生活ブログ デンマーク情報へ
[2016/02/06 08:39] | 続・滞在組⑩ | トラックバック(0) | コメント(8) |
いつもの場所にはいつもの子どものハクチョウさんたちが!
夏には、

毎日のように5羽の滞在組のハクチョウさんたちやアドちゃんがいた

七北田川の餌場。


今は、飛来組のハクチョウさんたちに占領され、

そこには、4羽もしくは5羽の幼鳥さんもいます。


特に、2羽の子ども連れたスミスさん一家が、

この餌場を仕切っている様で、

他の弱そうで臆病なハクチョウさんを

寄せ付けない存在です。


きっと、スミスさんのお父さんも体が大きくて、

向かって来られると、それだけで威圧感があるのでしょう。


そして、もう一組は、

たぶん、1羽の子どもを大切に育てている

ワトソンさん一家だと思います。


DSCF1988_convert_20160205085550.jpg

(たぶんワトソンさん一家なのでは!

DSCF0909_convert_20160104082721.jpg

(かつて同じ場所で見かけたワトソンさん一家!

ずっとこの親子に出会うということは、

今シーズンは最後まで、ここを越冬地と決めて、

3月上旬ごろまでいるのではないかと思います。


それから、もう1羽は、気がかりの子が。

それは、親と一緒でないような迷子のオオハクチョウさん。

時々、姿を見せたり、見せなかったりするので、

おそらく、若い成鳥の群れにでも混じって、

日中、餌場へと出かけてそこで餌を食べていると思います。


ただ、他の子たちよりも迷子ちゃんは、

体が細い感じがするので、duck4は案じております。


ところで、2月初旬頃にもなると、

子連れの家族の事情も少しずつ把握できるようになります。


しかし、もっと親密になった頃には、

突然姿を消して北へと旅立って行くので、

いつものことながら寂しい気持ちになります。


どうか、

春に向かってすくすくと育って欲しいという

願いです。


DSCF1990_convert_20160205085749.jpg

(スミスさん一家と左奥に成鳥のそばにいるのが迷子ちゃん!

追伸

マイナス金利導入で、我々の生活にどのような影響が出てくるのでしょうか?

いいことばかりが強調されますが、わるいこともあるはず。

そのあたりの説明がなされていないことに、

危うさも感じています。



にほんブログ村 海外生活ブログ デンマーク情報へ
[2016/02/05 06:08] | 続・滞在組⑩ | トラックバック(0) | コメント(4) |
オオハクチョウさんたちの渡りのルート!
今日から暦の上では春。

でも、寒さはまだまだ続きそうです。


ところで、昨日のブログの続きですが、

どのようにオオハクチョウさんが渡りをしているのか?

そのハクチョウさんたちの渡りのルートを

東大と宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団などの研究チームが衛星追跡で特定しています。


その調査結果によると、

伊豆沼で越冬した群れが北帰行する場合、岩手、青森、北海道東部、サハリン島北部などを経て、最終的にロシア北東部のコリマ、インディギルカ両河川に到達した。移動距離は3800キロ。要した日数は86日だった。

屈斜路湖(くっしゃろこ)で越冬した群れも、伊豆沼の群れと同経路をたどり両河川へ達した。移動距離3100キロで、37日かかった。

秋の渡りの場合も春と同経路をたどって南下したことが判明。伊豆沼の群れは54日かけて3500キロ、屈斜路湖の群れは40日かけて3000キロをそれぞれ移動した。


越冬地への到着時期は伊豆沼が11月下旬~12月上旬だったのに対し、屈斜路湖が10月中旬~11月上旬で約1カ月早かった。

『オオハクチョウ北帰行の経路判明 研究チーム』(2015年1月25日付け河北新報電子版より引用
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201501/20150125_13007.html

ハクチョウの渡りのルート

(発信機を使ってオオハクチョウさんの渡りのルート調査の図!)

オオハクチョウさんの秋の渡りでは、54日であるのに対して、

春の渡りの北帰行では、86日と秋の渡りよりも時間を費やしています。


やはり、途中、中継地に立ち寄りながら、

雪どけを待ちながら、そこで餌を食べて体力をつけて渡っていくのでしょう。


そして、宮城で越冬していたオオハクチョウさんの渡りのルートは、

宮城→岩手→青森→北海道東部→サハリン島北部経由→ロシア北東部のコリマ、インディギルカ両河川に到達。

のようです。


たぶん、あのスミスさん一家も、毎シーズン七北田川で越冬するために、

このようなルートで渡りをしているのかもしれません。


DSCF1684_convert_20160202083520.jpg

(毎シーズンこの七北田川で越冬しているであろうスミスさん一家の写真!

そして、duck4が、3月初旬頃に屈斜路湖で出会った

発信機を付けさせられた1羽のオオハクチョウさんも、

宮城で越冬したものよりも短い期間で渡りをしているのでしょう。


そして、コハクチョウさんのおちびちゃんについてはわかりませんが、

滞在組のオオハクチョウさんたちやアドちゃんたちは、

親に連れられて、ロシア→サハリン→北海道東部→青森→岩手→七北田川

に来たのかもしれません。


DSCF1923_convert_20160204090833.jpg

(5羽の滞在組のハクチョウさんとアドちゃん!

(参考ブログ

『発信機をつけられていた一羽のハクチョウさん・屈斜路湖(砂湯)にて!』(2013年3月8日付けduck4ブログより!)

(引用記事

『オオハクチョウ北帰行の経路判明 研究チーム』(2015年1月25日付河北新報電子版より!)



にほんブログ村 海外生活ブログ デンマーク情報へ
[2016/02/04 06:01] | 続・滞在組⑩ | トラックバック(0) | コメント(6) |
七北田川では少数派のコハクチョウさんのおちびちゃん!
七北田川でも少数派のコハクチョウさん。

滞在組のハクチョウさんの中でも

おちびちゃんだけです。


DSCF1571_convert_20160203085252.jpg

(少数派のコハクチョウさんのおちびちゃん!

七北田川からも近い大沼周辺でも、

蕪栗沼周辺でも多数派はオオハクチョウさんでした。


ずっと前に、釧路湿原や伊藤サンクチュアリで見かけたのも

やはりオオハクチョウさんでした。


ただ、浜頓別町にあるクッチャロ湖や稚内の大沼では、

コハクチョウさんが大多数です。


一概には言えませんが、

日本海側にはコハクチョウさんが集中して、

太平洋側ではオオハクチョウさんたちが越冬する傾向が強いのでしょうか。

となれば、宮城県は、オオハクチョウさんが大多数ということになります。


特に、七北田川でも、コハクチョウさんを見ていると、

迷鳥ではと、思ってしまうほど稀な存在です。


DSCF1910_convert_20160203081201.jpg

(この日の調査では148羽中20羽ほどがコハクチョウさん!

そして、体も小さいので、

どうしてもケンカになると不利な立場に置かれてしまう

コハクチョウさんたち。


きっと、滞在組で唯一のコハクチョウさんのおちびちゃんも、

地元の方から給餌を受けるときに一番外側で待っていているのも、

体のハンディを感じてのことだと思います。


そして、仲間に認めてもらいたい一心で、

弱そうな飛来組のオオハクチョウさんを追い回しては、

歓喜の声を上げながら自分の強さをアピールしています。


そのとばっちりが、あのオオハクチョウさんのアドちゃんにも及び、

突っつかれたりもしています。


DSCF1570_convert_20160203085158.jpg

(滞在組のコハクチョウさんのおちびちゃん!

七北田川での少数派のコハクチョウさんのおちびちゃんが、

生きていくためには仕方ないのかもしれません。


そうとは言え、滞在組はオオハクチョウさんとコハクチョウさんの混成チーム

食べ物意外の時には、種を乗り越えて、いつも一緒に行動しているので、

お互いが協力もできる存在でもあるのです。


なので、オオハクチョウさんもコハクチョウさんも同じハクチョウさん。

そういう意識が働いていて、ヒトも見習う必要があります。



にほんブログ村 海外生活ブログ デンマーク情報へ
[2016/02/03 06:06] | 続・滞在組⑩ | トラックバック(0) | コメント(8) |
賢い子育てをしているスミスさん一家!
大雪と寒波の1月下旬頃から

家族連れのハクチョウさんも増えてきました。

その中で、ずっと早い時期からいるのが、このスミスさん一家

ということは、毎年、この七北田川を越冬地として決めている常連さんであることが十分に考えられます。


ところで、一番、体が大きいのはお父さんハクチョウさんでしょうか。

ハクチョウさんは、外見上からオスとメスの区別がつかないので、

正しいかどうかわかりません。


しかし、あんなに大きな体のハクチョウさんはめったにいないこと。

もう片方の成鳥のパートナーが小さいので、絶対、お父さんではないかと思います。


このスミスお父さんの特徴は、

クチバシにある顔の近くにある黒い2本の線

この模様のおかげで、2年前にも、

この七北田川で5羽の幼鳥を連れて越冬していたがわかりました。

あまりにも大きな家族だったんで、

他の成鳥も、くっついて泳いでいました。


DSCF1684_convert_20160202083520.jpg

(スミスさん一家!クチバシに黒い模様があるのがお父さんかも!?

そのため、2年前もそうでしたが、

5羽の滞在組も、見るや否やすぐに場所を明け渡します

スミスお父さんの強さを知っているのでしょうか。


DSCF1683_convert_20160202083721.jpg

(スミスさん一家の背後で泳いでいるのが5羽の滞在組のハクチョウさんたち!

今シーズンは、2羽の子どもだけなので、

はたから見ていると、そんなに強い家族とは感じませんが、

体が大きなお父さん!?の存在があるのか、

餌場ではいつも輪の中心を占拠しています。


子どものそばにパンが落ちると、

スミスお父さんは、パンを横取りしたり、子どもを突っついたりもします。

そんなお父さんに育てられている子どもたちも、

成鳥を追い回したり、パンを奪い取ろうとしています。


体の大きなお父さんに育てられている子どもたちですから、

とても負けず嫌いで勝気に、ある意味すくすくと育っています。

前にもブログに書きましたが、スミスさん一家の教育方針のようです。


DSCF1681_convert_20160202083642.jpg

(スミスさんの一家!

ところで、このスミスさん一家の行動パターンですが、

早朝、餌場に来て地元の方から餌をもらう。

そして、日中、餌場の田んぼに出かける!?

または、七北田川の上流の中洲付近で、餌をもって来てくれるヒトを待っている。

午後の早い時間に早々、七北田川に戻って来て、

いつも給餌する方を待っているようです。


まるで、地元の給餌をしている方の行動を読み、

どこに行けば、餌にありつけ、自分たちが有利に過ごせるのか。

それを知り尽くして子育てに励んでいるスミスさん一家。

ある意味、ヒトを利用した賢い子育てです。


DSCF1680_convert_20160202083949.jpg

(川にクチバシをつけているのがスミスさんのお父さんかも!?



にほんブログ村 海外生活ブログ デンマーク情報へ
[2016/02/02 06:09] | 続・滞在組⑩ | トラックバック(0) | コメント(4) |
ク!ク!ク!と軽く優しく鳴く幼鳥とアドちゃん!
1月下旬の大雪と寒波の影響で、

七北田川のduck4の定点観測ポイントでも

子連れの家族のハクチョウさんたちの姿を多く見かけるようになりました。

恐らく、北国では、餌場も雪で覆われているので、

宮城県まで、家族を連れて渡ってきたのかもしれません。


そして、とある夕方のこと。

5羽の滞在組のハクチョウさんとアドちゃんのそばに

1組のオオハクチョウさんの家族が後ろを着いて来ました。


DSCF1876_convert_20160201080809.jpg

(親子のハクチョウさんたち!

ところで、その家族の親鳥たちは、

白いはずの頭が茶色になっていました。

恐らく、ここまで赤茶けているということは、

泥んこの田んぼで、根なんかを食べていたときに

付着した泥が変色したものではないかと思います。

両親と頭がまっ茶茶でした。

DSCF1886_convert_20160201081617.jpg

(赤茶けた頭の親のハクチョウさんとその子ども!

この親子を見ていてひとつ気づいたことがありました。

それは、ここから去っていくときに、

両親が優しくク!ク!ク!と鳴くと、

まだ灰色の羽に覆われた幼鳥も甘えるかのようにク!ク!ク!

鳴き交します

DSCF1891_convert_20160201080621.jpg

(親子のハクチョウさん!

その甘えるようなク!ク!ク!という鳴き方は、

あのアドちゃんもします。

特に、duck4に近づくときには、ク!ク!ク!の軽く優しく、

音楽記号で言うとスタッカートのような感じです。


これは、この子が親と一緒に泳いでいくときと全く同じ鳴き方でした。

たぶん、親子でいたときに、この鳴き方をアドちゃんの親から教えてもらい、

今も、実践しているコミュニケーションのひとつなのかもしれません。


DSCF1890_convert_20160201081526.jpg

(手前がアドちゃん!軽く優しくduck4に近づくときにク!ク!ク!鳴くアドちゃん!



にほんブログ村 海外生活ブログ デンマーク情報へ
[2016/02/01 06:10] | 続・滞在組⑩ | トラックバック(0) | コメント(8) |
点在している170羽ほどの七北田川のハクチョウさんたち!
土曜日に、また雪が降り

仙台でも積雪10センチになりました。

これで10センチ以上の積雪は、今シーズン4回目です。

例年よりも多い感じがします。

これも地球温暖化とエルニーニョの影響でしょうか。


ところで、今シーズンduck4は、

七北田川の2箇所で定点観測を続けています。

1月下旬の寒波と大雪の影響で、

ハクチョウさんたちのぐーんと増え130羽ほどに達しました。


そして、土曜日。

いつもの2箇所の定点観測ポイントでは、

110羽ほどいました。


しかし、今朝、同じ2箇所で数えてみると、

79羽までに減ってしまっていました。

どうしたことでしょうか。


しかしながら、ハクチョウさんたちの鳴き声は遠くから聞こえて来ます。

ということは、もしかしたら、

夏の季節に5羽の滞在組やアドちゃんたちが塒にしていた

上流の中洲付近にいるかもしれない。

そう思ったduck4は行ってみると、

80羽ほどのハクチョウさんたちが確認できました。


いつもは行わない上流の中州付近ですが、

3箇所であわせると176羽ほどになっていました。

そのうち幼鳥が19羽で、幼鳥率約10,7%でした。


1月下旬の寒波と大雪の前には、

最大でも70羽ほどだったので、ハクチョウさんたちが南下しているようです。

宮城県よりも南の地域でも増えてきていると、

SNS情報で知ることができました。


そして、こちらのduck4の定点観測ポイントの七北田川では、

特に、立ち寄り組の飛来のハクチョウさんたちは、日々塒を変えているのではなはないか。

今日のハクチョウさんたちの動きで、そう思いました。

あのスミスさん一家もです。


ただ、あまり変えていないのは、

5羽の滞在組のハクチョウさんとアドちゃんたちで、

新年からいつも大橋の下付近でduck4を待っています。


そして、明日から2月。

ハクチョウさんたちも、そろそろ渡りの衝動に駆られる頃。

3月上旬には、ほとんどのハクチョウさんたちが姿を消してしまうので、

duck4としては、またちょっと寂しくなります。


DSCF1861_convert_20160131125325.jpg

(中洲付近にもたくさんの飛来組のハクチョウさんたちが!



にほんブログ村 海外生活ブログ デンマーク情報へ
[2016/01/31 10:43] | 続・滞在組⑩ | トラックバック(0) | コメント(4) |
あまり鳴かない滞在組のおおきなハクチョウさん!
お昼前の七北田川。

すべての飛来組のハクチョウさんたちは餌場へと出かけていて、

残っていたのは、5羽の滞在組のハクチョウさんやアドちゃんだけでした。


羽をけがしているので飛べないので、

この七北田川でいつも居残りです。


そして、いつも出会うところよりも上流にある小さな橋の下付近に、

5羽の滞在組のハクチョウさんとアドちゃんたちはいました。

きっと、ここが、餌場になっているのでしょうか。

周りがコンクリートでなっていないので、

岸に上がって、草などを食べられるから来ているのかもしれません。


すると、おおきなハクチョウさんがそばに来てくれました。

けっこう、duck4にも懐いていて、甘えて見せたりもしてくれます。


ところで、おおきなハクチョウさんの特徴は、

クチバシと顔の羽毛の境目のところ。

羽毛がクチバシに垂れ下がっているので、

U字型のヘアースタイルをしているようにも見えます。


DSCF1590_convert_20160130125958.jpg

(U字型のヘアースタイルをしているおおきなハクチョウさん!

そして、体つきも、滞在組のハクチョウさんたちの中でも、

結構、がっちりしている方です。


しかし、空を飛べる飛来組のハクチョウさんたちと比較すると、

このおおきなハクチョウさんですら、きゃしゃに見えてしまいます。


何か、近くでおおきなハクチョウさんに見つめられると、

「何かちょうだいよ!ちょうだいよ!」

とでも心の中で語りかけているようでもあります。

DSCF1589_convert_20160130130238.jpg

(「何かちょうだいよ!」とでもおおきなハクチョウさんは言っているのでしょうか!?

ところで、ハクチョウさんは、コミュニケーションの手段の一環として鳴きます。

その場面、場面で鳴き声には違いもあり、ある意味合いを持っているようです。

聞いていると何パターンがあります。


しかしながら、

ヒトのように、その言葉には、文法のようなものはありません。

よく、ヒトの話を真似するインコちゃんたちがいますが、

あれは言葉の意味がわかって話しているのではなく、

ただ真似して鳴いているだけのようです。


近づいて来ると、

鳴くことがあるので、それはそれで、

ハクチョウさん自身も、意志を伝えようとしているのでしょう。


ところで、

おおきなハクチョウさんは、あまり鳴かないのですが、

アドちゃんなんかは、ク!ク!ク!と鳴いて意思表示します。

そのアドちゃんと比較すると、

おおきなハクチョウさんは、もともと、おとなしい性格なんでしょうか。

もし、duck4の白鳥語が通じれば、聞いてみたいところなんですが。


DSCF1586_convert_20160130130325.jpg

(どんなことを考えているのかな!?おおきなハクチョウさん!



にほんブログ村 海外生活ブログ デンマーク情報へ
[2016/01/30 06:03] | 続・滞在組⑩ | トラックバック(0) | コメント(6) |
気象の変化に影響されるハクチョウさんたちの渡り!
数羽のハクチョウさんたちが再び戻って来た堤防工事中の越冬地!

1月下旬の大雪で、

duck4の2つの定点観測ポイントの七北田川では、

130羽ほどにハクチョウさんたちが増えています。


そして、一昨年から、

堤防工事が行われた七北田川を渡る国道のそばの橋付近。

この越冬地には、いつの間にかいつかなくなってしまったハクチョウさんたちが、

今シーズンは、数10羽ほど戻っていました。

嬉しいことです。


かつては、堤防を降りて、地元のヒトたちが、

パンを与えることができたので、

90羽ほどのハクチョウさんがいました。

しかし、工事の他に、パンももらえなくなってしまったのが、

寄り付かなくなった原因のひとつだったと思います。


ちょうとした環境の変化。

これは、ハクチョウさんたちにとって、

移動を余儀なくされることなんでしょう。


そして、そのいなくなってしまったハクチョウさんたちが、

duck4の定点観測ポイントへと移動して来たのかもしれません。

今シーズンは、すごい数がいます。


DSCF1673_convert_20160129090646.jpg

(昨シーズンまで全くいなかったハクチョウさんたちが戻って来た七北田川の越冬地!

気象とハクチョウさんの渡り!

今、duck4は、

中西朗著『渡り鳥から見た地球温暖化』(成山堂書店)を読んでいます。

その著書の中では、

越冬地での越冬数と気象データーを分析。

ハクチョウさんたちと地球温暖化の関係性について、

どのような影響を及ぼすのかを示しています。


ところで、昨シーズンの途中から、

duck4の定点観測ポイントの七北田川での

ハクチョウさんたちの飛来数を記録してきました。


まだ、今シーズンは途中なんですが、

その越冬数の変化に、昨シーズンとでは、

ズレがあることに気づきました。


まあ、昨シーズンと今シーズンの違いなので、

比較するのには、まだまだ不十分のデーターです。


しかし、昨シーズンは、

1月下旬からハクチョウさんたちの越冬数が減り始めました。

あの6月からいたオオハクチョウさんのロクちゃんも、

突然姿を消してのもこの1月下旬からでした。

DSCF9114_convert_20150126083322.jpg

(あのオオハクチョウさんのロクちゃん!

そして、今シーズンは、

1月下旬の大雪と寒波によって、

duck4の2つの定点観測ポイントの七北田川には、

130羽ほどのハクチョウさんたちが越冬するようになりました。


これも、今まで暖冬だったところに急激な寒波の到来。

北国の越冬地周辺の餌場の田んぼが雪で覆われたのか、

湖沼が凍らない北限の地の宮城県に南下してきたことも考えられます。


そして、著者が示しているように、

ハクチョウさんたちの渡りは、気象の変化に大きく左右され、

今、進行中の地球温暖化でどのような影響を受けるのか。


気象データーを見ることにより、

何かしらのハクチョウさんたちの渡りの動向を知るヒントが、

隠されているのではないかと思います。



にほんブログ村 海外生活ブログ デンマーク情報へ
[2016/01/29 06:12] | 続・滞在組⑩ | トラックバック(0) | コメント(6) |
成鳥のハクチョウさんたちのように甲高い声で鳴けないアドちゃん!
水かきを滑らすように歩いてくるオオハクチョウさんのアドちゃん。

見分けるには、頭に多少、黒い毛が混じっていることです。

なぜ混じっているのかわかりませんが、

若いハクチョウさんたちの特徴!?なんでしょうか。


DSCF1549_convert_20160128083438.jpg

(頭には黒い毛が混じっているアドちゃん!

今でも、ク!ク!ク!ク!と甘える声で鳴くアドちゃんですが、

最近では、大人のハクチョウさんになりつつある行動をすることもあります。


それは、とある日のこと。

餌場で、2羽の飛来組のオオハクチョウさんに取り囲まれたとき、のことです。

今までのアドちゃんだったら、すぐに尻尾を振って逃げるのが常でした。


しかし、この時だけそうせず、

長い首を前方に突き出すように何度も同じ行動を繰し。

成鳥のような甲高い声ではないモゾモゾとちょっと低音でこもるような鳴き声

2羽のハクチョウさんを一生懸命に追い払おうとアドちゃんはしました。


このような行動は、日々、5羽の滞在組のハクチョウさんが、

飛来組を追い払うのにしているので、

それを真似たのかもしれません。


DSCF1550_convert_20160128083544.jpg

(クチバシを開いているアドちゃん!

しかし、アドちゃんの声は

男の子が声変わりの頃に、高い声が出なくなるときのように、

変なモゾモゾとした声を発しますが、それと似た声なのです。


まだ、灰色の幼鳥羽に包まている子どものハクチョウさんは、

親のように甲高い声では鳴けません。


でも、アドちゃんはもう1歳8ヶ月

大人のハクチョウさんのように甲高い声で鳴いてもと思うのですが、

これも、発情期に達する3歳頃まで、このようなモゾモゾした声で鳴くのか?


それとも、親と一緒にいる時間が短くて、

アドちゃん自身、わからないのか?


しかし、今は、5羽の滞在組のハクチョウさんたちと一緒なので、

いろいろ学べると思っています。


なぜ、まだ、アドちゃんは、モゾモゾと追い払う時のように鳴くのか?

duck4とっての疑問のひとつなのです。



にほんブログ村 海外生活ブログ デンマーク情報へ
[2016/01/28 06:18] | 続・滞在組⑩ | トラックバック(0) | コメント(6) |
胸を張って歩いているチンさん!
仙台で大雪が振る前の日の午前中。

すべての飛来組のハクチョウさんたちは、

七北田川にはいませんでした。

きっと、餌場に出かけていたのでしょう。


そこで、唯一、残っていたのがあの5羽の滞在組とアドちゃんたち。

duck4に気づくと、近づいてきてくれました。

冬になると、水かさも下がり、引いたところを歩けるようにもなります。


このようなとき、近くで見られるチャンスなので、

duck4も川原に下りて行くと、

そこにはお腹には土をつけて、

のけぞりながら胸を張って歩いているチンさんがいました。


ちょっと、お腹を突き出して歩く姿に滑稽さも感じますが、

これはメタボで太っているわけではなく、

この方がバランスと重心が取りやすくて歩きやすいのではないかと思います。


DSCF1542_convert_20160127081350.jpg

(のけぞりながら歩いて行くチンさん!

そして、「チンさん!」とduck4は心の中で呼ぶと、

それに答えるかのように、振り向いてくれました。


一瞬、見ると、首も細く、二重アゴではないのですが、

列記としたチンさんで、

「キレイに撮ってね!」

とでも言いたげなようでもあります。


DSCF1543_convert_20160127081245.jpg

(「キレイに撮ってね!」と言いたげそうな顔つきのチンさん!

ところで、後ろにいるのはコハクチョウさんのおちびちゃん。

意外と、はにかみやで近づくことはありませんが、

キョロキョロとあたりを見回していました。


近くでも見るとオオハクチョウさんは大きく見えると思いますが、

でも、飛来組のハクチョウさんたちと比べると、

体の大きさはひとまわり程、小さい滞在組のハクチョウさんたちです。


食べ物の関係、飛べないので筋力が落ちているのか。

理由は、まだduck4にはわかりません。



にほんブログ村 海外生活ブログ デンマーク情報へ
[2016/01/27 06:06] | 続・滞在組⑩ | トラックバック(0) | コメント(8) |
大雪と寒波の影響で130羽に達した七北田川のハクチョウさんたち!
この寒波で2日連続で雪が降り

月曜日には、仙台でも13センチの積雪になったそうです。


この降雪で、七北田川も雪化粧をしています。

そして、いつもの2箇所の定点観測ポイントだけで

なんと130羽ほどのハクチョウさんたちがいました。

すごい数です。


そして、もう給餌に今か今かと待ち望んでいるハクチョウさんたちは、

すでに、地元の方が降りていく辺りで、

首を長くしていました。


DSCF1645_convert_20160126080735.jpg

(いつもの給餌場には58羽ほどのハクチョウさんたちが!

とろで、昨年の大雨で削られて新しくできた浅瀬周辺にも、

59羽ほどのハクチョウさんがいて、その一部のものたちは、

首を羽の中に入れてまだお休み中でした。

どうやら、給餌に頼らない、

この寒波でやって来たハクチョウさんたちではないかと思います。


DSCF1648_convert_20160126080551.jpg

(昨年の大雨でできた浅瀬周辺にも59羽ほどが!

そして、いつもの大橋の下には、

5羽の滞在組のハクチョウさん、アドちゃん、スミスさん一家が待っています。

ここで越冬しているスミスさん一家にとって、

毎日会う滞在組のハクチョウさんのことは顔見知りのようです。


DSCF1653_convert_20160126080833.jpg

(大橋付近で待っている5羽の滞在組、アドちゃん、スミスさん一家!

北国では根雪になり田んぼで餌を探しにくくなっているので、

塒の湖沼が凍らない宮城県まで南下していて、

七北田川にもたくさんいると思われます。


ハクチョウさんたちの渡りも、

地球温暖化気象状況により、

大きく越冬地を変るのでしょうか。

と今シーズンの七北田川でのハクチョウさんたちの飛来数を見ていて

そう思いました。


DSCF1646_convert_20160126081008.jpg

(早朝の雪景色!)

DSCF1660_convert_20160126081114.jpg

(銀世界の七北田川!)



にほんブログ村 海外生活ブログ デンマーク情報へ
[2016/01/26 06:10] | 続・滞在組⑩ | トラックバック(0) | コメント(6) |
大雪の中で繰り広げられるハクチョウさんたちの2通りの行動パターンとは!
日本列島にも寒波が到来。

南国の鹿児島県の奄美でも雪が降ったとのこと。


この寒さの影響は、

日曜日に仙台でも11センチほどの積雪となり、

もちろん、ハクチョウさんたちが越冬している七北田川も雪化粧になりました。


DSCF1615_convert_20160125080606.jpg

(給餌の時間も知っている飛来組のハクチョウさんたち!

ところで、5羽の滞在組のハクチョウさんとアドちゃんたちは、

いつもの大橋付近にいました。

やはり、50羽ほどの飛来組のハクチョウさんたちに、

餌場を占領されているので、

毎年のことなんですが逃げ込んでいるようです。


DSCF1623_convert_20160125080458.jpg

(大橋付近で待っている5羽の滞在組のハクチョウとアドちゃん!

ところで、給餌が終わると、

飛べるハクチョウさんたちは、餌場へと出かけて行きます。

そして、没後、5時20分ごろ一斉にハクチョウさんたちが戻って来たところを目撃しました。

冬至と比べて、30分ほど日没の時間が遅くなっていることに気づいているのでしょうか。

遅くなってきているようです。


きっと、暗くなってから戻ってくるハクチョウさんたちは、

自然の餌に依存している個体だと思います。

ところで、そんなハクチョウさんたちは、意外と朝寝坊


日の出前から「コォ!コォ!コォ!」と賑やかに騒いでいる

パンをおねだりするハクチョウさんたちとは、

生活リズムが違うようです。


生活パターンも2通りあるのではと、

七北田川のハクチョウさんたちを見ていて思いました。


DSCF1630_convert_20160125080731.jpg

(餌場にお出かけするハクチョウさんたちの群れ!



にほんブログ村 海外生活ブログ デンマーク情報へ
[2016/01/25 06:10] | 続・滞在組⑩ | トラックバック(0) | コメント(6) |
七北田川では130羽のハクチョウさんたちが越冬中!
今シーズン最高の130羽のハクチョウさんたち!

土曜日の早朝。

duck4の4箇所のポイントの七北田川で、

ハクチョウさんたちの数を確認したところ130羽いました。

今シーズン初めて100羽越えです。


雪が降り、寒くなったので北の越冬地から南下してきたのでしょう。

昨シーズンも統計を取っていましたが、

調査箇所が2箇所だったので単純比較はできませんが、

やはり、1月下旬がduck4の定点観測ポイントでの

ハクチョウさんの越冬数のピークを迎えていることには変わりがないようです。


DSCF1507_convert_20160124102343.jpg

(大橋付近には5羽滞在組、アドちゃん、スミスさん一家の18羽いました!)

DSCF1512_convert_20160124102517.jpg

(中洲付近!)

DSCF1520_convert_20160124102607.jpg

(小さな橋付近には4羽の子どもを連れたハクチョウさんの一家もいます!)

130羽の中にはあのはぐれた迷子ちゃんも!

以前、duck4ブログでも紹介したあのはぐれた迷子のオオハクチョウさんも。

この時は、1羽の大人のオオハクチョウさんの後ろをくっついて泳いでいました。

片親(シングルペアレント)かどうかわかりませんが、

どうやら親子関係にはないようにも思いました。


そして、この迷子ちゃんを呼んでのですが、

とうとうduck4には近づいてくれませんでした。

きっと、警戒されているのかもしれません。

DSCF1537_convert_20160124131318.jpg

(迷子ちゃんと一緒にいる成鳥のオオハクチョウさん!果たして親子!?)

子育て上手なあの4羽の子どもを連れた両親も!

この4羽の子連れの家族も以前ブログで紹介したのですが、

この時は、上流付近の小さな橋の近くにいました。

ハクチョウさんたちの世界では、少子化が進んでいるかわかりませんが、

4羽の子どもを連れているので、さぞかし子育てが上手で成功したのでしょう。


近づいてみたのですが、

duck4には関心を示さず、川の真ん中で休んでいました。

給餌に興味のあるハクチョウさんたちは、朝早くから餌場に集まるようですが、

この4羽の子どもを連れている両親は、給餌に頼らず、

自分たちの力で田んぼに出かけて餌を探しているようです。


DSCF1525_convert_20160124131125.jpg

(写真の真ん中にいるのが4羽の子どもを連れている家族!)

(参考ブログ

『温暖化とハクチョウさんたちの渡りの関係性!』(1月16日付duck4ブログ)

『アドちゃんと重なり合う親とはぐれた迷子のオオハクチョウさん!』(1月6日付けduck4ブログより)



にほんブログ村 海外生活ブログ デンマーク情報へ
[2016/01/24 06:09] | 続・滞在組⑩ | トラックバック(0) | コメント(4) |
スミスさん一家は覚えているのかな!?
スミスさん一家

手前にいる体が大きいのは、

お父さんハクチョウさんでしょうか。

一昨年には5羽の子どもたちを連れてきていましたが、

今シーズンも2羽の子どもたちといつも一緒です。


DSCF1488_convert_20160123094128.jpg

(手前にいるのはお父さんハクチョウさん!?

duck4にも近づいて来るので、

きっと、覚えているのかもしれません。


一方、後ろにいる白い大人のハクチョウさんは、

小さいのでお母さんではないかと思います。


そして、この2羽の子どもたちも、いつも一緒。

すくすく育っていて結構やんちゃです。

アドちゃんや大人のハクチョウさんを追い回すことさえあります。

親が強いので、子どもたちも腕白なのでしょう。


よく5羽の滞在組とアドちゃんの周りにいるこのスミスさん一家。

スミスさん一家はどう思っているのかわかりませんが、

duck4にとってお知り合いのハクチョウさんです。


DSCF1491_convert_20160123094830.jpg

(今シーズンも来てくれたスミスさん一家!



にほんブログ村 海外生活ブログ デンマーク情報へ
[2016/01/23 06:08] | 続・滞在組⑩ | トラックバック(0) | コメント(6) |
雪とハクチョウさん!
雪景色とハクチョウさん。

やはり、絵になります。


でも、この雪。

ハクチョウさんたちにも、厄介な代物のように思います。

それは、餌場が雪で覆われているので食べもを探すのが大変。

クチバシで突っついて、探し当てなければなりません。


5羽の滞在組のハクチョウさんやアドちゃんたちも、

パン以外のも草などを食べていますが、

この雪では、食べるのも大変そうです。


そんな日には、他の飛来のハクチョウさんたちがいないところに一緒にいました。


DSCF1442_convert_20160122081521.jpg

(アドちゃん!

DSCF1444_convert_20160122081449.jpg

(5羽の滞在組のハクチョウさんたち!

雪の日は、カワラヒワさんのような小さな鳥さんたちなんかは

隠れるところがないので、いつもよりも目立って見えてしまいます。

そして、雪の上に足跡も。

誰のものでしょうか。

DSCF1441_convert_20160122080610.jpg

(雪の上の足跡!誰の足跡でしょうか?)

生き物にとって、ありがたくないのでしょうが、

しかし、バードウオッチングをするのには、

雪の日の観察は、いろいろな発見があります。


DSCF1447_convert_20160122081417.jpg

(いつも給餌する方を待っている飛来のハクチョウさんたち!



にほんブログ村 海外生活ブログ デンマーク情報へ
[2016/01/22 06:02] | 続・滞在組⑩ | トラックバック(0) | コメント(8) |
5羽の滞在組とアドちゃんの縄張りに来た強敵のスミスさん一家!
最近、ずっと一緒にいる

5羽の滞在組のハクチョウさんとアドちゃんたち。

この朝もまた、

橋の下で待っています。


DSCF1458_convert_20160121084231.jpg

(橋の下にいる5羽の滞在組のハクチョウさんたち!

DSCF1459_convert_20160121084359.jpg

(アドちゃん!

きっと、他の餌場は、飛来組のハクチョウさんたちが

占領しているので、行っても無駄だと思っているのでしょう。

今年に入ってから行っていないようです。


この待っている時にも、

2羽の飛来組のハクチョウさんが来ましたが、

5羽で鳴きながら、縄張りから追い払うことに成功しました。


すると、今度は、強敵の出現。

あのスミスさん一家が、鳴き声を聞きつけて、

上流からこの橋へとやって来るのでありませんか。


DSCF1460_convert_20160121084442.jpg

(スミスさん一家に向かって行く5羽の滞在組のハクチョウさんとアドちゃん!

それを見ていた5羽の滞在組のハクチョウさんたちは、

コォ!コォ!コォ!と鳴きながら、スミスさん一家の方へと

泳いで行ったのです。


まるで、

「こっちへ来るな!あっちへ行け!」

とでも言っているようにもduck4には聞こえました。


DSCF1461_convert_20160121084517.jpg

(一生懸命に追い払おうとしている5羽の滞在組と4羽のスミスさん一家!

それでも、2羽の子どもとスミスさん夫妻は、

こちらへ向かって泳いで来て、

5羽の滞在組のハクチョウさんたちは、

明け渡しました


どうやら、5羽の滞在組のハクチョウさんには、

スミスさん一家と張り合っても負けるということがわかっているような感じを受けました。


2年前からこの七北田川を越冬地にしているスミスさん一家もまた、

いつもいる5羽の滞在組が引くことをしているのでしょう。


DSCF1464_convert_20160121084603.jpg

(手前にいるのが2羽の子どもを連れたスミスさん一家!



にほんブログ村 海外生活ブログ デンマーク情報へ
[2016/01/21 06:10] | 続・滞在組⑩ | トラックバック(0) | コメント(4) |
迫川にも七北田川同様に滞在組のハクチョウさんを優しく見守っている方がいます!
河北新報の2016年1月19日の夕刊に、「心残り」というタイトルの記事に目を留めたduck4。

この迫川には、羽が傷ついたハクチョウさんがいて、

地元のご婦人が餌を与えているということ。

それを知り、今日のブログでは紹介したいと思います。


地元のご婦人に愛され生きている迫川の飛来組のハクチョウさん!

(そのご婦人は、)

登米市内を流れる迫川で毎日、カモやハクチョウに餌やりをしている

登米市民だ。


多くの渡り鳥が去った春以降も、

川辺に立つご婦人の姿が目に留まった。

どんな人が、何のためにー。


本人に話を聞いた(ところ)、

餌をやるのは、けがを負い、飛べなくなった鳥のためだった。

そのご婦人は「身近で野鳥を見られるなんて、幸せなこと」

とも話していました。



記事を読んで真っ先に思い出した七北田川の5羽の滞在組のハクチョウさんとアドちゃんのこと!

この記事を読んで目に浮かんだのは、

こちらの七北田川でいつも5羽の滞在組のハクチョウさんやアドちゃんに

給餌しているあの地元の方のことです。


その方に出会って話をすると、

必ず挨拶代わりの言葉が、アドちゃんのことになります。

そして、地元の方は、ななちゃんと呼んでいるので、

アドちゃんには、名前が2つあるので戸惑っていることと思います!?


アドちゃんにとって、名前は二の次。

地元の方にも愛されていることがわかるのか、

いつも近づいて来ます。


DSCF1205_convert_20160119203331.jpg

(アドちゃん!

もちろん、あの斑ちゃん、チンさん、おちびちゃん、シンちゃん、おおきなハクチョウさんの

5羽の滞在組のハクチョウさんたちも、もう何十年ものお付き合いなので、

毎朝、出会えることが嬉しくて嬉しくてたまらないのは、

見ているとすぐわかります。


DSCF1214_convert_20160119203153.jpg

(5羽の滞在組のハクチョウさん!

二度と生まれ故郷には帰れない5羽の滞在組とアドちゃん。

こんなにいつも思っていてくれる地元の方に見守られていることに、

幸せを感じていることと思います。



にほんブログ村 海外生活ブログ デンマーク情報へ
[2016/01/20 06:01] | 続・滞在組⑩ | トラックバック(0) | コメント(4) |
仙台で積雪14センチの日の七北田川のハクチョウさんたち!
今シーズン初めて大雪になった仙台。

14センチの積雪になりました。


この大雪の影響で、あのいつもの風景もいっぺん。

ここは、七北田川ではなく、

まるで北国ある別の川のような錯覚に陥りました。


DSCF1434_convert_20160119082814.jpg

(雪に覆われる河川敷に立っている木!)

風により雪が飛ばされる中、

白い羽に包まれているハクチョウさんたちも

寒さで凍って雪の固まりのようにも見えました。


DSCF1426_convert_20160119082657.jpg

(いつもの給餌場では。。!)

DSCF1427_convert_20160119082739.jpg

(ハクチョウさんと雪と七北田川!)

DSCF1437_convert_20160119082549.jpg

(雪の固まりのように変身しているハクチョウさんたち!)

そして5羽の滞在組のハクチョウさんたちとアドちゃんは、

橋の下にいました。


どうやら、ここで待っていたようです。

それには、他の飛来組がいる餌場に行っても、

ありつけないということがわかり切っているようで、

ここで、いつも給餌している方を待っているようでもありました。


DSCF1429_convert_20160119082411.jpg

(5羽の滞在組のハクチョウさんとアドちゃんたち!



にほんブログ村 海外生活ブログ デンマーク情報へ
[2016/01/19 06:10] | 続・滞在組⑩ | トラックバック(0) | コメント(6) |
温暖化とハクチョウさんたちの渡りの関係性!
今まで暖かい日が続いていましたが、

やっと、仙台もいつもの冬のようなに寒くなってきました。


そして、寒くなってきたことで、

ハクチョウさんたちの数も増えてきたようです。

duck4の定点観測ポイントの七北田川では、

約80羽ほどになり、

今シーズンでもっとも多くなりました。


その中には、新たにやって来た親子のハクチョウさんたちも、

子どもを4羽連れて飛来していました。

青森、秋田、岩手でも雪が深くなってきて、

餌を求めて宮城まで南下してきたのでしょうか。

新たにやって来たこの6羽の家族は、

あたりをキョロキョロしながら見渡していました。


きっと、数ある越冬地がある中、ここに立ち寄ったということは、

かつて、この親鳥さんたちは来たことがあり、

滞在組のハクチョウさんたちにも面識があるのかもしれません。

このあと、この6羽の家族は留まるのでしょうか?


今シーズンの渡りの様子を観察して気づいたことは、

温暖化はハクチョウさんたちの渡りにも影響を及ぼすということです。


DSCF1399_convert_20160118090156.jpg

(6羽の親子からなる家族のハクチョウさんたち!

DSCF1400_convert_20160118090429.jpg

(親鳥の一羽がduck4にうなるハクチョウさん!



にほんブログ村 海外生活ブログ デンマーク情報へ
[2016/01/18 06:11] | 続・滞在組⑩ | トラックバック(0) | コメント(6) |
たくさんのハクチョウさんたちがいる河口から12.5キロの七北田川周辺!
七北田川には、他にもハクチョウさんたちの越冬地があります。

ここは、河口から12.5キロ地点

およそ20羽ほどのハクチョウさんたちが、

羽を休めていました。


DSCF1304_convert_20160117101051.jpg

(河口から12.5キロ地点の七北田川にもハクチョウさんたちの越冬地が!

これだけの数がいるということは、

ここを塒にしているのかもしれません。

すると、3羽のハクチョウさんたちが、飛び立っていきました。

近くにある、餌場に出かけて行くようです。

DSCF1305_convert_20160117101150.jpg

(塒から飛び立つハクチョウさんたち!

実を言うと、この場所は、

ハンドルネームぽっぽさんからのコメントで知り、

早速、出かけてみることにしました。


ぽっぽさん!

教えていただきましたありがとうございました!



ところで、duck4が知る限りにおいて、

七北田川沿いでは、何箇所かに越冬地があるようです。

そのひとつのようです。


そして、この越冬地は、近くには田んぼが広がっていて、

ハクチョウさんたちにとって食住が隣接していて、

理想の越冬地のひとつだと見て、すぐに思いました。


もし、duck4がハクチョウさんならば、

きっとここを越冬地にするでしょう。


そのわけとは、川から500メートルほど離れたところには、

大豆畑があり、そこには、150羽ほどのハクチョウさんたちが、

新芽をついばんでいました。


そのうち25羽ほどが幼鳥も見られました。

幼鳥率も16.7%ほどなので、子どもたちも順調に育ている群れだったので、

ちょっと安心しました。


最後になりますが、

この七北田川は、ハクチョウさんたちにとっては、

結構、恵まれた越冬地なのではと、

あらためて思うようになりました。


DSCF1309_convert_20160117101229.jpg

(大豆畑にはおよそ150羽ほどのハクチョウさんたちが餌をついばんでいました!



にほんブログ村 海外生活ブログ デンマーク情報へ
[2016/01/17 06:10] | 続・滞在組⑩ | トラックバック(0) | コメント(6) |
いつもと違うところにひょっこりやって来たアドちゃん!
今年に入ってから、

ほとんどこの場所には来なかったアドちゃん。

しかし、この日は、5羽の滞在組のハクチョウさんたちから離れて、

他の飛来組のハクチョウさんたちに混じっていました。

どうやら、餌を求めて、やって来たのでしょう。


DSCF1329_convert_20160116092823.jpg

(いつもはいない場所に滞在組から離れてやって来たアドちゃんがこの中に!

ここ数日ほど。

例年並みの寒さになってきて、

早朝から、元気に動き回る仔たちも少なくなってきたようです。

そして、群れになって早朝は、集まることも多くなりました。


そこに、いたアドちゃん。

まだまだ、若い1歳半ほどのハクチョウさんなので、

好奇心も強いのでしょうか。


いつも給餌している地元の方も言っていましたが、

「アドちゃんは、賢くなったようだね!」

という言葉に、duck4も同感しています。

DSCF1330_convert_20160116092712.jpg

(手前にいるのが泳ぎ回るアドちゃんの姿!



にほんブログ村 海外生活ブログ デンマーク情報へ
[2016/01/16 06:16] | 続・滞在組⑩ | トラックバック(0) | コメント(8) |
宮城県で2回目の渡り鳥一斉調査が行われる!
昨日の1月14日、宮城県内で今シーズン2回目の渡り鳥一斉調査が行われました。

そのうち、

ガン類は、およそ17万5000羽

カモ類は、およそ4万3000羽

ハクチョウ類は、およそ1万1700羽で、

合計およそ23万羽ほどが確認されました。

この数は、去年よりも4万1000羽ほど少ないとのことでした。


『ハクチョウ水辺に生きる』の著者でもある嶋田哲郎さんは、

NHKのインタビューの中で、

「今シーズンは暖冬で北に帰る北帰行も早まると思われる!」

と話されていました。


ちなみに1月14日のduck4の七北田川の定点観測ポイントでは、

5羽の滞在組のハクチョウさん(斑ちゃん、チンさん、おちびちゃん、シンちゃん、おおきなハクチョウさん)

とアドちゃんを含め、66羽のハクチョウさんが確認されたので、

1万1766羽ほどでしょうか?


しかし、今シーズンは、

duck4の定点観測地でも2割ほど少ないようなので、

これも暖冬の影響が出ているのかもしれません。

DSCF1311_convert_20160115080047.jpg

(1月14日早朝のいつもの定点観測ポイントのひとつ!

DSCF1320_convert_20160115080339.jpg

(こちらの橋の下には、5羽の滞在組とアドちゃんもいました!)



にほんブログ村 海外生活ブログ デンマーク情報へ


詳しくはのニュース原稿へ
続きを読む
[2016/01/15 06:10] | 続・滞在組⑩ | トラックバック(0) | コメント(6) |
カメラに興味を持つ滞在組のチンさん!
七北田川の滞在組のハクチョウさんたちのうちで、

duck4に近づいてきてくれるのは、斑ちゃん、おおきなハクチョウさん、アドちゃん

そして、今日、紹介するチンさん。


DSCF1196_convert_20160114085934.jpg

(一番前にいるのがチンさん!

毎年のように冬になると、

首の周りの羽毛が膨れ上がるので、

太く見えるチンさんです。


そのことから、duck4は英語で”chin”(アゴ)という名前をつけました。

でも、実際には、首の周りの羽毛に空気を入れて膨らませているようなので、

首周りが太いわけではないようです。


DSCF1199_convert_20160114090053.jpg

(冬になると首周りが太くなるチンさん!

特に、この厳冬期になると、チンさん同様に、

首の周りの羽毛に空気を入れて膨らませているようなハクチョウさんたちを

よく見かけます。


ところで、この時のチンさん。

duck4の方にすりすりと寄って来て、

カメラで撮ろうとする興味を示していました。


カメラをどう思っているのかわかりませんが、

何か、からかったやろうと思っているのか、

そのあたりはチンさんにことの真意を尋ねてみないとわかりませんが、

もちろん、その答えは謎のままです。


DSCF1200_convert_20160114090131.jpg

(「何に興味があるの!?チンさん!」



にほんブログ村 海外生活ブログ デンマーク情報へ
[2016/01/14 06:07] | 続・滞在組⑩ | トラックバック(0) | コメント(4) |
アドちゃんの夢とは!?
近くで見ると、やはりオオハクチョウさんは大きいです。

水の中で泳いでいる時には、そう感じないのですが、

丘に上がってそばにいるアドちゃんは、

duck4の腰ぐらいの高さになります。


そこで、近づいてきたアドちゃんに、白鳥語で、

「アドちゃん!大きくなったね!」

と心の中で話しかけてみました。


DSCF1175_convert_20160113085746.jpg

(duck4の肩の位置までに達するアドちゃんの身長!

すると、

「飛来組のハクチョウさんたちは、もっと大きいよ!彼は飛べるから筋肉が発達しているんだよ!」

と言いたげにいるようなアドちゃんでした。


DSCF1176_convert_20160113085844.jpg

(大人ぽくなったアドちゃんだけれども!

でも、飛べないアドちゃんは、飛来組の仔たちをどう思っているのか。

duck4には、ただただ推測するしかありませんが、

「できることなら、もう一度、空を飛びたいという夢があるのかな!?」

と思っているのかもしれません。


DSCF1180_convert_20160113085920.jpg

(アドちゃんは可能ならば飛びたいのかな!?



にほんブログ村 海外生活ブログ デンマーク情報へ
[2016/01/13 06:05] | 続・滞在組⑩ | トラックバック(0) | コメント(2) |
暖冬の影響が七北田川のハクチョウさんたちにも!
全国的に暖かい今年の冬。

仙台でも、まだ積雪になっていません。

そして、長野県、島根県などの南の越冬地では、

ハクチョウさんたちが例年よりも少ないそうです。


確かに、この現象は、duck4の定点観測ポイントの七北田川でも言えます。

去年の比べて2~3割減のハクチョウさんたちの飛来数ではないかと

見ています。


要因は、暖冬。

しかし、住宅地を流れている川なので、

ハクチョウさんたちに餌をあげるヒトが少なくなり、

他の場所に移動していることも十分に考えられます。


その原因を探るものとして、

年3回実施されている「渡り鳥一斉調査」。

1月中旬に行われる調査である程度のことがわかるかと思います。


もし、多ければ、宮城県では、渡りが順調に行われていることになります。

そして、七北田川での越冬数が減っている理由も説明できそうです。


しかし、渡りが順調に行われていなければ、

「餌を与えるヒトが減っているからハクチョウさんも減っている!?」

ということは、ただ単に渡りの数が減っているのか。


それとも、餌を与えているヒトが少ないか。

単純に説明できないかもしれません。


話は、暖かい冬に戻りますが、

七北田川でも、凍るような寒い日がなかったせいか、

例年に比べて、河川敷に生えている草も伸び青々としているような感じを受けます。


DSCF1166_convert_20160112080756.jpg

(青々と伸びている新鮮な草を食べている七北田川に越冬しているハクチョウさんたち!

その生えている草をお目当てに、

岸に上がり、草をむしゃむしゃと食べているハクチョウさんたち。

その草を引っ張る音がこちらまで聞こえてきます。


そして、七北田川に越冬しているハクチョウさんたちがこんなことを言っているようでした。

「この冬の草は伸びが早くて、柔らかくておいしいね!むしゃむしゃむしゃ!」

そんな声がduck4の耳には空耳として聞こえてきました。


DSCF1169_convert_20160112080859.jpg

(「今年の草は新鮮でおいしいね!むしゃむしゃ!」



にほんブログ村 海外生活ブログ デンマーク情報へ
[2016/01/12 06:10] | 続・滞在組⑩ | トラックバック(0) | コメント(11) |
365羽のハクチョウさんたちがいた仙台市大沼周辺!
仙台市にある大沼

ここは、毎年、秋から春にかけてハクチョウさんたちの越冬地になります。

duck4が行ったのは午前中だったのですが、沼には20羽ほどしかいませんでした。


しかし、大沼の近くにある小麦畑には、

duck4が数えられるだけでも345羽のハクチョウさんたちがいて、

新鮮でやわらかそうな新芽をクチバシで引っ張ってついばんでいました。

これだけの餌があれば、お腹いっぱいになると思います。


DSCF1116_convert_20160111103544.jpg

(餌場の畑に集まっている300羽ほどのハクチョウさんたち!

もし、5羽の滞在組のハクチョウさんやアドちゃんたちも飛べたら、

このような畑で餌を食べられたのでしょう。

見ていて、ふと、そんなことを思いました。


そして、多くのハクチョウさんたちを見ていると、

今シーズンもたくさん来ていることに、

ちょっと安心しました。


ハクチョウさんたちは、必ず、餌場などの田んぼや畑では、

大きな群れになっています。


DSCF1114_convert_20160111103740.jpg

(陸上では一緒にいると安心のハクチョウさんたち!

それは、早く、異変に気づけるからです。

どうしても、水辺と違い、畑では4つ足動物が近づくこともあり、

ハクチョウさんたちにとっても危険な場所と認識しているのでしょう。

警戒を怠りません。


何か、怪しいヒトが来ると、食べるのを止め、

一斉に歩き出しました。


DSCF1115_convert_20160111103703.jpg

(この仔たち!群れから離れて大丈夫!?

ところで、ハクチョウさんたちのコミュニケーションのひとつに、

危険を知らせることをします。

「コォ!」と甲高い声で鳴き、また他の仲間も「コォ!」と鳴く。

それを、他も真似して、鳴き交します。


この時は、そのような光景に出くわしませんでしたが、

duck4の定点観測ポイントでは、

近くにネコが近づいてくると、そこにいるもの同士で、

教えあうことがあります。


この大沼周辺は、東日本大震災のときには、津波が到達した地域。

あれから、まもなく5年。

また、今シーズンも、たくさんのハクチョウさんたちが戻って来てくれました。


DSCF1124_convert_20160111103905.jpg

(水溜りになった田んぼで何か食べ物を探すハクチョウさんたち!

それも、農作物が作れるようになり、

もとの原風景に戻りつつあるからなのではと、

ちょっと感慨深い想いで、ハクチョウさんたちを見ていました。


DSCF1112_convert_20160111103816.jpg

(小麦畑を餌場にするハクチョウさんたち!



にほんブログ村 海外生活ブログ デンマーク情報へ
[2016/01/11 06:08] | 続・滞在組⑩ | トラックバック(0) | コメント(4) |
滞在組のハクチョウさんやアドちゃんたちも大変だよね!
七北田川のduck4の観察ポイントには、

約50羽ほどのハクチョウさんたちがいます。


しかし、この50羽ですが、2つのグループに分かれています。

大きな群れには約35羽ほど。


一方、小さな群れには、約15羽ほどがいて、

こちらには、5羽の滞在組のハクチョウさんやアドちゃんたちがいます。


どうやら、正月から、こちらの小さな群れの方にいるので、

強いハクチョウさんたちから逃れるために、

移動してきたのかもしれません。


DSCF1095_convert_20160110125219.jpg

(小さな集団の群れにいる5羽の滞在組とアドちゃんたち!

飛べないということは、他の飛来組のハクチョウさんたちのように、

餌がなくなっても、田んぼに出かけられないので大変です。


そのため、日中、地元の人たちからの餌に頼るしかない。

よくヒトがやって来るこの橋よりも上流の浅瀬付近で、

5羽の滞在組のハクチョウさんとアドちゃんは、

何か持ってきてくれる親切なヒトたちを待ち伏せしています。


DSCF1105_convert_20160110125347.jpg

(先頭からおちびちゃん、シンちゃん、斑ちゃん、おおきなハクチョウさん、チンさん、アドちゃんの順!

もうこの七北田川で長年、給餌をしている方の話によると、

「滞在組のハクチョウさんは、飛来組に縄張りを追われて、橋付近に逃げ込んでいるのではないか!」

とおしゃっていました。


どうやら、この言葉は、今シーズンも的中したようで、

どうか、滞在組とアドちゃんたちが知恵と団結力で、乗り越えて欲しいと願っている

duck4であります。


DSCF1106_convert_20160110125414.jpg

(5.5羽の滞在組のハクチョウさんたち!



にほんブログ村 海外生活ブログ デンマーク情報へ
[2016/01/10 06:10] | 続・滞在組⑩ | トラックバック(0) | コメント(8) |
プロフィール

duck4

Author:duck4
ニックネーム:ダック4(Duck4)
趣味:旅行、バードウオッチング(アヒル・ハクチョウ)
小著:『ヒュッゲの国からデンマーク流人生の楽しみ方』
(本の森出版)

最新記事

最新コメント

カテゴリ

カレンダー

04 | 2023/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -

duck4からのお知らせ!

duck4の定点観測ポイントの川には5羽の滞在組のハクチョウさん。大空を飛ぶことができませんが、元気に毎日、川を泳いでいます。この地域の人々にも愛され続けているハクチョウさんたちです。これからも、定点観測ポイントにいる飛べないハクチョウさんのこと中心にブログを配信していきます。今後ともに、宜しくお願いいたします。ブログ主宰者duck4より!

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

リンク

このブログをリンクに追加する

QRコード

QR