![]() クッチャロ湖のコハクチョウさんのクッチーちゃん。
duck4と遊び疲れたのか、 次は、羽繕いをしてからお休みモードに突入。 ![]() (お休みモード突入のコハクチョウさんのクッチーちゃん! ![]() このときは、冷たい風も吹いていたので、 duck4もハクチョウさんたちも、 寒かったと思います。 ![]() クッチーちゃんは、 21対の頚椎のおかげで、 自由自在に曲げられる長い首を生かして、 背中の中に、羽毛のないクチバシを突っ込んでいました。 目を開けたり、半開きをしたり。 また閉じようとするが、また開く。 どうやら、熟睡する様子は見られませんでした。 ![]() ![]() (目が半開きでうとうと寝始めているクッチーちゃん! ![]() 見ていて、 なんだか、 寝顔もかわいい コハクチョウさんのクッチーちゃんです。 ![]() (目を開けているようで開けていないようなクッチーちゃんの目! ![]() (関連記事ブログ ![]() 『よく寝て、ケンカして、ヒトにも慣れているクッチャロ湖のハクチョウさん!』(4月29日付けduck4ブログより!) 『首に傷跡があったコハクチョウさんのクッチーちゃん【クッチャロ湖編】!』(4月27日付けduck4ブログより!) ![]() ![]() ![]() |
![]() クッチャロ湖でのハクチョウさんたちのフィールドをしていて思ったこと。
それは、よく眠り...。 ![]() ![]() (よく眠るクッチャロ湖のハクチョウさんたち! ![]() ![]() (風を避けるかのようにクチバシを羽に突っ込んで寝ているハクチョウさんたち! ![]() よく鳴き、 興奮してくると、 ケンカをし...。 ![]() ![]() (興奮してくるとケンカを始めるハクチョウさんたち! ![]() そして、興味をを持つと、カメラをも突っつく。 首に傷跡があるクッチーちゃんのようなコハクチョウさんもいます。 とてもduck4にも慣れ慣れしかったです。 ![]() ![]() ![]() (カメラにも興味を持ったコハクチョウさんのクッチーちゃん! ![]() 今回のフィールド旅で、 あらためて、ハクチョウさんたちは喜怒哀楽を表現してくれる鳥さん。 だと実感させられました。 ところで、 釧路湿原、伊豆沼に続く3番目にラムサール条約に締結されたクッチャロ湖。 餌付けも定期的に行われ、 一般の方もパンを与えても構わない最近では珍しい湖です。 例えば、 ディーサービスの利用者さんもやって来てパンを与えていました。 なので、ヒトにも慣れているハクチョウさんたち。 おかげで、近くで観察できました。 ![]() 昔から、近い関係にあるハクチョウさんとヒト。 神社の守り神と祀ったり、傷ついたハクチョウさんの保護と治療も行われてきた歴史もあります。 これからも、良好な関係であって欲しいと願っているduck4であります。 ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() もしや、あのコハクチョウさんのマルちゃん。
期待に胸を膨らませて足環を見たduck4。 しかし15A0306ではありませんでした。 ちなみに、あのマルちゃんですが、 duck4が確認した昨年の4月。 それから、6ヵ月後の昨年の10月下旬。 今シーズンの秋にも、クッチャロ湖に戻って来ています。 その情報を見つけられた方からのメールが、 duck4宛に届いていました。 ![]() マルちゃんの情報がわかり、とても嬉しくなりました その方には、今でも感謝しております。 ![]() そして、今回もまた。 足環の着いていたハクチョウさんを発見したので、 その情報を山階鳥類研究所に提供。 6年前に、 このクッチャロ湖で標識が付けられた メスのコハクチョウさんであることが判明。 初めて確認とのことでした。 ![]() ![]() (足環が着いているコハクチョウさんを発見! ![]() マルちゃんも然り、このメスのコハクチョウさんもですが、 毎年、同じように、クッチャロ湖と繁殖地を行ったり来たりしている ハクチョウさんもいるのではと、duck4は考えました。 ![]() ![]() (6年前にクッチャロ湖で足環を装着されたメスのコハクチョウさんとのこと! ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() クッチャロ湖で観察していると
気にになるハクチョウさんが1羽。 こちらに向かって歩いてきました。 念のため、足を見てみたところ、足環をはめていません。 なので、昨シーズンここで出会ったあのコハクチョウさん。 マルちゃんではなさそうです。 ただ、よく見てみると、長い首筋に傷跡が。 何か、釣り糸でも引っかかった後のようでもあります。 首輪が装着されて取れてしまい、 きつく締められていた後かもとも思いました。 ![]() (首に何か傷跡があるコハクチョウさん! ![]() ただし、動きまわっているところをみると、 元気そうなので、一応、ほっと!して、 見ていたduck4であります。 ![]() そこで、この首に傷跡があるコハクチョウさんを クッチーちゃんと名づけて、ずっと観察することにしてみました。 ![]() ![]() ![]() (コハクチョウさんのクッチーちゃん! ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() ここは北海道浜頓別町にあるクッチャロ湖。
ラムサール条約にも締結されていて、 越冬地や立ち寄り場所として、コハクチョウさんたちが、 秋から春にかけて飛来します。 ![]() 昨シーズンは、マルちゃん。 こと15A00306の足環をつけたとても人懐こい オスのコハクチョウさんに、duck4は出会いました。 ![]() ![]() 今回のフィールドワークでは、 あのマルちゃんとの再会がるのか。 どんな新たなハクチョウさんたちとの出会いとドラマがあるのか。 1キロ離れたところから、 だんだん大きく聞こえてくる 鳴き声にワクワクドキドキしてきたduck4がいました。 ![]() ところで、 クッチャロ湖水鳥観察館前のハクチョウ情報の掲示板よりますと、 7200羽!飛来とありました。 そして、ほとんどが湖の中で泳いでいて、 陸地に上がっているハクチョウさんは、 ほとんどいません。 その周りには、 オナガガモさんもいっぱい泳いでいました。 どうやら渡りに、一緒にくっついて来たようです。 ![]() ![]() (クッチャロ湖のハクチョウさんたち! ![]() すると、です。 この雨の中、 観光客らしきヒトがやって来て、 パンを与え始めると、 ハクチョウさんたちが陸に上がって集まってきました。 ![]() ちなみに、 この方の名誉のために一言付け加えておきますが、 このクッチャロ湖では、餌付けはOK! 禁止されていないとても珍しい湖になっています。 なので、 他の越冬地のハクチョウさんたちとは違って、 ヒト慣れしているようでした。 ![]() ![]() (陸に上がってパンを上げているヒトに近づいていくコハクチョウさんたち! ![]() (参考ブログ) 『甘えるようなマルちゃんの鳴き声!』(2014年5月9日付けduck4ブログより!) ![]() ![]() ![]() |
![]() 朗報です!
![]() コハクチョウさんのマルちゃんのことがわかりました。 ![]() ![]() ![]() (コハクチョウさんのマルちゃん! ![]() このマルちゃんとは、 今年の春、duck4がクッチャロ湖で出会ったコハクチョウさんです。 目がとてもくりくりとして大きくて、 芝生のそばをウロウロ! 餌をもらえそうなヒトを探しながら 歩き回っていたあのコハクチョウさんのことです。 ![]() とても、ヒト懐っこくて、餌をもらえると思うとすぐ寄って来る、 ちょっと、ずうずうしい性格の憎めない性格の持ち主でもありました。 ![]() ![]() (どことなくずうずうしく愛嬌もあるコハクチョウさんのマルちゃん! ![]() なので、 寄って行った時、調査員のヒトに、発信機と足環をつけられてしまったのでないかと思います。 きっと、マルちゃんにとっては、若気の至りだったのかもしれません。 ![]() そして、この春、偶然、会ったときには、 幸運にも発信機がなくなっていて、ついているのは足環だけになっていました。 と、山階鳥類研究所からの研究員さんの回答で知ったマルちゃんの真実。 ところで、このマルちゃんこと15A00306は、 2009年4月16日に、クッチャロ湖で足環と発信機を装着。 成鳥になってからの標識調査なので、年齢不詳!? ![]() (マルちゃんこと15A00306! ![]() その後、マルちゃんの行方は、知れずに....! そして、5年ぶりにクッチャロ湖にて、 duck4によって、見つけられたそうです。 ![]() ところで、 マルちゃんの性別は、オスのコハクチョウさんとのこと。 duck4が観察している限り、マルちゃんは、ひとり身のご様子。 良いお相手でも探して、芝生の上を歩き回っていたとは考えられず、 ただ、何か、食べ物が欲しくて、歩き回っていたようでもありました。 ![]() ![]() ![]() (どうやらひとり身のご様子のコハクチョウさんのマルちゃん! ![]() 話は変わりますが、 最初、マルちゃんの足環を確認したところ、 15A0036ではないかと思い、duck4ブログでも紹介しました。 その後、山階鳥類研究所の方から、下3桁の番号を証明できる写真がないかと問い合わせで、 再度、写真を探してみたところ、実際の番号は、15A00306であることがわかりました。 成鳥からの標識調査だったので、今の年齢は不詳ですが、少なくとも推定6歳10ヶ月以上にはなっている、 中年期に達したコハクチョウさんのマルちゃんではないかと、 勝手に推理を立てているduck4であります。 ![]() 最後になりますが、 コハクチョウさんのマルちゃんは、 5年前の標識調査の場所も偶然duck4で出会ったのもクッチャロ湖。 そして、発見された季節も4月とのことなので、 越冬地として、毎年、立ち寄っているのかもしれません。 ![]() ![]() (手前にいるのがコハクチョウさんのロクちゃん! ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() ラムサール条約にも締結されているウトナイ湖。
湖の周りは、森に囲まれていて、 バードウォッチングには、最適な場所です。 ちょうど、木の枝に止まっていた1羽の小鳥さんを発見。 その時、地元のバードウォッチングの愛好家に出会いました。 そこで、 「この鳥さんはシジュウカラ(四十雀)さんですか」 と尋ねたところ、違う名前の鳥さんの名前であることを教えてくださいました。 かつて、duck4が塩竈神社の境内で見て、 シジュウカラさんからではないかと思ったからでした。 でも、この写真では、シジュウカラさんにあるお腹の黒いネクタイをしていません。 ひょっとすると、そのご婦人が言っていた鳥さんではないかと思い、 ネット検索して、それらしき鳥さんを調べてみることにしました。 黒い頭巾をかぶった頭。 グレーの羽。 それにお腹には黒いネクタイがないこと。 この3つ状況証拠から、どうやらハシブトガラ(嘴太雀)さんではないかと思いました。 ![]() (枝に止まっているハシブトガラさん!? ![]() そして、北海道では留鳥であるハシブトガラさんは、 ウトナイ湖の案内版にも写真入で掲示されていたことも決め手になりました。 ![]() (1番上の真ん中にハシブトガラさんの写真が! ![]() ところで、ウトナイ湖の木道はキレイに整備され、 歩きやすくなっていました。 その木道を歩きながら、 恐らく、羽をケガした5羽のウトナイ湖版・滞在組のハクチョウさんとも 遠く離れた湖面からでしたがduck4は出会うことができました。 ![]() ![]() ![]() (5羽のウトナイ湖のハクチョウさんたち!恐らく滞在組!? ![]() また、観察小屋も整備されていて、上がって木でできた窓を開けてみると、 湖畔も一望でき、鳥さんたちを観察できるようになっていました。 ![]() (バードウォッチング用の観察小屋!ウトナイ湖を見渡すことができます!) そして、新千歳空港に着陸するお鶴さんのマークJALのジェット機が、 鳥さんたちのお株を奪うかのようにウトナイ湖上空を飛んでいました。 ウトナイ湖では、鳥さん目当ての人の他に、飛行機を撮影していた人もいました。 ![]() (お鶴さんの飛行機JALがウトナイ湖上空を! ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() 地域によって、
ハクチョウさんの餌やりが良かったり、悪かったりと 対応が分かれているようです。 例えば、あのコハクチョウさんのマルさんがいた北海道の浜頓別町のクッチャロ湖では、 餌やりが行われていました。 管理されている方が、ハクチョウさんたちに餌をあげています。 一方、今日紹介するウトナイ湖では、禁止。 それを注意喚起するポスターや看板もありました。 ![]() (ハクチョウさんへの餌やりを禁じている4カ国の看板!ウトナイ湖にて) ![]() (ハクチョウさんの餌やりを禁じているポスター!ウトナイ湖にて!) 特に、鳥インフルエンザの影響からか、 全国の越冬地では、 ハクチョウさんたちへの餌やりが禁止になっているところが増えてきています。 ![]() さて、話が変りますが、 ウトナイ湖に行くのには、 新千歳空港から苫小牧行きのバスが約1時間1本程度出ていて便利なところにあるのですが、 そのひとつにこんなバス停がありました。 ![]() 同じバス停にあるのに、 「白鳥湖入り口」、ガムテープで貼って隠している「白鳥湖」という時刻表が掲載されている、 2つのバス停留所の看板が立っていました。 それも、同じバス会社の道南バスさんでした。 ふと、疑問に思ったので、写真に撮って後でduck4ブログで紹介した次第であります。 ![]() ![]() (ガームテープで貼られている「白鳥湖」のバス停! ![]() ![]() (「白鳥湖入り口」のバス停! ![]() ![]() (同じ場所に2つの停留場があります。 ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() 浜頓別町のホームページによると、
5月18日現在4羽のハクチョウさんがまだ居残っているそうです。 そのうち3羽は幼鳥のハクチョウさんです。 あのコハクチョウさんのマルちゃんは、写真からも姿が見えないので、 きっと、すでに、サハリン経由してシベリアへ向かっていることでしょう。 ![]() ![]() (コハクチョウさんのマルちゃん! ![]() 本題に入りますが、 浜頓別町には、たくさんのハクチョウさんをモチーフにしたものがありました。 そのひとつが、マンホール。 マンホールには、秋から春にかけて越冬しているコハクチョウさんがデザインされていました。 ![]() (親子のハクチョウさんのマンホール! ![]() ![]() (ツガイのハクチョウさんのマンホール! ![]() ![]() (はばたくハクチョウさんのマンホール! ![]() 確か、釧路市に行ったときには、タンチョウさんのマンホールがありました。 マンホールのデザインにも、その土地その土地でいろいろあるようです。 まさに、浜頓別町の観光資源のひとつが、コハクチョウさんたちが担っています。 それから、町の防犯ステッカーもハクチョウさんでした。 ここまでの入れようには、さすがのduck4も驚きした。 ![]() ![]() (防犯用ステッカーもハクチョウさん! ![]() それから、日本では大ブームになってご当地キャラ。 ちなみに浜頓別町は、スワットンという、ハクチョウさんと豚さんを合体したようなゆるきゃらのでした。 ![]() ![]() どういう由来があるのでしょうかね!? ![]() ![]() (浜頓別町のマスコット。スワットン! ![]() ![]() そして、次ぎに紹介するのが、 浜頓別バスターミナルです。 ここから、稚内、音威子府、枝幸、旭川行きのバスが発着しています。 この浜頓別バスターミナルには、浜頓別町立図書館も併設しています。 スリッパに履き替えて2階へ上がっていくと図書館があります。 そして、いつものようにduck4は、小著を寄贈。 ![]() ![]() ![]() すると、今では、町の人たちが、『ヒュッゲの国から』を読めるようになりました。 図書館司書の方には、感謝です。 ![]() ![]() (小著が所蔵されている浜頓別町立図書館! ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() 時々、アートに触れたいとふと思うことがあるduck4。
無数の作品の中から、自分の感性に合った作品と出会った時のあの感動の瞬間は、 たまらなく至福のひと時です。 ![]() さて、 ハクチョウさんの渡りを求めて北海道へ行ったduck4。 そのときに1枚の油絵の作品と出会いました。 ![]() その場所は、美術館ではなく、 ウトナイ湖野生鳥獣保護センターの館内でした。 ウトナイ湖に飛来、棲息する鳥さんたちの資料展示をしてる施設です。 ![]() (新田志津男さんの作品『寒い朝』より ![]() そこに新田志津男さんの作品『寒い朝』が展示されていました。 この作品には、越冬中のたくさんのハクチョウさんが立っていました。 きっと朝、塒を離れ、お腹をすかせたハクチョウさんたちが餌場にやって来て、 今まさに、給餌する人が、餌を撒こうとするところに 集まっている瞬間を描いているようでした。 ところで、最近、鳥インフルエンザの影響で、 ハクチョウさんに給餌するのを止めているところが多くなりましたが、 今でも雪に覆われて食べ物が減る季節に、越冬中のハクチョウさんたちに 給餌を行っている沼や湖もあります。 ![]() そこで、時間にもなると、 どこからともなくハクチョウさんが給餌場に集まってくる光景。 コォ!コォ!コォ!とトランペットを鳴らしているようなけたたましい鳴き声が 湖に響き渡っている様子を思い浮かべました。 ![]() ![]() ![]() ![]() (大きな体をひしめきながら群がるハクチョウさんたち! ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() クッチャロ湖でコハクチョウさんのマルちゃんと別れた後。
北海道苫小牧市にあるウトナイ湖に行きました。 この時は、ちょうど4月下旬。 大群のマガンさんたちは、美唄市宮島沼周辺に立ち寄っているという情報があったので、 もしかしたらウトナイ湖にはいないのではと思って行ってみました。 ![]() 案の定。 もうすでにマガンさんたちは、去った後でした。 しかし、湖面を見てみると、 何と、そこには5羽のハクチョウさんが悠々と泳いでいました。 大きな湖なので、5羽で一緒にくっついて共に行動したり、 また1羽だけ仲間たちから離れて泳いだりもしていました。 ![]() ![]() (5羽一緒のウトナイ湖の滞在組のハクチョウさんたち!? ![]() 話には聞いていましたが、 七北田川にいる飛べない5羽の滞在組のハクチョウさんたちがいるように、 ウトナイ湖にもいることを知っていたduck4。 ![]() もしかしたら、 そのウトナイ湖の滞在組の5羽のハクチョウさん!? ではないかと思い撮影しました。 そして、何か5羽とは。 七北田川にいる滞在組も5羽。 このウトナイ湖にいるハクチョウさんも5羽。 その数からしても、何らかの共通点に少なからずの縁ということを感じててしまったduck4でありました。 ![]() ![]() (一緒にいる4羽のハクチョウさん! ![]() ![]() (仲間から離れて1羽で泳いでいるハクチョウさん! ![]() ![]() (4羽が一列になって泳いでいきました! ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() コハクチョウさんのマルちゃんとduck4が出会えた、
北海道浜頓別町の白鳥飛来数履歴によると、 5月10日現在33羽のハクチョウさんがまだ残っているようです。 そして、もうすでに、 ほとんどのハクチョウさんたちは、旅立って行きました。 ピークは4月29日の2,746羽でした。 ちょうどduck4が、マルちゃんと出会えた時にも1,000羽ほどの ハクチョウさんたちがいたようでした。 さて、話の本題に入ります。 長時間、コハクチョウさんのマルちゃんをモデルにして写真を撮ったり観察していたら、 マルちゃんは、友人?仲間?それともお相手を連れてきてくれました。 でも、右後ろのコハクチョウさんは、マルちゃんに似ていて、 そして足環もついていました。 ![]() とても似たもの同士のコハクチョウさん。 どっちがどっちか最初、見分けがつかないほどでした。 ![]() あまりに似ているので、またまた兄弟姉妹。 いや、お相手なのかもしれません。 これだけは、コハクチョウさんのマルちゃんに聞いてみないことにはわかりません。 ![]() ![]() (手前がたぶんマルちゃん!右後ろの足環をつけたコハクチョウさんはマルちゃんそっくり!? ![]() でも、このマルちゃんの行動を見ている限り、 同じハクチョウさんよりも人の方に興味を持っていました。 どことなく、お調子者で商売上手でマイペースな性格の持ち主のようでもあります。 なぜなら、観光客が来ると、すぐそばに寄って来て、 パンをねだる仕草を見せます。 そうやって、ちょっとずうずうしくも愛嬌を振りまく処世術ももっているマルちゃんでした。 ![]() そんな、マルちゃんもduck4とのお別れを察したのか、 数羽のハクチョウさんを連れてきて、 何かを語りかけているようでもありました。 そして、ついに、マルちゃんとの別れのときがやって来ました。 duck4がその場を離れると、 マルちゃんもまた、どこかへと歩いていて消えていきました。 ![]() きっと、今頃は、マルちゃんとそのコハクチョウさんの仲間たちは、 宗谷海峡を越えて、サハリンを旅していることでしょう。 たぶん、また5ヶ月後には、 マルちゃんはクッチャロ湖に帰ってくることを信じているduck4であります。 ![]() ![]() (立ち去ろうとするコハクチョウさんのマルちゃん! ![]() (参考ホームページ) 『2013年秋~2014年春白鳥飛来数』浜頓別町ホームページより! ![]() ![]() ![]() |
![]() ハクチョウさんたちは、鳥さんたちの中でも意外と朝寝坊。
日の出の前から行動を開始するカラスさんたちとは違い、 日が昇ってからも、クチバシを背中に突っ込んでまだ熟睡しています。 湖面にいるので、まだ朝が一番寒くなるので、 すぐには体温が逃げてしまうので、丸まって寝ているしょうか。 朝6時頃に餌場のクッチャロ湖にduck4は行きましたが、 数はまばら、まだ寝ているハクチョウさんたちも多かったです。 そして、再び、9時に餌場に行ってみると、 芝生と我々見学者を仕切る柵の前では、 特に人馴れしているマルちゃんのようなコハクチョウさんたちが こっちをウロウロ、あっちをウロウロと歩き回っていました。 ![]() ![]() (建て看板を背後に立っているコハクチョウさんのマルちゃん! ![]() ![]() (餌をねだるハクチョウさんたち! ![]() 朝になり、パンを与えてくれる観光客がそろそろ現れる時間になり、 ソワソワして来て、行動に移しているのでしょう。 実を言うと、このような行動は、 あの七北田川にいる滞在組の5羽のハクチョウさんたちにも同様なことをします。 ![]() 餌を給餌してくれる地元の方が現れる前から、 同じ場所を何度も往復して探しています。 duck4には、全くその方の気配すらわからないのですが、 滞在組の5羽のハクチョウさんたちにだけには気付いているのでしょう。 気付くや否や、もうスピードでその方へと泳いでいきます。 日がだんだんと真上に来る10時から11時頃。 湖畔の真ん中で塒にしていたハクチョウさんたちが、 岸のそばまで飛んできます。 そして、クッチャロ湖の餌場は騒然とにぎやかになってきました。 コォ!コォ!コォ!と鳴き声が大きく響き渡ってきます。 中には、仲間同士で睨み合い、それでも両者引かないときには、 ケンカに発展することもあります。 ![]() (午前10時ごろのクッチャロ湖の餌場!) ![]() (仲間同士でケンカをするハクチョウさんたち! ![]() ![]() (暖かくなり餌場に飛んでくるハクチョウさんたち! ![]() 普段は、家族単位、小さな仲間群れで行動を共にしているハクチョウさんたち。 100羽単位で餌場に集まってるのを見ていると、 ハクチョウさんたちにも、 人間同様のように社会というものが存在しているように思えてならないduck4であります。 ![]() そして、ハクチョウさんの社会の一員の中にも、 あのマルちゃん のように、人馴れしたものいて、いつも人のそばをウロウロしているものもいます。 ![]() それも、ハクチョウさんの社会のようです。 ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() クッチャロ湖では、
餌付けは禁止されていません。 観光客でも、近くの売店でパンを買ってあげていました。 全国的には、 ハクチョウさんの飛来地では餌やりは禁止されている流れになっている中では、 めずらしい傾向です。 それを知ってか、芝生をウロウロしているコハクチョウさんたちは、 観光客からパンがお目当てのようでした。 ![]() そして、その1羽にあの目がとても真ん丸でおおきなマルちゃんもいました。 duck4がクッチャロ湖で観察していたところ、芝生の上を観光客を追いかけるように、 あっちをウロウロ、こっちをウロウロしていました。 そういう人慣れしたハクチョウさんは、どうしてもカワイイもの。 ![]() 本来ならば、野生の鳥。 コハクチョウさん。 あまりにも人間に慣れっこになるのは、これからサハリン、シベリアに渡ってからも、 野生の中で生きていけるのかとちょっと心配でした。 悪いに人や4つ足の動物に襲われたりしないか!?心配の種はつきませんでした。 そして、このマルちゃん。 duck4がカメラを向けると近くまで寄って来てきます。 ![]() ここに来る人だったら、 パンをあげてくれ良い人という言う気持ちをduck4は、ちょっとずるくも利用して、 マルちゃんには、ちょっとモデルになってもらいました。 すると、こんな至近距離まで寄って来ては、 いろいろな表情を見せてくれました。 ![]() ![]() (結構、首が細いですね!マルちゃん! ![]() ![]() (とても目がおおきなマルちゃん! ![]() ![]() (頬が緩んでいるマルちゃん! ![]() ![]() (すまし顔のマルちゃん!? ![]() ![]() (真正面からのマルちゃん! ![]() ![]() (横顔のマルちゃん! ![]() ずっと、ハクチョウさんを観察をしてきたduck4。 ここまで、本当の目と目の鼻の先まででの観察と撮影は、 滞在組の斑ちゃん、チンさんたちを例外として除くと初めてことでしょう。 そらから、よく、マルちゃんの足を見てみると、 水かきには足環がありました。 ![]() (足首に銀色の何かが..!? ![]() KANKYOUSHO TOKYO JAPAN 15A0036(マルちゃんの足環の番号) ![]() (KANKYOUSHO TOKYO JAPAN 15A0036という足環がマルちゃんに! ![]() やはり、案の定と思いました。 一度、人間に捕まった動物は、 また捕まってしまうということを聞いたことがあります。 ![]() このマルちゃんもまた、捕まって足環をつけられたことで、 人は怖いものではないことを知ったのでしょうか。 また、ここを、うろついていたら、食べ物を与えてくれる。 そのため、マルちゃんは近づくようになった、お人よしのコハクチョウさんへと成長してしまったようです。 それが良いか、悪いかを判断するのは、duck4は難しく、ちょっと複雑な気持ちにもなりました。 ![]() ただ、ハクチョウさんたちも、あまりにも人に近づいて、 悪影響を受けないか心配になってしまう時も、 duck4にはありました。 ![]() ![]() (すらっと首を伸ばしているマルちゃん! ![]() ![]() (どことなく憎めないマルちゃんです! ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() ちょうど、クッチャロ湖にduck4が行ったときには、
たくさんの渡り鳥のカモさん、ハクチョウさんが羽を休めていました。 ![]() ![]() 例えば、マガモさん、オナガガモさん、ヒドリガモさんもいました。 多くのカモさんたちは、ツガイのようで、 2羽だけの世界で浸っているようなに見受けられました。 日本を離れ、きっと、繁殖地での準備がもう始まっているのでしょうね。 ![]() ![]() (多くのカモさんたちが岸へやって来ました! ![]() ![]() (ツガイのオナガガモさん! ![]() ハクチョウさんたちも然りのようです。 観察しているとツガイで行動しているハクチョウさんたちが多かったようです。 そして、昨年生まれた幼鳥の数が、成鳥に比べて、極端に少なかったようにも感じました。 3羽の幼鳥のハクチョウさんたちに出会いましたが、 どうやら、親とは一緒にいるようではなく、離れたようでした。 親たちも繁殖の準備のため、子供のたちとも別れたのでしょうか? 近づいてくる幼鳥のハクチョウさんたちを追い払う仕草をしていました。 ![]() duck4の定点観測ポイントの七北田川では、見られない光景でした。 ![]() そして、それもそのはずだと思います。 ハッピーリングをしているツガイのハクチョウさんがいたということは、 このクッチャロ湖周辺まで渡りを進めていくと、 子供たちと別れる親ハクチョウさんも多いのではないかと、 思っているduck4であります。 ![]() ![]() ![]() ![]() (兄弟姉妹だけで一緒にいた子供の3羽のハクチョウさんたち! ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() サクラ前線、ツバメ前線は、気象庁でも発表していますが、
ハクチョウ前線!?はありません。 確かに、秋の飛来は、越冬地で新聞報道等で発表されます。 しかし、時折、 大群のハクチョウさんたちは、立ち寄っていますというニュースがあります。 でも、春の渡りは、全くいなくなったら、もう北へ向けて旅立ったのでは、 duck4も判断します。 ところで、ただいまのハクチョウさんたちの春の渡りは、進行中です。 4月下旬現在、北海道の美唄市周辺の宮島沼周辺に 多く立ち寄っているようです。 北海道在住のブロガーさんほぴすけさんの「日中のマガン・・・田んぼでの様子(喧嘩も・・・)」(4月26日付け)ブログでも、 宮島沼周辺のマガンさんやハクチョウさんたちについてブログに投稿されていました。 また、フェースブックで配信している白鳥通信swanさんでも、 やはり、宮島沼周辺にたくさんのハクチョウさんたちが、 立ち寄っているという情報を投稿されていました。 ハクチョウさんたちは、田んぼの土が雪解けによってゆるくなり始めた時期に、 北へと旅を進める習性があるのではないか? とduck4は考えています。 ![]() 仙台周辺では、ほとんど根雪にはならず、真冬でも餌場が確保でき、 多くのハクチョウさんたちが、越冬します。 そして、3月初旬には飛来組の本隊が、北東北に向けて旅立ちます。 ちょうど、北東北でも田んぼの雪解けが始まり、ハクチョウさんたちにとっても 餌場を確保できるからでしょう。 ![]() そして、今。 ハクチョウさんたちは、雪解けが進んだ石狩平野の北海道美唄市の宮島沼周辺の 田んぼの餌場に餌を探しているようです。 ![]() 実を言うと、 ハクチョウさんたちの春の渡りを調べに、北海道へduck4も渡りました。 苫小牧市のウトナイ湖では、もう飛来組のハクチョウさんたちはいませんでした。 そして、道央自動車道を北へと進んでいくと、 北海道美唄市周辺の田んぼで、 田んぼにて餌を探している飛来組のハクチョウさんたちと出会えるようになりました。 それから、旭川、比布、士別、名寄あたりにも、北へ向かう飛来組のハクチョウさんたちが 田んぼに立ち寄り餌を探していました。 ![]() それも、北海道も日々、暖かい日が続き雪解けが始まってきたから、 飛来組のハクチョウさんたちも餌場を確保できるようになり、 春の渡りが、道北地域に本隊が進んでいるのでしょう。 ![]() ![]() (【道央自動車道・旭川付近】雪解けの進んだ田んぼで餌を探しをしているハクチョウさんたち! ![]() ![]() (【宗谷本線・比布付近】田んぼで餌さ探しをしている飛来組のハクチョウさんたち! ![]() ![]() ![]() ![]() |
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duck4の定点観測ポイントの川には5羽の滞在組のハクチョウさん。大空を飛ぶことができませんが、元気に毎日、川を泳いでいます。この地域の人々にも愛され続けているハクチョウさんたちです。これからも、定点観測ポイントにいる飛べないハクチョウさんのこと中心にブログを配信していきます。今後ともに、宜しくお願いいたします。ブログ主宰者duck4より!
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