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デンマーク留学&ヒュッゲな人生の楽しみ方
生涯教育の学校、フォルケホイスコーレへのデンマーク留学体験をもとに、一冊の本にまとめたお話。
店じまいのハクチョウさんたち!
いつもの定点観測ポイントの七北田川の橋の下。

オレンジ色の街路灯に照らされ、

ちょうど橋げたのそばで流れないので、

水が少ないときには、中州が現れます。

なので、ハクチョウさんたちが休んでいることがあります。


もう昨年の話になりますが、

あのオオハクチョウさんのロクちゃんと最後に別れたところが、

ちょうどこの場所でした。


この時は、帳が降りた夜。

8羽ほどの白い大きな鳥さんたちが

中州で、休んでいました。


そして、duck4が「コォ!コォ!コォ!」と呼んで見たのですが、

来てくれませんでした。


おそらく、5羽の滞在組のハクチョウさんたちやアドちゃんだと思いますが、

お腹がいっぱいで、夜になったことでもあり、

敢えて、危険を冒してまで近づく必要がなかったのかと、

duck4は思っています。


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(外灯の光に照らされているハクチョウさんたち!



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[2016/01/09 06:10] | 続・滞在組⑨ | トラックバック(0) | コメント(8) |
スミスさんご一家のお食事!
喜んでいる4羽からなるオオハクチョウさんの家族。

この家族は、あのスミスさん一家です。


そして、特に、お父さんはとても食いしん坊。

子どもたちに、

「おいしいからお食べ!」

と言って急かしているようでもあります。


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(スミスさん一家のお食事!

そのとき、子どもが、

「お父さん!おいしいね!毎年、冬にこんなもの食べていたの!」

と言っているようにも聞こえました。


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(スミスさん親子のお食事!

そして、スミスさんお父さんは、

「ここは、いいところだよ。ヒトも親切だし!だから毎年来るんだよ!」

と私たちに言っているようでもありました。


ところで、他のハクチョウさんたちは、

横目でスミスさん一家に対して、

「早く食べたいな!わたしたちも食べたいな!食べたいな!」

という目で見ているようでもありました。


最後になりますが、

給餌には、いろいろ賛否両論がありますが、

ただ、スミスさん一家にとっては、

これだけのご馳走は嬉しいことだと思います。


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(おいしそうに食べているスミスさん親子!



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[2016/01/08 06:02] | 続・滞在組⑨ | トラックバック(0) | コメント(4) |
1羽だけでは敵わなくても5.5羽の滞在組のハクチョウさんになることで得られる幸せとは!
1羽1羽はとても弱い滞在組のハクチョウさんたち。

あのリーダーのちゃんですら、

体の大きな飛来組のハクチョウさんに追いまわされることがあります。


ただ、1羽1羽が集まり、

あの半人前のアドちゃんを加えて、

5.5羽の滞在組のハクチョウさんたちになると、

飛べないというハンディを持っていて弱い立場であっても、

何とか五分と五分。

いや、それ以上の力を発揮することもあるのです。


ところで、いつもおとなしいあのおおきなハクチョウさんが、

自分たちの縄張りから追い出すために、羽をバタバタさせて、

飛べないので走って追いかけて行きました。


すると、2羽の飛来組のハクチョウさんは逃げていきました。

いつも、見かける光景ですが、

5羽の滞在組のハクチョウさんたちは、

甲高く遠くまで通る大きな声で

「あっちへ行け!あっちへ行け!」

と言っているかのように一緒に鳴きます。

それは、自分たちの縄張りを一生懸命に守るためにです。


最後になりますが、

そんな、滞在組のハクチョウさんたちの生き方が賢いと思うことがあります。

それは、ハンディを持った6羽が一緒に生きていくことで、

何か、渡りができなくても、七北田川で幸せというものを見つけているようにも見えるからです。


そして、これは、ハクチョウさんたちの社会の話ですが、

なにか、これは、我々の社会でも、あって欲しいことだと

思っているduck4であります。


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(鳴き騒ぐ5羽の滞在組のハクチョウさんたちとそばにいるアドちゃん!



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[2016/01/07 06:10] | 続・滞在組⑨ | トラックバック(0) | コメント(8) |
アドちゃんと重なり合う親とはぐれた迷子のオオハクチョウさん!
七北田川の5羽の滞在組のハクチョウさんやアドちゃんたちは、

いつもの変らず元気です。


アドちゃんもうそうですが、duck4を見つけると、

すぐに近づいて来てくれます。

本当に、カワイイ仔です。


そして、今シーズンは、4羽の幼鳥さんがいますが、

そのうち1羽は迷子ちゃん。

いつもたった独りで、ぽつんといます。

どうやら、親とはぐれてしまったようです。

何か、愛おしく、何とかしてあげたいのですが、

ただ見守るだけのduck4。


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(親とはぐれてしまった独りぼっちの迷子ちゃん!

そんな迷子ちゃんを見ていて、

昨シーズンのアドちゃんもこうだったのではないか。

きっと、寂しい思いで、七北田川に他のハクチョウさんたちに相手にされずにいたに違いない。

とduck4の心の中では過去の記憶が蘇りました。


そんな、満1歳になり、他の成鳥と体つきは変らないアドちゃんを知る身にとって、

この親がいない迷子ちゃんは、とてもとても心配しております。


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(最近のアドちゃん!



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[2016/01/06 06:10] | 続・滞在組⑨ | トラックバック(0) | コメント(4) |
番地まで覚えているハクチョウさんたちの記憶力!?
渡り鳥さんたちは、番地まで覚えているのでは?

先日、パッサーさんから、

「ちゃんと飛来してくる渡り鳥さんもいるので、番地まで覚えているのは!」

というコメントをいただきました。


そして、同じ疑問を感じていたduck4。

そう思うようになったのには

七北田川で滞在組のハクチョウさんたちや飛来組のハクチョウさんたちを見ていて、

ヒトと同じように、ハクチョウさんたちにも、番地まで覚えているのではないか。

そう疑うことのない事実を何度も目撃しているからなのです。

【迷子にならずに戻って来た滞在組のハクチョウさんたち】

例えば、もう3年くらい前になるかと思いますが、

滞在組の斑ちゃん、おちびちゃん、チンさんたちが、

七北田川を離れ、遠い支流の梅田川まで泳いで行ったことがありました。


あとで、いつも給餌している地元の方の聞いたところ、

「以前、梅田川でも、給餌していたヒトがいたからではないか?」

と言っていました。


それは、滞在組のハクチョウさんたちの記憶の中では、

梅田川では餌をもらったんだ。

ということをひとつのエピソードとして記憶していたらか

行ったのかもしれません。


そして、もらえないことがわかり、再び七北田川に戻ってきましたが、

地図もないのに、よく戻って来られたと。

duck4なんかは

滞在組のハクチョウさんたちの行動を見てそう疑問を持つようにまりました。

【時間になると地元の給餌する方のところで待っている滞在組のハクチョウさんたち!】

その他にも記憶していなければ説明できない、

5.5羽の滞在組のハクチョウさんたちの行動があります。

それは、いつも決まった時間にちゃんと、

いつも給餌する地元の方のところにやって来ては、待っています。


毎朝、給餌する地元の方が、朝必ず餌をくれるということが、

いつも続いている習慣の上で理解しているからでしょう。


ということは、滞在組のハクチョウさんたちの中には、

「空間」や「時間」という概念も備わっているのではないかと思っています。


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(いつも給餌している地元の方を待っている5.5羽の滞在組のハクチョウさんたち!

【毎年、七北田川で子どもを連れて越冬地に選ぶスミスさん一家!】

2年前に、初めて、出会ったスミスさんご一家

その時には、5羽の子どもを連れて来ました。

今シーズンも2羽の子どもを連れて来て七北田川で越冬しています。


なぜ、ナビゲーションもなければ、地図も持たずに、迷うことなく、七北田川に来れるのか?。

それには、どこにどんな高い山があり、川があり、海があるということを覚えていなければ、

わざわざ日本。それも宮城県。仙台市の七北田川には来られないはずです。


他に、あげればたくさんありますが、

ハクチョウさんたちは、どこに何があるという、

ヒトでいう住所、番地が頭の中に記憶されているということで、

説明しなければ、説明しきれないと思います。

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(今年も七北田川で越冬しているスミスさんご一家!


ヒトの記憶とは

ところで、ヒトの記憶とは、「感覚記憶」、「短期記憶」、「長期記憶」からなっています。

この「感覚記憶」とは、ヒトが目で見たり、耳で聞いたりして入ってくる記憶のことです。


例えば、目から入る視覚による記憶では、

1秒程度の記憶しか残りませんが、

耳から入る聴覚による記憶では、およそ5秒程度と言われています。


その目や耳から入った情報を一生懸命に覚えようとして、

記憶にとどめることを「短期記憶」と言います。

その保持できる時間は、約10秒ほどと言われています。


そして、短い時間で記憶したことを、長い時間ずっと記憶にとどめようとすること「長期記憶」と言いますが、

これには「宣言的記憶」と「手続き的記憶」の2つあります。


その「宣言的記憶」の中にも、

ある言葉の意味を覚え知識とする「意味的記憶」と、

ある出来事や時間を覚えている「エピソード記憶」があります。

そして、「手続き的記憶」とは、自動車の運転方法がわかるということになります。


鳥さんたちが記憶できるのには海馬があるから

また、鳥さんたちの話に戻しますが、

なぜ、迷わずに毎年のように渡り鳥は、日本にやって来られるのか?

そして、寒くなる冬になる前に、貯食していて、

食料を探し当てる鳥さんがいるのか。

それは、鳥さんが記憶したことを活用して生きているからだと思います。


例えば、ハクチョウさんたちも、秋と冬に渡りを繰り返しますが、

それは、場所を覚えているから、

毎年、迷わずに越冬しているのではないかと思っています。

【同じクッチャロ湖に現れるコハクチョウさん!】

ところで、この2年ほど、duck4は、クッチャロ湖で

標識をつけたコハクチョウさんのマルちゃんに出会っています。


そのコハクチョウさんなんですが、

それも数年前にクッチャロ湖で標識が装着されました。

毎年同じルートを通って、渡りをしているのか、これだけではわかりませんが、

恐らく、このコハクチョウさんにとっては、このクッチャロ湖という場所を覚えているからこそ、

この年もここで越冬したのではないかと思います。


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(同じ場所で足環を装着してまた飛来しているコハクチョウさんのマルちゃん

なぜ、場所などを記憶できるのか。

それは、ヒト同様に、鳥さんたちにも空間認識ができる海馬があるからなのです。


鳥さんたちの海馬とは

今、duck4が一生懸命、鳥さんたちの理解を深めながら読んでいる

細川博昭著『鳥の脳力を探る』(サイエンス・アイ新書)によると、

海馬について次のようにまとめています。

①大きな空間認識が必要な鳥さんほど海馬が発達している。

②托卵する鳥さんほど海馬が大きい。

③渡り鳥の中には海馬が発達している鳥さんはいるがまだ解明されていない。

④餌を蓄えておく鳥さんたちは、秋から冬にかけて海馬が大きくなり、夏には小さくなる。

⑤記憶力を必要とする鳥さんは、海馬が大きい。

⑥伝書鳩は、短い期間で海馬が発達した。


ハクチョウさんの空間記憶とは

最後になりますが、ハクチョウさんたちは、秋と冬に渡りを繰り返しますが、

それは、空間や場所を記憶して覚えているから、

毎年、迷わずに越冬しているのでしょう。

渡り鳥のハクチョウさんたちにとって、脳力がどのくらいあるかduck4にはわかりませんが、

きっと、海馬のおかげで、毎年の渡りができているのは確かなことかもしれません。

(参考文献

細川博昭著『鳥の脳力を探る』(サイエンス・アイ新書)



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[2016/01/05 06:10] | 続・滞在組⑨ | トラックバック(0) | コメント(6) |
家族ナカヨシのワトソンさんご一家!
七北田川のduck4の定点観測ポイントには、

もう一組の親子のオオハクチョウさんが飛来しています。


もう、ずっと、ここにいるようなので、

きっとこの家族は、越冬地として決めているのかもしれません。

そこで、この両親とひとりっ子のご一家を

ワトソンさんと名づけてこれより紹介していきたいと思います。


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(オナガガモさんに囲まれているワトソンさんご一家!

ところで、このワトソンさん一家ですか、

親鳥は、結構、子煩悩なところがあります。

給餌を受けている時にも、子どもに譲って優先して食べさせています。

そして、子どもに近づく、見知らぬ飛来のハクチョウさんたちを追い払ったりしています。


あの昨日のブログで紹介したスミスさん一家の親鳥のように、

子どもよりも親が先ということは決してしません。


ところで、ひとりっ子の子どもの方ですが、

周りにいるオナガガモさんを追い払ったりと、

まだまだ行動面では幼いところもありますが、

親に守られながらも、一生懸命に親の仕草を真似ているところもあります。


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(ワトソンさんの子どもが突然羽をバタバタさんさせたところです!

例えば、親鳥さんが「ウーウー!」と地声でうなると、

子どもも「ウーウー!」とうなります。

だだ、両親が他のハクチョウさんたちを蹴散らして勝利の雄叫び甲高い声であたりに響き渡るように

「コォ!コォ!コォ!」と鳴いても、

まだ子どもなのでただ見ているだけですが。


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(子どもを真ん中にしているワトソンさんご一家!

ワトソンさんのお子様は、息子か娘かわかりませんが、

とても大切に育てていることが、duck4にもひしひしと伝わって来ました。



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[2016/01/04 06:10] | 続・滞在組⑨ | トラックバック(0) | コメント(6) |
2年前にも越冬していたスミスさんファミリー!
今シーズンのduck4の定点観測ポイントの七北田川では、

幼鳥のオオハクチョウさんが、4羽と少ないです。

そして、そのうちの1組が2羽の幼鳥を連れていますが、

今から2年前にも、5羽の子どもを連れて越冬していました。


たぶん、お父さんだと思いますが、

クチバシと顔の間がちょっと黒くなっているので、

以前にも見たことがあったので覚えていました。


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(2年前にも来た親ハクチョウさん!

そのため、これからこの2羽の子どもたちを連れたこの家族を

スミスさんファミリーと名づけたいと思います。


ところで、このスミスさんファミリーのお父さんだと思いますが、

とても食いしん坊で、餌をもらっている時に、

子どもより先に、奪って食べようとします。

また、突っついたりと、かなり、本性丸出しなところもあります。


そんな親に育てられている子どもたちなので、

滞在組のハクチョウさんたちやアドちゃんたちにも容赦なく、

突っついて追い回したりもしているところを見たことがあります。

その親にこの仔たちあり!と言ったところなんでしょうか。


2年前には、5羽の滞在組のハクチョウさんたちは、

このスミスさんファミリーに縄張りを奪われ、

近づいてくる度に、逃げ回っていました。


今シーズンは、2羽しか子どもたちを連れて来られませんでしたが、

でも、親が強いので、ここまで、すくすくと、わんぱくに成長しているのではと思っています。


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(今シーズンは2羽の子どもたちを連れて来たスミス・ファミリーさん!

(関連ブログ!

『大きな群れをつくる利口な食いしん坊の親ハクチョウさん!』(2014年2月14日付けduck4ブログより!)

『あの大家族の食いしん坊の親ハクチョウさんの素顔!』(2014年2月2日付けduck4ブログより!)

7羽の大家族のハクチョウさんの親は本能丸出し!(2014年1月6日付けduck4ブログより)



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[2016/01/03 06:18] | 続・滞在組⑨ | トラックバック(0) | コメント(6) |
夜型の七北田川のオナガガモさんたち!
七北田川のduck4の定点観測ポイントには、

2つの群れに別れて40羽ほどのハクチョウさんたちがいますが、

それ以上に、オナガガモさんたちもたくさんいます。

早朝から夕方まで、七北田川で待ったりと過ごしていますが、

日没後、なぜか活発に動き出します。


夜陰に隠れて、餌場へと一斉に飛び立って行く。

カモさんたちの群れによく出会います。

カモさんたちって夜型なんでしょうか?


一方、ハクチョウさんたちは、朝、餌場に出かけ、

夕方戻って来ます。

カモさんたちとは、対照的です。


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(早朝、待ったりと過ごしているオナガガモさんたち!



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[2016/01/02 06:09] | 続・滞在組⑨ | トラックバック(0) | コメント(4) |
2016年あけましておめでとうございます!
あけましておめでとうございます!

今年もduck4ブログを宜しくお願いします!


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(以前、塩竈神社にいた2羽のアヒルさんたち!

元旦の仙台の日の出は、

午前6時53分でした。

5羽の滞在組のハクチョウさんやアドちゃんが、

毎日、往復している七北田川の橋の上から、

2016年の初日の出を拝んだduck4です。


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(2016年の初日の出!

ところで、今朝のduck4の定点観測ポイントでは、

2箇所に別れてハクチョウさんたちがいました。

そして、約34羽ほどいたいつもの餌場には来ていなかった

5羽の滞在組のハクチョウさんとアドちゃんたち。

今朝は

duck4が初日の出を拝んだ大橋の近くにいました。

どうやら、飛来組のパワーに負けて、

近づけなくなってしまったのかもしれません。


ずっと、餌場を守ってきたのですが、

やはり、縄張り争いに負けたのか!?

そんな感じを受けた元旦の定点観測の様子でした。


そして、もちろん、今年初めてなので、

斑ちゃん、チンさん、おちびちゃん、シンちゃん、

おおきなハクチョウさん、アドちゃんに

「あけましておめでとう!コォ!コォ!コォ!」

白鳥語でご挨拶をしましたが、通じていたのでしょうか。

表情を見ると、いつもと変わりない朝を迎えた5.5羽の滞在組のハクチョウさんたちでした。


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(新年初めてのアドちゃん、シンちゃん、その後ろには他の滞在組!



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[2016/01/01 00:00] | 続・滞在組⑨ | トラックバック(0) | コメント(10) |
今年を振り返りduck4が印象に残った第1位の記事は!?
いつもの七北田川のduck4の定点観測ポイントには、

30羽ほどのハクチョウさんたちがいます。

もちろん、そこには5羽の滞在組のハクチョウさんとアドちゃんたちも。

また、親子で一緒のオオハクチョウさんの1羽の幼鳥もいます。


ところで、今日が、2015年最後の大晦日。

29日、30日と今年を振り返るシリーズを発表してきましたが、

なんとか、今年の印象に残った第1位の記事の発表ができそうです。

さて、栄冠の第1位は・・・・!


『あどけない顔をした幼鳥さんだったとは..!!』

2015年3月20日付けduck4ブログより


あのアドちゃんが、左羽をケガして発見した時の投稿記事です。


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(ケガをした直後のアドちゃん!

あのときは、もう助からないのでは。

そんなにひどい左羽には出血の後。

いつも給餌している地元の方も、duck4同様に心配されていました。


そして、以前、飛べないキジバトさんを保護してもらった獣医さんに、

アドちゃんの出血して左羽をケガした写真を見てもらったところ、

「出血が止まっていれば大丈夫!」

「ハクチョウさんは意外と丈夫!」

という言葉に、duck4は、とても安心しました。


そんなアドちゃんですが、

今では、真っ白な成鳥のオオハクチョウさんに変身。

左羽の状態は、骨折したままですが、

それでも、5羽の滞在組のハクチョウさんたちと七北田川で生きていくのには、

全くといって良いほど問題はないようです。


そして、今朝もまた、地元の方を待って、

ヒトの世界では、大晦日というイベントを迎えていますが、

いつもと変わりない朝をアドちゃんは、送っていたようです。


最後になりますが、

今年も大変お世になりました。

では、良いお年を!!


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(大晦日のアドちゃんの様子!



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[2015/12/31 08:18] | 続・滞在組⑨ | トラックバック(0) | コメント(14) |
今年を振り返りduck4が印象に残った第2位の記事は!?
今年の印象に残った第2位の記事は、

やはり、あのオオハクチョウさんのロクちゃんです。

特に、反響があったのが


 『ロクちゃんはどこに行ったの!?』

(2015年2月4日付けのduck4ブログより)


では、多くのロクちゃんファンからのコメントをいただきました。


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(オオハクチョウさんのロクちゃん!

ところで、もう忘れた方もいらっしゃるかと思いますから、

ロクちゃんのことをお話しますが、

このオオハクチョウさんのロクちゃんですが、

2014年6月頃に、ひょっこりと七北田川に飛んできました。

突然のことだったのでduck4も驚きました。

もちろん、5羽の滞在組のハクチョウさんたちも、

こんな季節にやって来たのですから、

驚いたことでしょう。

それから、餌場にも頻繁に現れるようになり、

5羽の滞在組のハクチョウさんのそばを、うろつくようになりました。

でも、1週間もするとどかに出かけ、

また戻ってくという生活を送っていました。


そして、8月の中旬。

ちょうど、お盆のときに、コハクチョウさんのおちびちゃんに追い回されて、

草むらに逃げ込み、他の滞在組のハクチョウさんたちにも取り囲まれてしまい、

恐ろしくなるほどの、人間不信、いやロクちゃんはハクチョウさんなので、

ハクチョウさん不信になってしまったのでした。

それっきり、ロクちゃんは、3週間近く姿を現さなくなり心配していたところ、

ひょっこりとまた戻ってきました。


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「葦原の奥深く隠れるオオハクチョウさんのロクちゃん!」のブログ写真より 

それからと言うもの、

5羽の滞在組の餌場に現れては、

いつもの地元の方からパンをもらっていました。


そして、おちびちゃんや他の滞在組のハクチョウさんたちに追い回された時には、

コンクリートブロックまで上がって、去っていくのをやり過ごしていました。


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(5羽の滞在組から逃れるロクちゃん!

もちろん、duck4にも懐いてくれました。

その時、ハクチョウさんって、ヒト懐っこくて、気持ちが理解できる鳥さんだと

思った瞬間でもありました。


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(近づいて来るロクちゃん!

それから、秋が深まり、

飛来組のハクチョウさんが七北田川に越冬のために戻ってくるようになると、

今まで、小心者のロクちゃんも、どことなく変ってきました。


ある時、1羽のオオハクチョウさんが、来て、どうやらロクちゃんに興味があるようで、

一所懸命に鳴いて恋のアピールしていたようです。

それを知ったロクちゃんも応えるように、鳴き交し、

いつの日か一緒に行動するようになっていました。


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『ロクちゃんと菜々ちゃんのコミュニケーションの取り方!』のブログの写真より! )

そして、そのロクちゃんのお相手を菜々ちゃんと名づけしばし観察をしていました。

しかし、朝と夕方は、ロクちゃんと菜々ちゃんは一緒に餌場にいるのですが、

昼間は、ポツンとロクちゃんだけ。

もちろん、そのそばには5羽の滞在組のハクチョウさんたちが羽繕いをしています。


どうして、「ロクちゃん!菜々ちゃんと一緒に行かないの!?」

と尋ねたところで、duck4の白鳥語が通じないので、

返事はなしでした。


そうこうしているうちに2015年の1月下旬を向かえ、

1年のうちでも一番ハクチョウさんたちの数が増える季節になりました。

そして、夜、ロクちゃんの様子を見に行ったところ、

対岸を泳いでいた1羽のオオハクチョウさんが、duck4のことに気づき、

こちらへと近づいてきたのはありませんか。

それは、まさしく、あのロクちゃんです。

いつものように近づいて来るロクちゃんですが、

そこには菜々ちゃんの姿はありません。


そこで、

「また独りぼっちになったの!?ロクちゃん!」

と尋ねたところ、もちろん答えが返ってきませんでした。

でも、今思うと、どことなく、寂しい様子で、肩を落としているようでもありました。

何か、決心していたことでもあったのでしょう。


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「ロクちゃんの夜!」のブログ写真より!

その夜を境に、それっきり、あのロクちゃんとは、出会っていないduck4。

もしかしたら、あの菜々ちゃんと一緒に、飛んでい行ったのかもしれません。

また、これは風の便りではありますが、「仙台にあるとある沼で見たよ!」

と話を聞いたこともあります。


ロクちゃんがいなくなったことをブログに投稿したところ、

多くの方からコメントをいただきました。

そのため、今年の2位はロクちゃんにしました。


そして、ロクちゃんと別れてもうあれから11ヶ月近く。

再び、七北田川には戻って来ていないようです。


あの人懐こくて、愛嬌があって、ハクチョウさんたよりはヒトから愛されるキャラのロクちゃん。

ちょっとKYで空気が読めないところもあり、そこがまたカワイイのですが、

ひとつ便りがあっても良いのではと思うのですが、

今頃どうしているのでしょうか?


オオハクチョウさんのロクちゃん!


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( 『表情豊かなオオハクチョウさんのロクちゃん!』のduck4ブログの写真より! )

(関連ブログ

『ロクちゃんはどこに行ったの!?』(2015年2月28日付duck4ブログより)

『ロクちゃんどこに!?』(2015年2月4日付けduck4ブログより!)



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[2015/12/30 06:06] | 続・滞在組⑨ | トラックバック(0) | コメント(6) |
今年を振り返りduck4が印象に残った第3位の記事は!?
2015年もあと3日。

1年間を振り返る季節にもなりました。

皆さんにとっては、今年はどんな年だったでしょうか?


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(今シーズン初めて雪化粧した七北田川。手前にアドちゃん!奥に滞在組のハクチョウさんも!

ところで、duck4ブログが選ぶ、

今年の七北田川のハクチョウさんたちの出来事

あえて3つ上げると次のようになります。


まず、初めに、第3位は・・・!

『大雨特別警報が発令中の七北田川で

激流に流されるハクチョウさんを発見!』

(9月12日duck4ブログより)



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(大雨特別警報が出ていたときの七北田川!そこには流されるシンちゃんも!

茨城県、宮城県で大雨特別警報が発令。

大崎市では堤防が決壊して、一体が大洪水になり、大きな被害を受けました。


この七北田川でも、ここより上流域では水があふれました。

そして、深夜には、避難命令も発令。

この滞在組の5羽のハクチョウさんたちやアドちゃんがいる定点観測ポイントでも、

洪水で多くの葦原がなぎ倒されたり、浅瀬もえぐられ地形も変ってしまいました。

また、一部のコンクリート堤防も壊れました。


そして、この時、リーダーの斑ちゃんたちやアドちゃんは高いところで激流をやり過ごしていましたが、

ただ1羽、シンちゃんだけが独りぼっちで泳ぎ回っていたのは今でも忘れられません。


DSCF0789_convert_20151229101507.jpg

(最近の滞在組のシンちゃん!

この記事関しては、

反響も大きくて、8件のコメントをいただきました。

その中でも、ある北海道のブロガーさんからは、

「七北田川の水があふれていることを知り、真っ先に思い浮かんだのはハクチョウさんこと」

だったそうです。


ブログもSNSのひとつなので、

特に、災害に関することが起きると、

コメント、拍手数、アクセス数も増える傾向にあります。


そう感じたのは、東日本大震災の後、ブログで震災のことを投稿した時のこと。

今まで秘境の片隅にひっそりとあったduck4ブログにも、

来られるブロガーさんが増えたからです。


この時から、

duck4ブログも、小さな七北田川の情報発信しているソーシャルメディアなんだな!?

これは、ちょっと、言いすぎですが、そう思うようになりました。


ところで、第1位、第2位の記事は何だと思われますか?

それは、明日以降に、またduck4ブログにて投稿します。



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[2015/12/29 06:19] | 続・滞在組⑨ | トラックバック(0) | コメント(2) |
成長しているアドちゃん!
今年も、あと4日。

昨日あたりから、やっとこちらでも冬本番といった感じになりました。

しかし、ハクチョウさんたちは、寒さに負けずに元気にしています。


そして、2年目を迎えるアドちゃんも、

いつも5羽の滞在組のハクチョウさんと一緒。

もう、5.5の滞在組のハクチョウさんたちの仲間入りです。


ところで、いつものように立って、見ていると、

どこからともなく、duck4を見つけて近づいて来てくれます。

アドちゃんの方が、先に見つけることも多々あります。


DSCF0600_convert_20151228081032.jpg

(近寄ってくるアドちゃん!

そんなアドちゃんですが、

今年の3月のときのあの大ケガの時には、

どうなることやらと心配しました。

あのいつも給餌している地元の方もでした。

「何とか、生きろよ!」

と祈っていました。


一時は、コハクチョウさんのおちびちゃんに追い回されて、

大丈夫なのかとも心配しました。

でも、それをも乗り越え、まだちょっと頼りないですが、

今では、それなりに若いハクチョウさんらしくなってきました。


嫌なことにも「嫌だよ!」と言えるようになってきたアドちゃん。

首を前に傾けて、まだまだ声は滑稽なんですが、

「グーグーグー!」鳴き散らすようになりました。


きっと、滞在組のハクチョウさんたちの姿を見て、まねしてできるようになったのでしょう。

でも、声は、まだ甲高くなく、チンさんたちのように、周りに響き渡るほどではありまんが。


最後になりますが、この成長しているアドちゃんの姿を見ていると、

保護されなくて、この七北田川で良かった。

と思っているのはduck4だけなんでしょうか?


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(アドちゃん!



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[2015/12/28 06:10] | 続・滞在組⑨ | トラックバック(0) | コメント(8) |
もしあなたが、おおきなハクチョウさんと同じ身長になったらどこが見えますか?
早いもので2015年もまもなく終わり。

光陰矢のごとしとはよく言われますが、

まさしく、今年もそんな一年になりそうです。


ところで、話は変りますが、

ハクチョウさんたちの視線の高さはどうのくらいなのか?

そんな疑問を持ったduck4。


いつも見下ろすような形で写真を撮っていましたが、

もし、ハクチョウさん目線に下げたらのならば、どのように見えるのだろうか。


近くに、おおきなハクチョウさんが来てくれたので、

試しに、撮影してみることにしました。

すると、こんな風に見えました。


DSCF0642_convert_20151226115904.jpg

(こんな風に見ているおおきなハクチョウさんの視線!

もしduck4が、おおきなハクチョウさんと同じ身長になったら、

水中にいるお魚さんや微生物なんかもよく見えるし、

草むらに隠れている動物の視線とも偶然合ったり、

真っ先に気配にも気づきそうな。

そんな感覚になりました。


もし皆さんが、おおきなハクチョウさんの目線であたりを見回したら

どこを見ようとしますか?

教えていただけば幸いに存じます。


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(どこを見ているのおおきなハクチョウさん!



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[2015/12/26 06:06] | 続・滞在組⑨ | トラックバック(0) | コメント(12) |
昼下がりの午後のハクチョウさんたち!
とある日の昼下がり。

七北田川のハクチョウさんたちは、

餌場に出かけずに、待ったりとしたときを過ごしているものもいます。

もう、お腹がいっぱいになり、早々と塒に戻って来たのでしょうか。

見ていると、お昼寝中の飛来のハクチョウさんもいます。


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(中洲で待ったり過ごしているハクチョウさんたち!

DSCF0595_convert_20151225090312.jpg

(浅瀬で羽繕いをしているハクチョウさんたちも!

また、ちょっと、離れたところには、5羽の滞在組のハクチョウさんもいました。

そこには、迷子のオオハクチョウさんもアドちゃんのそばを泳いでいました。


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(迷子のオオハクチョウさんとアドちゃん!

今シーズンは、暖冬の影響か、

ハクチョウさんたちものんびり過ごしていているような感じを受けるのは、

duck4だけなんでしょうか。



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[2015/12/25 06:16] | 続・滞在組⑨ | トラックバック(0) | コメント(4) |
リーダーの斑ちゃんはカメラに興味があるのか!?
「斑ちゃん!メリークリスマス!」


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(メリークリスマス!」

そう言っても、今日は12月24日クリスマスイブであることは、

オオハクチョウさんの斑ちゃんに話してもわからないはず。


しかし、冬至が終わり、これから日が1日1日と長くなってくることは、

滞在組のリーダーの斑ちゃんもわかっていると思います。


ところで、リーダーの斑ちゃん。

「首をかしげて何か見ているの!」

と心の中で問いかけてみました。


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(首をかしげる斑ちゃん!

すると、ちゃん。

じっと、duck4のカメラと顔を覗き込んでいます。

もしも、怖かったらすぐに逃げるはず。

でも、逃げようとはせず、無言のまま、じっと見つめるのであります。


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(じっと、カメラを覗き込む滞在組のリーダー斑ちゃん!

そして、突然、カメラに向かってクチバシを伸ばすちゃん。

「撮影するなら、もっとキレイに撮ったね!」

と言われているようでもありました。


ハクチョウさんたちは、わかりませんが、

を見て、映し出される自分の姿に対して攻撃をする鳥さん。

また、違う相手だと思い、自分の姿に対して一生懸命に話しかける鳥さんもいます。


ところで、ハクチョウさんたちは、カメラをどのように見ているのでしょうか?

アドちゃん、チンさん、おおきなハクチョウさん、

そして昨シーズンいたあのロクちゃんも近くで撮影していたときに、

クチバシをカメラのそばまで伸ばしました。


好奇心なのか、

それとも攻撃なのか、嫌がっているのか。

まだduck4にはわかりません。

皆様なら、どう思いますか?


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(カメラを覗き込むオオハクチョウさんの斑ちゃん!



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[2015/12/24 06:01] | 続・滞在組⑨ | トラックバック(0) | コメント(8) |
団結力で勝っている5羽の滞在組のハクチョウさん!
duck4の定点観測ポイントの七北田川では、

約40羽ほどのハクチョウさんたちが越冬をしています。


そして、その一群の中に、

5羽の滞在組のハクチョウさんやアドちゃんたちがいます。

例年だと、飛来組のハクチョウさんたちに餌場を追われてしまうのですが、

今シーズンの滞在組は、健闘していています。


飛来組の中に強いハクチョウさんがいないからかもしれません。

それと、アドちゃんも加わり、5.5羽の滞在組になったこともあるのでしょうか。


そのあたりは、リーダーの斑点ちゃんに、

真意を聞いてみないとわかりませんが、

まだ、確認が取れていません。


ところで、他の飛来組と比較して観察してみてみると、

5羽一緒になって鳴き騒ぐのは、滞在組のみ。

その他では、せいぜい2羽程度。

滞在組の団結力が勝っているのでしょう。


話は変りますが、いつもの定点観測ポイントには、

たくさんのオナガガモさんが越冬しています。

それと数羽のオオバンさんも混じっています。


その他に、給餌する方が来ると、

どこからともなくユリカモメさんが来て、

ハクチョウさんたちからパンを略奪しています。


きっと、ユリカモメさんも、生きるのに必死で、

ここなら餌にありつけると思い、日の出とともにやってくるのでしょう。


そして、目の前では、オスオナガガモさんが、

メスにちょっかいをしていますが、

どうやらメスにはその気がないようでした。


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(5羽の滞在組のハクチョウさんとオスがメスにちょっかいしているオナガガモさん!



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[2015/12/23 06:06] | 続・滞在組⑨ | トラックバック(0) | コメント(6) |
アドちゃんを見分ける方法とは!
ハクチョウさんたちをどのように見分けるのですか?

という質問を受けることがあります。


確かに、ハクチョウさんたちは

白いので見分けるのが大変そうに見えますが、

よく見ると1羽1羽、顔も体も違っています。


ところで、スズメさんも観察していますが、

数も多く、体も小さいので、

1羽1羽を見分けるのは至難の業なんです。


しかし、日々見ていると、

体も大きくて、とても特徴のある鳥さんが

ハクチョウさんたちだと思います。


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(アドちゃんの特徴は!?

例えば、アドちゃんなんかは、

いつも給餌している地元の方がおしゃっていましたが、

40羽も同じ白い鳥さんに囲まれてしまうとわからなくなることがあるそうです。

しかし、アドちゃんの特徴のひとつに、頭の羽毛の一部が黒いので、

わかると言うことなんです。


他にも、ブロガーさんからコメントがあった、

クチバシの色が橙色で長い

と言ったことも特徴のひとつだと思います。


その他に、

アドちゃんは左側の羽が怪我してボロボロなんですが、

近くでも見れば、それが特徴としてすぐわかります。


しかし、遠くを泳いでいる時には、

ボロボロの左羽だけでは、なかなか見分けがつきません。

そこで、わかるのが、泳ぎ方。


どうしても、ケガをしている羽をかばうためか、

首や体が左側に大きく傾ける傾向があります。

最後になりますが、

こうやって、いつも、アドちゃんの様子を見ている

duck4なのであります。


DSCF0489_convert_20151222083958.jpg

(頭の羽毛が黒いアドちゃんの特徴!

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(ケガをしている羽をかばって重心が左に傾いているアドちゃん!



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[2015/12/22 06:10] | 続・滞在組⑨ | トラックバック(0) | コメント(4) |
飛ぶ準備でもしているのアドちゃん!?
ハクチョウさんたちが飛び立つ前

必ず、家族、その群れの仲間同士で鳴き交しをします。


1羽が首を振って「コォ!」と鳴くと、

もう1羽が首を振り「コォ!」と鳴きます。


それを群れの中で、間合いを取りながら、

何度も合図を送って繰り返します。


そして、タイミングが合った瞬間に、

一斉に水面を蹴りながら走り出し、

ダッシュしていつの間にか空へと舞い上がっていきます。

早朝の七北田川の定点観測ポイントでは

よく見かる光景です。


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(親子で飛び立つオオハクチョウさんの家族!

そして、3月に大ケガをして2度と空を飛べなくなった1歳になったアドちゃん。

その親子のハクチョウさんたちが飛び立つ姿を見て、

羽をバタバタさせていました。


それは、汚れを落としたら、バランスを保つために行ったのか?

いや、「飛べないけど、飛びたいなあ!」

と思い羽を広げたのか?

これだけは、アドちゃんに白鳥語で尋ねてみなけらばわからないことなのです。


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(飛ぶ準備をしていたのかな!?アドちゃん!



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[2015/12/21 08:10] | 続・滞在組⑨ | トラックバック(0) | コメント(4) |
親とはぐれたオオハクチョウさんの迷子ちゃんたち
いつもの定点観測ポイントの七北田川では、

最近、平均して40羽ほどのハクチョウさんたちがいるようです。


その中で、気になることが。

それは、親から離れてしまった迷子のオオハクチョウさんが2羽いることです。

まだまだ、灰色の羽に覆われた迷子のオオハクチョウさんたち。

親がいないので、餌場で見ていると、

成鳥のハクチョウさんたちに追い回されて大変です。


先日は、上流からこちらに泳いで来た

アドちゃんの後ろにくっついて泳いでいました。

そこにも、もう1羽の幼鳥のオオハクチョウさんが舞い降りてきました。


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(アドちゃんの後ろをくっついて泳いでいる迷子ちゃん!その前にも舞い降りたばかりの迷子ちゃんが!

もしかしたら、この迷子ちゃんたちのように、

昨シーズンは、子どもだったアドちゃん。

親とはぐれてしまって独りぼっちになってしまっていて、

いざ、北へと旅立つ瞬間に、羽を痛めてしまう程の大ケガをして、

もう2度と滞在組のハクチョウさんたちのように飛べなくなってしまいました。


そして、この迷子ちゃんたちを見ていて、

親がいなくなり大変ですが、

無事に、この冬を他のハクチョウさんたちと乗り越えて欲しいと願っております。


どうやら、日中、田んぼの餌場には、一緒に出かけていて、

夕方、戻って来ているので、

何とか、成鳥さんたちを頼りにして、迷子ちゃんたちは、

生きているようです。


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(親からはぐれてしまったような2羽の迷子ちゃんたち!



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[2015/12/20 06:10] | 続・滞在組⑨ | トラックバック(0) | コメント(8) |
よく羽をバタバタさせるおおきなハクチョウさん!
給餌する地元の方が待っている餌場に向かう途中。

5羽の滞在組のハクチョウさんたちとアドちゃんが、

浅瀬で一休みしているところに、

ちょっと、お邪魔したduck4。


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(おおきなハクチョウさんと後ろにいるのがちょっと人見知りのシンさん!

ところで、手前にいるのが、おおきなハクチョウさん。

後ろにいるのがシンちゃん。

泳いでいる時には、大きくは見えないのですが、

近くにいると、とても首が長く感じます。


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(手前がおおきなハクチョウさん:奥にいるのがシンさん!

そして、どちらかと言うと、

後ろのシンちゃんの方が首が細い ようにも見えます。


すると、近づいても、嫌な顔をせず、写真撮影に応じてくれた、

おおきなハクチョウさんです。

「もっと、キレイに撮ってね!?」

と語りかけているようでした。


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(「もっと、キレイに撮ってね!?」と語りかけているようなおおきなハクチョウさん!

それから、羽をバタバタ大きく動かしたおおきなハクチョウさん。

ハクチョウさんたちが、突然、大きく羽を開くのには2つのことが考えられます。

それは、汚れを落としたりや体をリラックスさせるのに羽を動かす時。

もう一つは、ケンカが終わり、最初に、負けた方が、大きく羽を開いた後に、

勝った方も、羽を大きく開くことがあります。

この時のおおきなハクチョウさんは、前者の、体をほぐすための羽ばたきだったと思われます。


特に、5羽の滞在組のハクチョウさんたちの中でも、

あまり、争いごとを好まないおおきなハクチョウさん。

そのおおきなハクチョウさんは、よく羽を開いてバタバタさせます。


考えられることとして、ケガをして羽がずれているので、

もしかしたら、羽のバランスを保つために、よく羽をバタバタさせるのではないかと

duck4は思っています。


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(羽をバタバタさせることが多いおおきなハクチョウさん!



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[2015/12/18 06:10] | 続・滞在組⑨ | トラックバック(0) | コメント(6) |
滞在組の中で唯一コハクチョウさんのおちびちゃん!
滞在組のハクチョウさんやアドちゃんたちの中で唯一、

コハクチョウさんなのがおちびちゃん。

オオハクチョウさんの中に1羽だけのコハクチョウさんで、

いろいろと大変なこともあるようです。


ところで、このコハクチョウさんのおちびちゃんの性格を一言で言うと、

活発でいて、ちょっと寂しがり屋な子。

と言った感じでしょうか。


よく、リーダーの斑ちゃん、チンさんと一緒にいます。

この3羽は、馬が合うのでしょうか。


そして、仲間がいないかったり、遅れてくると、

待っていたり、戻って迎えに行ったりもする優しさも、

おちびちゃんにはあるのです。


ただし、アドちゃんにはとても攻撃的。

よく追い回していました。

しかし、最近は、違うことに忙しくなり、

アドちゃんを追い回すことも少なくなってきたようです。


なので、活発なことはいいのですが、ちょっと執念深い性格の持ち主。

餌場では、餌をもらうことよりも、

飛来組のハクチョウさんの背後の尻尾に、

クチバシで噛み付き、相手が悲鳴を上げて逃げても、

岸まで追い詰めることがあります。


ただ、おちびちゃんですが、

他の滞在組のオオハクチョウさんが餌をもらっている時には、

いつも一番端っこで待っていています。


そして、よく、リーダーの斑ちゃんに突っつかれることがあります。

何か、見ていて、仲間のために思ってやっていることも、

食事の時には報われないので、

ちょっと、かわいそうに思えてくることもあるのです。


最後になりますが、おちびちゃんは、なぜ、オオハクチョウさんたちと一緒にいるのか?


それには、他の滞在組同様、飛べなくなり、

独りでいることは、いろいろとよくないことを知っていて、

コハクチョウさんとオオハクチョウさんの垣根を越えて、

共に生きる道を選んだのでしょう。


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(滞在組の中で唯一のコハクチョウさんのおちびちゃん!)



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[2015/12/16 06:15] | 続・滞在組⑨ | トラックバック(0) | コメント(6) |
半人前のアドちゃんも加わり5.5の滞在組のハクチョウさんたちの姿に!
移動中の5羽の滞在組のハクチョウさんとアドちゃん。

duck4が声を掛けると、近寄って来てくれました。

いつものことですが嬉しいです。


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(急ぎの移動の時にduck4に近づいてきてくれた5羽の滞在組とアドちゃんたち!

最近、ほとんどの時間。

アドちゃんも滞在組と一緒。

追い回されたりすることも少なくなり、

仲間として認められつつあるのではないか。

と思うこともあります。


いつも給餌している地元の方も、

「アドちゃんも大人になってきたから、みんなも受け入れようとしているのでは」

とおしゃっていました。


こうやって、お互いが飛べないというハンディを持ちながらも、

お互いが協力し合っている姿を見ていると、

なんだか、ほっと!させられます。


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(協力し合っている5.5の滞在組のハクチョウさんたち!

この5.5の滞在組のハクチョウさんたちは,

家族以上に、群れの団結が強いのを感じます。

そして、まだまだ半人前のアドちゃんもいることで、

今シーズンは、この七北田川の餌場を飛来組からも守っています。

それを、一番気づいているのが、リーダーのちゃんかもしれません。


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(羽を広げているのがリーダーの斑ちゃん!)

そして、同じ傷を持った者同士が、助け合って生きている姿は、

ヒトもこの5.5の滞在組のハクチョウさんたちから学び取らなければならないと思います。



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[2015/12/15 06:15] | 続・滞在組⑨ | トラックバック(0) | コメント(4) |
ハッピーリング!
早朝のいつもの七北田川の定点観測ポイントには、

40羽~50羽ほどのハクチョウさんが集まって来ます。


そして、毎年、飛来している見慣れたハクチョウさんたちも、

その中にはいるようです。

そのことについては、

また、後日、duck4ブログで紹介します。


ところで、

アドちゃんのような若いハクチョウさんも飛来してきているようです。

今シーズンも、そんなハクチョウさんたちをたくさん見かけます。

それは、偶然、両者が顔と顔とを向かい合わせながら、

ハートマークを作っていたハクチョウさんを発見。


これを、ハッピーリングという言います。

たぶん、まだ、非繁殖の若いハクチョウさん!?なのではないかと思います。

渡りの途中で、お互い愛し合ったのでしょうか。

今シーズン、この七北田川で愛を深めて、

来シーズンに向けて、子育ての準備でも始めようとしているのかもしれません。


定点観測ポイントで多くのハクチョウさんたちを見て来ましたが、

家族連れ。

成鳥さんたちの若い群れ。

親たちからはぐれてまた独りぼっちになった子ども。

飛べなくなったハクチョウさんたち。

いろいろなハクチョウさんたちが越冬している七北田川です。


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(よく、2羽で向き合って!

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(ハッピーリングを作っている若いツガイのハクチョウさんたち!?



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[2015/12/13 11:27] | 続・滞在組⑨ | トラックバック(0) | コメント(6) |
滞在組のチンさんの首が太くなってきました!
滞在組のチンさんの首が太くなってきました!

仙台でも最低気温が0度近くまで下がるようになり、

七北田川のハクチョウさんたちも、

防寒対策の準備も整っているようです。


そう感じたのは、

あの滞在組のチンさん。

暖冬のせいか、まだ暖かかった頃には、

首も細かったですが、急に早朝が寒くなってからは、

首が太くなってきました。


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(寒くなり前のチンさんの首!

それは、他の滞在組のハクチョウさん。

このとき、そばにいた斑ちゃん、もともと首の細いシンちゃんと比べても

チンさんの首まわりは、とても太く見えるからなのです。

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(手前にいる首が太いのオオハクチョウさんがチンさん!

これは推測ですが、

スズメさんなんか、寒いときには、

羽毛の中に空気を入れて膨らませて暖かくするそうですが、

もしかしたらチンさんも首周り空気を入れて、

寒さ対策をしているのでしょうか。


ハクチョウさんたちの見分けるコツとは!

ところで、

ハクチョウさんたちは、どの子も顔が似ているので見分けがつかないのでは...。

というご意見をいただくことがあります。


でも、よくよく見ていると、ハクチョウさんたちは、特徴があり、

スズメさんよりも、絶対、個体識別が容易な鳥さんだと思います。


例えば、クチバシの黒い部分の模様。

首の長さや太さ。

クチバシの黄色だったり橙色だったりすることも。

頭の色など。

あげればいろいろあります。

やはり、一番の特徴は、クチバシの色や模様なんでしょう。

そして、そのような識別方法も行われてきたからです。


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(手前の右がチンさん。左のクチバシに黒い斑点があるのが斑ちゃん!



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[2015/12/12 06:03] | 続・滞在組⑨ | トラックバック(0) | コメント(6) |
戻って来たばかりの家族のハクチョウさんを蹴散らす滞在組!
実はこの後。

餌場から戻って来た3羽の子どもを連れたオオハクチョウさん一家

戻ってきました。


すると、滞在組のリーダーのちゃんを中心に、

中洲で休んでいる家族へと向かって泳いで行き、

蹴散らしました。


DSCF9843_convert_20151210081303.jpg

(家族を蹴散らすリーダーの斑ちゃん!

最終的には、家族のハクチョウさんたちが折れ、中州から離れ、

滞在組のリーダーの斑ちゃん、チンさん、シンちゃん、おちびちゃんたちが占領。


そして、4羽、勝ち誇ったように、

勝利の雄叫びを中州で上げていました。


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(中州で勝利の雄叫びを上げる斑ちゃん、チンさん、シンちゃん、おちびちゃんたち!

ところで、今シーズンの七北田川の定点観測ポイントは、

平均30羽から40羽ほどの飛来のハクチョウさんがいます。


そして、アドちゃんも加わったことから、

5.5羽の滞在組!?の健闘により、

餌場を明け渡すことなく、今に至っています。



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[2015/12/10 06:15] | 続・滞在組⑨ | トラックバック(0) | コメント(4) |
日常の何気ない行動からわかってくること!
5羽の滞在組のハクチョウさんとアドちゃんの日常とは...!

5羽の滞在組のハクチョウさんやアドちゃんたちですが、

七北田川の塒と餌場を1日2往復しているのではないかと思われます。


まだ、空が白みはじめるころに、

上流からいつも給餌している方がいる、

duck4も定点観測ポイントにしているところにやって来て、

朝ごはんを食べます。


食後は、羽繕いをした後。

再び、上流の中洲付近に行って、午前中から午後3時ごろまで、

そこで、お昼寝をしたり、堤防を降りてきたヒトに近づきます。


そして、午後3時ごろに再び、いつも給餌している方のところにやって来て

パンをもらい、その後、再び、塒へ向けて帰って行くようです。


アドちゃんの何気ない行動...!

ちょうど、この写真を撮影したのは、午後2時ごろ。

中州付近にいた5羽の滞在組のハクチョウさんとアドちゃんたち。

一番乗りしようとアドちゃんは、duck4のところに急い近づいて来てくれました。


ところで、アドちゃんですが、

他の5羽が外回りでカーブを曲がるのですが、

アドちゃんだけ
は、直線で、距離が短い最短距離でduck4に近づこうとします。

ということは、アドちゃんには、どう行けば早くつけるのか、

距離感をわかっているのでしょうか。


いつもの何気ない行動ですが、

アドちゃんたちを見ていると、いろいろなことの発見です。


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(先頭を泳ぐアドちゃん!後ろには5羽の滞在組のハクチョウさんたち!)

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(一番乗りしたアドちゃん!



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[2015/12/09 06:07] | 続・滞在組⑨ | トラックバック(0) | コメント(8) |
滞在組のチンさんの特技!
5羽の滞在組のハクチョウさんとアドちゃん。

一番大きな声で鳴くのは、誰だと思いますか?


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(滞在組のチンさん!

それは、チンさんです。

冬になると首の周りの羽毛が伸びてきて、

一番、首が太く見えるオオハクチョウさんです。


また、声もでかくて、

遠くまで響き渡ります。

音楽記号で言うと、ダブルフォルテほどの音量になります。


ところで、チンさんには、ひとつ特技があります。

それは、給餌されたパンをクチバシで直接、空中キャッチする技です。

他のハクチョウさんたちでは、なかなかできない芸当ですが、

チンさんだけにはできます。

動体視力が良いのでしょうか?


なので、いつも給餌する方は、

このチンさんのことをパクパクさんと呼んでいます。


ところで、duck4がカメラを向けると、

写真に興味があるのか、

近づいてきてポーズを決めてくれることもあるチンさん。

ユーモアのあるチンさんは、滞在組の中ではなくてなならない存在です。


DSCF0194_convert_20151206102224.jpg

(手前のduck4のカメラを覗くチンさん!



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[2015/12/06 10:30] | 続・滞在組⑨ | トラックバック(0) | コメント(8) |
虹とハクチョウさん!
晩秋から初冬にかけて、

よく通り雨とともに見られるのが虹。

いつもの年なら、11月下旬ごろまで見られるのですが、

今シーズンは、1週間ほど遅れても、まだ見られます。


やはり、今年の冬は暖冬なんでしょうか?

虹とハクチョウさん。

いつもの七北田川の定点観測ポイントは絵になります。


DSCF0135_convert_20151205093646.jpg

(いつもの定点観測ポイントの七北田川での虹とハクチョウさん!

明日、地下鉄東西線開通! 

仙台では、新しい地下鉄(東西線)が明日、12月6日に開業します。

八木山動物公園駅から、仙台駅を経由して、荒井駅までです。

動物園と水族館が地下鉄一本でつながります。

ただし、水族館は、バスで乗り継がなければ行けませんが...!


ちなみに、ハクチョウさんたちの越冬地でもある大沼も、

地下鉄荒井駅から乗り継げて農業園芸センター前まで、

バスで行けます。


DSCF9658_convert_20151205095826.jpg

(ハクチョウさんたちの飛来地のひとつ大沼に近いバス停!

(関連ブログ

『仙台市の大沼でオオハクチョウさんの群れを初認!』(2015年10月18日付けduck4ブログより!)



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[2015/12/05 06:11] | 続・滞在組⑨ | トラックバック(0) | コメント(4) |
嫌な相手を追い払おうとするアドちゃん!
アドちゃんも成鳥のオオハクチョウさんらしくなってきたと、

duck4ブログで紹介したことがありました。


それは、近づいて来る他のハクチョウさんたちに対して、

追い払う仕草をするようになったからです。


その時、鳴き声は

いつもの甘えた優しい「ク!ク!ク!」ではなく、

「グー!グー!グー!」と詰まったような滑稽な声でうなるのです。


まさに、「グー!グー!グー!」と鳴きながら、

「こっちへ来るな!こっちへ来るな!」

とアドちゃんの白鳥語を日本語に翻訳するとそう言っているようです。


DSCF9808_convert_20151204072830.jpg

(嫌な相手が来たので「こっちへ来るな!」と言って追い払おうとするアドちゃん!

春から秋にかけて5羽の滞在組だけでしたが、

12月の本格的な冬となり、飛来のハクチョウさんたちも多く越冬してきました。


アドちゃんも、

この威嚇の鳴き声を通して、

ハクチョウさんたちの社会学をひとつ学んでいるように思えてなりません。


DSCF9806_convert_20151204072724.jpg

(「グーグーグー!」と鳴いて追い払おうとするアドちゃん!



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[2015/12/04 06:17] | 続・滞在組⑨ | トラックバック(0) | コメント(8) |
プロフィール

duck4

Author:duck4
ニックネーム:ダック4(Duck4)
趣味:旅行、バードウオッチング(アヒル・ハクチョウ)
小著:『ヒュッゲの国からデンマーク流人生の楽しみ方』
(本の森出版)

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duck4の定点観測ポイントの川には5羽の滞在組のハクチョウさん。大空を飛ぶことができませんが、元気に毎日、川を泳いでいます。この地域の人々にも愛され続けているハクチョウさんたちです。これからも、定点観測ポイントにいる飛べないハクチョウさんのこと中心にブログを配信していきます。今後ともに、宜しくお願いいたします。ブログ主宰者duck4より!

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