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デンマーク留学&ヒュッゲな人生の楽しみ方
生涯教育の学校、フォルケホイスコーレへのデンマーク留学体験をもとに、一冊の本にまとめたお話。
2羽の朱鷺の若鳥たち!/遅れをとってしまう1羽のハクチョウさん!
duck4にとって、

今日も気になるニュースのひとつが、

朱鷺の若鳥の話!


巣立ったばかりの2羽の若鳥が、

一緒にいる姿が新聞記事に掲載されいました。


親鳥は、子どもに餌を与えず、

自分たちで、狩の仕方を学んでいるとのことです。


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(2羽の若鳥の朱鷺たち!:河北新報6月2日付け記事より



さて、話は変わりますが、

こちらの滞在組の7羽のハクチョウさんは、元気です!


7羽のうち、

6羽は、の向こう側で、スイスイと泳いでいました。


しかし、

もう1羽のハクチョウさんはいません。



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(堰きを登れず、1羽のハクチョウさんがいない!




以前にも、その1羽だけ、堰を登ろうと頑張ったのではあります。

ヨチヨチ、お尻をふりふり動かしながら歩いていたのですが、

登りきれず、断念!


そのハクチョウさんだけが、

上流の方に泳いでいってしまいました。


そして、今日もでした。


1羽だけが、上流の方へ泳いでいって、

草の根っこを食べたりと、

単独行動を余儀なくされています。


7羽の滞在組のハクチョウさんたちが一緒に泳いで、

下流へ向かって泳いでいくことがあります。


そのときも、

1羽だけ遅れてしまうハクチョウさんがいるのです。

もしかしたら、

そのハクチョウさんだと思います。


足腰が弱っているのか?

ただ、マイペースなハクチョウさんなのか?

いつもduck4は、判断がつきません。


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(1羽で下流に向かって泳いできたハクチョウさん!



定点観測ポイントでウオッチングをしていると、

この滞在組の7羽のハクチョウさんたちは、

7羽、一緒に行動したり、

4羽と3羽に別れて行動したり、

今日紹介したように6羽と1羽に別れることもあります。


滞在組のハクチョウさんたちのグループ行動も

その日によって、いろいろありそうですね!







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[2012/06/02 08:03] | 滞在組のハクチョウさん① | トラックバック(1) | コメント(6) |
ハクチョウさんたちにとっての自然環境!
北海道在住のブロガーの

Kasugaさん(『道東の野鳥写真』)のブログの中で...、


冬の間に死んだと思われるエゾシカやハクチョウの屍が横たわっている事があります」(※1

と言っていました。



そして、

duck4は、とても疑問に思いました。


なぜなら、

真冬には、多くの越冬中のハクチョウさんたちを宮城県では見ます。


しかし、

中継地の北海道に渡っているハクチョウさんの様子を

見たことがなかったからです。


そこで、

わたしは、立松和平さんの書かれた本。

北日本を歩く』(勉誠出版)の本の「一万羽のコハクチョウと熱い血が通いあう人

を読んでその疑問を解くことができました。


それは、3月下旬から4月上旬には、まだ北海道の湖は凍っています


コハクチョウさんたちは、湖が凍っているために、

満足に餌にありつけることができません。


また、

湖が凍っているということは、

ねぐらにしている場所も少なくなります。


そのため、

ハクチョウさんたちは、カラス、オジロワシ、キツネ、野犬などに

食べられてしまうのです。


まさに、

野生動物の極寒の自然の中で生きていく厳しさを実感させる

文章でした。


わたしが住んでいる、仙台、宮城県では、

北海道のように湖が凍ってしまうということは、想像できないことです。

真冬には、多数の渡り鳥たちが飛来します。


カモさん、ガンさん、ハクチョウさんたちの渡り鳥にとっては、

宮城県が、楽園のようです。


なぜなら、

湖や川が凍らないので、

水草などを水中から探すことができます。


話は少し変わりますが、

滞在組の7羽のハクチョウさんたちは、元気です。


ある方が、おしゃっていましたが、

一昨年あたりから、

ここには、ハクチョウさんたちが通年いる

とのことでした。


飛べなくなり、この河川敷に居つくことを決めたハクチョウさん。


その滞在組のハクチョウさんたちにとっても、

いつまでも、いつまでも安心して生きていける

自然環境が残ることを願うduck4であります。




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(一列に並んで泳いでいる滞在組のハクチョウさんたち!



(参考文献

『北日本を歩く』立松和平著(勉誠出版)「一万羽のコハクチョウと熱い血が通いあう人」

(参考・引用ブログ

(※1)Kasugaさん『道東の野鳥写真』の5月13日投稿ブログより







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[2012/05/29 07:26] | 滞在組のハクチョウさん① | トラックバック(1) | コメント(8) |
7羽のハクチョウさんたちが泳ぎながら移動しているときのコミュニケーション方法!
滞在組の7羽のハクチョウさんたちは、元気です。

一列に並んで、仲良く川を泳いでいます。


そして、

一羽が「コーン!コーン!」と鳴くと、

他のハクチョウさんたちが「コ!コ!」と鳴き返すのです。


そうやって、

仲間の居場所を確認しながら、河川敷を移動しながら泳いでいるのです。


よく観察している、

一羽のハクチョウさんが鳴くときに、首を上下に動かしています。


また、他のハクチョウさんたちも、

首を上下に動かしながら、鳴いているのです。



白鳥のいる風景本田清著(日本放送出版協会)の本の中で、

著者が、ハクチョウさんのコミュニケーション方法を観察したことが書かれていました。


お互いのハクチョウさん同士が鳴きあうのには、

水面から飛び立とうとするとき!

中空を飛んでいるとき!

に見られるそうです。


でも、

滞在組のハクチョウさんたちは、空を飛ぶことができません。


泳ぎながら移動する時にも、

飛んでいるときと同じような、

合図をして移動してコミュニケーションを図っている様子が見られます。



中空を飛んでいるとき。

河川敷を泳いで7羽一緒に泳いでいるときの様子が、

とても酷似していました。


著者が言う...

「カカカー、カカカカー。カカカー、カカカカー」と交互に鳴きながら飛ぶ。
この一定の調子は、互いの鳴き声の音波に感応しあっているように思われ、間合いが離れすぎたものは
少し高音を発するし、接触しすぎると低い声を発する」


(『白鳥のいる風景』より引用



この定点観測ポイントにいる7羽のハクチョウさんたちも、

1羽のハクチョウさんが仲間から離れていくと、甲高い声で鳴きます。


そして、

7羽一緒になって泳いでいるときには、

比較的低い声で、1羽のハクチョウさんが鳴くと、また他も鳴く。

鳴きあい、お互い合図を送ってコミュニケーションをしているようでした。




DSCF5021_convert_20120522065221.jpg

(滞在組の7羽のハクチョウさんたち


(引用文献

『白鳥のいる風景』本田清著(日本放送出版協会)210頁19行~211頁2行目









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[2012/05/22 07:31] | 滞在組のハクチョウさん① | トラックバック(1) | コメント(6) |
鳥と人間との間の警戒と信頼!
定点観測ポイントへ行く途中の出来事です。


住宅地の中を

高度約2メートルを

低空飛行している4羽のカルガモさんたちを発見。


恐らく、河川敷から飛んできたカルガモさんたちでしょう。

すると、です。

コンクリートのU字の上に不時着するのではありませんか!?


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(1羽のカルガモさんが側溝の中に...!


それから、1羽のカルガモさんが、何か見つけたのでしょうか?

側溝の中に入っていきました。

続けて、2羽のカルガモさんたちも、側溝の中に入っていったのです。



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(側溝に入ろうとするが3羽のカルガモさんと辺りを見回す1羽のカルガモさん!


でも、1羽のカルガモさんだけが、周りの様子を警戒してい模様でした。

決して、側溝の中には入らず、こちらの様子を注意して観察していたのです。


カルガモさんを含めて、野生のカモさんたちは、物音や気配にとても敏感。

ちょっとした異変に気づくと、すぐ飛んで逃げていってしまいます。


カルガモさんと人間との緊張関係が今も続いているからでしょう。


カルガモさんたちは、標的にされるので、

いつも疑って人間を見ているからだと思います。



このことは、かつてのハクチョウさんと人間の関係でもあったのです。

人間は、ハクチョウさんを射止めて食べていたことがありました。

そして、ハクチョウさんたちは、人間たちに近づかなくなったのです。

ハクチョウさんたちは、今のカルガモさんを含むカモさんたちのように、

緊張関係があったのでした。


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(橋の下を通っている5羽のハクチョウさんたち!



でも、ハクチョウさんたちを獲ってはいけないう禁猟が行われても、

すぐには、その緊張関係が崩れたわけではありません。


それから、日本全国では、ハクチョウさんたちに給餌をはじめました。

徐々ではありますが、

ハクチョウさんたちは、人間たちを信頼するようになってきました。


最近では、ハクチョウさんの方から、人間に近づいてくるようになったのです。


鳥と人間!

人間と自然!


信頼関係を取り戻すには、とても、とても長い時間がかかることですよね!



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(今日は5羽のハクチョウさんたちが一緒に行動していました!










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[2012/05/20 08:57] | 滞在組のハクチョウさん① | トラックバック(0) | コメント(4) |
ハクチョウさんが滞在している河川敷には人間が投げたゴミ!?
いつも、ハクチョウさんたちを観察している河川敷では、

いろいろな鳥たち、虫たち。

最近では、カエルも見かけるようになりました。


こんな市街地を流れる、

堤防がコンクリートになっている河川敷でも

動植物に出会えると、心がほっと癒されますね!


でも、好ましくないものと出会うこともあります。

それは、あたかも、人間が投げたであろうゴミなのです。



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(2羽のハクチョウさんたちが歩く脇に風呂が!?


ハクチョウさんたちが、ひなたぼっこをしたり

歩いたりする、河川敷に、風呂がありました。


この辺りでは、地震の後に津波が逆流したはずです。

でも、もう1年も経過しています。

このような場所に、風呂があるのは、ちょっと疑問に思いました。


もし、ハクチョウさんや水鳥たちが、濁っている水の中で気づくことなく

足をぶつけたら大怪我の原因になります。



また、この河川敷には、バイクが沈んでいました。

いつ頃からあるのかは、わかりません。

もしかしたら、津波で流されてきたのでしょうか!?


そのまま、バイクは、水の中に沈んでいました。



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(写真、左端にハクチョウさんたちが泳ぐ川でバイクが沈んでいます!



ハクチョウさんをウオッチングをて河川敷を歩いていると、

最近、廃棄したばかりのゴミも落ちています。


例えば、冬タイヤブラウン管のテレビ電化製品など。


それから、道路には、走行中に投げたのでしょうか?

コンビニエンスストアで買って食べ終わった、

プラスチックの弁当容器

おにぎりのプラスチックの包み紙


また、吸殻も落ちています。

犬の糞もありました。


その光景を目の当たりにすると、

悲しくなるduck4です!


みなさんは、

このゴミを捨てる光景を見て、どうのように思われますか?









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[2012/05/18 07:15] | 滞在組のハクチョウさん① | トラックバック(0) | コメント(10) |
ハクチョウを祀る白鳥神社が多い東北地方!
7羽の滞在組ハクチョウさんたちは、元気です。

朝になると、上流のねぐらから7羽いっしょ、下流に向かって、

スイスイ泳いできます。


初夏にも、こうやってハクチョウさんと出会えることは、

バードウオッチング好きのduck4としましては、最高です!



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(滞在組の7羽のハクチョウさん!



さて、今日のduck4ブログでは、

ひとつ「ハクチョウ」とことを古代史の観点から、研究した一冊の本を紹介いたします。


その本は、芦野泉著『白鳥の古代史』(新人物往来社)です。

その著者が、本の中で次のようなことを書いてました。


東北地方では、「白鳥信仰」が残っているということです。

東北人は、古の頃より、白鳥を崇めてきた歴史が脈々と続いてきました。


そのひとつの例として、

東北地方には、白鳥を由来にして、祀られている神社が多いということです。

確かに、宮城県には、白鳥神社が8箇所もあります。

特に、宮城県の南部には、白鳥神社が多く点在しているのです。


いまでも、

宮城県南部では、冬にもなると、多くのハクチョウさんたちが、

越冬しています。


恐らく、古代人も多くのハクチョウさんたちを見ていたことでしょう。

昔から、人々は、ハクチョウさんや多くの渡り鳥たちと共存していたのかもしれません。



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(いつも一緒の滞在組の7羽のハクチョウさんたち!




そのように、ハクチョウさんと古代の人々が共存できたのにもわけがあるようです。

東北地方は、稲作が遅れていて、また寒冷だったことが原因していると

著者は分析しました。


近畿地方など灌漑設備が整い、稲作が増産できていた地域では、

鳥による食害が多くみられたようです。

そのため、人々は、鳥たちを捕獲して追い払いました。


それ以降、鳥たちが寄り付かなくなったのです。


一方では、この東北の地では、人口も少なく、鳥たちを追い払うこともしませんでした。


著者の分析によると、

ハクチョウさんの糞には、リン酸が含まれていて、

寒い地域で米を作るときには、効果が現れるそうです。

ハクチョウさんたちの糞が、寒い地域での米作りに恩恵を与えてきたのでした。


そのため、

ハクチョウさんから恩恵を受けて、祀りたて神社を建立して、

途絶えることなく、ハクチョウさんなどの渡り鳥が、

渡りを続けてきたことでしょう。



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(duck4ブログにいつも登場する右羽を怪我しているハクチョウさんと左羽を怪我しているハクチョウさん



その末裔のハクチョウさんたちが、

こうやって毎年、東北地方にやってきます。


また、怪我をして飛べなくなっくなったハクチョウさんたちが、

こうやって、生きていける環境が残っています。


もっと、もっと、私たちが、先人とハクチョウさんとの間柄から、

鳥と人間との自然との共存を知恵を学ぶ必要がありそうですね!



(参考文献

『白鳥の古代史』芦野泉著(新人物往来社)










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[2012/05/17 07:38] | 滞在組のハクチョウさん① | トラックバック(0) | コメント(6) |
滞在組のハクチョウさんのそばには、たくさんの鳥たちがいますね!
滞在組のハクチョウさんのいる河川敷では、

多くの鳥さんたちと出会うことができます。


例えば、

キジ(雉)。

ハクチョウさんのねぐらにしていると思われる、

河川敷の砂浜付近で偶然、ひょこ!ひゅこ!と出てきたところ発見。


いつもは草むらに隠れて、

ケーン!ケーン!という甲高い声で鳴いている声しか聴くことが出来ない

キジさん!


今日は、キジさんの姿を見ることができました。


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(滞在組のハクチョウさんのそばをキジくんがひょこ!ひゅこ!歩いています!


まず、1羽のキジが、草むらから現れたのです。


美しい羽をもっているので

このキジは、雉くん!です。

オスになります。


すると、です。


前方には、見えずらいかもしれませんが

茶色の鳥が、草むらに向かって歩いています。

メスのキジさんです。


そして、後方からオスのキジくんが追いかけてきているのではありませんか!?

キジの夫婦でしょうか!?


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(茶色のキジと赤くオシャレなキジ!)


鳥の世界では、オス鳥の方がオシャレな鳥が多いようです。

オシドリ、オナガガモ、そして、キジくんもオスの方が派手!

メスを意識してのことでしょう。



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(草のそばを歩いているメスのキジさん!)


この番らしき、キジさんたちは、あっという間に、草陰へと消えていきました。

キジさんは、とても警戒心が強い鳥のようです。


わたしの持っている鳥図鑑によると、

このキジさんたち。

人間よりも地震の揺れには敏感なようです。




さて、下流のところ。

滞在組のハクチョウさんたちが、

上流のねぐらから下流に向かって泳いでいく途中には、

1羽の鵜(ウ)


カワウ(河鵜)いやウミウ(海鵜)でしょうか?

よくこの鵜(ウ)をこの浅瀬付近で見かけます。


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(カワウそれともウミウ!どちらでしょうか?)


遠くからなので、河鵜(カワウ)、それとも海鵜(ウミウ)か判別できません。

鵜(ウ)は、羽をバタバタ!と羽ばたかせていました。


ウは、水面にもぐるために油分が少ない鳥です。

水にもぐった後に羽を乾かすために、

バタバタ!と羽を羽ばたかせていました。


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(画面中央にいるのはウ(鵜)。ウミウでしょうか?それともカワウでしょうか?)


話は、また、滞在組のハクチョウさんに戻しますが、

7羽の飛べないハクチョウさんたちは、元気です。


お腹がすいたとらしく、

ハクチョウさんたちは、

首を水面に突っ込んで水草を食べていました。



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(滞在組の7羽のハクチョウさん!



ハクチョウさんのことを調べてみると、

この宮城県では、白鳥に関する伝説。

白鳥を祀っている神社もあります。


古来より、この地では、ハクチョウさんたちは、

人間に親しまれてきた鳥だったようです。










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[2012/05/13 07:52] | 滞在組のハクチョウさん① | トラックバック(0) | コメント(8) |
滞在組のハクチョウさんたちの性格がわかってきます!
5月6日付けのduck4ブログの

5キロもスイスイ泳ぐことができるハクチョウさんたちの足の力!では、

滞在組の7羽ハクチョウさんが、

みんなで下流に泳いでいったことを紹介しました。


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(みんな一緒に下流に向かって泳いでいった滞在組の7羽のハクチョウさんたち!



そのハクチョウさんは、また川をさかのぼり、

下降から8キロ付近の上流に戻ってきたようです。


7羽のハクチョウさんが、

同じ場所に戻ってきたわけではありません。


1羽のハクチョウさんは、下流から6キロ付近の

浅瀬にいました。

片足で立って、ときどき羽づくろいして、休息中の様子です。


もしかしたら、このハクチョウさんは、ひとりぼっちでいることが

好きなのでしょうか?


時々、単独行動をします。


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(片足で立っているハクチョウさん

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(片足で立って羽づくろ中のハクチョウさん!一人ぼっちがすきなのかな!



そして、

もう1羽のハクチョウさんは、

砂場付近の河川敷で泳いでいました。


一度は、仲間の5羽のハクチョウさんたちのところ、

堰の向こうに登ろうとしましたが、

登れず、諦めて、砂場近くの川で水草を探しているようです。


このハクチョウさんは、仲間と一緒に行動をしたかったのでしょうか!?


でも、

体力的に、ついていかなかったのかもしれません。



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(堰を登れず諦めて戻ってきたハクチョウさん!



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(気を取り直して、水草探しをするハクチョウさん!


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(首を伸ばして堰を登って泳いでいる仲間のハクチョウさんのことが気になっている様子!




それから、5羽のハクチョウさんたちは、

逆流をものともせずに、堰をひょいひょい!と駆け上がりながら歩き、

堰の向こうで泳いで餌を探しているようでした。


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(堰の向こう側に登っていった5羽ハクチョウさん!


それぞれのハクチョウさんもけがの状態!

体力状態

性格もあるのでしょうか?


1羽でいるのが好きなハクチョウさん!

自分のペースを大切にするハクチョウさん!



いつも2羽のオオハクチョウと一緒にいるコハクチョウさん!


定点観測でスワンウオッチングをしていると、

それぞれの性格がわかってくるような感じがします。









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[2012/05/08 07:34] | 滞在組のハクチョウさん① | トラックバック(0) | コメント(8) |
5キロ以上もスイスイ泳ぐことができるハクチョウさんたちの足の力!
ゴールデンウィークは、いかがでしたか?


今日で、ゴールデンウィーク最終日。

旅先から帰ってくるという、ブロガーさんもいらっしゃるかと思いますが、

どうか、気をつけてお帰りください!



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(鯉のぼり!



今朝、河川敷へ行ってみると、

何か、「コーン!コーン!」という鳴き声が聴こえてきました。

実を言うと、6羽滞在組のハクチョウさんが一列になって泳いできたのです。


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(上流から泳いでくるハクチョウさんの群れ!



でも、

いつもなら、7羽いるはずなのハクチョウさん!


1羽、足りません。


どうしたのかと、ちょっと心配しました。


すると、です。

あとから、もう1羽のハクチョウさんが泳いできました。


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(あとから悠々の泳いできたハクチョウさん!仲間たちと合流!



観察していると、

このハクチョウさんは、いつも、ゆっくりと泳いでいます。

そして、最後尾を悠々と泳いでいるのです。


今日は、上流よりも2.5キロ先のこの場所で遭遇。


昨日、たらふく食べたとらしく、

ハクチョウさんたちは、上流の2.5キロ先から泳いで、

ここまで、来たようです。


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(7羽のハクチョウさんたちが合流。そして一羽のコサギ!


また、泳ぎ足りないようで、ここから、下流に向かって、

ハクチョウさんたちは、一列になって泳いでいきます。


鉄道の橋の下を越え。

国道の橋の下を越え!


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(スイスイ泳ぐハクチョウさん!



それでも、止まることなく、

ハクチョウさんたちは、スイスイと泳いでいきます。



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(高速道路の橋の付近まで泳いできたハクチョウさんたち



高速道路の橋の下を超えるところまで追跡してみました。

2キロぐらいの距離でしょう。


この先は、下降に近くなるので、

川幅も広くなり、

また葦で見えなくなり、

ハクチョウさんたちの姿を見失ってしまいました。



飛べないハクチョウさんたちは、足を蹴りながら泳いでいきます。

その足の力はすごいもの!


5キロ以上も、水に浮かびながら泳ぐことができます。

ハクチョウさんの身体能力の高さに感心させらるduck4でした。







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[2012/05/06 07:28] | 滞在組のハクチョウさん① | トラックバック(0) | コメント(6) |
先日の大雨後の滞在組の7羽のハクチョウさんの様子!
5月3日から4日に掛けての大雨で、

宮城県地方も浸水した地域もありました。

一時的に避難した方々もいらっしゃったようです。


そして、今朝、いつもの定点観測ポイントに、

滞在組ハクチョウさんたちの様子を観察しに行って来ました。



すると、です。


7羽のハクチョウさんたちは、2班に別れていました。




河川敷の砂場にはハクチョウさんは4羽が、いたのです。

いつもは、7羽一緒にいるのですが、今日はいません。



3羽は、陸に上がっています。

1羽のハクチョウさんは羽ずくろい中のようです。



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(河川敷の砂場にいる3羽のハクチョウさん




もう1羽のコハクチョウさんは、暑いのか?

それとも体を清潔にしたいのか?

何度も、何度も水にもぐっては、また、もぐるを繰り返していたのです。



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(水浴び後、羽をばたつかせているコハクチョウさん




4羽のハクチョウさんたちがいる河川敷の砂場の近くには、

サクラ並木もあります。


しかし、もうすでに葉桜。

まわりの草木も新緑真っ最中といったところです。



さて、あと、3羽のハクチョウさんは、どうしたのでしょうか?



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(お腹がすいている3羽のハクチョウさん!



その3羽のハクチョウさんの中には、

あの右羽をけがしているハクチョウさん。

そして、左羽をけがしているハクチョウさんもいました。


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(奥が右羽をけがしているハクチョウさんと手前が左羽をけがしているハクチョウさん


お腹がすいていたらしく、

3羽のハクチョウさんたちは、水草を食べることに熱心です。



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(お食事中の3羽のハクチョウさん。真ん中で右羽をけがしているハクチョウさん!



これは、わたしの推測ですが、

この3羽のハクチョウさん。

餌を求めて、下流にいったものの、川の水の流れが激しくて、

戻れなくなってしまったのかもしれません。


左羽をけがしているハクチョウさんは、4羽のハクチョウさんを呼ぶように、

コーン!コーン!」と鳴いていました。

まるで、こっちに来い!こっちに来い!

と呼んでいるようだったのです。

いつも、控えめでおとなしい左羽をけがしているハクチョウさんですが、

今日は、仲間を心配してか、とても積極的でした。


右羽をけがしているハクチョウさんは、大食漢とみえて、

食べることにご熱心のようです。


もう1羽のハクチョウさんもお腹がすいていたらしく、

水草をおいしそうに食べていました。



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(水草を食べているハクチョウさん




最後になりますが、

この大雨の中も無事、だったことにほっとしたduck4です。













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[2012/05/05 07:21] | 滞在組のハクチョウさん① | トラックバック(0) | コメント(6) |
ハクチョウさんの食事シーン!
飛べないハクチョウさん。

渡りをしないでとどまっているハクチョウさんは、

元気
です。


duck4ブログの読者さん。

どうか、ご心配しないでください!


いつも、8羽がいっしょに仲良く河川敷を泳いでいます。

最近では、ねぐらも移動していて、

太平洋から8キロ上流をさかのぼったところにいるようです。



ところで、わたしは、

ハクチョウさんたちが、水草、葉っぱ、根っこを食べていたところを

見ることができました。


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(手前は左羽をけがしたハクチョウさん!奥は右羽をけがしているハクチョウさん!



そして、いつも8羽で一緒に行動していたハクチョウさんの中には、

もちろん、

右羽をけがしているハクチョウさん。

左羽をけがしているハクチョウさん。

もいたのです。


右羽をけがしているハクチョウさんは、首を長く伸ばして

草の根っこや草の葉っぱをかじっていました。

根っこは、とても硬いので、何度も何度も口ばしを使ってかじっていたのです。


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(長い首をねじ曲げながら根っこを引っ張っている右羽をけがしているハクチョウさん!


一方では、左羽をけがしているハクチョウさんもまた、長い首を伸ばして、

根っこを食べるために、何度も何度もくりかえすように、口ばしをつかって

かじっていました。


DSCF3819_convert_20120422091751.jpg

(一緒に根を引っ張って食べている手前が左羽をけがしているハクチョウさん!奥が右羽をけがしているハクチョウさん!




右羽をけがしたハクチョウさんも左羽をけがしているハクチョウさんも

食欲旺盛

特に、体の大きい右羽をけがしているハクチョウさんは、こちらのことを全く気もとめずに

食べていました。



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(ゴソゴソ!と口ばしを使って引っ張る右羽をけがしているハクチョウさん!



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(再び、ゴソゴソ!と口ばしを使って何度も何度も引っ張っている右羽をけがしているハクチョウさん!



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(違うところに移動して、再び、ゴソゴソ!根っこを引っ張り飲み込んでいるハクチョウさん!


ハクチョウさんをウオッチングしていて、

初めて気づいたことがあります。

それは、ハクチョウさんの目の周りにはリングがあることです。


これは、『道東の野鳥写真』について書かれている、

北海道在住のブロガーのKasugaさんの「オオハクチョウ」の記事で教えて頂いただきました。

まさに、よく見ると、ハクチョウさんにはアイリングがあったのです。



ブログをしていて、

コメントを頂くと、

いろいろなハクチョウさんの情報を知ることができ、とても助かっています。

ブロガーさんの皆さん。

ありがとうございました








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[2012/04/22 08:45] | 滞在組のハクチョウさん① | トラックバック(0) | コメント(8) |
きっと2羽の飛べないハクチョウさんも大空を飛びたいのですね!
4月も中旬に入り、

定点観測ポイントの河川敷では、

10羽ほどハクチョウさんたちが、

北へと旅立つことなく生息している模様です。


あの右羽をけがしているハチョウさん!

左羽をけがしているハクチョウさん!

は、いつも一緒です。


この右羽をけがしているハクチョウさんと左羽をけがしているハクチョウさん

に聞いてみなければわかりませんが...!


もしかしたら、夫婦かもしれません。



DSCF3512_convert_20120415080426.jpg

(画面手前が右羽をけがしているハクチョウさん!画面が左羽をけがしているハクチョウさん!



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(右羽をけがしているハクチョウさんと左羽をけがしているハクチョウさん!



すると、です。

奥から、3羽のハクチョウさんが泳いでやってきました。

2羽は、オオハクチョウ。

1羽は、コブハクチョウでした。


そのとき、右羽をけがしているハクチョウさんと左羽をけがしているハクチョウさんは、

3羽のハクチョウさんに向かって、「コーン!コーン!」

と甲高く鳴いていました。



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(2羽の飛べないハクチョウさんと3羽の飛べことができるハクチョウさん!



出会えたことが嬉しかったのでしょう。


かつても、

この右羽をけがしたハクチョウさんと左羽をけがしているハクチョウさんは、

仲間のハクチョウさんたちが、上空を通過しているときに、

甲高い声で、「コーン!コーン!」と鳴いていたのです。


それから、数分。

彼ら5羽のハクチョウさんたちが、一緒に泳いでいましたが、

3羽のハクチョウさんたちは、飛び立って行きました


DSCF3516_convert_20120415082530.jpg

(飛び立った3羽のハクチョウさん!


DSCF3517_convert_20120415082444.jpg

(大空を飛んでいる3羽のハクチョウさん!



それを見ていた、2羽の飛べないハクチョウさんたちも、

羽ばたき2から3度するのですが、断念しています。


きっと、この2羽の飛べないハクチョウさんも、

仲間のハクチョウさんと一緒に飛びたいのでしょうね


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(小さくて見えにくいですが、右羽をけがしているハクチョウさんが羽ばたこうとしている!







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[2012/04/15 08:16] | 滞在組のハクチョウさん① | トラックバック(0) | コメント(4) |
ハクチョウさんの絆の社会学!
今もなお、およそ10羽のハクチョウさんが、

定点観測ポイントにはいます。


もちろん、この冬から追い続けていた、

右羽をけがして飛べないハクチョウさん。

左羽をけがして飛べないハクチョウさん。

も、いつも一緒に泳いでいます


元気です。

安心してくださいね



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(いつも一緒の2羽の右羽をけがしたハクチョウさんと左羽をけがしているハクチョウさん




それから、いつも3羽で一緒に泳いでいるハクチョウさんもいます。

そのうち一羽ハクチョウさんは、右羽が壊死していたのです。

遠くからでも、その羽の状態がわかるほどに傷ついていました。



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(右羽を壊死している一羽のハクチョウさん



もう一羽は、とても体が小さいハクチョウさんです。

オオハクチョウだと思います。

体の羽は白いので成鳥でしょう。


これほど、小さい成鳥のハクチョウさんを見たことがありませんでした


そして、この2羽の中に一緒にいるもう一羽ハクチョウさん。


計3羽でいつも水草を探して、川をスイスイと泳いでいます。

元気なので心配ないでしょう



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(いつも一緒にいる3羽のハクチョウさん。一番奥の成鳥のハクチョウさんが体が小さい





それから、もうひとつの小グループがあります。

ここには、いつも2羽一緒で行動しているオオハクチョウさん。

もしかしたら番のハクチョウさんだと思います


そこに、なぜか1羽コブハクチョウさんが一緒にいるのです。

このコブハクチョウさんは、ちょっと体が小さいかもしれません。

ちなみに、コブハクチョウは、オオハクチョウより体が大きいハクチョウです。


このコブハクチョウさんですが、羽ばたいたところを見たことがあります。

数メートルほど飛んで、すぐに着水していました。



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(3羽のハクチョウさんのうちオレンジ色の口ばしがコブハクチョウさん



これで、ちょっと確認。


2羽(いつもduck4ブログで登場する飛べないハクチョウさん!)+

3羽(右羽を壊死したハクチョウさん。とても小さな成鳥したハクチョウさん。もう一羽!)+

3羽(コブハクチョウさんとその2羽のカップル!)+



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(合計8羽のハクチョウさんたちが一列になって川をスイスイ泳いでいる


そして

2羽ハクチョウさんは、空を羽ばたくことができます

いつも、一緒に行動しているようです


ハクチョウさんにあたなは、カップルですか

と聞いてみないとわかりませんが、いつも一緒にいるので、

おそらく夫婦のハクチョウさんだと思います。


2羽(飛ぶことができるハクチョウさんのカップル)

10羽(合計)。


この定点観測ポイントでは、まだ渡りをせずにとどまっている

ハクチョウさんです。


日が昇り始める朝5時

目が覚めると、ハクチョウさんたちは、川を泳ぎはじめます


すると、です。

泳ぎながら、いつもの2羽いつもの飛べないハクチョウさんが、突然、鳴き始めました。

コーン!コーン!」


わたしには、なぜ、ハクチョウさんたちが鳴いているのかわかりません。

すると、上空を2羽ハクチョウさんが羽ばたいていくのが見えたのです


その上空を飛んでいる2羽ハクチョウさんたちも、

仲間を探すかのように、

コーン!コーン!」

と鳴きながら飛んでいきました。


川を泳いでいる、2羽のハクチョウさんは、遠くで視界には入らないうちから

仲間のハクチョウさんのことに気配で気づいてもいたのでした。


これはわたしの想いもありますが、

ハクチョウさんたちの仲間同士の強い絆を感じます。


おそらく、飛べない2羽のハクチョウさんは、

上空を飛んでいる2羽のハクチョウさんに、

わたしたちは、ここにいるよ

と居場所を知らせたのでしょう。



かつて、このduck4ブログにも書きましたが、

この2羽の飛べないハクチョウさんが、カップルではないと言っていた、

あのハクチョウおじさんが、言うように、この定点ポイントの川には、

渡りをせずにいるハクチョウさんが10羽いました。


確かに、そのハクチョウおじさんの言う通りだったのです。


おそらく、duck4の希望的な観測を含めて言いますが、

この10羽のハクチョウさんたちは、

この川で、これからも、生息していくのでしょうね。


サクラの季節!新緑の季節!梅雨!真夏!秋!

そして、仲間のハクチョウさんたちが、再び戻ってくる冬まで...!


この10羽のハクチョウさんたちから、

ハクチョウさんたちの絆の社会学を学んだduck4でした。








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[2012/04/11 07:51] | 滞在組のハクチョウさん① | トラックバック(0) | コメント(8) |
春の嵐が日本列島を襲う&飛べない2羽のハクチョウさん通信!
日本の天気は、大荒れ。

交通機関にも乱れが生じています。


3日正午現在。

976ヘクトパスカル低気圧が、日本列島を通過中。

まさに、春の嵐!


976ヘクトパスカルと言えば、台風並みの低気圧です。

皆さんのお住まいの地域では、風による被害がありませんでしたか?


これから、もっと発達して、北海道への上陸するので、

北海道在住のブロガーの皆様。

強風には気をつけてください



こちらでは、民家の屋根が、強風のあおりで飛び、

警察、消防、送電請負会社が出動。

飛ばされた屋根を撤去する作業が、

強風が吹く中、行われました。



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(強風のあおりで屋根が吹き飛び、交通規制を行う!



飛べない2羽のハクチョウさん通信



話は、少し変わりますが、

鳥たちは、大丈夫でしょうか


この強風でどうしていることか!


飛べない。

右羽をけがしているハクチョウさん。

左羽をけがしているハクチョウさん。

強風の中、今頃、何をしているのでしょうか?


飛ぶことができないので、草むらで耐え忍んでいれば良いのですが...!


先日、行ったときには、

この2羽飛べないハクチョウさんは、

けがをして渡りをしない他のハクチョウさんの群れの中にいました


総勢7羽の群れを作っていたのです。



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(総勢7羽のハクチョウさん。この中にも2羽の飛べないハクチョウさんがいました!


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(飛べない2羽のハクチョウさん。いつも一緒に、仲良しでいるようです。


大多数のハクチョウさんたちは、北へと旅立っていきました。

ちょっと、寂しくなりました。


北海道のブロガーさんからの情報によると

例年より、2週間くらい送れて飛来しているとのことです。



この暴風警報の発令中。


多くの渡り鳥が、もしも、渡りのために飛んでいたら、

迷鳥にならないでいることを、せつに、願う限りです







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[2012/04/04 07:29] | 滞在組のハクチョウさん① | トラックバック(0) | コメント(4) |
右羽をけがしたハクチョウさんがお尻を浮かせて水草探し!
日の出直後。

5時30分ごろ。

いつもの観察ポイントに行ってみると、

4羽ハクチョウさんしか、いませんでした。



DSCF3159_convert_20120331083746.jpg

(4羽のハクチョウさん!



もしかしたら、若いハクチョウさんの群れは、もう旅立ったのか

それとも、餌場に行っているのか

わかりません。



あの右羽をけがしているハクチョウさん。

いつも一緒にいる左羽をけがしているハクチョウさん。

も、この観測ポイントにはいません。


どうしたのだろうか

2羽の飛べないハクチョウさん!



すると、です。


上流から、橋の下をくぐって泳いでくるのではありませんか!?


あの、2羽飛べないハクチョウさんです。


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(2羽の羽をけがしたハクチョウさんがこちらに!


そして、4羽のハクチョウさんと合流。

6羽のハクチョウさんは、水中にある水草のえさを探し始めました。




右羽をけがしているハクチョウさんも、

お尻を上げて

水深の深い水草をもぐりながら取ろうとしています。


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(ダイビング中の右羽をけがしたハクチョウさん!


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(水草にとどいたかな!


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(バランスを保つため水かきをバタバタさせながら...!



1分ぐらい。

右羽をけがしたハクチョウさんは、水中にもぐっていました。

時折、水かきで、体のバランスをとりながら、

頑張っています。


そこに、左羽をけがしたハクチョウさんもあらわれ、

パートナーのハクチョウさんを見ています。


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(左羽をけがしたハクチョウさんがパートナーの様子を見ている場面...!


右羽をけがしたハクチョウさんより小柄な

左羽をけがしたハクチョウさんも食欲が湧いてきたのでしょうか?


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(2羽とも餌さがし..!



もう少し、暖かくなり、水草も伸びはじめれば

ハクチョウさんたちも、もっと容易に、食べることができるようになるのではないのかな!?

と観察をしながら、思いました。



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(いつも一緒に泳いでいる右羽をけがしたハクチョウさんと左羽をけがしたハクチョウさん!









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[2012/03/31 09:04] | 滞在組のハクチョウさん① | トラックバック(0) | コメント(4) |
2羽の羽をけがしたハクチョウさんが群れの中にいました!
いつもduck4に登場している、

右羽をけがしているハクチョウさん!

左羽をけがしているハクチョウさん!

は、元気です


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(いつも一緒の飛べないハクチョウさん!元気です!


川をスイスイと泳いでいました。

いつも、いっしょに行動しています


最近ですが、この2羽の飛べないハクチョウさん。

10羽ほどの群れの中に交じって、一緒にいました


そのハクチョウさんたちの群れは、若いハクチョウさんたちの集団のようです。

まだ、灰色の羽が混ざっている、昨年、生まれた子どものハクチョウさんも

2羽ほどいました。



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(日の出後。一列になって泳いでいる群れの中に、飛べないハクチョウさんも



真冬の最盛期には、60羽から100羽以上いましたが、

成鳥や、繁殖を行うハクチョウさんたちは、もう、この越冬地を飛び立っていった模様。

中継地の北海道へと向かっていることと思います。


北海道のブロガーさん。

まもなく、ハクチョウさんたちがやって来るのを、

どうか、待っていてください


群れの中に入っている、2羽の飛ぶことができないクチョウさんを見て思ったこと。


それは、

飛ぶことができるハクチョウさんの方が、

体が大きくて、体力も持っているようです。


なぜなら、自由に空を飛ぶことができるし、容易にえさを見つけることできるからでしょう。

いっぱい、食べているからです。


日の出後。

この群れのハクチョウさんたちは、

ちょっと騒々しくなってきました。

時折、「コーオ!コーオ!」と鳴くのです。


すると、です。

10羽のハクチョウさんたちが、大空に向かって羽ばたいていきました。

そして、2羽の飛べないハクチョウさんだけが、

水辺に取り残されてしまったのです。


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(飛び立っていくハクチョウさんの群れ



飛べない2羽のいつも一緒にいるハクチョウさん!

これからも、duck4ブログでは、あなたたちのことは、紹介していきます。


いつも2羽仲良く一緒にいてくださいね


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(右羽をけがしたハクチョウさんと左羽をけがしたハクチョウさんはいつも一緒!












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[2012/03/30 07:31] | 滞在組のハクチョウさん① | トラックバック(0) | コメント(10) |
いつも一緒にいる右羽をけがしたハクチョウさんと左羽をけがしているハクチョウさんのことを知っているバードウオッチャーのおじさんの話!
2羽飛べないハクチョウさん。

毎日、元気に川を泳いでいます。

duck4のブログの読者の皆さん!

心配しないでください


さて、この2羽の飛べないハクチョウさんのことは、

この辺りで、バードウオッチングをしている人の間では知られているようです。



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(duck4のブログに登場している右羽をけがしているハクチョウさんと左羽をけがしているハクチョウさん


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(飛べないハクチョウさんのことを知っていたおじさん


ひとりのおじさんが、現れ、河川敷から口笛を吹き始めました。

すると、です。

右羽をけがをしているハクチョウさんと左羽をけがしているハクチョウさんが

その口笛の音に気づき、泳いでおじさんの方にやって来ました


そのおじさんは、2羽の飛べないハクチョウさんに食パンを与え始めたのです。

たぶん、そのおじさんは、わたしよりもその2羽のハクチョウさんについて知っていると

思い、尋ねてみることにしました。


やはり、私よりも、そのおじさんの方が、

この2羽のハクチョウさんのことを知っていたのです。


右羽をけがしているハクチョウさんは、一昨年より、

ここの川にいるとのことでした。

けがして飛べなくなり、2年間もこの川に生息しているそうです。


前日は、雨も降り、川の水かさも上がり、

十分な食事にありつけなかったことでしょう。


右羽をけがしているハクチョウさんは、お腹がすいているらしく、

1斤半もひとりで平らげました。


右羽をけがしているハクチョウさんは、人間にも慣れているらしく

おじさんが手渡しすると、そのパンくずをひと飲み込みしていたのです。


まだ、食べ続けていましたが、

しばらくすると、右羽をけがしているハクチョウさんは、パンくずを水につけて

圧縮させてから飲み込んでいました。


確かに、その方が効率的にパンくずを食べることができます。

それに、周りには、邪魔するハクチョウさんもいないので、

そのような方法で、ゆっくりと食べることがでできたのかもしれません


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(右羽をけがしているハクチョウさん


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(右羽をけがしているハクチョウさんは大食漢!左羽をけがしているハクチョウさんより体が大きい


一方、左羽をけがしているハクチョウさんは、警戒心も強く

ちょっと神経質なところもあり、おじさんから直接、食べようとはしませんでした。

遠巻きから見ていて、時々、そのパンくずを食べるといった具合です。



右羽をけがしているハクチョウさんと左羽をけがしているハクチョウさんですが、

あまりパンくずを食べなかった左羽をけがしているハクチョウさんの方が、

一回り体が小さいような気がしました


長年、その飛べないハクチョウさんのことを知っていた

おじさん曰く。

右羽をけがしているハクチョウさんに、体が小さい左羽ねをけがしているハクチョウさんが

ただくっついているだけ...!


この右羽をけがしているハクチョウさんと左羽をけがしているハクチョウさんは

夫婦でなない

と言っていました。



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(手前が右羽をけがしたハクチョウさんと左羽をけがしたハクチョウさんの微妙な距離!?


そんなこともあり、この2羽の飛べないハクチョウさんのことは、

これからもduck4のブログでは追い続けていきます。


そのおじさんが、

この川でバードウオッチングをしていて知っている情報として

この飛べないハクチョウさんの他にも、

約10羽ほど飛べないハクチョウさんたちが生息している!とのことでした。











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[2012/03/27 07:28] | 滞在組のハクチョウさん① | トラックバック(0) | コメント(12) |
また、けがをしているハクチョウさんを発見!
いつもの定点観察ポイントには、

ハクチョウさんたちはいます。


その場所は、ハクチョウさんたちのねぐら。

約20羽以上のハクチョウさんが、目を覚まして泳ぎ始めていました。


いつも、duck4ブログに登場している

あの右羽をけがしているハクチョウさんと

左羽をけがしているハクチョウさんの夫婦も健在


いつも、ハクチョウさんのカップルが、わたしに近づいてきてくれるのです。

特に、右羽をけがしているハクチョウさんは、警戒心が少なく、

わたしの目の前まで近づいてくれます


そして、思うことは、

それは、外敵に襲われることなく、いつまでも元気でいて欲しい

ということです。



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(いつも近づいてきてくれる右羽をけがしているハクチョウさん


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(水草を探している飛べないハクチョウさん夫婦




話は少し変わりますが、

ちょっと残念なことがありました。

河川敷には、人間が投棄したらしいゴミ

ブラウン管のテレビもあったのです。


宮城県では、今年の3月31日まで地上波が使えます。

地レジ対応できない、古いブラウン管のテレビが、

堤防に放置されたままになっていたのでした。



投棄した人に訴えたい

もっと、自然のこと。鳥たちのことを考えて欲しいものです。

動植物が可愛そう



この河川敷の上流には、ハクチョウさんたちが

数十羽の群れをなして集まっているところがあります。


その中の1羽の別なハクチョウさんが、

翼をけがしていた、飛べない状態になってしまいました。



これで、わたしがこの河川敷でバードウオッチングをして

けがをしている3羽目のハクチョウさん。


また、けがをしていたハクチョウさんがいたので、とても心配です



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(水草を探しているけがしているハクチョウさん



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(けがしたハクチョウさんは右羽の部分がむき出しに



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(ハクチョウさん!どうしてけがをしたのだろうか?








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[2012/03/23 06:56] | 滞在組のハクチョウさん① | トラックバック(0) | コメント(8) |
観察よりわかってきた羽をけがしたハクチョウさん夫婦の日課!
いつも気になる、

飛べないハクチョウさんのカップルこと。


今日は、観察してわかってきた、飛べないハクチョウさんの日課

についてまとめてみたいと思います。


DSCF2810_convert_20120321082004.jpg

(スイスイ泳いで移動する飛べないハクチョウさんの夫婦




この右羽をけがしたハクチョウさん。

そして、左羽をけがしたハクチョウさんは、いつも一緒



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(朝、餌を探しているハクチョウさんのカップル



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(右羽をけがしているハクチョウさんが羽ばたき。飛びたい!



どちらが、オスかメスかは、わたしには、皆目わかりません

おそらく、いつも一緒にいるので、夫婦のハクチョウさんなのでしょう。


この飛べないハクチョウさんの夫婦。

いつも、ねぐらと餌場を泳いで往復しています。


距離にして、約1キロから2キロ圏を移動しているようです。


ねぐらは、国道の橋の下。

ちょっと国道を走っている車の音がうるさいですが、

外敵からは目立たないし、雨風はしのげそうな場所です。


そして、辺りが明るくなると活動開始。

羽づくろいをして、さあ出発!


泳いで、上流の方に、である水草を探して泳ぎ始めます。

水中に、生えている水草を首からもぐって食べることもあります。

1分くらいは、お尻を上に向けて、息継ぎせずもぐることもできます



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(夫婦で一緒に水草探し!


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(1分くらいは平気でダイビング...!




線路下を通過して川をさかのぼります。

時折、

浅瀬を、ハクチョウさんはお尻をフリフリ


体を左右に動かし、

砂の上に足跡を残しながら、歩いていきます。



DSCF2643_convert_20120318085301.jpg

(足跡残して、ピョコ!ピョコ!歩いています



DSCF2661_convert_20120318085608.jpg

(お知りをプリプリ。どこまで夫婦で歩いていくのかな!?


午後になると、満腹になりひなたぼっこ


羽づくろいをしたり、

尻尾から出ている油を羽に塗ったりしています


時折、グーグー!とお昼ね。

気持ちよさそうです。



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(夫婦で一緒に羽づくろい!


DSCF2021_convert_20120212074722.jpg

(気持ちよくなり眠くなりました...!



再び、今まで泳いできたところを逆戻り。

上流から下流のねぐらに、餌である水草を探しながら、泳いできます。


日没後

飛べないハクチョウさんのカップルは、ねぐら周辺で、月夜の光。

街の光に照らされながら、一緒に過ごしているようです。


おやすみなさい


最後になりますが、


いつもおなじ飛べないハクチョウさんを観察していることで、

生態が少しずつではありますが、わかってきました


観察することは、何事においても大切なことですね!









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[2012/03/21 07:53] | 滞在組のハクチョウさん① | トラックバック(0) | コメント(6) |
最近気づいたことですが、パートナーのハクチョウさんも羽をけが!
ハクチョウさんのけがの理由!


それは、電線に羽を引っ掛けてけがをしらり

釣り針が羽に刺さってしまうこともあるそうです。


ブログやホームページにて、書かれている情報でした。



duck4のブログで紹介している、右羽をけがしたハクチョウさんは、

もしや、電線に羽を引っ掛けて

飛べなくなってしまったのではないか!

と、わたしは、今、推察しています。


定点観測ポイントには、

高圧電線

橋や鉄道の線路など。

飛ぶ鳥たちにとっての障がい物もたくさんあるからです。



さて、右羽をけがしたハクチョウさんとそのパートナーですが、

元気に、いつも一緒に、川をスイスイ泳いでいます。




すると、です。

こちらに向かって、

ハクチョウさんのカップルが、

大きな白いお尻をフリフリ

左右に動かしながら近づいてきました。



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(右羽おけがしたハクチョウさんとそのパートナーのハクチョウさんがこちらに...!


警戒心がないのでしょうか?

ハクチョウさんは、人間にも近づいてきます


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(右羽をけがしたハクチョウさん



他の水鳥。

カモガン類は、ちょっとした物音でも敏感。

すぐに、飛び立ってしまいます


逆に、人間に警戒しないハクチョウさんが配になったしました。

あまりにも人間に慣れすぎてしまうことにです。


突然、

野犬に襲われたりしないのか!?

と考えたりします。



右羽をけがしたハクチョウさんとパートナーの話に戻しますが、

この番のハクチョウさんの、パートナーの方も、羽をけがしているようです。


DSCF2652_convert_20120318122554.jpg

(パートナーのハクチョウさん!も近づいてきました!



最近、やっと、わかった事実です。



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(パートナーも羽をけが!?


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(パートナーのハクチョウさんは、左羽をけがしているのではないか!?


パートナーのハクチョウさんは、左羽をけがをしているようでした。

左側の羽の盛り上がりがないように思えてなりません。


右羽をけがしているハクチョウさんは、パートナーより一回り体が大きいです。

そして、幼鳥である灰色の羽とは、

ちょっと違うようですが、頭頂部が少々黒ずんでいます。


パートナーのハクチョウさんは、右羽をけがしているハクチョウさんより体も小さく、

羽も白いのが特徴です。



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(前方のハクチョウさんが右羽をけが!後方のハクチョウさんが左羽をけが!




飛べないハクチョウさんのカップルを観察していると、

いるいろなハクチョウの生態について学んことができます。


観察こそ、大切なことであると、

バードウオッチングから、duck4はあらためて気づかさたれました。



飛べないハクチョウさんについては、

また後日、duck4ブログにてご報告いたします








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[2012/03/18 08:41] | 滞在組のハクチョウさん① | トラックバック(0) | コメント(4) |
今年は遅いハクチョウさんの北への旅!/飛べないハクチョウさんも元気です!
北海道のブロガーの皆さん。

渡り鳥のハクチョウさんは、飛来しているでしょうか


地元宮城の新聞報道によると...!


ハクチョウさんたちは、越冬地から中継地への渡りが

約2週間ほど遅れているとのことです。


DSCF2615_convert_20120316080336.jpg

(河北新報3月15日付け記事「被災田にハクチョウ舞う 石巻」より


ちょっと、余談の話になりますが、


地震のより津波の影響で被災地では、地盤沈下や湖や沼が浸水。

そのため、ハクチョウさんたちは、宮城県沿岸部

冠水している田んぼをねぐらにして羽を伸ばしています


どうか、北海道のブロガーの皆さん。

ハクチョウさんが、宮城の越冬地から北海道に渡るのを、

もう少し待っていて下さい!



家族連れのハクチョウさんも見かけます。

仲良くスイスイ泳いでいました。



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(家族連れのハクチョウさん!2羽のみにくいアヒルの子はまもなく独立!


のんびり昼寝をしているハクチョウさん。



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(浅瀬のお昼ね中のハクチョウさんたち



羽づくろいのハクチョウさん。

空を飛んだりするときにはもっとも大切な羽だから、

手入れも入念に行っているのです。


羽には、油も塗っていました。

それは、水に浮くためには必要なことなのです。


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(お尻のしっぽの部分から出てくる油を羽に塗っているハクチョウさん。水の上で浮くのには大切なこと。


そして、けがして飛べないハクチョウさんとそのパートナー。

も、スイスイ泳いで、やってきました。



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(スイスイ泳いでやってきた飛べないハクチョウさんとパートナー


まだ、こちらの定点観測の七北田川には、

たくさんのハクチョウさんたちが

のんびりしています




追伸:飛べないハクチョウさんの近況!


羽をけがしたハクチョウさんとそのパートナー元気です。

葦原近くの川をスイスイ泳いでいます。

もぐって水草を食べていました。


いつも、いっちょに仲良くしています

今のところは、安心ですよ!


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(水草を探しているハクチョウさん。前にいるハクチョウさんが右羽をけが!


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(また、別の場所にスイスイ泳いで移動する飛ばないハクチョウさんの夫婦







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[2012/03/16 07:35] | 滞在組のハクチョウさん① | トラックバック(0) | コメント(4) |
翼をけがしたハクチョウさんとそのパートナーの様子!
翼をケガしたハクチョウさんとそのパートナーは、いつも一緒!

本当に、ハクチョウさんは、夫婦仲が良いです



このケガをしているハクチョウさんとそのパートナーは、

日中、川沿いに葦原付近で、食べ物の水草や餌をさがして

過ごしているようです。


そして、満腹になると、今度は、羽づくろいをします

翼をけがしたハクチョウさんは、羽を気にしているらしく、

入念に手入れをしています。


それから、ハクチョウさんたちは、羽の手入れの後。

気持ちよくなったとみえ、グウグウ

お昼ねの時間です。



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(遠くからなのでわかりませんが、羽づくろい中の翼をけがしたハクチョウさん夫婦


そして、葦原付近から、スイスイと水面を泳ぎながら、

多くのハクチョウが集まるねぐらへと移動をはじめます。


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(浅瀬を歩いている翼をけがしたハクチョウさんとそのパートナー!



その時に、

わたしは、その翼を負傷したハクチョウさんとそのパートナー夫婦

泳いでいく光景を見かけたことがありました。



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(夫婦でスイスイ泳いでいく光景。後ろが翼をけがしたハクチョウさん!



すると、です。

パートナーの方は、早くねぐらの方に行きたいらしく、

急いでスイスイと泳いでいます


しかし、翼をけがしたハクチョウさんは、なぜか、いつも、途中で止まり、後ろを振り返ります。

大きな声でコーン!コーン!と鳴くこともあります。


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(後ろを振り向く翼をけがしたハクチョウさん



また、何度が、羽ばたくのですが、右羽が負傷してなくなっているので、

3度ほど、羽ばたくのですがすぐに止めてしまい、着水してしまいます


みんなと一緒に大空に飛んでいきたい


と、そのバタバタ!と羽ばたくけがしたハクチョウさんの翼から

ちょっと寂しさが伝わってもきました



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(翼をけがしたハクチョウさんが羽ばたく様子!でも...!



そして、再び、パートナーの後を追いかけるようにして、

負傷したハクチョウさんは、泳ぎはじめます


そして、その夫妻も多くのハクチョウさんが集まるねぐらにやって来ます。


それには、わけがあります。

地元の人々が、ハクチョウに餌を与えるからです。

ハクチョウさんたちもそれを知ってか、いつも時間になると、

60羽ほど集まってきます。


その中には、けがをしたハクチョウさんとそのパートナーもいました。


その餌をまいているときですが、

多くのハクチョウが集まってきます。

カモさんたち。

時には、カモメさんもやってきます。


ハクチョウさんは、体が大きいので、すぐにぶつかってしまいます。

そのため、相手のしっぽや羽を口ばしでかじり大喧嘩になるのです。

コーン!コーン!コーン!とけたたましく鳴くこともあります。


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(餌にまき後のハクチョウさん!



ハクチョウさんたちが、この厳しい、自然環境の中で

生きていくためには、食べることは、必要なことなのです。


一段落すると、

ハクチョウさんは、その場を去り、

川の中州にある浅瀬に戻っていきます

ハクチョウさんたちのねぐらにしているようです。


そして、羽をけがしたハクチョウさんとそのパートナーは、

群れのハクチョウさんから離れて、

漆黒の闇夜の世界へと消えていきました


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(漆黒の闇の中で泳ぐけがをしたハクチョウさんとそのパートナー!







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[2012/03/13 07:38] | 滞在組のハクチョウさん① | トラックバック(0) | コメント(6) |
鳥たちの早春!
時々、暖かさも感じるようになったきた早春


耳を澄ますと、小鳥さんたちが

ピィ!ピィ!」と少々遠慮しているかのように、

鳴き始めているようです。

時々、愛し合っている小鳥さんたちが、お互いつぶやいてもいます


冬の間。

スズメさんたちは、大きな群れをつくって飛んでいました。


その数。

数十羽

きっと、スズメさんたちは、敵からの攻撃から身を守るためでしょう!?


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(真冬の頃。群れで行動するスズメさんの群れ



けれども、最近。

スズメさんたちの大きな群れを見ません


せいぜい2から3羽で一緒になって、

飛んでいるスズメの姿を見かけたからです。


春を向かえ、

きっと、スズメさんたちも、パートナー探しに躍起になっているのかもしれません。




さて、いつものハクチョウさんたちの話になりますが...

彼らのねぐらに行って見ると


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(3月に入ってからのハクチョウさんたちのねぐらの様子。数羽しかいません!



最近、めっきり、ハクチョウさんの数が減ってきたように感じます。


ハクチョウさんたちは、越冬地から繁殖地へ向けて、

北海道経由で渡りをはじめたようです。


ねぐらには、ハクチョウさんたちは、少なくなりました。




ロシアに向けて、旅を始めるということは、

醜いアヒルの子たちが、ちょうど親ハクチョウから別れるとき

醜いアヒルの子!

いや失敬。

子どものハクチョウさんは、成鳥になる時なのです。



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(ハクチョウさんの親子



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(親子で羽づくろい中のハクチョウさんの親子





この早春3月

わたしたち人間社会でも、

卒園、卒業、転勤の季節です。


渡り鳥のハクチョウさんのように別れの季節。

移動の季節でもあります。





追伸


翼を負傷したハクチョウさんとそのパートナーは、まだ渡りをせずにいました

一緒にいるようなので、少し、安心した次第です。


duck4ブログに訪問されている皆さんへの報告までに...!


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(翼を負傷したハクチョウさんとそのパートナーはいつも一緒!


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(羽づくろい中のハクチョウさんの夫婦。おそらく翼を負傷したハクチョウの夫婦!?





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[2012/03/07 07:58] | 滞在組のハクチョウさん① | トラックバック(0) | コメント(6) |
この足跡はなんですか!?
この足跡はなんですか?


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(足跡


人間の足跡!?

人間の足跡にしては、大きすぎるようではありませんか


アヒルの足跡!?

水辺なので、アヒルの足跡も考えられます。

でも、ちょっと大きすぎるようではありませんか



duck4のブログを訪問された皆様!

どうぞ、少し、想像してみてください。



実を言うと、

この足跡は...!



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(実を言うと...この鳥の足跡!


ハクチョウさんの足跡でした。


大きな白い巨体を左右に動かしながら歩いている

ハクチョウさんの水かき

撮影したものです。


いつも、定点観察ポイントに現れる、

右の翼を負傷したハクチョウさん夫婦


遠くからではわかりませんでしたが、

どうちかのハクチョウさんだと思います。



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(正解はハクチョウさんの足跡です


このハクチョウさん!

飛ぶ鳥の中では、最大級

平均体重がおよそ10キログラム


10キログラム

白くて、大きな巨体のハクチョウが、大空を舞うので、

見ていると、とても迫力があります


ハクチョウさんの水かきは、

着陸、離陸するときに、

体を支えなければなりません。


きっと、かなりの脚力があるのではないでしょうか?


飛ぶときには、水面を蹴り上げたり

着水するときには、ブレーキの役割を果たします。



ハクチョウさんの水かきひとつとっても、

バードウオッチングは、奥が深い趣味だと思いました







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[2012/03/04 07:43] | 滞在組のハクチョウさん① | トラックバック(0) | コメント(4) |
翼を負傷したハクチョウさんたちの夫妻愛は健在!
翼を負傷したハクチョウさん夫妻さんがどうしているのか?

気になったduck4は、いつも定点観察ポイントに、

行ってみることにしました。


しばらく、見ていなかったので、

元気にしているのかな!?


と、ちょっと心配にながらも、

いつもハクチョウさん夫妻がいる河原に、

足早に歩いていたのでした。


すると、です。

2羽のハクチョウはいます。



DSCF2378_convert_20120229083552.jpg

(2羽のハクチョウさん発見!



わたしが、彼らに、近づいていくと、

2羽のハクチョウさんもまた、気づいたらしく、

こちらに近づいてきました。


それは、翼を負傷したハクチョウさん夫妻では、ありませんか!


鳥に関する記事を配信しているブロガーさんの情報によると...、

ハクチョウさんたちは、人間が近づいてきても全く逃げない

寄って来るとのブログの記述をよく目にいたします。



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(ハクチョウさん夫妻がこちらに!


ハクチョウさんにとって、人間イコール餌を与える存在

と、どこか思い込んでいるようです。


恐らく、このハクチョウさん夫妻も餌をもらえるものと思い、

わたしに、近づいてきたのででしょう。


他のハクチョウさんたちは、ねぐらとしているその河原には、

ほとんどいませんでした



恐らく、そろそろ長旅の準備のために、餌場にいて、

食べ物を探しているのでしょう。




けれども、この夫妻は、いつも一緒

本当に、ハクチョウさんたちは、愛し合っている

ことをまた実感いたしました。


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(いつも一緒の翼を負傷したハクチョウさん夫妻



小著『ヒュッゲの国から』の中に、

ハクチョウのことを書いたことがありました。


ほとんどの白鳥は、一度結ばれたら一生涯にわたって決して相手を変えようとしないそうです。
間違えてあひるの巣に卵を落としてしまうハプニングもアンデルセンの童話の中ではありましたが、
白鳥は同じカップルを愛し続けることになります。



まさに、この翼を負傷したハクチョウさんの夫妻もまた、

どんなことがあっても愛し続けているようです。


ハクチョウさんをウオッチングしていると、

とても、心温まります


ハクチョウさんの夫婦愛


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(餌を貰いにきたのでしょうかね。ハクチョウさんの夫妻!





(引用文献

小著『ヒュッゲの国からデンマーク流人生の楽しみ方』(本の森出版)135頁5行目~11行目。












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[2012/02/29 08:20] | 滞在組のハクチョウさん① | トラックバック(0) | コメント(2) |
負傷したハクチョウさんと負傷したツルさんの夫婦愛のお話!
彼らは、カップルのハクチョウさん!


お相手のハクチョウさんは、

右羽を負傷していました。


duck4のブログでも、何度か紹介しております。


そして、そのハクチョウさんたちは、いつも一緒


でも、右羽を負傷したハクチョウさんは、

まだ、傷が癒えていません



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(右羽を負傷したハクチョウさんと水中で水草を探しているハクチョウさんは夫婦





話は、少し変わりますが...

あるときのこと。


わたしは、鹿児島県出水にあるクレイパークいずみ(鶴の博物館)に

羽を負傷したツルは再び大空を飛ぶことができるのか?」

を尋ねたことがあります。


すると、そこの学芸員さん曰く...

一度、負傷したツルは、空を飛ぶことができません!」」

そこで、わたしたちは、負傷したツルを保護しました

とおしゃっていました。


すると、です。


負傷した、ツルの相手方は、保護されている施設の周りを、

毎日、飛び回っていたそうです


そして、春が来て、

相手方のツルは、想いを負傷したツルに心を寄せながらも、

北へと旅立っていきました


それから、越冬のために戻ってくる秋の頃。

ツルたちも越冬地の出水に戻ってきました。


その多くのツルの仲間の中にも、

負傷した、ツルの相手方のツルも当然、

含まれていたのです。


すると、

その相手のツルは、真っ先に、

負傷したツル

保護ざれていた施設の周りを飛んでいるのはありませんか
!?


相手の負傷したツルのことを、一時も忘れることがなかったのでしょう。

負傷したツルと相手のツルは、再び会うことができたのです


ツルの愛情。

心温まる話です




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(空を飛んでいる2羽のツルさん)


さて、ハクチョウさんのお話に戻しますが...

彼らは、春を迎え、北へと旅たつ時期が近づいてきます。

負傷したハクチョウさんが、再び空を飛ぶことが難しいことと思います

そのとき、相手方のハクチョウさんはどうするのでしょうか?


これからも、duck4は、

このハクチョウさんのカップル

見守っていきたいと思います。



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(ハクチョウのカップル








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[2012/02/19 09:37] | 滞在組のハクチョウさん① | トラックバック(0) | コメント(6) |
うたた寝するハクチョウさんも哀愁があって可愛いですね!
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(居眠り開始

お疲れたのででしょうか?

気持ちが良いのでしょうか?


duck4のブログでいつも登場する

あの右羽を負傷した

ハクチョウさん



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(うたた寝中!


グーウ!グーウ!グーウ!

うたた寝をしています。



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(グーウ!グーウと熟睡中!


1メートルも離れていないところに、

ハクチョウさんは、ぐっすり熟睡中

驚きです。

人には全く我かんせずのご様子

すると...!


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(つぶらなハクチョウさんの目


目を見てください。

細めをパッチと目を開きました。

こちらに気づいたのでしょうか?


つぶらなまなざしのハクチョウさん。

とても、可愛い目をしています。



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(また、お昼ね!


今度はS字に首を大きく曲げて、

ハクチョウさん。

再び、お休みモードに突入中。


すると、です。



DSCF2024_convert_20120212074950.jpg

(お休み中に相方が近づいてきました


相方のハクチョウさんは、

負傷したハクチョウさんのところに近づいてきました。


でも、まだ、

気づいていないようです











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[2012/02/13 08:07] | 滞在組のハクチョウさん① | トラックバック(0) | コメント(6) |
フォルテの音量でサックスを演奏するような、ハクチョウさんたちの声!
日中ひなたぼっこしているカップルのハクチョウさん。


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(ひなたぼっこをしていたカップルのハクチョウさんが...!


橋梁の下には浅瀬もあり、

太陽もサンサン!

と降り注ぐのでハクチョウさんにとっても

絶好の場所のひとつなのかもしれません。


しばらくすると、

ハクチョウのカップルが...、


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(泳ぎ始めたカップルのハクチョウさんたち


わたしに、近づいてきました

たぶん、彼らは、思ったのかもしれません。

わたしが、を上げるのではないかと...!


ハクチョウのカップルは、

人間から餌をもらえるものと思っていて、

慣れているようでした。



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(川岸まで近づいてきたハクチョウのカップル



近づいてきたハクチョウのカップルをよくみると、

どうやら、一羽のハクチョウさんは、羽を負傷しているようです。


その負傷したハクチョウさんと、相手方は、いつも一緒にいます。

彼らは、常に寄り添っているようでした。

し合っているようです。


それから、しばらくして、

カップルのハクチョウさんは、大きな声で鳴き始めました



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(突然鳴き始めたハクチョウのカップル!


警戒しているのでしょうか?


さもなければ、カップルのハクチョウさんは、


餌場から戻ってくるハクチョウさんに、

ここにいるよ!」

合図を送るために鳴いているのかもしれません。



すると、です。

橋梁の上を電車が、通過していきました。

そのカップルのハクチョウが鳴いたのには、

仲間たちに、注意の喚起を払っただったのでしょう。



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(口を空けて鳴いているハクチョウさんは右羽を負傷している




案の定。

200メートル先にいた別のカップルのハクチョウさんたちも、

大きな声で鳴き始めました。


ハクチョウさんたちの鳴き声を近くで聞いていると、

その音は、トランペット

いやサックスフォーンのようです。


ハクチョウさんたちは、

マースピースだけでサックスを鳴らしているような

音に聴こえました。



まるで、

フォルテでなくサックスを鳴らすようなハクチョウさんたちの鳴き声でした。












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[2012/02/05 08:37] | 滞在組のハクチョウさん① | トラックバック(0) | コメント(8) |
ハクチョウさんの夫婦の絆と愛を感じるとき!
1月28日のduck4ブログ。

負傷したハクチョウさんのお話』の記事を配信しました。


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(羽を気にしながら泳いでいるハクチョウさん


その右羽を負傷したハクチョウさん

今は、どうしているのかな!?



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(寄り添うあう2羽のハクチョウ


かつて、定点観測ポイントへ行ったときには、


一羽のハクチョウさんが群れから離れて、

負傷したハクチョウさんのところに近づいてきた話で、

終わったかと思います。




その定点観測の場所は、

我が家から近いこともあり、また、行ってみることにしました。


時刻は、日没後の5時頃。


すると、寄り添うように2羽のハクチョウさんたちは、

街灯に照らされながら、泳いでいました。


もしや、という気持ちで、見てみると...!




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(寄り添うように泳ぐ2羽のハクチョウ



右羽を負傷していた一羽のハクチョウさんではありませんか!!!

元気でいました。

良かった

と心の中で思いました。



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(2羽のハクチョウさんがいました!


その負傷したハクチョウさんは、川で泳いでいたのです。

それも、もう一羽のハクチョウさんと寄り添うようにいました。


やはり、2羽夫婦だったのです!



でも、1羽のハクチョウさんは、負傷した傷口が気になるとらしく、

口ばしを使って、処置をしているようです。



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(羽を処置中の一羽のハクチョウさん



話は、少し横道にそれますが...!

あるブロガーさんが...

傷口を治す薬草があり、それをハクチョウは知っていて、

使っているのではと、教えてくださいました。


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(負傷したハクチョウさんに寄り添うハクチョウさん


春になり、仲間たちと一緒に北国へと帰りたいのでしょう。

そして、夫婦一緒に、絶対、帰りたいのでしょう。

羽を負傷したハクチョウさんは、傷口の処置に一生懸命です。



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(ハクチョウさんの夫婦の絆




負傷したハクチョウさんの相手方も、

また、パートナーから離れようとしませんでした。



一度、出会ったパートナーを変えないハクチョウ

結ばれると、ハクチョウの夫婦は、愛の絆で結ばれ続けるのです。



ハクチョウの夫婦の絆

を強く感じました。











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[2012/01/30 08:27] | 滞在組のハクチョウさん① | トラックバック(0) | コメント(10) |
負傷したハクチョウさんのお話!
わたしには、ハクチョウを定点観測している場所があります。

そこには、今年も、60羽ほどのハクチョウが越冬しています。


日中になると、

ハクチョウたちは、川岸のねぐらから、餌場に飛んで行きます。


けれども、太陽が昇ったのにもかかわらず、

一羽のハクチョウさんだけが、この川岸のねぐらにいたのです。


そのねぐらに留まっている一羽のハクチョウは、

何かに警戒しているかのように、

大きな白いからだを、小さくして身を隠しているようでした。



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(群れから離れている一羽のハクチョウさん



午後から夕方になると、

数羽単位でハクチョウの群れが、食事をを終え、

ねぐらとしている川岸に戻ってきます


しかし、

日中ずっと、ねぐらにとどまっていたハクチョウは、

群れのハクチョウから離れていました。


そのハクチョウは、とても、とても寂しそうです



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(仲間から離れてひとりぼっちでいる一羽のハクチョウ



すると、一人のおじさんが、話しかけてきました。

そのハクチョウはケガをしています。そのため一人ぼっちでいます


その負傷したハクチョウは、仲間のハクチョウたちの方に近づこうとはしません


それには、おじさん曰く、わけがあると言っていました。


野生動物を含めハクチョウもまた、血の臭いを嫌うからです。

外敵が、その弱っている鳥を標的にするからなのです。

だから、鳥たちは、負傷したり体が弱ったりすると、

草陰など、外敵から目立たないところに身を潜めます。


この負傷したハクチョウさんもまた、きっと、身を潜めていたのでしょう。



しばらくすると、

一羽のハクチョウが、仲間のいた群れから離れ、

負傷したハクチョウの方へ近づいてきました



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(ひとりぼっちでいたハクチョウに、近づいてくるハクチョウ


最初は、負傷したハクチョウを追い払う!?

とも思いました。


しかし、そうではなかったのです。


まるで、そのハクチョウは、負傷したハクチョウへ話しかけているようでした

そのハクチョウは、何度も何度も繰り返し、近づいてきました。



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(2羽は接近!


しかしながら、その負傷したハクチョウは、何度も何度も羽ばたきました

けれども、そのハクチョウは飛ぶことができません。

右羽は、ケガをしていたからです。


でも、その負傷したハクチョウは、羽ばたくことで、

元気であることを、相方に、示したかったのでは。


と、わたしは思いました。



DSCF1839_convert_20120128084419.jpg

(後ろから見て右羽を負傷しているハクチョウさん



一般的には、

ハクチョウは、家族単位で行動をします。

ハクチョウは、家族を大切にするのです。


もし外敵が、彼らの子どもを襲うようなことがあれば、

その親ハクチョウは、外敵が退散するまで反撃を続けます。



DSCF1842_convert_20120128084530.jpg

(右羽を負傷したハクチョウ




これは、わたしの推測の域の話ですが...!


この負傷したハクチョウに近づいていたハクチョウは、

夫婦


ではないかと思います。


心配してやってきたのかもしれません。


そして、ハクチョウの夫婦は、相方が死ぬまで一生添いとめるようです



DSCF1797_convert_20120128085816.jpg

(さっきのハクチョウさんたちは夫婦だった!








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[2012/01/28 08:33] | 滞在組のハクチョウさん① | トラックバック(0) | コメント(8) |
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duck4

Author:duck4
ニックネーム:ダック4(Duck4)
趣味:旅行、バードウオッチング(アヒル・ハクチョウ)
小著:『ヒュッゲの国からデンマーク流人生の楽しみ方』
(本の森出版)

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duck4の定点観測ポイントの川には5羽の滞在組のハクチョウさん。大空を飛ぶことができませんが、元気に毎日、川を泳いでいます。この地域の人々にも愛され続けているハクチョウさんたちです。これからも、定点観測ポイントにいる飛べないハクチョウさんのこと中心にブログを配信していきます。今後ともに、宜しくお願いいたします。ブログ主宰者duck4より!

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