![]() ここは、稚内の大沼にあるバードハウス前。
コハクチョウさんたちもいたのはいたのですが、 周辺を占領していたのはオオハクチョウさんたちでした。 ![]() バードハウスのスタッフさんによると、 秋の渡りでは、全く素通りのオオハクチョウさん。 春の渡りでは、立ち寄るとことでした。 スタッフさんがつけている統計からもそのことを物語っていました。 このちょうど、給餌の時間には、 芝生を歩いていたのが、 4羽の子どもたちを連れたオオハクチョウさん一家でした。 ![]() ![]() オオハクチョウさんたちは、ヒトの生活圏近くで、繁殖を行っているのか、 コハクチョウさんたちに比べて人馴れしていて、警戒心も薄いのかもしれません。 それは、こちらの滞在組のハクチョウさんたちを見ていても、 5羽のオオハクチョウさんの方が、 duck4に慣れていることが伺える場面が多々あるからです。 ![]() ![]() ![]() (4羽の子どもたちを連れたオオハクチョウさん一家!) ![]() (大きな声で鳴いて威嚇するオオハクチョウさん一家!) 芝生に撒かれた餌を食べお腹がいっぱいになったのか、 子どもたちは羽繕いを始めました。 ![]() ![]() (羽繕いを始めた子どもたち!) 一方、2羽の子どもたちを連れたオオハクチョウさん一家もいました。 ![]() ![]() こちらの一家は、4羽の子どもを連れた家族に圧倒されて、離れて行きました。 ![]() (2羽の子どもたちを連れたオオハクチョウさん一家!) やはり、4対6では勝ち目がないことを知ってか、 違うところに移動を始めました。 争わないと言う賢い選択だと思います。 ![]() (争いをせず離れていくオオハクチョウさん一家!) ところで、大沼では、給餌が行われています。 それは、近くに牧場があるのですが、 ちょうど渡りの季節に、牛さんに食べさせる牧草が伸び始め、 それを目あてにハクチョウさんたちに食べられる食害を防ぐために実施しているそうです。 duck4が訪れて日には、 牧場で新鮮な草をついばむハクチョウさんたちは、 全くいませんでした。 ![]() ![]() (大沼のハクチョウさんたちの給餌タイム!) そして、給餌をするヒトがトラックに乗って現れると、 一斉に、その方向へとハクチョウさんたちが集まって来ました。 この光景は、クッチャロ湖でもでしたが、 ハクチョウさんたちは、われわれの行動を観察していて、 このヒトからだと餌がもらえるということを頭の中に記憶しているようです。 ![]() (餌をもらえるヒトを認識しているハクチョウさんたち!) この大沼に行った日には、 約2300羽のハクチョウさんたちがいましたが、 5月のゴールデンウィークが終わる頃には、また北へと旅立って行くことでしょう。 今シーズンもハクチョウさんを見送りのため、 日本最北端の中継地である稚内にある大沼でフィールドワークをしたduck4であります。 ![]() ![]() (多くのハクチョウさんたちが立ち寄っている大沼!) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() スポンサーサイト
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![]() クッチャロ湖で出会った様子がおかしいオオハクチョウさん!
滞在組のハクチョウさんたちなら、言っていることがわかるのですが。 しかし、クッチャロ湖にいた 見知らぬオオハクチョウさんに対して、そう簡単にいきませんでした。 ところで、このオオハクチョウさん、 ずっと、ぢべた座りをして動こうとはしません。 とても気になって、「どうしたの!?」と心の中で叫んでみたところで、 何も返答がありませんでした。 でも、大きくクチバシを開いて、どこか苦しそうなオオハクチョウさん。 ただただ様子を見守るしかありません。 ![]() (ちょっと様子がおかしかったオオハクチョウさん!) ![]() (クチバシを大きく開いて苦しそう!?) こんなハクチョウさんと出会うのは生まれた初めて。 ![]() 羽をだらんとぢべたに置いた時には、どこか悪いのかなと案じました。 ![]() (ぢべた座りするオオハクチョウさん!) ![]() (クチバシを開くオオハクチョウさん!) どうやら1羽で行動しているこのオオハクチョウさん。 後でduck4が戻った時には、ここにはいなかったので、 恐らく、どこかに移動したと思われません。 単なる気のせいだったら良いのですが。 もしかしたら、取り越し苦労だったのかもしれません。 ![]() 七北田川のお友達ゴイサギさん! 今、七北田川は、菜の花で満開。 甘い香が漂っています。 また、菜の花油も川面に浮いています。 そして、菜の花のそばには、ゴイサギさんがいました。 魚が来るのを待っているのでしょうか。 duck4がいてもじっとしていました。 ![]() (川面を見つめるゴイサギさん!) 以前、ホシゴイさん(ゴイサギの幼鳥)の亡骸を見つけて、 土に埋めてあげたことがありました。 それも、今頃の季節だった思います。 春は、いろいろなサギさんたちがまた戻ってくる時季。 ツグミさんも見かけるので、冬と春が同居している今日この頃の七北田川です。 ![]() (ゴイサギさん!) 追伸! あの「東北で良かった!!!」という発言。 あれには正直失望しましたが、 しかし、「東北で良かった!」と思うことがあります。 それは、秋になるとたくさんのマガンさん、ハクチョウさんたちが飛来することです。 また、出会える瞬間と感動は、本当に「東北で良かった」です。 ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() クッチャロ湖のハクチョウさん!
ハクチョウさんのお見送りのため、 浜頓別町にあるクッチャロ湖に行って来ました。 この日は、6000羽ほどのハクチョウさんが湖全体にいて 観察館付近はそれよりも少なく、ヒトに慣れている個体が集まってきているようです。 ![]() ![]() (クッチャロ湖とハクチョウさん!) ところで、今シーズンから一般市民の餌付けは禁止され、 町の職員さんが、行っていました。 しかし、のちに町のホームページによりますと、 4月25日より個人の餌やりも解禁されたようです。 ![]() (観察館の周辺にあつまる給餌に慣れているハクチョウさんたち!) キジ君のパトロール! 滞在組のハクチョウさんたちを探しに行く途中、 最近出会うキジ君。 きっと、ここを縄張りにしていて、日々パトロールをしているようです。 前には、ツグミさんもいました。 ![]() (キジ君の前にはツグミさんも!) この近くの草むらからは、突然、メスのキジさんも飛び去りました。 duck4が後ろから歩いて来ても、悠然と歩くキジ君。 普段ならば、すぐに驚いて飛び去るのですが、 かえって堂々としているので、大丈夫なのとこちらの方が心配しました。 そして、「ケーン!ケーン!」とホロ打ちを始めました。 ![]() (「ケーン!ケン!」とホロ打ちをするキジ君!) すると、遠くからも聞こえて来ました。 毎日のように、自分の縄張りをパトロールをするキジ君。 これからの季節は忙しいのでしょうね。 ![]() ![]() (パトロールお疲れさまキジ君!) オオハクチョウさんのリクちゃん! 羽をけがして帰れなくなったリクちゃん。 たった1羽で滞在組から離れて泳いでいました。 ![]() (オオハクチョウさんのリクちゃん!) そして、duck4を見ると近づいて来てくれるようになりました。 また、「ウー!ウー!」と犬がうなるような声だけではなく、 「ク!ク!」と優しい声でアドちゃんのように話しかけてくるようにもなりました。 寂しいのか、おしゃべりをしたかったのでしょうか? ![]() ![]() (リクちゃん!) ところで、羽の方ですが、風切羽の一部が汚れてきて、 すかすかになっているものも見られます。 まだ、4月下旬なので換羽まではもう少し先になりますが、 これから初夏に向けて体も変化してくるのでしょう。 話は変りますが、 ミルクちゃんの羽も抜けかけていたのを見つけました。 ![]() (リクちゃんの羽の状態!) ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() バードハウスを管理しているいつものスタッフさんに聞いたところ
「慣れているのはオオハクチョウさんで、 おそらく、ヒトの生活圏の近いところで繁殖を行っているからでしょう」 とおしゃっていました。 七北田川でもオオハクチョウさんの方が、 よくduck4に近づいて来る傾向があります。 ![]() ![]() (近くを歩いている2羽のオオハクチョウさんの幼鳥!) そして、大沼で見ていると、 近くにいるのがオオハクチョウさんの方が、 比較的多かったのではないかと思います。 また、今回のduck4のフィールド旅のひとつの目的に、 大沼の幼鳥率と飛来数を知ることにありました。 スタッフさんは、飛来中のハクチョウさんの数を オオハクの成鳥と幼鳥、コハクの成鳥と幼鳥とに分類して 記録を取っています。 すごい貴重な統計的にも価値がある記録だと思います。 ![]() (群がるハクチョウさんたち!) それによりますと、 2016年の春の渡りでは、オオハクチョウさんとコハクチョウさん共に 中継地の大沼に立ち寄っていました。 一方、2016年の秋の渡りでは、大多数がコハクチョウさんのみで、 ほとんどのオオハクチョウさんは、通過しました。 オオハクチョウさんの方は、大沼を経由せずに直接、越冬地へと行くのでしょうか? 興味深い結果です。 ![]() ![]() (給餌の時間になり一斉に集まるハクチョウさんたち!) クイズ この空港は!? ![]() 「ここはどこの空港でしょうか?」 ヒント! 羽田から1日1便のみ就航しています。 羽田からは623マイルです。 ![]() アザラシさんと流氷で有名な街です。 皆さんからのお答えお待ちしております! ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() ハクチョウさんと利尻富士!
多くのハクチョウさんたちは、 中継地の北海道に集まっているようです。 そのひとつが日本最北端の稚内にある大沼。 この日は、空が透き通るような青空で、 ハクチョウさんたちをバックに利尻富士を撮影できました。 地元の方曰く、ここまで、きれいに見えることがないとのこと。 duck4は幸運でした。 ![]() ところで、これよりおいおいと北海道のハクチョウさんレポは、 duck4ブログにて投稿したいと思っております。 ![]() ![]() (ハクチョウさんと利尻富士!) とある夕方の滞在組の様子! 七北田川では、もう滞在組のみになりました。 そこに、あの飛べないオオハクチョウさんのリクちゃんも入り、 7羽になりました。 ![]() ![]() とある夕方。 斑ちゃんとチンさんだけで行動していました。 他の5羽。 ミルクちゃん、シンちゃん、アドちゃん、ティちゃんとリクちゃんは、 橋の周辺にいました。 ![]() (チンさんと斑ちゃん!) ![]() (新しいメンバーのリクちゃん!) ![]() (夕日の光に照らされるコハクチョウさんのティちゃん!) ![]() (シンちゃん!) ![]() (アドちゃん!) アドちゃんからのクイズ!? ![]() ここはどこの空港でしょうか? ヒント!! 仙台からの直行便は1日2往復。 羽田便ではボーイング777型ー200型が使われています。 また、早朝、、台湾の中華航空と中国の中国東方航空が駐機していました。 どこの空港だと思いますか? お答えお待ちしております。 ![]() ![]() (駐機中のボーイング777機ー200型!) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() 9月下旬にオオハクチョウさんが初飛来する北海道!
9月18日付duck4ブログ (【またまたクイズ】今シーズンのduck4の定点観測ポイントの七北田川への飛来日は!? )では、 今シーズンの七北田川へのハクチョウさんはいつになるのか。 というクイズを出しました。 ![]() まだ、七北田川の7羽の滞在組のハクチョウさんのところには、現れていませんが、 早くも北海道ではハクチョウさんのシーズンが始まったようです。 ![]() 網走市にある濤沸湖(とうふつこ)の丸万川河口付近には、 8羽のオオハクチョウさんが飛来したそうです。 ![]() また同日、別寒辺牛川河口では、 こちらも8羽のオオハクチョウさんが現れたそうです。 ![]() 9月は長雨が続きましたが、 確実に季節は、秋から冬へと向かっているようです。 毎年、ハクチョウさんの飛来の便りを聞くたびに、 そう思うduck4であります。 ![]() 一通の手紙が! 4月に北海道浜頓別町にあるクッチャロ湖で、 2羽の足環をつけたコハクチョウさんを発見。 その2羽は、5~6年前に同じクッチャロ湖で足環を付けられた個体だそうです。 もしかしたら、毎年、このクッチャロ湖にやって来ているのかもしれません。 1羽はメスで、もう1羽は性別不詳とのこと。 足環をつけているハクチョウさんを探すのを楽しんだり、 山階鳥類研究所から送られているステッカーも送られてくるのもひそかに嬉しく思っているduck4であります。 ![]() ちなみに、同封されていたのは、ハクチョウさんとなぜかアホウドリさんでした。 ![]() (クッチャロ湖で足環をつけたコハクチョウさんを発見! ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() 7月中旬。
繁殖地にいるハクチョウさんたちは、どのようなしているのでしょうか? そんな疑問に答えてくれた1冊の写真集。 長谷川博著『白鳥の旅 シベリアから日本へ』(東京新聞出版局)です。 ![]() ![]() (写真集! ![]() 今から28年前。 まだ、社会主義のソ連だった時代。 著者は、ハクチョウさんたちの生態を知るべき、繁殖地のツンドラ地帯を訪れています。 そして、そこでは、子育てをしたり、群れで共に過ごしていたりと、 その写真集をみているだけで、コハクチョウさんの様子を知ることできす。 ところで、もう28年前なので、ここで生きていたコハクチョウさんたちは、 子たちの世代、孫の世代、その先のひ孫の世代に命を繋いでいったのでしょう。 もしかしたら、この末裔が、 おちびちゃんだったり、ティちゃんだったりしているのかもしれません。 ![]() そして、ちょうど訪れたのが7月10日前後。 まさに、今、繁殖地ではコハクチョウさんたちが行われている時。 今日のduck4ブログでは、 浜頓別町の水鳥観察館で展示されていましたので、 その著者の長谷川さんの写真を紹介します。 ![]() ![]() ![]() ![]() 5羽の雛鳥を連れてている家族のコハクチョウさんたち。 ![]() 親鳥の後ろをついて歩いている様子がとてもかわいいです。 ![]() ![]() ツンドラ地帯には、蚊がいっぱい。 七北田川でも、 滞在組のハクチョウさんたちも虫には悩まされているようですが、 ここのコハクチョウさんは、半端ではないようです。 ![]() たくさん、います。 ![]() ![]() ヒトを見て、羽を広げて警戒するコハクチョウさん。 繁殖中は、守るために防衛本能が働くからなんでしょう。 ![]() いくら、コハクチョウさんとは言え、あの体で体当たりされたら、 ひとたまりもありません。 ![]() ![]() コハクチョウさんの巣です。 ![]() 浸水しないように高くなっているようです。 毎年、少し修繕をして、使い回しをするのでしょうか? ![]() ![]() 100羽ほどの群れでいるコハクチョウさんたち。 ![]() おそらく、非繁殖個体は、ずっと群れで行動しているのでしょうか? これは、越冬地から旅を続けてきている仲間たちにも見えました。 ![]() やはり、最後は、この写真。 コハクチョウさん一家を見ているとほのぼのします。 ![]() (参考ブログ! ![]() 『もうツンドラ地帯に入ったコハクチョウさんたち!』(2016年5月16日duck4ブログより!) ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() 日本を去ってしまったハクチョウさんたち!
duck4がお見送りに行った 日本最北端の中継地の稚内の大沼や浜頓別町のクッチャロ湖のコハクチョウさんたち。 ![]() 繁殖地へと向かって旅を続けていることでしょう。 そして、真っ白な雪に覆われているツンドラ地帯に、 到着しているものもいるのかもしれません。 ![]() 繁殖地のツンドラ地帯について描かれた写真集『白鳥の旅』より! ところで、今日紹介するのは、この本。 長谷川博著『白鳥の旅 シベリアから日本へ』(東京新聞出版局)の写真集です。 この著者の長谷川さんは、まだロシアが社会主義の時代。 コハクチョウさんたちの繁殖地のツンドラ地帯へとフィールドワークをしたときのことを この写真集にまとめたものです。 ![]() コハクチョウが初めて観察されるのは、例年5月16日ー21日の間である。 水鳥のなかでは最も早く渡来時期は毎年安定していた。 コハクチョウがふるさとのツンドラに帰ったとき、まだ湖や沼は氷で閉ざされており、 表面がやっと融け始めたかどうかのころである。 帰ったとき、コハクチョウはつがいか3-6羽の小群でいる。 成鳥の一部は前年生まれたと思われる若鳥を1-3羽連れている。 春が遅い年には、渡来直後、低くなっている湖で20-25羽の群れで暮らし、 つがいでも家族でもないのに一緒に採食する。 彼らは、おたがいに攻撃することはない。 春が早くきた年には、渡来したつがいはすぐになわばりを占有する。 そして営巣場所を決めたあとは他のつがいの侵入を許さず、前年生まれの若鳥をも追い出してしまう。 長谷川博著『白鳥の旅 シベリアから日本へ』(東京新聞出版局)引用。 ![]() ![]() (『白鳥の旅』の写真集! ![]() なにか、この引用した一節を読んでいると、 繁殖地のツンドラ地帯に、やって来た時のコハクチョウさんたちの興奮が、 映像のように目に写りだされてきます。 そして、ちょうど、5月下旬。 まだ雪で覆われた大地に一番乗りしたコハクチョウさんたち。 今か今か雪どけが待ちきれずにいるツガイも、 繁殖地のツンドラ地帯に到着しているはずです。 ふるさとのツンドラ地帯へと戻ることは1年間一緒に旅を続けてきた親子の別れ! そして、ずっと、親鳥たちは、 約1年一緒に旅を続けてきた若鳥との別れ。 ここで、家族関係は解消されます。 しかし、その子たちも、他の群れに加わって、 このツンドラ地帯での新たな生活を始めるようです。 そして、このツガイの夫婦はまた、 新たな自分たちの子孫を残すため巣をつくり、 縄張りに侵入するものがあれば、追い払い、繁殖の準備に入ります。 きっと、七北田川で越冬していたツガイたちも、 今頃、繁殖の準備に入っているのかもしれません。 そんなことを、遠く離れた空のもと。 7羽の滞在組のハクチョウさんたちを見て思うのであります。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() あと30~40分もする地平線に太陽が姿を隠すクッチャロ湖。
夕日を見つめているオオハクチョウさんとコハクチョウさんがいます。 ところで、このクッチャロ湖では、 オオハクチョウさんの飛来はめずらしいようですが、 午後から観察していると、子どものいないツガイだと思いますが、 岸の上をウロウロと歩き回っていました。 ![]() きっと、サハリンルートを使って繁殖地へと戻るのかもしれません。 ![]() (たぶん夫婦で旅しているオオハクチョウさん! ![]() また、先日のduck4ブログで紹介した、 独りもののコハクチョウさんは、 湖には戻らず、岸辺をパンを持ってくるような親切なヒトを待っているようでした。 ![]() なにか、見ていると、後姿からは、マイペースな感じをとてもうけます。 ![]() ![]() (午後からずっとヒトの姿を探してウロウロしていた独りもののコハクチョウさん! ![]() すると、もうまもなく日没という時。 どこか餌場から戻って来たハクチョウさんたちの群れが、 数十羽単位で戻ってきました。 ![]() ![]() (今日の塒に戻ってくるハクチョウさんたち! ![]() この光景、あの真冬の七北田川でも、見られました。 今は、すべての飛来組や立ち寄り組も去り、 残っているのは、斑ちゃん、チンさん、おちびちゃん、シンちゃん、おおきなハクチョウさん、 アドちゃん、そして新入りのコハクチョウちゃんのティちゃんになりました。 ![]() ![]() 最近、duck4ブログで紹介していませんが、いつも一緒に行動しているようです。 さて、話を元に戻しますが、 暗くなると、ハクチョウさんたちは、 湖の塒に戻って行きました。 そして、あの、餌を求めて岸辺をウロウロしていた 独りもののコハクチョウさんも、いそいそと水辺へと帰って行きました。 ![]() おやすみなさい。 しかし、鳴き声は、湖畔にひびき渡っていました。 ![]() (いそいそと戻っていく独りもののコハクチョウさん! ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() 4月23日、稚内大沼。
成鳥のハクチョウさんが3539羽。 幼鳥のハクチョウさんが637羽。 合計4176羽が集まっています。 ここは、ハクチョウさんたちの中継地。 しばし、ここで、栄養を蓄え、 ロシア入りまでの羽休めをしていました。 ![]() (稚内市にある大沼に集まっているハクチョウさんたち! ![]() ![]() (大沼バードハウス! ![]() ![]() (4月23日現在、約4000羽ほどハクチョウさんが集結中!) ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() ハクチョウさんたちの春の渡りも、
そろそろ終わりに近づいています。 北海道の浜頓別町のクッチャロ湖でも、 5月9日現在13羽になりました。 ![]() そのクッチャロ湖で出会った1羽のコハクチョウさん。 この首に傷があったコハクチョウさんにクッチーちゃんと名づけて、 ずっと観察していました。 ![]() ![]() すると、歩き回った後には、 直接、芝生に座り込んだクッチーちゃん。 duck4の方を向いて、これからリラックスするので、邪魔しないで欲しい。 とでも目で訴えているような視線を送っていました。 ![]() ![]() (duck4の方を見ているようなコハクチョウさんのクッチーちゃん! ![]() すると、こんどは、水かきを使って、 顔の下あたりをゴシゴシゴシゴシ搔きはじめました。 瞳をつぶり、気持ちいいんだなあ、ということが、 見ていてこちらまで伝わってきました。 そして、見ていたduck4まで、 かゆいところをカキカキしたくなりました。 ![]() ![]() (かゆいの!水かきを使ったゴシゴシするクッチーちゃん! ![]() (参考HP・ブログ ![]() 『2014年秋~2015年春 白鳥飛来数』(北海道浜頓別町HPより) 『首に傷跡があったコハクチョウさんのクッチーちゃん【クッチャロ湖編】!』(4月24日付けduck4ブログ!) ![]() ![]() ![]() |
![]() 今日のduck4ブログでは、
稚内の大沼バードハウスのお話をします。 ところで、この大沼には、 このハクチョウさんの春の渡りの旅で、 2度目にお邪魔した時のこと。 バードハウスに備え付けられている望遠鏡越しではありましたが、 ハクガンさんが見られました。 duck4がハクガンさんを見たのは、これが初めてのこと。 すべての鳥さんが真っ白だったので、 どこにいるのか最初戸惑いましたが、 双眼鏡を覗き込むと、大群のハクチョウさんに混じって 異様に、クチバシが短くてオレンジ色した1羽のハクガンが、 水辺で泳いでいました。 やはり、 初めて出会うと、 とても心がウキウキドキドキしてくるものです。 ![]() ![]() (稚内市の大沼!ここにはハクガンさんやタンチョウさんもいました! ![]() それから、ここで双眼鏡を使って観察していた方が、 「さっきまでタンチョウさんがいましたよ!」 ![]() と声を弾ませながら教えてくれました。 タンチョウさんと言えば、 最近、個体数の増加と繁殖地不足から、 道東以外にも広がり、ヒトの生活圏近くで繁殖するペアも現れています。 そして、バードハウスの職員さんが、 「心無いヒトがタンチョウさんを脅かしてしまい逃げて行ってしまうことがある!!!」 と言っていました。 ![]() 何か、いたたまれない話で、あります。 ところで、稚内プレスの電子版によりますと、 タンチョウさんはサロベツ湿原で産卵するそうです。 ![]() また、大沼でも春から秋にかけて見かけるとのこと。 川や湖の水質は改善傾向にあると思いますが、 しかし、タンチョウさんたちが繁殖できる湿原や水辺は、 限れているのが現状。 また、この稚内には、 風力発電用の風車が、あちらこちらに立っています。 そのため、渡りでやって来たハクチョウさん、タンチョウさんや他の鳥さんたちが、 被害に遭わないことを願っているduck4であります。 ![]() ![]() (読者投稿による稚内プレスの写真より! ![]() (参考記事 ![]() 『丹頂のつがい発見 稚内天塩線 こうほね家近くで 』(3月27日付け記事・稚内プレスより!) ![]() ![]() ![]() |
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duck4の定点観測ポイントの川には5羽の滞在組のハクチョウさん。大空を飛ぶことができませんが、元気に毎日、川を泳いでいます。この地域の人々にも愛され続けているハクチョウさんたちです。これからも、定点観測ポイントにいる飛べないハクチョウさんのこと中心にブログを配信していきます。今後ともに、宜しくお願いいたします。ブログ主宰者duck4より!
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