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デンマーク留学&ヒュッゲな人生の楽しみ方
生涯教育の学校、フォルケホイスコーレへのデンマーク留学体験をもとに、一冊の本にまとめたお話。
マガンさんの第一陣が宮城県に初飛来!
今日のduck4ブログでは、

最近の宮城県の鳥事情についてレポートします。


まず、はじめに、

9月20日に、27羽のマガンさんが、伊豆沼に初飛来したというニュースがありました。

この伊豆沼、蕪栗沼周辺では、マガンさん、カモさん、ハクチョウさんの越冬地。

毎年、

秋から冬にかけて、たくさんの冬鳥たちがやってきます。


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(9月21日河北新報の記事より「マガン初飛来」



その第一陣が、マガンさんでした。

まだ、田んぼでは稲刈り真っ最中なので、

稲刈り機から落ちた米をたくさんねらってやってくるでしょう。


その後、

10月中旬には、ハクチョウさんも北のシベリアから飛来します。

ハクチョウさんたちは、マガンさんたちよりもひとつ遅れてやって来るようです。


おそらく、

子供ハクチョウさんたちが大きくなり、飛べるようになるのを待つので、

10月中旬頃の飛来になるのでしょう。

とduck4は推察いたします。


最後になりますが、

定点観測ポイントの滞在組の5羽のハクチョウさんたちも元気です。

浅瀬で、水浴びをしたり、羽の手入れをしていました。

やった秋らしくなった仙台。


ツバメさんたちは、すでに南に旅立っていき、

少し、定点観測ポイントは寂しいです。


でも、

あと一月もすると、

滞在組の5羽のハクチョウさんたちの仲間たちもやってくるので

まもなく賑やかになることでしょう。



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(滞在組の5羽のハクチョウさんたちは水浴び中


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(一羽の水浴び中のハクチョウさん!








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[2012/09/22 07:46] | アヒル・白鳥・野鳥④ | トラックバック(0) | コメント(12) |
羽ばたけコウノトリ!
コウノトリを見たことがないduck4。


しかし、

デンマークにもどうやらコウノトリはいるようです。


デンマークのヘレネスというところにいたときに、

地元の人が、コウノトリが雛を育てられるように、を設置していました。


ハンス・クリスチャン・アンデルセンの『みにくいアヒルの子』に、

このような一節があるので紹介いたします。


「コウノトリが長い赤い足で歩き回っては、エジプト語でぺちゃぺちゃとおしゃべりをしています。

コウノトリはおかあさんからエジプト語をおそわっていたのでした。」


この『みにくいアヒルの子』の挿絵でコウノトリで色、形、姿を知ることになったのでした。


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(アンデルセンの『みにくいあひるの子』のコウノトリが描かれている挿絵より


実を言うと、

日本にもコウノトリがいます。


野外では、1971年に絶滅しました。

1985年に、旧ソビエトから6羽のコウノトリを譲り受けたのです。


1986年に、豊岡生まれのコウノトリが亡くなりました。

1989年には、旧ソビエトから来たコウノトリが雛を産んだのです。


それから、

コウノトリの自然復帰の取り組みが行われようになります。

2005年に、試験的に野生の中にコウノトリを放すことになったのでした。

2007年には、自然の中で、コウノトリの雛が誕生しています。


コウノトリは、ドジョウなどの小魚を食べます。

水田で農薬を使うようになり、ドジョウなどの小魚が激減。


そのため、

一時的にコウノトリが絶滅しました。



日本の水田や里山の環境が良くなることが、

コウノトリさんたちにとって、生きやすくなることでしょう。



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(屋根の上のコウノトリ!








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[2012/09/12 07:03] | アヒル・白鳥・野鳥④ | トラックバック(0) | コメント(12) |
鳥さんの生きとし生けるもの!
duck4の定点観測ポイントには、

鳥さんたちの縄張りがあるようです。


いつも、同じ場所で出くわすことがあります。

滞在組の5羽のハクチョウさん。

小魚を探している白鷺さん。

また、

藪の中には、雉さんたちのハーレムもあるようです。


すると、です。

アスファルトの上には、動かないでいる何かを発見!

duck4は、おそるおそる近づいてみることにしました。


それは、鳥さんのようです。


でも、

ずっと、眠っています。

全く、動こうとしません。

起きる気配もないのです。


もう、

体が冷たくなっていました。


鳥さんの体には、朝露の水滴がおちていたのです。


おそらく、

この鳥さんは、体だけをこのアスファルトの上に残して、

天国へと旅立っていたったのでしょう。




生きとし生けるもの!

いつか、わが身もそうなるときが来る事をduck4は、

この鳥さんから、改めて気づかされました。



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(アスファルトの上で永久の眠りについた鳥さん)




そして、

このままアスファルトの上にいるのは忍びない。

と思ったduck4は、

鳥さんに紫色の花を献花いたしました。


鳥さんの体は、お花で覆いつくされたのです。


この鳥さんの生涯はどうだったのかわかりません。


でも、

この鳥さん


よくこの辺りで、duck4は見かけておりました。

河川敷で休憩しては、飛んでいる姿を見かけてことがあったのです。

何と言う鳥さんか、名前を知りません。

夏の暑さに耐えられなかったのでしょうか?


そして、

この鳥さんの最後のときがどうだったかは、知るよしもありません。


どうか、健やかにお休みください!

どうか、天国へと無事、旅立ってください!

鳥さん


とduck4は、深々と祈りました。


追伸:

今日、9月11日は、東日本大震災から1年半。

心よりご冥福をお祈りいたします!





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(鳥さんへの献花!)









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[2012/09/11 06:56] | アヒル・白鳥・野鳥④ | トラックバック(0) | コメント(10) |
定点観測ポイントにはカルガモさんもいます!
duck4の定点観測ポイントには、

滞在組のハクチョウさん以外にも、

たくさんの鳥さんたちを見かけます。


そのひとつが、この鳥さんたち。

カルガモさんです。


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(ハクチョウさんたちも羽を休める中瀬にカルガモさんたちが...


このときは、川の水位がかなり低下してしまっていました。

よくここで、滞在組のハクチョウさんたちも休憩しています。


今回は、

カルガモさんたちでした。


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(一列になってスイスイ泳いでいるカルガモさん!


まだ、通年を通して、

duck4はカルガモさんの生態を

この定点観測ポイントで観察をしていないので、

なんとも言えません。


確か、

3月ごろから、カルガモさんたちは、既にいたかと思います。


日本全国で見かけられる鳥カルガモさん。

夏から秋になり、

これからのカルガモさんもウオッチングしていきたい、

鳥さんの一つです。


最後に、追伸。

ツバメさんは、そろそろ、南へと旅をする季節になります。


でも、まだ、

今朝も、ツバメさんがビューン!ビューン!

と飛んでいる姿を見かけました。


今も、皆様のお住まいの地域では、

ツバメさん見かけますか?






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[2012/09/03 04:32] | アヒル・白鳥・野鳥④ | トラックバック(0) | コメント(6) |
雉さんの群れに遊歩道で遭遇!
duck4の定点観測ポイントでは、

久しぶりに珍客に会いました。


草がぼうぼうと生えていた遊歩道を歩いていたところ、

草むらの方から、ゴソゴソゴソゴソ!という物音が聴こえてきたのです。


その方向に、視線をやると、

なんと、さんではありませんか。


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(オスの雉さんと前方には2羽のメスそれとも子供の雉さんを発見!)



2ヶ月ぶりくらいになるでしょう。

会うことができました。


最近、オスの雉がケーンケーン!と甲高い声で鳴かないので、

この河川敷から、どこか遠くへ飛んでいったのかと案じていたのです。


その草むらからひょっこり顔を出した雉さんは、

オスでした。


カラフルな色をしていて赤色もありすぐオスだと気づいたのです。


そのあとを追いかけるように、

たくさんの小さく、茶色の羽をつけた雉さんたちが何羽も遊歩道に現れたのでした。


小柄なので、子供の雉くんのようです。

確認しただけで10羽以上いたかと思います。


茶色の羽をもった雉さんたちは、ちょこまかちょこまか歩きながら、

再び草むらの中へと隠れていきました。


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(オス雉を追いかけているメスか子供の雉さん!)


duck4が持っている鳥図鑑によると...

(Pheasant)は、

一夫多妻で繁殖し、非繁殖期にはメス、オス別々に小さい群れをつくり生活するとのこと。

逃げるときに、走って逃げるとのこと。

飛ぶのは、あまり得意ではないそうです。



雉は、日本の国鳥

この日本の国鳥の雉さんに、定点観測ポイントで出会って思ったこと。

それは、雉さんにもっと頑張って欲しいと、願っているduck4であります。


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(1羽の雉さん!)









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[2012/08/31 07:36] | アヒル・白鳥・野鳥④ | トラックバック(0) | コメント(10) |
まもなく、ツバメさんともお別れですね!
残暑、お見舞い申し上げます

duck4ブログに訪問してくださっている、皆様はいかがお過ごしのことでしょうか。


こちら仙台も、最高気温30度越えの日々が続いております。

最低気温も25度までしか下がらない熱帯夜の日もあったので、

連日、窓を開けて寝苦しさをしのいでいます。


でも、

鳥さんたちは、元気ですね!

夏バテもせずに、ツバメさん、スズメさんは飛び回っています。


途中、

定点観測ポイントの滞在組のハクチョウさんに会いに行った帰りに、

電線の上に、ツバメさんが止まっていました。


飛び回っているツバメさんの写真に収めるのは、難しいので、

ちょっと、電線でお休みしているツバメさんをパチ!パチ!と撮影。


これは、duck4の推察ですが、

今年、巣立ったばかりのツバメさんでしょうか?

親らしきツバメも、何度も戻ってきていたようです。


あと、10日くらいすると、

ツバメさんたちは、仙台の上空から旅たつ季節!

ツバメさんが旅たつということは、が終わり。


季節は、秋へと移り変わっていくことでしょう。

一年は、本当に早いものです。


その電線に止まっていたツバメさんたちを見ながら、

duck4は、そう思いました。


まもなく、

ツバメさんの旅立ちとともに、お別れですね!




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(民家の電線に群がっていたツバメさん






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[2012/08/25 06:36] | アヒル・白鳥・野鳥④ | トラックバック(0) | コメント(2) |
duck4によるダックデザインとスワンデザイン!
duck4は、アヒルさんとハクチョウさんの絵を描いて見ました。

初めの作品は、これです。


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アヒルさんが「話す」です。

アヒルさんが、丸唇でアヒル口にして話しています。



次の作品は、これです。


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ハクチョウさんが「見る」です。

目から光線がでていて見ているのがわかるでしょうかね!?



第三番目の作品は、これです。



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ハクチョウさんが「書く」です。

口ばしに鉛筆を持って紙に漢字の「書く」をちょうど書き終わったところでした。




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四番目の作品は、これになります。

アヒルさんが「聞く」です。

耳を脇に描いて、聞いている姿がイメージできるように描いてみました。



最後の作品は、これです。


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アヒルが「起きる」です。

太陽が昇り、布団からちょうど起きたアヒルさんをイメージして描いてみました。


実を言うと、この5つの作品。

漢字の読み方の練習のためにつくりました。


duck4のダックデザインとスワンデザインはいかがですかね!?






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[2012/07/31 06:44] | アヒル・白鳥・野鳥④ | トラックバック(0) | コメント(12) |
白き大きな鳥たちのコロニー!
duck4は、白い大きな鳥が空を飛んでいるのをよく見かけます。

その白い大きな鳥は、ハクチョウさんに似ていますが、

ハクチョウさんではありません。


夏なので、

飛ぶことができない滞在組のハクチョウさんは、

duck4の定点観測ポイントにいますが、上空を飛ぶことはないでしょう。


その白い大きな鳥は、

海の方から田んぼへ方向へ、

また、田んぼから海の方向へ往復しています。


おそらく、

その白い大きな鳥は、塒と餌場

毎日、行き来しているのです。


先日、

その白い大きな鳥の塒に行ってきました。

その場所は、ビール工場の敷地内の松林に塒があります。


その鳥の正体は、白鷺(しらさぎ)です。


古代の人々は、白鳥(しらとり)のことを

白鷺さん、ハクチョウさん、鶴さん、コウノトリさんを総称して区別せずに言っていました。


確かに、

白鷺さんも、ハクチョウさんも、鶴さん、コウノトリさんも、

白くて大きな鳥ですよね!


duck4もまた古代人のように、遠くから見ていたので、

ダイサギ、チョウサギ、コサギ、アオサギまで区別がつきませでした。


しかし、

その塒には、100羽、いや200羽以上のの白鷺(しらさぎ)さんの群れがいたのです。

大きなコロニーでした。


duck4が持っている鳥図鑑によると、

白鷺さんたちは、松の木の上などに、コロニーをつくったりするそうです。


これは、duck4の推測ですが、

白鷺さんたちが、この場所にコロニーを作ったのは、

震災前には豊かな干潟が近くにあり、彼らの餌場があったこと。


また、

数キロ先には、田んぼも広がっていて,

彼らの好物の小魚がいたからだと思います。




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(ダイサギ、チョウサギ、コサギ、アオサギなどの白鷺さんたちのコロニー!








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[2012/07/25 06:26] | アヒル・白鳥・野鳥④ | トラックバック(0) | コメント(4) |
電線に止まっていたツバメの親子!
今年のツバメさんたちは、

4月上旬に、仙台で見かけました。


仙台管区気象台によると、

気象台周辺で初めて、ツバメの飛来を確認したのが3月30日だったそうです。

来年より、ツバメさんの飛来は早かったようです。


duck4の定点観測ポイント。

滞在組のハクチョウさんたちがいる川でも、

ツバメさんが勢いよく飛び回っている姿を見かけます。


ところで、

duck4にとって、

ツバメさんは、いつもビューン!ビューン!と飛び回り、

カメラ目線を決してしない、というイメージしかありません。


先日、

白鷺の塒のそばに行ってみると、

1羽の小鳥さんが電線に止まっていました。


duck4がデジタルカメラを構えても、全く逃げようとしません。

ずっと、そのツバメさんは動こうとはしなかったのでした。


しばらく、するとです。

2本の長い尾っぽをピーンと伸ばしたツバメさんが、旋回していて、

その電線に近づいてきました。


そして、

そのツバメさんは、その小鳥さんのそばに止まったのです。

子ツバメのためにを運んできたのでした。


巣立ったばかりのようです。

子ツバメは、餌を運んでくる親ツバメさんも待っていたのでしょう。

電線から離れませんでした。



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(ツバメの親子


まもなく、

仙台でも梅雨明けの季節。


梅雨明けごろになると、

子育て中の鳥さんたちが、

巣立っていったというニュースを最近、よく耳にするようになりました。


真夏の間。

ツバメさんたちは、葦原を塒にして集団で生活するそうです。


そして、

9月ごろになると、南へと渡りを開始します。


こうして、

ツバメさんたちの空中飛行を見られるのもあと1月半ぐらいなのかもしれませんね。



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(給餌を待つ巣立ったばかりの子ツバメさん!







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[2012/07/24 06:49] | アヒル・白鳥・野鳥④ | トラックバック(0) | コメント(4) |
津波で大打撃を受けた干潟でも自然が回復しつつあります!
かつては、

松林もあり、枝の上には白鷺たちが休んでいました。


カルガモさんたちも、養殖池には泳いでいたことがあったのです。

シギなどの鳥たちが、干潟をチョコチョコ歩きながら餌をさがしていました。


しかし、

東日本大震災の津波の後。

一変してしまったのです。


昨年の8月に、duck4が行ったときには

砂浜には、無数のプラスチック製のごみが砂浜に流れ着いていました。

風が吹くと、砂埃で不毛の大地と化していたのです。


松の木も津波で流され。

1羽の白鷺さんが、震災ごみがまだ多く残っている干潟で、

あてもなく魚さんを探していたのが脳裏の片隅に記憶していました。


生き物たちは、かつての震災前よりも激減していたのです。


ただ、そのときに、

水辺をちょこまか、ちょこまかと横歩きしているカニさんに出会えたことに

自然が回復するという淡い期待も感じたduck4でありました。


地元新聞によると、

津波後、干潟には、淡水が流れ込んでいったとのことです。


今まで、干潟に生息していた生き物たちは、瀕死の状態にあえいでいたとのことでした。


そして、

仮の堰を設けて、淡水が流れ込まないようにしたのです。

干潟には、海水と淡水が交じり合うようになり汽水域が回復していったのでした。


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(津波で壊滅的な被害を受けた1年4ヵ月後の蒲生干潟の様子!)



地元の人の話によると、

カイツブリ、ウ、白鷺、カルガモ、ミサゴ、オオタカ、ハヤブサ、バン、チドリ、シギなどの

鳥たちを確認したとのことです。

duck4も、

震災前に蒲生干潟で撮影した、

鳥さんたちの写真を探してみなければなりませんね!


最後になりますが、

蒲生干潟は、ゆっくりではありますが、自然回復していっているのでしょう。



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(河北新報の7月16日の海の日に報じた写真記事より!



最後に付け加えますが、

この干潟から上流には、duck4がウオッチングしている

滞在組の5羽のハクチョウさんがいます。







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[2012/07/20 06:34] | アヒル・白鳥・野鳥④ | トラックバック(0) | コメント(6) |
シラサギ(白鷺)さんはキツネさんがいても魚探しに夢中!
シラサギ(白鷺)は、決して動きません。

そのわけは、川で魚を捕まえようとしているからです。


もし、シラサギさんが動いたり、物音を立てたりしたら、

魚くんたちは逃げていってしまいます。


その光景を、

滞在組の5羽のハクチョウさんたちがいる

duck4の定点観測ポイントで見かけました。


その、シラサギさんが、魚を捕まえようと待っているときのことです。

そこには、2匹のキツネさんがいました。


かつて、5羽の滞在組のハクチョウさんとキツネさんが、

小競り合いを行った場所でもあったところです。


シラサギさんは、キツネさんの縄張り近くで魚を取ろうとしていました。


すると、です。

キツネさんは、水辺に、水を飲むためにやってきました。


しかし、

シラサギは、そこから動きません。

魚を取ることに夢中です。


「シラサギさんはキツネが近くにいるのを気づいているのですか?」

とduck4は思いました。

シラサギさんは、魚さがしをやめません。


一方、キツネさんは、シラサギさんには興味がないようでした。


これは、duck4の推察ですが、

キツネは彼らの縄張りの水辺で水を飲みたかっただけだったのかもしれません。


そして、

シラサギさんも、キツネさんたちには無関心のようです。



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(白鷺さんは、キツネさんの姿に知ってか知らずか魚を探す!



これが、ハクチョウさんたちなら、話が違います。

ハクチョウさんたちは、キツネさんに向かっていきました。

長い首を伸ばし、羽を広げて威嚇することでしょう。


最後になりますが、

シラサギさんにとっては、この場所は餌場

ハクチョウさんにとっては、縄張りと思っているのであるのでしょう。

もしかしたら、ハクチョウさんが、キツネさんに威嚇したのには、

縄張り意識の強さから、そのような行動に出ていたのではないか?


と、推察するduck4であります。


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(滞在組の5羽のハクチョウさんたちがキツネさんを威嚇!







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[2012/07/19 06:29] | アヒル・白鳥・野鳥④ | トラックバック(0) | コメント(8) |
真夏に向けて鳥さんたちの様子も変わりつつあります!
外が白み始めるとは、朝の4時過ぎ。

外が白み始めるや否や、鳥たちの鳴き声が聴こえてきます。


その鳥たちの中でも、ひときわ大きな声でなく鳥がいます。

カラスではありません。

スズメよりも早起きです。


実を言うと、

duck4は、その鳥を滞在組の5羽のハクチョウさんたちがいる定点観測ポイントや

我が家の家の近くで、最近見かけれようになりました。


その鳥は、頭に黒いヘルメットをかぶっているようです。

長い尻尾を持っています。

スズメよりも大きな鳥で、ハトくらいの大きさがあるでしょうか?


そして、

鳥図鑑とduck4の記憶を頼りに、調べてみることにしました。


どうやら、

その鳥は、オナガ(Azure-wing Magpi)のようです。

英語名にMagpiとあるように、カササギいやカラスの仲間でした。


このオナガは、とても警戒心が強く、

カメラを向けただけでもすぐに察知。

飛び去っていきます。


鳥図鑑によると、

繁殖後、群れをつくって、決まった時間に飛んでいく習性がオナガにはあるようです。


そして、

大きな声で「ギョーィ!ギョーィ!キュイ!キュイ!」と大きな声で鳴きながら飛んでいきます。


季節も、

夏になり、duck4ブログを訪問されているブロガーさんの地域では、

梅雨明けをされている場所にお住まいの方もいらっしゃることでしょう。


真夏になり、

繁殖も終わりに時期を向かえ、

鳥さんたちの様子も少しずつ変わりつつあることを肌で感じ始めたduck4であります。


それは、滞在組のハクチョウさんがいる川では、

多くのカルガモさんたちと出会うようになったからです。


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(滞在組のハクチョウさんのいる川ではカルガモさんもいます!







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[2012/07/18 06:30] | アヒル・白鳥・野鳥④ | トラックバック(0) | コメント(8) |
雁(ガン)さんたちは警戒心が強いことをデンマークで知りました!
どんな鳥が、一番、朝早起だと思いますか?


ある本の著者は、次のように言っていました。

カラスが、朝早く起きるとのことでです。


そして、

その著者が付け加えて、

スズメさんたちは、以外に朝寝坊の鳥とも言っていました。


実際は、どうなんでしょうか?


duck4は、

夕方になり、カラスの群れが「カー!カー!」と鳴きながら飛んでいく姿をよく見かけます。

おそらく、塒に向かうところなのでしょうか?

カラスは、夜には、群れをなして、森や大きな木に塒をつくって休みます。


なぜなら、

群れいると外敵から襲われにくいからだそうです。


確かに、

群れでいると外敵を察知しやすくなります。

鳥たちの生きていく知恵ですよね!



さて、話は変わりますが、

デンマークに行ったときに、duck4は、たまたま朝の4時ごろに目を覚ました。

外は白み始める瞬間でした。


すると、です。

1羽の鳥さん。

何の鳥だかわかりませんでしたが、鳴いたのでした。


多くの鳥さんたちが、白み始めたまだ薄暗い空の中で、一斉に鳴き始めたのです。

しばらくすると、あたりは、また静寂に包まれました。


1羽の鳥さんは鳴きました。

すると、仲間の鳥さんたちも鳴き始めたのです。

それは、合図だったに違いありません。


群れをなしていた鳥さんたちは、一斉に、大空へと飛び立っていきました。


かつて、duck4がいたデンマークのヘレネス。

duck4は、多くの鳥さんたちと出会いました。


今もですが、

鳥さんの名前には詳しくありませんが、

例えば、スズメさん、ツバメさん、クロウタドリさん、キジさん、コブハクチョウさん

そして、ガンさんに出会ったのです。


duck4は、

ヘレネスにある湿原に行って、

(ガン)さんの写真を撮るために近づいてみることにしました。


すると、

ガンさんは、duck4の気配に気づきます。


ガンさんの群れは、その場を飛び去っていったのでした。


duck4は、

ガンさんが、ハクチョウさんたちよりも警戒心が強いことをそのときに知るのです。




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(ヘレネスの湿原にいた雁の群れ!)


追伸:雁の名前を知っている方、duck4まで教えてください!







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[2012/07/12 06:27] | アヒル・白鳥・野鳥④ | トラックバック(0) | コメント(6) |
ウミネコさんを見ていたら、まるで私たちに生き方を教えてくれているようです!
鳥たちが賢い!

と、duck4は思うことがあります。


なぜなら、

鳥さんたちは、どこに自分たちの餌があるかを知っているからです。


冬の間、

人々は、ハクチョウさんたちに餌を与えていました。

それは、duck4の定点観測ポイントのひとつ。

必ず、真冬になると、ハクチョウさんたちが飛来して、越冬をしていたところです。


すると、です。

ウミネコさんが、そこには現れました。


ところで、

ウミネコさんたちの塒は、この場所と違うところにあります。


日が昇り始めるやいなや、

ウミネコさんは、どこからともなく飛んできて、

川を横切っている水道管の上で何かを待っているのでした。


しかし、

夏の季節には、

duck4は、この場所でウミネコさんたちを見ません。


おそらく、

ウミネコさんたちは、わが子を子育てするのに大忙しのことでしょう。



そして、

多くの鳥さんたちのみならずウミネコさんたちは、

この春から初夏にかけて繁殖を行います。


先日、duck4ブログで紹介した、

青森県八戸市の蕪島神社には、何万羽のウミネコさんたちが、

子育てのために集まっていたのです。


実を言うと、

蕪島神社に行くまで、duck4はあまりウミネコさんについて興味がありませんでした。


しかし、

彼らの繁殖地のコロニーで、何万羽とも数え切れないほどウミネコさんたちと出会って、

気持ちが変わったのです。


ウミネコの親が、一所懸命に子育てをしている姿に感銘を覚えたからでした。


ウミネコさんを見ていたら、

duck4は、強く生命の神秘を感じたからです。


それからというもの、

duck4はウミネコさんのことが好きになりました。



話は変わりますが、

デンマークでフィールドワークをしたときに、

ご婦人から話を聴くことができました。


「わたしは、かつて、自然学校で先生をしていました。しかし、交通事故に遭い、軽い障がいを

持ってしまいました。そして、ホイスコーレに入学。将来は、再び仕事復帰するか?

それとも、新たな人生を見つけて生きるのか?を思案中です。

このホイスコーレでは、『鳥の一生』について学んだり、鳥の羽を集めたり、良い教材作りをしたい!」

とわたしに話してくれました。


何か、duck4の心に留まったので、

小著『ヒュッゲの国から』に書いた次第です。


最後になりますが、

鳥さんたちを観察していると、

鳥さんたちは、生き方を私たちに教えてくれているように思えてなりません。


彼らが教えてくれたこと、

それは、鳥の生涯なのです。




DSCF5482_convert_20120711063412.jpg

(蕪島神社で撮影したウミネコさんの親子








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[2012/07/11 06:30] | アヒル・白鳥・野鳥④ | トラックバック(1) | コメント(6) |
スズメさんの学校!
夏至から10日以上過ぎましたが、

仙台での日の出は午前4時19分ごろ。

朝の3時半を過ぎたあたりから、空は白み始めます。


すると、です。

ブーン!ブーン!とエンジン音をうなりながら走っている車もほとんど走っていない街の中。

シーンとした静寂を破るかのように、

突然、

カラスが、カァ!カァ!という鳴き声だけが、響き渡るのです。


カラスの鳴き声は、目覚まし時計。

そして、

duck4はカラスに起こされ、目を覚ますのでした。


それから、

しばらくすると、

スズメさんたちが、チュン!チュン!と鳴きはじめます。


ちょっと、お寝坊さんなスズメさん!

それが、スズメさんたちのようです。


定点観測にいるハクチョウさんたちを探しに行くと、

昨日の大雨で、お腹がすいていたのでしょう。

水位が上昇した河川で、マコモだとを引っ張っている5羽のハクチョウさんを見かけました。


しかし、

この1月から追いかけ続けていた、

右羽をけがしたハクチョウさんと左羽をけがしたハクチョウさんには出会えなかったのです。

支流の方まで行っても、見つかりませでした。


再度、

duck4は、、2羽のハクチョウさんを探しを続けたいと思っています。

そして、無事でありますよねに願っています。


さて、バードウオッチングをしている最中に、

気になる鳥がいました。

それは、スズメさんです。


先日、duck4ブログでもスズメさんのことを書きました。

まさに、スズメさんたちにとって7月上旬は、巣立ちのとき。

親スズメさんから、餌をもらっているモコモコとしたまた産毛に覆われている

小雀も見ました。



DSCF6003_convert_20120708072008.jpg

(電線の上で給餌中の親スズメさんと小雀!



思わず、いつも持ち歩いているデジタルカメラでパチパチと撮ったのです。

電線に止まっている左側のモコモコしたのが小雀。

右側のシャープな体をしているのが親スズメさんです。


小雀さんは、餌をねだり、ピィピィ!と鳴くと、

親スズメさんが小さな虫を口ばしを通して給餌したいました。


まさに、親スズメさんは大忙し!

チーチーパッパ!チーパッパ!と鳴いている小雀に餌を与え

独り立ちに向けての教育を行う親スズメさんたちのスズメの学校の先生たちは、

大忙しのようです。



DSCF6010_convert_20120708073312.jpg

(河北新報7月4日付け新聞の読者からの投稿写真








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[2012/07/08 07:29] | アヒル・白鳥・野鳥④ | トラックバック(0) | コメント(7) |
スズメさんたちにとっての子育て奮闘中!
鳥さんたちにとっては、ベビーラッシュのシーズン


話は、ちょっと横道にそれますが、

上野動物園のジャイアントパンダの雌シンシンが

赤ちゃんを出産しました。


話を、元に戻しますが、

よちよち歩き、ぎこちなくバタバタ飛んでいる若鳥たちを

duck4は、よく見かけます。


おそらく、その若鳥は、ちょうど巣立ったばかりのようです。


ところで、

duck4は、いつもの滞在組のハクチョウさんいる定点観測ポイントと近くで、

このような光景に会いました。


1羽のスズメさんが、ヨチヨチ歩きながら、鳴いていたのです。

そのスズメさんは、毛がモコモコしていています。

ちょっと、しまりがなく、太っていたのです。


その巣立ったばかりのスズメさんは、親スズメを探しているようでした。


すると、です。

親スズメが、その若鳥の前に近づいてきました。


そして、

親スズメさんは、

子スズメに、小さな虫のような餌を与えていたのです。


子スズメが食べ終わるや否や、また、チュン!チュン!と鳴き始めます。


すると、

再び、親スズメさんは、子スズメのために餌を運んでくるでした。



ところで、

5月下旬から6月上旬ごろにも、duck4は同じ光景を見ていたのです。



さて、

昨年の話になりますが、

巣立ったばかりのスズメの子が、雨の降っていた日に、duck4のうちのバルコニーに

雨宿りをしていたことがありました。

そして、翌日の朝。

親スズメさんが、スズメの子の前に現れたことがあったのです。


たぶんですが、

我が子が心配で、朝になり現れたのかもしれません。


ところで、

今は、7月上旬

スズメさんたちにとっては、雛の第二の巣立ちの時期。

ちなみに、

第一回目のスズメの若鳥の巣立ちの時期は、5月下旬から6月上旬です。


そのため、

私たちは、子育て真っ最中の親スズメさんが子スズメに餌を与えている、

ところに出くわす機会も多いと思います。



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(親スズメさんと子スズメを発見!








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[2012/07/06 06:32] | アヒル・白鳥・野鳥④ | トラックバック(1) | コメント(6) |
ムクドリさんたちが群れをなして飛び回る季節が!
5月初めから6月初め頃までの話です。


duck4が滞在組のハクチョウさんたちを

ウオッチングしている定点観測では、ムクドリをよく見かけました。


ムクドリたちは、アスファルトの上で、動いている生物に興味があったのです。


そして、

そのアスファルトの上は、火で熱されていたフライパンのように、

メラメラと加熱されていたでした。


精根使い果たした毛虫やミミズたちは、

動くことができなくなっていたのです。


アスファルトで戻ることができなくなった毛虫ミミズ

ムクドリは、捕まえていました。


おそらく、

ムクドリたちにとったは、容易かったことだったのではと思います。


ところで、

ムクドリは、オレンジ色の嘴(くちばし)と足。

体全体は、黒色です。


夏になると、

ムクドリたちは、群れをなして飛び回っています。

また、

大群のムクドリさんたちが、電線の上に止まっているところも見たことがありました。





duck4が愛用している鳥図鑑によると、

このムクドリさんたちは、3月から7月の間に、年に1から2回の繁殖するそうです。


多くのムクドリさんたちは、一夫一妻ですが、中には一夫多妻もいるとのことでした。

繁殖しない若いムクドリさんたちは、群れをなしているとのことです。


そろそろですが、

大群のムクドリが一斉に空を飛んでいる姿を頻繁に見かけるようになるのも、

そう遠くない季節になってきました。


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(道路にいた虫をついばむムクドリ!







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[2012/06/28 06:12] | アヒル・白鳥・野鳥④ | トラックバック(1) | コメント(2) |
オシドリ夫婦のウソ!
オシドリと言えば、何を連想するでしょうか?


duck4が、真っ先に思い出す言葉。

それは、オシドリ夫婦です。


でも、

実を言うと、このオシドリさんたち。

一生、夫婦関係を結んでいるわけではありません。


カモさんもオシドリさんも

卵を温める抱卵をはじめるころには、夫婦関係を解消するそうです。


また、

次の繁殖を迎えるころには、

新しいパートナーを迎えることになります。


ここで、

duck4さんから、ひとつ忠告があります。


まさに、この6月は、結婚シーズン。

ブロガーさんの中には、仲人さんをしたり、

友人、恩人代表でスピーチをする方もいらっしゃるかと思います。


そのときのスピーチでは、

オシドリのように夫婦中むつまじく...!」

といった文言は、入れない方が言いかと思います。


もし、スピーチをされるのならば、

ハクチョウさんを例えにすることをお薦めします。


なぜなら、

ハクチョウさんは、一生パートナーを変えない。

別れないからです。


それに、家族想い!

夫婦で一緒に子育てをします。



また、

子どもが生まれて、シベリアから日本に帰ってくるときも

親子一緒に行動するからです。



話を、オシドリさんの話に戻します。

このオスのオシドリの写真は、

青森県の弘前市のお城で撮影しました。


オシドリたちは、木の穴の中に巣をつくるからです。

ちょうど、お城周辺は大木もあり、水辺のお堀もあり、

きっと、オシドリさんたちにとっては良い環境なのでしょうね!



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(弘前城にいたオシドリ!







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[2012/06/25 06:59] | アヒル・白鳥・野鳥④ | トラックバック(1) | コメント(10) |
すくすく育つデンマークの国鳥コブハクチョウさんのヒナたち!
デンマークの湖水では、

子どもを連れたコブハクチョウさんの親子をよく見かけたものです。


4月中旬から下旬の頃。

枯れ枝を集めてきて、外敵から襲われにくい、

湿地の真ん中に、巣をつくり始めます。


それから、

約40日間

親のコブハクチョウさんは、交代で卵を温めるようです。


また、

天敵から卵を守るために、

お父さんコブハクチョウさんでしょうか?

決して、見張りを怠りませんでした。


そして、

孵化したその日から、

親子のコブハクチョウさんは、行動をともにするようです。


恐らく、

今頃は、一年でも一番、日の長い季節。

夏至!


その透き通るような青い空。

湖面のさざなみを照らされるデンマークの太陽もと。

親鳥に見守られながら、コブハクチョウの子どもたちは、すくすくと育っていることと思います。


そして、

すくすく育ったコブハクチョウさんのヒナたちは、

生まれて3ヶ月もすると大空を羽ばたくことができるでしょう。





話は、少し、変わりますが、

日本に越冬していた、

オオハクチョウさんやコハクチョウさんたちは、

繁殖地のシベリアやツンドラで子育て真っ最中のこととでしょう。

そろそろ、孵化していることと思います。


そして、

10月には、また日本の空にハクチョウさんたちが

戻ってくることをduck4は、首を長くして待っているのです。


それも、

滞在組の7羽のハクチョウさんたちと一緒に!


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(デンマーク・ヘレネスで撮影した22時ごろの夕日に照らされたコブハクチョウさんの親子!







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[2012/06/18 06:49] | アヒル・白鳥・野鳥④ | トラックバック(1) | コメント(4) |
ウミネコさんの母親の背中にヒナがのって...!
duck4ブログでは、

今日も青森県八戸市の蕪島神社の

ウミネコさんたちのことを紹介いたします。


ウミネコさんの孵化の時期は、5月から6月

ということもあり、

まだ、抱卵中のウミネコさんの母親もたくさんいました。


すると、です。

ウミネコのお母さんの背中の中から、

生まれて数日ぐらいたったウミネコでしょうかね!?


一羽のヒナ鳥は、ひょこ!っと顔をだしていました。

きっと、母親の背中は、温かいのでしょう。

観察していると、ずっといました。


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(ウミネコの母親の背中にヒナのウミネコがのって!


このウミネコさんが、ちょっと、お尻を上げたときのことです。


何と、

お尻の下には、また2羽のヒナのウミネコが座っていました。


きっと、

親ウミネコのお尻の下は、

ヒナ鳥たちにとって、暖かくて、快適なんでしょうね!









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[2012/06/15 07:15] | アヒル・白鳥・野鳥④ | トラックバック(1) | コメント(10) |
ウミネコの繁殖地!
ウミネコさんたちが出迎えてくれました。

たくさん、たくさんのウミネコさんたちが、

蕪島神社の周辺を飛び回っています。


実を言うと、

この蕪島神社は、ウミネコさんたちの繁殖地なのです。


毎年、3月から8月ごろに掛けて、

多くのウミネコさんたちが繁殖のためにやってきます。


その数、何と3万羽以上とも言われています。


ちょっど、

duck4が、この青森県八戸市にある蕪島神社に行ったときには、

親鳥が、子育ての真っ最中でした。



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(蕪島神社内にいるウミネコさんたち


生まれたばかりのウミネコのヒナ鳥たちが、身を寄せ合っています。

時折、体を震わせてもいました。


まるで、

3羽のウミネコのヒナたちは、

寒さから、そして、外敵から身を守っているようでした。



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(身を寄せながらいるウミネコのヒナ鳥!



duck4が、ウミネコさんの繁殖地に行って思ったこと!


それは、

ウミネコさんたちの生きているという鼓動というエネルギーが、

こちらまで伝わってくるようでした。






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[2012/06/12 07:36] | アヒル・白鳥・野鳥④ | トラックバック(1) | コメント(12) |
歴史の一断面から見たハクチョウさんと人間の信頼!
今は、

鳥さんたちにとって、どううつる時代なのでしょうか?


その答えを鳥さんたちに、

duck4は聞いてみたいと思っています。


ただし、

duck4は推察するに、

湿原、沼が埋め立てられ、田んぼも少なくなり、森も開発されているので

生きづらくなっているのではないでしょうか!?


ところで、

わたしは、いろいろな本で、ハクチョウさんについて

調べていくうちに、ひとつ気づいたことありました。


それは、

江戸時代が、鳥たちにとって、良い時代だったこです。


その理由には、

徳川将軍時代には、人々が、野生の鶴、ハクチョウ、ガン、カモを

銃、棒、わなを使って捕らえることを禁じていたからでした


つまり、

鶴、ハクチョウ、ガン、カモさんたちには、

楽園の時代ではなかったかと思うのです。



以前にも、

duck4ブログでは、紹介したことがあります。


現在の宮城県の南部。

かつての伊達藩領内では、ハクチョウ信仰が熱心に行われてきました。

人々は、ハクチョウさんを神として祀ってのです。


そのため、

ハクチョウさんたちを殺しているところを見た宮城県南部に生活していた人々は、

その殺生をした人を襲ったりする事件がありました。


それは、幕末と明治時代におきた2度の「白鳥事件」です。


ところで、

明治政府は、「朱鷺とコウノトリを捕まえてはいけない!」という法律を定めました。

しかし、

ハクチョウさんは含まれていなかったのです。


そのため、

たくさんのハクチョウさんたちは、人々の狩の餌食になってしまいました。


これは、

北海道の話ですが、

漁師が、シジミを食べつくすのは、ハクチョウさんたちのせいであると

疑ったのです。


そして、

人々は、ハクチョウさんたちを撃ち殺したのでした。


けれども、調査の結果、

ハクチョウさんたちは、シジミを食べておらず、

藻を食べていたことがわかったのです。


1925年に、

日本政府は、ハクチョウさんたちを保護鳥として定めました。

ハクチョウさんたちは、天然記念物として指定されたのです。


でも、

保護鳥となったハクチョウさんたちの受難の時代は、続くのでした。


隠れて捕まえるものもいました。


また、

アメリカの進駐軍が、日本の池や沼でハクチョウさんたちを

撃ったといこともあったのです。


そのため、

ハクチョウさんたちは、人間を見ると恐れてしまっていたのでありましょう。


しかし、

全国の沼や池で、

人々が給餌するようになってから、

人間とハクチョウさんたちの関係は良くなっていったのです。


今では、

ハクチョウさんたちの方から、人間に寄ってくるようになりました。


先人たちの努力の賜物の結果、

人間とハクチョウさんたちの信頼は結ばれるようになり、

今に至っているのです。




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(イメージ写真:神社に奉納されていた番の白鳥の絵馬より!



(参考文献

『白鳥のいる風景』 本田清著 (日本放送協会)






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[2012/06/09 05:20] | アヒル・白鳥・野鳥④ | トラックバック(1) | コメント(4) |
ハクチョウさんとアヒルさんではどちらが純白!?
duck4にとって、

疑問に思っていたことがありました。


ハクチョウさんとアヒルさんではどっちが色白!?or


定点観測にやって越冬していたハクチョウさん!


今も、滞在しているハクチョウさんさんたちも、

よく見ると、純白ではないようです。


水にもぐって水草を食べるからでしょうか?

頭の部分が、白くない!ようです。



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(定点観測ポイントにいる右羽を怪我している滞在組のハクチョウさん!


そして、

2冊の本との出合いで、

そのduck4が思っていた謎が、少し解けたのでした。


ところで、

クッチャロ湖でハクチョウさんのお世話をしていた白鳥おじさん

その白鳥おじさんが、本の中で次のように言っていた言葉がとても印象的でした。

「ハクチョウさんの顔色、羽の色を見ていると、どこに越冬していたかわかります!」


特に、

錆びた鉄のように赤茶けた色になっているハクチョウさんが

新潟周辺で越冬していた個体だそうです。


確かに、

本田清著『白鳥のいる風景』(日本放送出版協会)の本では、

とても赤茶けたハクチョウさんたちの写真が、紹介されていました。



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(『白鳥のいる風景』の本の中で紹介されていた赤茶けたハクチョウさんたち





duck4が、定点観測をしているハクチョウさんも

アヒルさんのように白くないかなと思います。


しかし、

こちらの本で紹介している

白鳥さんの写真の方が、断然、赤茶けています。


はたして、

ハクチョウさんが、越冬している日本の河川、湖、沼は綺麗なのでしょうか?


ところで、

わたしは、立松和平著『北日本を歩く』(勉誠出版)の中で

次のようなことを書いていた箇所を見つけたので、ここに紹介いたします。


空の青にも海の青にも染まず漂う悲しいはずの白鳥は、

実は紙のように汚れものを写しとってしまうのである。

だからこそ悲しいのかもしれない
。」


読みながら思ったこと。

彼ら、白鳥さんたちは紙のように汚れているのかもしらないのです。


よく見ると、

ここにいる滞在組のハクチョウさんたちもまた、

全く、青や白色の純白の色ではありません。



なぜなら、

その川が綺麗でない。

とわたしは、思うからなのです。


そのため、

duck4は、同じ白色の鳥。

家禽のアヒルさんの方が白く見えたのでしょうね!



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(動物園にいたアヒルさんたち!やはりアヒルさんは白いと思う!?





(参考文献・引用文献

『白鳥のいる風景』本田清著(日本放送出版協会)

『北日本を歩く』立松和平著(勉誠出版)「一万羽のコハクチョウと熱い血が通いあう人」









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[2012/06/03 08:02] | アヒル・白鳥・野鳥④ | トラックバック(1) | コメント(7) |
鳥たちのさえずりと朱鷺の巣立ち!
初夏になり、

鳥たちのさえずりも活発になってきました。


チュン!チュン!

ヒュー!ヒュー!

コーン!コーン!


近くの民家では、いつもスズメさんがいます。

おそらく、その瓦屋根の隙間には、

スズメさんの巣があるのではないかといつも想像しているところです。


昨年は、巣立ちを果たした1羽の子のスズメさんが

一夜の雨宿りを我が家のベランダでしていきました。

そして、次の日では、白い糞を置き土産に

広い自由な大空へと飛んでいったのです。


さて、最近の鳥に関するニュースとしては、

野生で卵が孵化して、

外敵のカラスからも必死にヒナたちを守った朱鷺

その朱鷺のひな鳥が、無事に巣立っていきました。


duck4は、佐渡まで行って、朱鷺に会うことができませので、

ネット、新聞等で記事を探していたのです。


すると、地元紙に、朱鷺のヒナの巣立ちの瞬間

掲載されていました。


これから、若鳥の朱鷺さんには、さまざまな試練があるかと思います。

でも、その試練を乗り越えて、

朱鷺さんたちが、自由に大空を舞う姿をいつでも見られる、

佐渡になって欲しいですね!


野生復帰の先輩格。

コウノトリも、現在、自然の中で46羽の1世と2世が生息したのでした。


朱鷺さんたちにも自然の中で是非、子孫を残し、

頑張って生き抜いくれることを願っているduck4であります。




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(巣立ちした幼鳥の朱鷺!:河北新報5月30日新聞記事より






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[2012/06/01 07:08] | アヒル・白鳥・野鳥④ | トラックバック(1) | コメント(6) |
白鳥さんの石碑が白鳥を祀っている神社!
宮城県県南の地域では、

白鳥信仰が、脈々と続いています。


その理由のひとつとして、

ヤマトタケルの皇子の伝説に由来するようです。


そのことが、

この地で白鳥伝説が盛んになったようでした。


そして、

宮城県白石市越河から柴田町船岡までの

旧奥州街道の沿道には、私が知る限り5つ白鳥を祀った神社があるのです。


かつての旧奥州街道は、今では、交通の要所。

国道4号線、東北自動車道、東北新幹線、東北本線があり、

仙台と福島そして首都圏を結ぶ東北の大動脈になっています。


今日、duck4ブログで紹介する「白鳥の石碑」のある神社。

刈田嶺神社は、旧奥州街道の沿いにある蔵王町宮という集落にあります。



念願かなって、先日、duck4は、「白鳥」の石碑を見に、

この刈田嶺神社に行ってきたのでした。



そして、ちょうど本殿の後ろに回った時のことです。

そこには...!




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(5つの白鳥の石碑


白鳥の石碑が5つありました。

この白鳥の石碑が建立されたのが、江戸時代の中期(1661年~1673年)頃。

江戸時代後期(1854年~1860年)頃に建立されています。



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(向かって左端にあった石碑:まるで番の白鳥が見つめ合っている様子!


向かって左端にある石碑には、番の白鳥さんが描かれていました。

この番の白鳥さん!

お互い、向き合い、目と目とで見つめ合っているようです。

きっと、深い愛で結ばれた、夫婦仲が円満な白鳥でしょうね!


そして、

この石碑を見ていて、duck4が想ったこと。

それは、このように夫婦円満に描かれている夫婦の白鳥から、

この地域の人々が、いかに白鳥さんを大明神と崇め、大切にしてきたことが

伺われます。


白鳥さんと人間。

いや、人間と自然が共存していたのが、

江戸時代だったのかもしれませんね。



(参考文献)

『白鳥のいる風景』本田清著(日本放送協会)

『白鳥の古代史』芦野泉著(新人物往来社)










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[2012/05/28 06:59] | アヒル・白鳥・野鳥④ | トラックバック(1) | コメント(12) |
朱鷺2世が巣立ち!
昨日の5月25日

duck4にとっては、とても嬉しいニュースがありました。


それは番から生まれた朱鷺のヒナがすくすくと成長!

そして、一羽の朱鷺の若鳥が、巣立ちをしたからです。


野生の中で、

ヒナが成長したのは、1978年以来の38年ぶりのこと。



一時は、カラスさんが朱鷺の巣の近くまで来て、

どうなることかと思いました。


でも、親鳥は、両羽を大きく広げて、カラスを撃退。

それから、というものカラスは、朱鷺の巣には近づかなくなりました。


朱鷺の若鳥は、一時、巣から離れたものの、

また、すぐに戻ってきたようです。


2ヶ月ほど、

親鳥から、餌を貰ったり、狩の仕方を学んだりします。

天敵も多いことでしょう。


無事、

若鳥が成長して、自然界で頑張って生きていって欲しいものですね!


duck4の朱鷺の若鳥くんへの願いです。


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(親朱鷺がヒナを温めている様子:4月23日の新聞の写真より)



※皆さんのおかげで、大きなサイズで写真を載せることができました。

 ありがとうございました!











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[2012/05/26 06:03] | アヒル・白鳥・野鳥④ | トラックバック(1) | コメント(14) |
ハクチョウさんを大切にする心から起きた2つの「白鳥事件」!
5月17日のduck4ブログでは、

ハクチョウを祀る白鳥神社が多い東北地方!』

という記事を投稿しました。


特に、

宮城県南部では、

白鳥を祀る神社が多いようです。


そして、

宮城県南部の地域は、

かつて伊達家の領地。


この伊達家では、

ハクチョウさんとかかわる、さまざまなエピソードがあります。


そのエピソードのひとつに、幕末の頃。

伊達家は、幕府軍側についてために、官軍が攻めてきましたのです。


そこで、

伊達家の殿様である伊達慶邦が、白石を治めていた片倉小十郎に、言いました。


もし、槍のかわりに、白鳥の羽を竹につけて立てたならば、敵は、すぐに退散するだろう!」

という逸話が残っています。


このエピソードからもわかるように、

きっと、ハクチョウさんたちが、

伊達家にとっては、とても大切な守り神のひとつだったのでしょうね!


次のエピソードは、これも幕末から明治時代の話。

伊達家が、官軍に屈服したときの話です。


ある官軍の兵士が、白鳥を鉄砲で撃ちました。

それを見ていた、柴田藩の家臣が、阿武隈川にいた官軍の船に発砲


そして、伊達家にまで責任を及ぶことを恐れた、船岡を治めていた

殿様は、切腹したのです。


この出来事を後世では、「白鳥事件」として語りづかれています。


また、このハクチョウさんにかかわる事件は

明治時代になっても起きました。


それは、1882年のこと。

福島県から2人のハンターが、やってきて、白鳥を撃ち殺しました。

それを見ていた、住民が、そのハンターを襲います。


そして、ハンターは警察のところに駆け込み、保護してもらったのです。

警官は、そのハンターたちを安全なところまで逃げることができるように、

護衛することにしました。


ところが、です。


白石川の橋のところで、

怒った住民が、待ち伏せ。


護衛されていたハンターを

捕らえ川に投げ込んだ事件が起きたのでした。



この2つの白鳥事件は、ハクチョウさんを守る人々の悲劇の話です。


それだけ、

宮城県南部では、いかにハクチョウさんを神として祀り、

大切な存在として崇めてきたか?


が、伺える歴史の秘話だと、

duck4は、この「白鳥事件」を知って、思うのでした。




そして、

宮城県南部の白石川周辺では、

毎年、越冬のために、ハクチョウさんたちの末裔が飛来しています。





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(宮城県南部の白石川にいたハクチョウさん:4月上旬ごろ








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[2012/05/25 07:39] | アヒル・白鳥・野鳥④ | トラックバック(1) | コメント(8) |
デンマークで撮影した卵を温めているコブハクチョウさんとそのパートナー!
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(卵を温めているコブハクチョウさんとその番のコブハクチョウさん!



duck4が好きな1枚の写真!

番のコブハクチョウさんが、巣をつくり、卵を温めていました。


この写真は、デンマークで撮影したものです。

季節は、5月中旬ごろ。


それからというもの、ハクチョウさんの虜になりました。

また、もっと、ハクチョウさんたちの生態を知りたくなったのです。


そして、

小著にも登場させたくいらいです。


ちなみに、『ヒュッゲの国から』の中では...

デンマークの国鳥は、白鳥です。厳密に言えばコブハクチョウになります。ほとんどの白鳥は、一度結ばれたら
一生涯にわたって決して相手を変えないそうです。間違えてあひるの巣に卵を落としてしまうハプニングも
アンデルセンの童話の中にはありましたが、白鳥は同じカップルを愛し続けることになります。
しかしながら、デンマーク人はどうでしょうか。デンマーク人の多くは離婚を経験すると言われています。
デンマークの国鳥である白鳥とは正反対の生き方をするのです。


本の中にも、番のハクチョウさんの写真をいれてしまいました。


テンプレートからはみ出す!ことと思いますが、

フルサイズでアップしました。




ブロガーさんの皆様へ


写真が、テンプレートにかからないようにする方法をご存知の方!

duck4まで教えていただければ幸いに存じます。



CIMG1609_convert_20120523063944.jpg

(サムネイルで投稿した同じコブハクチョウさんの写真!



(引用文献

小著『ヒュッゲの国から デンマーク流人生の楽しみ方』(本の森出版)135頁3行~12行目)








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[2012/05/23 06:59] | アヒル・白鳥・野鳥④ | トラックバック(1) | コメント(10) |
ハクチョウさんたちはサハリンを旅しています!
北海道在住のブロガーさんのブログからも、

ハクチョウさんに関する投稿もなくなりました。


おそらく、中継地の北海道から、

ハクチョウさんたちは、

宗谷海峡を越えてサハリンへと旅を続けていることでしょう。


ところで、

duck4は、サハリンでのハクチョウさんの渡りのことを知りたくなり、

ネットサーフィンをしながら、情報を集めていました。


すると、ロシア人の研究者V・Aオスタペンコさんの研究。

『サハリンとその周辺地域のハクチョウ』の論文(藤巻裕蔵さんの日本語訳)

がネット上にあったのを発見しました。


そのハクチョウさんたちの渡りの調査は、今から20数年前。

ロシアが、まだソ連だった時代の1987年1988年にヘリコプター上空から行った、

ハクチョウさんたちの渡りの調査を論文として発表したののようです。


そのV.Aオスタペンコさんの調査によると...、


4月中旬から下旬にかけて、

北海道を旅立ったオオハクチョウさんやコハクチョウさんたちは、

南サハリンのアニワ(Aniva)湾からロソセイ(千歳)湾の浅瀬に集結するそうです。


1987年5月1日の記録によると、

ロソセイ(千歳)湾には、

約6000羽のハクチョウさんたちが集まったという記録があります。


それから、ハクチョウさんたちは、北サハリンへと渡りをして、

ピリツン(Piltun)湖の北西部にて、ヘリコプターからのハクチョウさんの調査をしたところ、

1987年5月8日には約5000羽がいました。


翌年の1988年に5月17日に調査を行ったときにも、

チャイヴォ(Tchaivo)湾には2000羽

ピリツン(Piltun)湾には、1600羽のハクチョウさんたちがいたそうです。



DSCF4638_convert_20120512091422.jpg

(サハリンの手書きの地図。見ずらいかもしれません!



ところで、

ハクチョウさんたちが、背中を背にできる南風が吹くとき。

逆風の北風のとき。

無風のときにも渡りをするのを見かけています。


ハクチョウさんたちは、7時20分から22時の明るい時間帯に飛びようです。

特に、渡りのピーク時間は、朝の8時から9時

夜の20時から22時に渡りをします。


しかし、ハクチョウさんたちは、15時から17時に掛けては、全く飛ばなかったようです。


渡りをするときには、ハクチョウさんたちは、群れをつくります。

その群れの数は、3羽から5羽の時から60羽から70羽という大群のときもありまちまちです。

大体、群れの数は、平均12.33羽から18.95羽でした。


そして、サハリンの北に位置するピリツン(Piltun)湾を、

多くのハクチョウさんたちが、飛び去ったのは、

1988年5月20日~21日の夜だったそうです。


5月27日のヘリコプターによる調査によると、

7羽のみのハクチョウさんがのこっていました。


かつて、1955年ごろには、

オオハクチョウさんが、この周辺でも繁殖していた記録もあったそうです。



最後になりましたが、

サハリンを渡るハクチョウさんの数は、年々増えてきています。

1955年の調査では、5000羽でした。

しかし、30年後の1985年ごろには、15000羽ほどに増えています。


これは、本で読んだことがありましたが、(タイトルは忘れてしまいました!

地球が暖かくなったことで、ハクチョウさんたちの食べ物も増えで

繁殖しやすくなったから増えたのではないかという説もあるようです。



今頃は、多くのオオハクチョウさんやコハクチョウさんたちは、

サハリンのどの辺りを旅しているのでしょうかね!


duck4は、とてもハクチョウさんたちの旅路が気になります。


DSCF4637_convert_20120512091153.jpg

(『鳥たちの旅』樋口広芳著(NHK出版)より)

(北海道のクッチャロ湖からサハリンへ飛びコハクチョウ「のりちゃん」の旅





(参考論文

『サハリンとその周辺地域のハクチョウ』V.A Ostapenko(日本語訳 藤巻裕蔵)より


(参考文献

『鳥たちの旅』樋口広芳著(NHK出版)






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[2012/05/12 09:09] | アヒル・白鳥・野鳥④ | トラックバック(0) | コメント(4) |
ツバメさんのニュースで日本語レッスン!
ニュースは、

日本語レッスンの良い教材になりそうです。


次回も、

ニュースを教材に、日本語レッスンをしたい!

と、デンマーク人の友人は、言ってくれたからでした。


しばらくは、ニュースを教材にして、

スカイプでのレッスンを続けようと思っています。



次回のテーマをduck4は、探していたところ、

良いニュースが見つかりました。


そのニュースは、やはり野鳥のこと!!!

それも、ツバメさんのニュースです。

概要は、以下の通りになります。



5月10日より、日本野鳥の会は、全国で、ツバメの調査をはじめます。


ツバメさんの数か増えたか、それとも減ったか?

放射能汚染の影響を受けたかどうかの調査です。


チェルノブイリの事故後、ツバメの体の色素や尻尾の異常がありました。

チェルノブイリ周辺では、研究者が、ツバメさんの数が減っていると報告しています。

日本野鳥の会は、ホームページ等で、多くの人々からの情報を求めています。



でも、このままだと、ちょっと難しいと思います。

文章が複雑で理解できないかもしれません。

特に、述語がとても難解すぎます。


そこで、もっとこのニュースを簡単に言い換えると...!


5月10日から、彼らは、全国でツバメについて調査します。

ツバメさんが、放射能汚染の影響を受けたかどうかの調査です。

チェルノブイリの事故後、ツバメの数は、減ったからでした。

日本野鳥の会は、人々から、たくさんの情報を求めています。



次回のレッスンの時には、使ってみたいと思っています!



ところで、

ツバメさんは、最近、住宅地周辺で見かけるようになりました。


恐らく、巣をつくり、卵を温めている親鳥が増えてきたからでしょうか?

河川敷を飛び回っているツバメさんは、多く見かけなくなりました。


わたしは、昨年より、ツバメさんに興味を持ち、

ウオッチングをしているからわかりません。


ツバメさんの数が減っているとのことでした。

その理由に、日本の家屋の事情があるのではないかとの話です。


ちょっと、心配な話ですね!


みなさんのお住まいの地域では、ツバメさん!

いますか?



CIMG8466_convert_20120511080732.jpg

(イメージ写真:アンテナにとまっている3羽のツバメさんたち!






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[2012/05/11 07:42] | アヒル・白鳥・野鳥④ | トラックバック(0) | コメント(6) |
プロフィール

duck4

Author:duck4
ニックネーム:ダック4(Duck4)
趣味:旅行、バードウオッチング(アヒル・ハクチョウ)
小著:『ヒュッゲの国からデンマーク流人生の楽しみ方』
(本の森出版)

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duck4の定点観測ポイントの川には5羽の滞在組のハクチョウさん。大空を飛ぶことができませんが、元気に毎日、川を泳いでいます。この地域の人々にも愛され続けているハクチョウさんたちです。これからも、定点観測ポイントにいる飛べないハクチョウさんのこと中心にブログを配信していきます。今後ともに、宜しくお願いいたします。ブログ主宰者duck4より!

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