![]() 定点ポイントで滞在組のハクチョウさんたちを探していた時、
よく見ると、オスとメスのキジさんが、草むらから顔を出していました。 メスはオスよりも小さくて体も地味で、 このキジくんの縄張りにいるメスだと思います。 おそらく、ツガイでしょう。 ![]() (ツガイのキジさん!) このキジくんは、違う場所で撮影したものですが、 羽をバタバタさせて「ケーンケン!」と鳴いていました。 自分の縄張りを主張するために、 ホロ打ちをしていたに違いありません。 ![]() (ホロ打ち中のキジさん!) 先週の日曜日でしたが、 蒲生を守る会が主催する観察会が8年ぶりに行われました。 地元紙の河北新報に掲載されていたので、 防潮堤が建設中の蒲生干潟に久しぶりに行ってきました。 ![]() (蒲生を守る会が主催する観察会の記事!) この蒲生干潟ですが、 duck4の定点ポイントの七北田川の河口に広がっています。 2011年3月11日の東日本大震災では、壊滅的な被害に襲われましたが、 少しずつですが、元の植生に戻りつつある矢先。 防潮堤の工事が始まり、 カルガモさんたちやサギさんたちがいたお堀や芦原が壊され、 干潟が完全に孤立状態になってしまい、ちょっと残念に思いました。 ところで、この観察会では、 duck4の定点ポイントにも飛来してくるキアシシギさんがいたことを、 教えてくれました。 ![]() (キアシシギさん!) また、コチドリさんもいました。 昨年は、見たのですが、今シーズンは初めて出会いました。 ![]() (コチドリさん!) この観察会で鳥さんたちのことを説明してくださった方が、 七北田川の源流の水神や蒲生干潟は、水がキレイであることを、 教えてくださいました。 ただ、残念なことに、 5羽の滞在組のハクチョウさんやルーちゃんのいるあたりは、 生活水が流れ込んでいる関係上汚れているそうです。 ![]() (定点ポイントにいる5羽の滞在組のハクチョウさん!) ![]() (七北田川と支流の梅田川との合流点!) duck4も以前水質調査をした時に、 特に七北田川ではその汚れを具合を肌で感じたことがありました。 帰り際に、 表紙のカワウさんがとても可愛い蒲生を守る会が発行している冊子をいただきました。 ![]() (蒲生を守る会の冊子!) ![]() ![]() 2017年ごろ、防潮堤の工事が本格化される前に、 duck4は蒲生干潟に通い、その時のことブログに書いていました。 干潟で見られたシギチさんたち。 水質調査をした時のこと。 また、仙台港にできた石炭火力発電所のことなど。 過去の蒲生干潟に関するduck4ブログに興味ある方は、 下の記事をクリックしてみてください。 ![]() 過去のduck4ブログの記事! ![]() 震災後の干潟の鳥さんたち!滞在組にとっての顔見知りのヒト!(2017年9月13日) 干潟であったのはシロチドリさんですか?若鳥のキジさんたち!元気な斑ちゃん(2017年9月9日) 干潟で待っているとシギさんに出会う!(2017年9月7日) コチドリさんやサギさんのコロニー!/石炭火力発電所に関して県議会から避難続出!!!(2017年7月7日) CODによる水質調査【蒲生干潟編】!(2017年6月10日) 蒲生干潟からの久しぶりのレポ!(2017年5月23日) ![]() ![]() ![]() スポンサーサイト
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![]() 定点ポイントの七北田川を散策していたところ、
オナガさんの群れに出会いました。 今年の1月にも見たので、 おそらく、このあたりを棲息しているのかもしれません。 時々、「ゲイ、キュキュキュ」という鳴き声が聞こえてくるので、 姿を見せないだけでいるのはいるようです。 カラスさんに追い回されることもあるようなので、 枝や木々の茂みなどに隠れていることが多いです。 あのヘルメットをかぶっているような黒い頭。 長いしっぽがトレードマークで、 なんとも可愛い鳥さんです。 ![]() (オナガさんの群れ!) ![]() ![]() 突然、足から電気が走るような痛みを発する疼痛がひどくて昨晩は、 久しぶりに坐薬を入れて眠りました。 その後は、効いてきて、ぐっすりと眠ることができました。 突然、痛みが足から突然くるので、 大変でしたが、腰を温めたおかげでやわらいできました。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() 早朝、まだ薄暗いときに目を覚ますと、
近くで最初に聴こえてくるのがヒヨドリさんです。 どうやら、留鳥のようで、ここで子育てをしている個体のようです。 そして、少し明るくなってから、いつもの定点ポイントに出かけると、 最近は、ウグイスさん、ホオアカさんなんかが、 どうやら常連さんのようで、自分たちの縄張りを主張しているかのように鳴いています。 7月上旬までは、カッコウさんの声が聞かれましたが、 今は、もう姿を見かけなくなりました。 7月中旬まで、オオヨシキリさんの鳴き声も、草むらの中から聞かれましたが、 今は、さっぱりです。 もう、子育ても終了してのでしょうか? ただし、よく高い枝に止まって鳴いているのが ホオアカさんで、鳥さんのさえずりが一段落する5時30分ごろでも 美声を聞くことができます。 ![]() (さえずっているホオアカさん!) ところで、著者の石塚徹さんが、クロツグミさんの歌声の調査をしました。 それは、クロツグミさんのオスのルビオくんが、 独身期、抱卵期、産卵期、育雛期で鳴き声の回数にどういう変化があるのか を調べるものでした。 すると、早朝の4時には、4つの期間のどれをとっても、 たくさん鳴きますが、日中になると、独身期以外は、鳴く回数が少なくなります。 まだお相手が見つからないときのオスのルビオくんは、 朝から晩まで、ほぼ歌っていたようでした。 この調査は、クロツグミさんでしたが、 duck4のところにいるホオアカさんも、ほぼ同じなのでしょうか? 調べたことがないのでわかりませんが、 よく同じ場所で鳴いているところを見かけるので、特に気になっています。 ![]() ![]() (オスのクロツグミさんのルビオくんの時間帯別、独身期、抱卵期、産卵期、育雛期における鳴く回数!) 話はは変わりますが、 duck4のところで、一番鳥さんたちの鳴き声が聞かれる時間帯は、 早朝の4時頃。 日の出頃が一番多く鳴いているようです。 また、夕方の日没前にも若干多くなるかなと思うことがあります。 それは、ちょうどねぐら入りの前ぐらいでしょうか? 鳥さんたの歌声を観察するのも、生態を知る大きな手掛かりのひとつのようです。 ![]() ![]() (石塚徹著『歌う鳥のキモチ』(山と渓谷社!)の本) (参考文献・引用図) 石塚徹著『歌う鳥のキモチ』(山と渓谷社!)P179 ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() ここは、県民の森です。
そこで、出会ったのが、シジュウカラさん。 まだ新緑前なので木に止まっていてもすぐわかりました。 しかし、こちらが撮影していることに気づかれ、 すぐどこかに隠れてしまいました。 ![]() ![]() (シジュウカラさん!) 森を歩いていると、巣箱を発見。 そこには、作った方からのメッセージがありました。 「住みやすいのでぜひ住んでください」 県民の森を歩いている時に、 たくさん見かけたので、 おそらく、シジュウカラさんが子育てのため使うのではないか!? と思いました。 ![]() ![]() ![]() (巣箱!) そして、県民の森で咲いている満開のサクラには、 ヒヨドリさんがいました。 冬もここで過ごしているのでしょうか? それとも、サクラが咲くことを知って移動して来たのでしょうか? 必ず、見かけます。 ![]() (サクラの蜜を吸っているヒヨドリさん!) duck4の家の周りにもヒヨちゃんはいますが、 山にも「ヒーヒー!」鳴きながら飛び待っているので、 数が増えているのでしょうか。 ちょっと、ずうずうしいところもありますが、 とても憎めない仔です。 ![]() (憎めないヒヨちゃん!) 北欧のペットボトルのリサイクル事情! duck4の定点観測ポイントを歩いていると、 プラスチックゴミが落ちています。 それを見ると、何とかリサイクルできないかと思案するのです。 そして、皆さんのお住まいの街でも資源ごみの回収日あるでしょうが、 その日に捨てて欲しいのですが、そうされていないことに哀しくなります。 その他に、こちらの一部のスーパーマーケットでも、 ペットボトルを回収するリサイクルステーションがあります。 もっと、増えて欲しいと思うのですが、まだまだ思うように進んでいないのが現状です。 かつてduck4がいたデンマークでは、 このようなペットボトルを回収するリサイクルステーションが、 多くのスーパーマーケットにはありました。 ![]() ※ところで、北欧の国ノルウェーでも、 デンマークと同じようなリサイクルステーションの様子がSNS上にありましたので、 ここをクリックするとその様子がわかるかと思いますので、 よろしければ、見てみてください。 ![]() (注 FB ![]() その北欧でのリサイクルのシステムですが、 1本あたり1クローネのその店で使えるクーポン券が発行されるので、 電子マネーにポイント加算される日本よりも、 かなり還元率が高いので、多くの買い物客が利用していました。 七北田川も然りですが、そんなペットボトルのゴミが落ちていると、 日本でもリサイクルできるのに、なぜ捨てるのか。 本当に、もったいない!と思います。 持続可能な地球環境のためにも、 ペットボトルの資源回収の推進はして欲しいと思うのはduck4だけでしょうか。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() とあるスーパーの駐車場を歩いていたところ、
1羽のハクセキレイさんがいました。 ![]() ひっきりなしに、目の前をヒトが通り過ぎても逃げようとはしません。 あるヒトは、気づき足を止めて、いっこうに動こうとはしませんでした。 ![]() (ハクセキレイさん!) 何かにぶっかって、気絶して動けなくなったのかな!? と一瞬、数年前の話ですが、 duck4が近づいても動かなかったあのキジバトさんのことを思い出しました。 ![]() そして、保護。 その後、野生動物保護センターで持って行って治療をお願いしました。 また、このハクセキレイさんも動けなくなり、治療が必要なのかなとも思いました。 ![]() ![]() しばし、そばでカメラで撮影して観察すことにしました。 ![]() ![]() ![]() ![]() (動かないハクセキレイさん!) 話は変りますが、数日前のことですが、あるタレントさんが 保護したスズメさんをSNSに投稿したところ、 大きな話題になったのは覚えているでしょうか。 このハクセキレイさんを見ながら、そんなことを 脳裏をよぎりました。 ![]() ![]() (見つめるハクセキレイさん!) しかし、このハクセキレイさんは正気に戻ったのか、 よろめきながらも、隣の建物の屋根に飛んで行き、止まりました。 ![]() これで、まずは一安心。 そう思うと、この仔は、ここからまたよろめきながら飛び立ち電線に止まったので、 ここでお別れすることにしました。 ![]() ![]() ![]() (飛び去ったハクセキレイさん!) ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() 今日から暦の上では春。
3月です。 いつもの定点ポイントには、23羽のハクチョウさんがいました。 あの迷子のオオハクチョウさん、スミスさん一家も見ました。 ![]() ![]() コハクチョウさんは、ティちゃんともう1羽の2羽でした。 圧倒的にオオハクチョウさんが占めています。 ところで、今日は、多賀城市内を流れる砂押川のハクチョウさんをリポートします。 この場所は、JR仙石線の多賀城駅に近く、周りには、マンションも立っています。 この時は、42羽すべてがオオハクチョウさんで、うち4羽は子どもでした。 ![]() ![]() (砂押川にいるオオハクチョウさん!) なぜ、こんな街の中を流れるところにオオハクチョウさんたちが越冬先として選んでいるのかと言うと、 それは、地元の住民の方が、餌付けしているからだと思います。 それを伺わせるのが、 食パンをあけたときに埃が入らないように結ぶプラスティックのスティックが 道路に落ちていたからです。 ![]() (葦原が広がる砂押川!) ところで、この砂押川ですが、 下流に行くと、両岸がコンクリートで固められていますが、 ここは、葦原が広がり、自然を感じさせられます。 ハクチョウさんたちが、休むのには、良い場所なのかもしれません。 なので、暖かくなった3月下旬頃まで、居残っているハクチョウさんに出会うこともあります。 そして、この時は、岸に上がって休んでいるオオバンさんとオナガガモさん。 duck4がカメラを向けると、急いで川に戻っていった仔たちもいました。 ![]() (岸に上がって休んでいるオオバンさんとオナガガモさん!) 東日本大震災の時には、 この砂押川にも津波が逆流し被害がでました。 そんなかつて逆流した葦原には今、 とても鮮やかなオレンジ色をしたオスのジョウビタキさんがいました。 ![]() ![]() (オスのジョウビタキさん!) 参考文献! ![]() <回顧3.11証言>都市的環境 被害を拡大(2017年2月17日河北新報電子版より) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() いつもの定点ポイントにいると、
「ピーパ!ピーパ!」と鳴きながら飛び回っていたイソシギさんが、 対岸に降り立ちました。 時々、見かけるので、 おそらく、このあたりを縄張りにしているのでしょう。 ちょっと休むのには、使っているようです。 聞いていると、 飛び回るときの、あの可愛らしい独特な鳴き声にとても癒されました。 ![]() ![]() (イソシギさん!) ところで、今年も、蒲生干潟で探鳥会が行われるということで行ってみたのですが、 待てど暮らせど、誰もいらっしゃいませんでした。 日にちを間違えたのか? それとも、太平洋沿岸を台風が通過して行っていたので、 もしかしたら、休止になったのではと思いました。 ![]() しかし、気を取り直して、 duck4のみの独り探鳥会を決行しました。 ![]() すると、砂浜には、こんな鳥さんの姿を見せてくれました。 シギさんです。 duck4は、シギさんは全くのビギナーなので、 早速、鳥図鑑とにらめっこをしました。 すると、それらしき鳥さんが2羽いました。 ミユビシギさんと直感的に思いました。 しかし、自信がありません。 また、トウネンさんかな!? と鳥図鑑を見れば見るほど迷ってしまいます。 ![]() 足の色が黒い。 9月の秋のわたりに立ち寄っているので冬羽。 クチバシが若干、トウネンさんよりも長い!? いや、同じ!? あなたは、ミユビシギさん、トウネンさんのどっちなのでしょうか? それとも、違うシギさんなんでしょうか? 奥の深いシギさんの世界に吸い込まれそうです。 ![]() ![]() (ミユビシギさん!?トウネンさん!?どっち!?) ![]() ![]() ![]() |
![]() 早起きな鳥さんと言えば、
やはり、カラスさんだと思います。 日の出の20分前。 いやお空がまだ薄暗いうちから、 塒から移動してくるようです。 多少暗くても、見えるのでしょうか。 七北田川にも、常連さんと思しきカラスさんがいます。 ![]() ところで、duck4も最初の頃は、カラスさんたちには抵抗を感じていました。 しかし、よくよく観察を始めると、 ちょっと憎めず可愛いところもあることに気づきました。 ![]() (カラスさんたち!) スズメさん同様、カラスさんたちも、とても子煩悩。 子どものためなら、 一生懸命になれる親ガラスさんに感動を覚えたからです。 ![]() ゴミを散らかす、 悪賢いといった負のイメージだけが先行しています。 ただ、カラスさんとは会話をしたことがないので、 何とも言えませんが、 きっとヒトに対して「ずるがしこいよね!ヒトは!」 と言っているのかもしれません。 ![]() ![]() (気づいていないようで気づいているカラスさん!) また、カラスさんたちは、次のようなことも言っていると思います。 「生ゴミを僕たちの胃袋に入れて自然界に分解してようとしているんだ!」 「ゴミを散らかしているのは、お前たちだぞ!」 ![]() でも、なかなか目を合わせてくれないカラスさん。 きっと、ヒトのことを嫌っているからなのでしょう。 なぜそうなのか? これは、duck4の想像の域なのですが、 カラスさんは、ヒトに似ているからなのでしょう。 頭がよくてずる賢い。 かといって墓穴も掘る。 何か、ヒトと同じではありませんか? ![]() ![]() (ヒトをどう思っているのかな!?カラスさん!) そして、こちらは、スズメ目カラス科に属しているオナガさん。 英語で書くと、Azure-winged Magpieです。 Magpieと言えばカササギさんという意味がありますが、 オナガさんもMagpieと書くようです。 今年も見られてほっとしました。 ![]() (オナガさん!) 追伸 ![]() 今日で8月も終わり。 2017年の夏はなかったような感じでした。 それは、36日連続の雨。 これは、仙台での新記録でした。 また29日早朝には、 Jアラートが初めて鳴り驚きました。 そして、今だ頼りのないオオハクチョウさんのリクちゃん。 ![]() 今頃何をしているのでしょうか? 元気ならば、顔を見せてください。 ![]() ![]() (失踪中のオオハクチョウさんのリクちゃん!) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() コチドリさん!
仙台新港周辺の駐車場に、 コチドリさんがいました。 こんなアスファルトの上で出会ったので驚きました。 砂浜などにいるイメージが強いで、迷ってここにいたのでしょうか? ![]() (コチドリさん!) ここは、比較的港からも近いのですが、周りはアスファルト。 こんなところに、一般的にコチドリさんは棲息しているのかという、 疑問を持ったduck4であります。 ![]() ただ、よくわかりませんが、 見られたことがある方はどんなところで見たのか、 教えていただければ幸いに存じます。 ![]() (コチドリさん!) サギさんのコロニー! さて、ここから1キロほど離れたところに、サギさんたちのコロニーがあります。 この時も、たくさんのサギさんたちが抱卵していたり、 生まれたばかりの雛ちゃんを日差しから守るために、 巣に残っていた親鳥の姿を見ました。 ![]() (サギさんのコロニーにて!) ところで、このサギさんのコロニーなんですが、 duck4ブログでも何度か紹介したことがあった 仙台に新設される石炭火力発電所に近いところにあります。 この石炭火力発電所ですが、関西電力が東京電力に売電するためのもので、 直接、仙台周辺では、恩恵の少ない施設なのです。 そして、この場所が、蒲生干潟や七北田川のそば。 また、近くには、小中学校、大学、病院などあり、 石炭火力ということで大気汚染が大丈夫かと心配しております。 それも、事前の環境アセスメントが行われないまま、試験運転を始めたことで、 宮城県議会でも批判続出したようです。 そのことを地元の河北新報でも報じていました。 そして、まもなく退任する仙台市長さんが 6月下旬に環境省に石炭火力発電所を「許可制」にするよう要望書を国に提出しました。 一方、知事さんは、事業者への自主アセスメントの指導は難しいという見解。 どこか、市長よりも後ろ向きな対応のように新聞を読んでいて思いました。 ところで、仙台市では、まもなく市長選が行われ、4候補が立候補の予定です。 当然、石炭火力発電所は、七北田川で滞在組のハクチョウさんたちを見ているduck4にとって大きな関心ごと。 どのように、候補者が、この石炭火力発電所に見識をもたれているのか!? 特に興味をもって見ています。 ![]() (河北新報記事2017年7月5日付け記事より) 河北新報の記事より! <仙台PS>宮城県議会で批判噴出「脱石炭を」 仙台市宮城野区の仙台港に建設された関西電力系の石炭火力発電所「仙台パワーステーション」(PS、東京)を巡り、試験運転の事後報告や住民への説明不足など事業者に対する批判が宮城県議会6月定例会で噴出している。与野党議員は県の指導力不足にも不満を募らせ、「脱石炭」を軸に据えた環境対策の強化を求める声が高まっている。 「石炭火発が乱立し、県に危機感はないのか」。4日の環境生活農林水産常任委員会で、共産党県議団の中嶋廉氏は温室効果ガスの抑制対策に乗り出す必要性を強調した。 中嶋氏は、奥山恵美子仙台市長が6月下旬に環境省を訪れ、石炭火発の設置を許可制にするなどして歯止めをかけるよう要望した経緯を指摘。「既存の法律や条例では限界がある。県が先頭に立って国に政策提案すべきだ」と訴えた。 6月26~30日の一般質問と予算特別委員会でも、登壇した3人が取り上げた。 最大会派「自民党・県民会議」の相沢光哉氏は、仙台PSが自主的な環境影響評価(アセスメント)を避けたことに触れ、「住民からすれば事業者に何ら有効打を放てず、頼りにならない」と県を批判した。 仙台港では四国電力なども石炭バイオマス混焼火力発電所の建設を計画しており、相沢氏は「環境悪化が他企業の県外脱出を誘発しかねない」と懸念する。 事業の立案段階から環境影響を予測し、住民の意見を取り入れる「計画アセスメント」を事業者に義務付けるよう提案したのは、民進党系「みやぎ県民の声」の坂下康子氏。24都道県が制度を採用している現状を報告し、「導入を検討すべきだ」と迫った。 村井嘉浩知事は仙台PSへの対応について「建設工事に着手しており、現時点で自主アセスの指導は難しい」と説明。「地域住民とのコミュニケーションに努めるよう働き掛ける」との説明を繰り返している。 ◎七ヶ浜で説明会 仙台市宮城野区の仙台港で試験運転を始めた関西電力系の石炭火力発電所「仙台パワーステーション」(PS、東京)は13日午後6時半から、七ケ浜町中央公民館で住民説明会を開く。発電所の2~8キロ圏に住宅地がある町の要請を受けた。 町によると、説明会は町民対象で、町の担当者も出席。仙台PS側が施設の概要や環境への影響を説明し、質疑に応じる。 仙台PSは6月12日に重油を使って試験運転をスタート。今月中旬から発電を開始し、下旬に石炭燃料を投入、10月から首都圏向けに売電する見通し。出力は11万2000キロワット。 (引用新聞 ![]() (河北新報2017年7月5日付け記事より) (参考ブログ ![]() 「蒲生干潟からの久しぶりのレポ!」(2017年5月23日duck4ブログより) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() 七北田川では、たくさんのツバメさんたちが、
ビューン!ビュン!飛び回っています。 ![]() 小さくて、すごい勢いなので、撮影はできませんが、その数は増えてきています。 虫も多く、茂みもあるので塒と餌場が一緒になって都合が良いからなんでしょうか? そのいつもの定点観測ポイントへ行く途中。 川の近くの電線に4羽の巣立ったばかりの雛のツバメさんが 止まっていました。 ![]() ところで、そのうち1羽の雛鳥はduck4の方を向いて、 いぶかしげに覗きこんでいました。 ![]() ![]() (いぶかしげに覗き込む雛鳥のツバメさん!) もう3羽は、一緒に寄り添い、親鳥が戻ってくるのを待っていました。 お尻をduck4に向けながらです。 ![]() (お尻を向けながら待っている3羽の雛ちゃんたち!) ところで、今年の4月から新しいカメラで撮影を始めたduck4。 ![]() ![]() 止まって動かないツバメさんたちなら、何とか大丈夫になりました。 今シーズン初めて、撮影したのは、広島県のとある駅のそば。 巣を構えて、その周辺に親鳥ツバメさんが時折、休んでいました。 また、巣ではタマゴを温めていたようです。 4月中旬のことでした。 それから、ウサギ島で有名な大久野島で、泥を集めているツバメさんに出くわしました。 南から渡ってきて、巣を作ったり、タマゴを抱いていたりしていました。 話をduck4が見た七北田川そばに戻しますが、 巣立ったばかりで、まだ自分たちで餌を取れない雛ちゃんたちが、 電線に止まって、餌を運んで来る親鳥を待っていました。 ![]() ![]() (クチバシが黄色い雛ちゃんツバメさん!) すると、この子は、羽が痒いのでしょうか? クチバシを使って寄生虫を取ろうという仕草をしていました。 どこで教わったのかわかりませんが、いつの間にか身につけているのでしょう。 ![]() (羽繕いを始めたツバメさん!) しかし、羽は、まだ、もわもわしていて、とても柔らかそうです。 そして、眠いのか目を閉じたりしていました。 ![]() (半開きの雛ちゃん!) すると、突然、眼球鋭くこちらを見る雛鳥のツバメさん。 ![]() 生まれたばかりではありますが、野生の中で生きていこうと神々しさがまなざしから伝わってきました。 ところで、翌日も、4羽の雛ちゃんたちは親鳥をほぼ同じ場所で待っていましたが、 その後は見ていません。 もしかしたら、、親鳥の後ろをくっついて、飛び回り餌を取る練習を始めているのでしょうか? ![]() ![]() (こちらを眼球鋭く覗き込む雛ちゃんツバメさん!) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() 滞在組のハクチョウさんたちが棲んでいる七北田川はキレイなのか?
いつも行くと、ゴミが流れていたり落ちていたりするので、 疑問に思っていました。 それに、春から初夏にかけて、汚れが目立ってくる滞在組のハクチョウさんの姿を見て、 七北田川の水質が悪化!?しているのか心配になってきます。 そのため、この数年duck4は、 CODパックテストを使い調査を行って来ました。 ちなみに、今年度から、 地元の生協さんから全国水環境マップ実行委員会さんで行われるようになり、 その全国調査に参加することにしました。 6月4日、 いつも滞在組のハクチョウさんがいる橋周辺。 春から初夏にかけてよく出掛ける堰。 もうひとつは、東日本大震災の津波ですべてがいっぺんした蒲生干潟の3箇所です。 ところで、CODパックテストとは、簡単に言うと、 水の汚れを、薬品で化学反応させたときに消費される酸素の量で測り、 数値が高くなるほど、有機物が高くなり汚れている、 という結果になります。 ![]() (測定器具!) ![]() (日和山周辺の蒲生干潟での調査!) ![]() (蒲生干潟!) 蒲生干潟での結果は、 約4ppmと コイやフナが棲めて、農業用水として使えるレベルだそうです。 他の七北田川の2箇所。 橋と堰周辺でも約4ppmでした。 東日本大震災や集中豪雨で、蒲生干潟周辺や七北田川周辺でも堤防工事が行われていて、 それによる水質悪化が懸念されましたが、 duck4の調査結果からは、 そのような数値が現れませんでした。 ![]() ところで、この調査には備考欄もあり、 そこには生き物の種類もあり、もちろん鳥さんの名前を記入。 例えば、蒲生干潟では、 キジさん、オオヨシキリさん、イソシギさん!?スズメさん!カラスさんを 調査中に見かけました。 ![]() ![]() ![]() (オオヨシキリさん!) ![]() (囀っているオオヨシキリさん!) ![]() (後ろ姿のたぶんイソシギさん!??) けれども、昨年まで、養魚場の堀があり、 そこには、カルガモさんたちがいたのですが、すべて埋め立てられてしまい、 今、防潮堤の工事の真っ最中でした。 ![]() (防潮堤工事の干潟周辺!) そこには、こんなバス停が!? 養魚場前!!! 市営バスの蒲生行きのバスが震災前まで走っていたのですが、 今は、休止中のはず。 また、再開するのかと思いきや、 これはアートのオブジェだったのです。 何もかも津波で流された蒲生地区。 このバス停はそんな今を見守っているようにも映ったduck4であります。 ![]() ![]() (市営バス養魚場前!???) ![]() (偽物のバス停!!!!) (参考ホームページ) https://www.aburagafuchi.jp/yougo/pdf/pakukaisetu.pdf (参考ブログ) 水質測定を終えて意外とキレイだった七北田川。でもなぜハクチョウさんは汚れているのか!? (2015年7月16日付けduck4ブログより) 蒲生干潟での水質測定! (2016年7月21日付けduck4ブログより) ![]() ![]() ![]() |
![]() 稚内から羽田行きの飛行機に乗ったとき、
ちょうど仙台市上空を通過します。 その時の写真です。 そして、多少、雲があったものの、仙台港、蒲生干潟、七北田川河口も見えました。 七北田川で滞在組のハクチョウさんたちを見ていると、 上空を飛行機が飛んでいくところを目視できることもあります。 ![]() (仙台市上空!) ところで、先日ですが、duck4は、蒲生干潟に行って来ました。 その目的は、今年も6月に水質調査を行うための下見。 それと、石炭火力発電所が仙台港周辺に2基増設というニュースに興味を持ったからです。 以前、duck4ブログでも紹介しましたが、新聞記事の見出しのように、 「大気汚染 懸念の声」を思っている一人だからです。 それは、東日本大震災のとき、火力発電所が津波の影響で火事になり、 煙と臭いがすごかったこと。 また震災の年の夏は、海からの風が入ってきて、 腐ったような臭いがしたからでした。 ところで、新しい石炭火力発電所から約2キロ圏には白鳥(しらとり)団地や高砂中学校もあります。 また4キロ圏には、東北医科薬科大学病院と新しい大学キャンパスも新設されます。 滞在組のハクチョウさんの棲息域であるからです。 風影響で潮っぽい臭いもすることがあると、 あの震災のときの夏を思い出されます。 石炭火力発電所ができることで、 石炭を燃やすことで、滞在組のハクチョウさんが黒くなりコクチョウさんにならないように、 正直のところの願いです。 ![]() (河北新報の記事より) 話は、元に戻しますが、干潟に着いたときに、 独りのご高齢の方のお話する機会を持ちました。 当初は、七北田川を掘削して仙台港を建設する計画でした。 しかし、計画は変更になり、貴重な干潟は残されることになりました。 そして、今までその周辺に住んでいた人の一部が、蒲生地区にも移って来たそうです。 その蒲生地区も東日本大震災の津波で変り、 今は、更地になり、防潮堤工事が始まっていました。 あの鯉の養殖池も埋め立てられ、周りにあった池もなくなり、 昨シーズンまでいたカルガモさんの姿も見られなくなってしまいました。 唯一、確認できたのは、 「ピーパピーパ!」と鳴きながら飛び回っていたシギチさん。 それと、枝に止まって、「ギョギョギョゲゲゲ!」と鳴くオオヨシキリさんがいました。 ![]() (枝に止まって鳴いていたオオヨシキリさん!) 来月、防潮堤の工事が進行中ですが、水質調査は行えるようでした。 そして、干潟でボラを捕らえて、水槽に入れて運んでいました。 シギチさんも飛び待っていましたが、7メートルの防潮堤が完成すると、 風景もいっぺんするであろう蒲生干潟になると思います。 ![]() (防潮堤工事前の干潟の近くにあった池!) ![]() (日和山!) ![]() ![]() ![]() |
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duck4の定点観測ポイントの川には5羽の滞在組のハクチョウさん。大空を飛ぶことができませんが、元気に毎日、川を泳いでいます。この地域の人々にも愛され続けているハクチョウさんたちです。これからも、定点観測ポイントにいる飛べないハクチョウさんのこと中心にブログを配信していきます。今後ともに、宜しくお願いいたします。ブログ主宰者duck4より!
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