![]() 親子のスズメさん
親子のスズメさんたち 早朝、バードフィーダーに一緒にやって来ましたが、 親子のスズメさんたち。 雛鳥は、以前よりも小さな声でピィピィと鳴きますが、 もう食べ物を自分でついばめるようになりました。 親子一緒も、そろそろ見られなくなると思うとちょっと寂しくもなります。 フルムーンの日のハクチョウさん探鳥会 フルムーンの夜。 ハクチョウさんたちは、どうしているのだろうか。 と思い夜の探鳥会をしたduck4。 ![]() (七北田川とは反対側の住宅地から見たフルムーン! ![]() 真っ暗なので探すのは大変でしたが、 やはり、いつもの定点観測ポイントから1キロの離れた上流の中洲に、 滞在組たちとアドちゃんと思(おぼ)しきハクチョウさんたちがいました。 きっと、今晩もここを塒にするのでしょう。 昨年と同じ頃。 確か、滞在組のハクチョウさんたちは、 この中州で休んでいたはず。 そして、 この塒から真正面に見るいつもより明るい月の光を見ながら、 ハクチョウさんたちは、どんな夢を見ていたのでしょうか。 きっと、月でウサギさんが餅つきをしているとは違う!? 夢を見ていたことでしょう。 ![]() (中洲に白く見えるのが滞在組とアドちゃんたちと思しきハクチョウさんたち! ![]() ![]() (関連ブログ ![]() 『中秋の名月と滞在組の5羽のハクチョウさんたち!』(2014年9月9日付duck4ブログより) ![]() ![]() ![]() ![]() スポンサーサイト
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![]() ハクチョウには、首の骨が何個あると思いますか。
その答えは、23個。 一般的な鳥さんは、12~13個ですから、 ハクチョウさんの場合、23個もあるのですから、 長いと自由自在に首を動かせます。 ![]() ちなみに、哺乳類の首の骨は、7個です。 ところで、なぜ、鳥さんたちは、よく首を振るのでしょうか。 その疑問に答えているのが、 今日のduck4ブログで紹介する 藤田祐樹著『ハトはなぜ首を振って歩くのか』(岩波書店)の本にありました。 ![]() そこには、眼球との関係もあるようです。 鳥さんたちの目は、ヒトとは違って、眼球が動きません。 そのため、眼球を動かせない分、 首を動かして見る必要があるのです。 例えば、ハクチョウさんたちが、 コンクリートブロックを登ったり下ったりする時には、 首をS字に曲げます。 ![]() 恐らく、首を低く下げることで、 足元がよく見えるからなんでしょう。 ![]() (首をS字曲げてコンクリートを登ってくるおおきなハクチョウさん! ![]() また、羽繕いする時も、長い首を器用に使い、 羽をゴシゴシと擦ることがあります。 このような仕草ができるのも、ハクチョウさんの長い首のおかげなのでしょう。 ところで、ハクチョウさんの目は、 顔のわりにはとても大きく見えませんか。 例えば、真正面から、ハクチョウさんたちを撮影することがありますが、 異様に眼球が大きく見えることがあります。 どうですか。 このおおきなハクチョウさんの目。 ![]() とても大きな瞳で見られるいるようでした。 ![]() (顔のわりに目がとても大きいおおきなハクチョウさん! ![]() (参考文献 ![]() 藤田祐樹著『ハトはなぜ首を振って歩くのか』(岩波書店) 眼球が動かないなら、機微を動かせばいいじゃないp54-p56 ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() いつもの定点観測ポイントには、
この時は、斑ちゃん、おおきなハクチョウさん、シンさん、おちびちゃんだけでした。 チンさんとアドちゃんはどこに行っているのでしょうか。 特に、翌朝も、アドちゃんの姿を見なかったので、 ちょっと心配しています。 滞在組のリーダーの斑ちゃんに、 「どこに行ったの。アドちゃんは!」 と白鳥語で聞いてみたところ、もちろん何も答えが返ってきませんでした。 ![]() 一体、どこにアドちゃんはいるんしょうか。 チンさんと一緒なら良いのですが... ![]() そして、翌朝。 5羽の滞在組のアドちゃんはいませんでした。 どこかに上流へにでも行ってしまったようです。 ![]() (小さい方のおちびちゃんと大きい方の斑ちゃん! ![]() 話は変りますが、 今日は、歴史に刻む一日になりそうです。 「今日にも、安保関連法案が成立」と新聞の見出しには踊っていたからです。 ![]() ![]() . ![]() ![]() ![]() |
![]() 今日も、
5羽の滞在組のハクチョウさんやアドちゃんのことは お休みします。 この数日ほど、5羽の滞在組もばらばら。 ![]() アドちゃんの姿も全く見かけません。 ![]() どこに行ってしまったのでしょうか。 ちょっと、心配になります。 ![]() ![]() (前にも紹介したアドちゃんのお休みシーン! ![]() 今さら聞けないこととは... ![]() ![]() . ![]() ![]() |
![]() 滞在組のオオハクチョウさんのシンちゃん。
あの50年に1度の大雨の時には、 洪水の中、独りぼっちだったので、 とても心配でした。 ![]() ![]() (50年に1度の大雨のとき独りぼっちでいたあのシンさん! ![]() この時には、もうすでに水も引いてもいて、 duck4の近くにいました。 そして、シンちゃんのいつものご挨拶。 「ウーウー!」と犬が低音でうなり声を上げるように鳴きました。 きっと、こんなことを言っていたのでしょう。 ![]() 「あのときは、とても、うかつだったね!」 「前日、泳いでいたら、あまりにも急流のために、仲間のところに行けなかった」 「洪水は侮っていけないよ!」 「東日本大震災の津波のときよりも怖い思いをしたから!」 「浅瀬の一部の砂が流されたり、コンクリートブロックも壊されていたからだよ!」 といつもと同じうなり声の中にも、 その時のシンちゃんの緊迫した想いが伝わってきました。 ![]() ![]() (ウーウーと犬がうなるように鳴きながら白鳥語で話しかけているシンちゃん! ![]() そこへ、お邪魔虫をするかのように、 おおきなハクチョウさんもぺったりとそばに寄り添いました。 「うんうんうん!」 「わかるよ!」 「あの時は怖い想いをしたと思うよ!」 「シンちゃんは!?」 シンちゃんのそばに来て、 ささやいているようなおおきなハクチョウさんがいました。 ![]() ![]() (立っているシンちゃんのそばには来たおおきなハクチョウさん! ![]() 追伸: 50年に1度の洪水が七北田川を襲った後、 コンクリート堤防の一部が壊れていました。 とても驚いています。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() 七北田川にお住まいの地元の方がおしゃっていましたが、
9月11日の真夜中の2時ごろ。 七北田川周辺でも避難を知らせるアナウンスが鳴りましたが、 雨や風の音でなかなか聞きづらかったそうです。 そして、避難所に行く途中、 長靴がびしょびしょになるほど濡れて大変だった、 ということを話してくれました。 今回の50年に1度の大雨。 いざ、避難命令が発令されたときに、 私たちは、どう対応すれば良いのか。 考えさせられます。 途中で、避難所が冠水地域にあり危険なこともあります。 また、泥水で道が見えなくなっていて、 もしかしたら、マンホールや側溝の板が外れて、 大きなくぼみになっていることも十分考えられます。 そんなときに、あえて遠くに逃げることをせず、 近くの高い建物に逃げ込むことが とても大切なことになります。 ただ、それは、健康なヒトができますが、 体の不自由な方がひとりで住まわれている時には、 話は別です。 5羽の滞在組のハクチョウさんやアドちゃんのように、 自分たちの力で自然の中を生きている鳥さんたちと違い、 ヒトは、災害にもっと脆弱な生き物です。 今回の50年に1度の大雨で感じたことは、 ハクチョウさんたちは、臆病であり、 もし少しでも危険であるのならば近寄らず、 その場からすぐに逃げる行動を取ります。 ![]() ![]() ![]() (命を守る行動とは「危険なところに近づかないことだよ!」と斑ちゃんが語りかけているようでした! ![]() 一方、ヒトは、ここには来ない! という妄信に取り付かれてしまっているため、 危険や自然災害に鈍感になっているところがあります。 日本列島は、地震、津波、大雨や洪水、火山の噴火など。 どこで自然災害が起きてもおかしくありません。 ところで、今回の大雨で直接的な被害がなかった福島第一原子力発電所の地域。 しかし、福島県飯舘村では、汚染されて野ざらして保管していた土のうが、 この大雨の影響で流出したというニュースがありました。 自然と共に生きているハクチョウさんたちと違い、 ヒトは、自然を壊してきたり、危険なとっころからすぐに逃げるという、 動物本来が持っている本能を忘れてしまっているようです。 ![]() ![]() (「ハクチョウは自然を壊さないよ!」と言われている表情のアドちゃん! ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() 昨日の夜2時ごろ。
仙台市泉区の七北田川の赤生津大橋付近で 水があふれたとのこと。 そんなことを知ったのは、朝のことでした。 ところで、duck4の定点観測ポイントは、 下流地域で海に近いので、堤防もしっかり作れています。 しかし、やはり、心配は、5羽の滞在組のハクチョウさんたちやアドちゃんのこと。 今頃、どうしているのだろうか。 波に飲み込まれていないかと、 強く降っている雨の音を聞いていると、 いてもたってもいられませんでした。 そして、昨日の早朝。 いつもの定点観測ポイントの七北田川に行って見ると、 なんと1羽のハクチョウさんを発見。 ![]() (いつもの定点観測ポイントで1羽のハクチョウさんを発見! ![]() しかし、何か様子がおかしいです。 急流に逆らうことができずに、波に流されているようにも見えます。 このままだと、溺れてしまうのではないかとハラハラどきどきしながら、 ただ、無事であって欲しいと祈るのみでした。 そして、duck4の祈りが通じたのか、 あの首の細いオオハクチョウさんのシンちゃんが なんとか対岸にたどり着きました。 ![]() ![]() (対岸に流されていく滞在組のシンちゃん! ![]() これでほっとしました。 しかし、他の滞在組やアドちゃんはいません。 そして、ここから200メートルほど上流へと向かうと、 対岸の堤防で、流れが急な川を見ている4羽のハクチョウさんと、 ちょっと離れたところで1羽ぽつんといるハクチョウさんを発見。 斑ちゃん、チンさん、おおきなハクチョウさん、コハクチョウさんのおちびちゃん、 そして、アドちゃんの姿でした。 ![]() ![]() 離れ離れになったシンちゃんのことを心配しているようでもありました。 ![]() (対岸で急流を見ている斑ちゃん、チンさん、おちびちゃん、おおきなハクチョウさん、アドちゃん! ![]() ![]() ところで、大雨が降る前のもう真っ暗になった昨晩のこと。 数羽のハクチョウさんたちは、ここより700メートルほど上流の中洲付近にいました。 そのときは、もうすでに、 塒にしている中州も水の中に埋没して、 その姿を見ることができませんでした。 そして、300メートルほど下流付近の対岸の草むらの中に 1羽だけで行動しているハクチョウさんを発見。 もしかしたら、離れ離れになり、 滞在組のところまでたどり着けなかった 滞在組のシンちゃんだったことも考えらます。 シンちゃんは、 あの東日本大震災もこの七北田川で乗り越えたハクチョウさん。 アドちゃんより経験豊富ですが、 でも、こんな大雨特別警報が発令された日に1羽だけになってしまったとは。 ![]() さぞかし、心細かったことと思います。 ![]() 離れ離れになりましたが、6羽いることを確認できて、 ほっとしたduck4でありました。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() もう5羽の滞在組たちがいつもの餌場を離れても、
こっくりこっくりと転寝(うたたね)中のアドちゃん。 ついに、コンクリート上に、クチバシを、こつんとぶつけてしました。 相当、眠かったのでしょう。 何か、この滑稽な姿を見ていて、とても愛おしく感じてしまいした。 「アドちゃんはどんな夢をみていたの?」 とduck4が起きたときに尋ねてみました。 ![]() 「アドは、どんな夢を見ていたのか覚えていないよ!?」 という表情をしてあとで答えてくれました。 ![]() これは、勝手なduck4の独断と偏見でアドちゃんの夢をあれこれ分析すると、 きっと、今から1年前。 親と兄弟で一緒にシベリアにいて日本に来る前。 飛ぶことを猛特訓していた時の夢でも見ていたのでしょうか。 親鳥が羽の使い方を教えて、 アドちゃんたち兄弟が、羽を何度も強くバタバタさせて、 風をとらえる練習をしていた頃の。 そして、湖面を何度も羽をバタバタさせて走っては、 また止めの失敗の繰り返し。 親鳥が見守る中、アドちゃんたち兄弟も、 生き残るために、練習の日々に明け暮れていたことでしょう。 その後、きっと、去年の今頃、 親鳥とアドちゃんの兄弟が一緒に大空へと一歩踏み出した瞬間の感動を夢だったと思います。 そして、はるか日本で旅を続け、 duck4の定点観測ポイントの七北田川にやって来たのでしょう。 しかし、アドちゃんは、今年の3月。 大ケガで故郷へ帰ることができなくなりました。 そして、今、まさに、滞在組の5羽のハクチョウさんたちと一緒にいます。 もしかしたら、あと1月半もすれば、 アドちゃんの親鳥も今年生まれた若鳥とともに七北田川に戻ってくるかもしれません。 また、アドちゃんと同じ年に生を受けた兄弟も、 生きていて七北田川に戻って来られたのなら、 兄弟の再会!?も果たせることだと思います。 ハクチョウさんたちは、1年ぶりの兄弟や家族のことを覚えているのでしょうか。 親離れした後は、一緒になることがないと言われています。 きっと、アドちゃんも、自分の親や兄弟のことは忘れてしまっているのか。 ![]() しかし、一緒に1年間、ともにナカヨク暮らしていた家族。 決して忘れて欲しくないと願うのは、 duck4であります。 ![]() ![]() (兄弟と一緒に日本に来る前にシベリアで飛ぶ練習の夢でも見ていたのアドちゃん! ![]() ※ドイツのテレビ局だと思いますが、 フィンランドで子育て中のオオハクチョウさんたちの一家が。 ![]() 6羽の幼鳥さんたちが、夏から晩秋にかけて湖で飛ぶ練習をしてる (Das Lied der Singschwäne 3/3)の動画です。 13分ほどの動画ですが、オオハクチョウさんの繁殖地での生態を知ることができます。 是非、ご覧くださいませ! ![]() (おすすめの参考動画 ![]() (Das Lied der Singschwäne 3/3)動画より! ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() サロベツ発<富士元寿彦>さんのブログによりますと、
8月30日にオオヒシクイさんの群れが北海道の初飛来したそうです。 宮城県では、毎年、9月中旬頃に蕪栗沼周辺に飛来するので、 もう、冬の鳥さんたちのシーズンも近づいていることを感じました。 さて、今日のブログは、滞在組のハクチョウさんの羽のお話。 やはり、おおきなハクチョウさん以外にも、 大きく羽を広げてバタバタさせていました。 そして、その後。 古い羽や羽毛が落ちることがあります。 ![]() (大きく羽を広げるチンさん(奥)とシンちゃん(手前)! ![]() ということは、 羽を清潔して美と健康を保つために、 虫をダニなどの寄生虫を落として、 やっていることも十分に考えられます。 ![]() 滞在組とアドちゃんたちにとって、 羽を怪我して飛べなくなっても、 羽はハクチョウさんにとって命の次に大切なもの。 羽を通して、時には、外敵から身を守ったり、 非言語的なコミュニケーションを行ったりもするからです。 5羽の滞在組やアドちゃんが、おなかがいっぱいになった後。 また、その他の合間の時間でも、 入念に羽繕いをしていました。 鳥さんたちにとって、羽は、命の次に大切なものだと、 あらためて実感したduck4であります。 ![]() ![]() (美と健康のために羽を広げるおおきなハクチョウさん! ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
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duck4からのお知らせ!
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duck4の定点観測ポイントの川には5羽の滞在組のハクチョウさん。大空を飛ぶことができませんが、元気に毎日、川を泳いでいます。この地域の人々にも愛され続けているハクチョウさんたちです。これからも、定点観測ポイントにいる飛べないハクチョウさんのこと中心にブログを配信していきます。今後ともに、宜しくお願いいたします。ブログ主宰者duck4より!
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