![]() 今日は、久しぶりに、デンマークにある新しい道の名前の話をします。
その道は、デンマークの総理大臣アンカー・ヨンゲルセンAnker Jørgensen通りです。 ![]() 1970年~1980年代に、 デンマークの社会福祉の発展に寄与した総理大臣の名前がつけられました。 実を言うと、この方の名前は触れていませんが、 そのご子息の方はduck4の本の中にも登場しています。 ![]() そして、インタビューの中で、 こんな質問をしたことを今でも覚えています。 デンマークの教会のお墓事情のお話になったついでに、 「あなたのお父さんのお墓はどこに作られるのでしょうか?」 という質問をしました。 ![]() すると、 「家族とは別に国で容易してくれることでしょう」 とのことでした。 2016年にデンマーク国民に愛された総理大臣は、 天国へと旅立って行きました。 その翌年、2017年には、アンカー・ヨンゲルセン通りが登場したようです。 あの処女作には、かなりの思い入れもあり、 duck4の本が完成できたのも、その方のおかげもあったからです。 今でも感謝しております。 ![]() ところで、その総理の子孫の方は、 あとがきでもその方について触れています。 遠く5000マイル以上離れたデンマークの通りの話ですが、 このニュースをFBで知り嬉しく思っております。 ![]() ![]() (アンカー・ヨンゲルセンAnker Jørgensen通り!) ![]() ![]() ![]() ![]() スポンサーサイト
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![]() ハッピーリングをするカップルのハクチョウさん!
![]() ![]() ![]() 2羽一緒に泳いでいるハクチョウさんたちの姿をよく見かけます。 そして、カップルもいろいろのようです。 例えば、繁殖適齢に達した若いカップル。 今シーズンは子宝に恵まれず、仲つつましくいる夫婦。 などなど。 諸事情もあるようです。 ところで、ちょうど餌場にいた時、 1羽のハクチョウさんが遅れて上流から泳いできました。 もう1羽は、ここで待っていたようでした。 すると、この2羽。 突然近づき、クチバシとクチバシ。 を向かい合わせた、ハッピーリングを作りました。 ![]() ![]() ![]() 「相手に遅れてきてゴメンネ!」 ![]() 「いいよ!じゃあ!」 ![]() ![]() と2羽でナカヨク見つめあいながら語らっているようです。 ![]() ![]() ![]() まるで、これから、愛をはぐくみ、 来シーズンには、子どもたちを連れて来ることを期待している duck4であります。 ![]() ![]() (「遅れてきてごめんね!」と言っているパートナー! ![]() ![]() (「いいよ!じゃあ!」 ![]() ![]() (ハッピーリングをつくるハクチョウさんたち! ![]() ![]() ![]() デンマークの自由と寛容さが! ちょうど、行くことになる2年前。 ムハンマドの風刺画事件が起き、イスラム圏から風当たりも強くなってきた 2007年から2009年に、duck4はデンマークでフィールドワークをしました。 ![]() まだ、その頃には、 若干の自由と寛容さの空気が流れていたかと思います。 そして、ソマリア、シリア、アフガニスタンなど中東やアフリカ地域からも、 人道的な観点から多くの移民を受け入れていた歴史もあります。 duck4のデンマーク人の友人も、アフガニスタンから来た移民の方に、 就職のための履歴書の書き方を教えて、 そのお礼に、カレーをご馳走になったのですが、 あまりの辛さに口から火が出るほどで、 食べるのがやっとやっとだったと言っていました。 ところで、デンマークにとっても、 労働力不足で、その担い手として移民は、 貴重な労働力でもあります。 例えば、デンマークの福祉の現場でも、 多くの外国人の方々が働いていて、 なくてはならない存在になっていました。 また、工場でも外国人の方々が多く働いていました。 そんな表面上は平和に暮らしていたデンマークのコペンハーゲンで、 2015年1月に世界に衝撃を与えたひとつのテロ事件が起きました。 それは、「表現の自由」をテーマとする討論会にテロリストが乱入して 2人の殺されてしまいました。 いわゆる、横文字で言うと、ホームグロウン・テロリストで、 親の時代に難民として渡って来て、デンマークで生まれ育ち、 その社会に馴染めずテロを起こしたヒトのことを言います。 これは、今、世界中で問題のひとつになっているテロの形態です。 そして、このテロの影響が2015年6月の総選挙にも繁栄。 移民排斥を訴えるデンマーク国民党が179議席中37議席と第二党に躍進。 女性の首相だった社会民主党は、第一党にはなったものの、 第三党の自由党(ベンスター)に政権交代。 一方、第二党のデンマーク国民党は、閣外協力をすることになりました。 そして、翌月。 新規移民に対する社会保障費の削減を実施。 ただし、デンマーク語が上達した移民に対しては、 手当てを上乗せするというデンマーク国民党の主張を通る形でまとまりました。 そして、ヨーロッパには、約100万人とも言われる、 シリアから海を越え国境を越えて難民がやって来て、 デンマークでも受け入れることになりました。 それから、今年の2016年1月になり、 1万クローネ(日本円で17万円)以上の財産を持っている難民申請をした人の財産を没収するという 法案が国会を通過しました。 この法律は、デンマークにとっても大きく世論を別れることになり、 フェースブックを見ていても、賛成、反対の意見が投稿されていました。 昔のような自由と寛容さがなくなりつつあるデンマーク。 この法律のことを案じている友人に 「日本でもニュース報道がされていて、デンマークが心配!」 とコメントしました。 (参考文献 ![]() 三井美奈著『イスラム化するヨーロッパ』(講談社) 小著『ヒュッゲの国からデンマーク流人生の楽しみ方』(本の森出版) (関連ニュース ![]() 『デンマーク4年ぶり政権交代へ 総選挙で野党陣営勝利』(2015/6/19 日経新聞電子版より) 『銃3丁で計39発発射 デンマーク連続テロ、容疑者特定』(2016/2/18 朝日新聞電子版より) 『デンマーク、難民の財産没収法を可決 欧州の強硬姿勢に拍車』(2016/1/26日本版CNN電子版より) ![]() ![]() ![]() |
![]() 氷点下3.9度まで下がった朝の七北田川
仙台ではめったに川が凍ることがありません。 しかし、最低気温マイナス3.9度まで下がったので、 川と岸との間では、うっすらと氷が張っていました。 そして、ハクチョウさんたちにも霜が降りたのが、 羽がバリバリと凍っていました。 ![]() また、中洲付近には、ハクチョウさんの他に、 カルガモさんがいましたが、 朝日に浴びて暖められた氷が 歩くたびにバリバリと音が聞こえてきました。 ![]() 寒さに慣れっこのハクチョウさんたちも、 何か、見ていて気の毒にも見えてしまいました。 ![]() ![]() (今年一番の寒さで薄氷が張っている七北田川!) ![]() (ハクチョウさんたちが泳いでいる岸には薄氷が! ![]() ![]() (氷の上を歩くたびにバリバリ音を立てる中州いるカルガモさんたち! ![]() デンマークから学べ!と言ったアメリカ大統領候補! あれから6年。 デンマークにいたのは7年前なので、 だいぶ、ヨーロッパ情勢も変ってきています。 特に、この1~2年の動きは、 duck4がいたことよりも、めまぐるしなってきています。 そんな折、 デンマークに関する本を図書館で探していたところ2冊と出合い、 今日はその一冊目、 浜田宏一著『2020年世界経済の勝者と敗者』(講談社)を紹介します。 それは、ちょうど著者が、 アメリカ民主党の大統領候補討論会を見ていたら、 バーニー・サンダース候補が「勤労者を助けるうえで、デンマークが手本になる」 と発言していたからです。※① このバーニー・サンダース候補ですが、duck4も全くわかりませんでしたが、 楽勝ムードだったヒラリー・クリントン候補を 僅差まで追い込んでいる候補者のようです。 ところで、ヒュッゲの国デンマークで行われていることと、 アメリカで行われていることとは間逆。 デンマークでは、 国民皆保険で医療費無償(ただし歯科治療には例外も)。 大学まで学費無償。 保育所にも補助。 など、これだけ聞いただけでも、 手厚い社会保障制度が整っていることがわかります。 それが、アメリカにはあるのか。 デンマークの勤労家族は、国内総生産の比率で見ると、 アメリカの家族が得る補助金の3倍以上を受け取れるから デンマークの方が豊かであると言っています。※② ところで、 duck4は当時デンマークに住民登録をしていたのですが、 急に病気になり入院したことがありました。 そのときには医療費が無償の恩恵を受けられました。 とても助かりました。 ![]() その高福祉・高負担を支えとなるものは、当然、税金です。 デンマークの所得税率が最高60パーセント。 また消費税が25パーセントです。 そして、対極にあるのが、 既存の政治離れが始まっているアメリカであり、 また追随している日本なのです。 そんな、福祉国家デンマークでも実質GDPは、 2007年以降5.5パーセントも低下。 ちょうど、duck4がデンマークにいた時から、 経済は右肩下がりが続いて景気も良くありません。 当時、duck4の住んでいた地域でも、 家を売りに出しているヒトも多かったと思います。 そして、3年半前からデンマークでマイナス金利を導入しています。 デンマークが不景気になった要因に話を戻しますが、 緊縮財政での金融政策の失敗にあると指摘されています。※③ しかし、そんなデンマークですが、 国民が、政府や政治への信頼は、とても高いです。 国政選挙の投票率がなんと85パーセント台と日本では考えらません。 その政治への信頼性が、充実した社会保障制度にもつながっています。 これが、低福祉・低負担で貧富の格差のアメリカにあるのか。 「デンマークへ学べ!」と言っている無名だったバーニー・サンダース候補。 そんな若年層の気持ちをつかみつつあるのは、 既存の政治に懐疑的になっているからでしょう。 (引用文献 ![]() ①浜田宏一著『2020年世界経済の勝者と敗者』(講談社)178頁7行目から8行目引用。 ②同著 179頁7行から8行目引用。 ③同著 181頁10行目引用。 (参考文献 ![]() 小著『ヒュッゲの国から デンマーク流人生の楽しみ方』(本の森出版) ![]() ![]() ![]() |
![]() コツコツ細々とブログを続けていて、
5年間でいろいろ社会の流れも変ったと思います。 それを震災以後で、また肌で感じたのは、 今回の安保関連法の可決成立。 何か、このままではおかしいよね! と思ったヒトも多かったはずです。 事実、duck4もそう思った一人でした。 多くの憲法学者のヒトたちが、 憲法違反であり立憲主義に反するという主張から、 世論は大きく変ったと感じています。 そして、テレビのブラウン管越しに映し出されている 若者たち。 子どもがいるママさん。 孫がいる高齢の方。 今まで、政治に無関心だった人々が、声を上げるようになりました。 1960年代には生まれていないのでわかりませんが、 あのときの暴力的なデモとはまた違う。 個人の意志を感じました。 今回のデモは、 私たちの将来の生活に関係していないようで関係している。 問題だったと思います。 それは、若い人たちにとっては、 自分たちが、将来、戦争に動員されるのではないかという危惧。 また、子どもを持つママさんたちとっては、 我が子を守らなければという想い。 以前、ブログにも投稿しましたが、 母グマが、襲ってくるオスグマから自分のかけがえのない子どもを必死に守る姿と、 どこかしら重なっても見えました。 ![]() 孫を持つご高齢の方も、 将来、孫の時代になったら、こんな平和な国でなくなり、 戦争に巻き込まれる国になるのではないかという 心配があったようにも映りました。 その若いヒト、子もつママさん、孫がいる高齢の方など。 今まで、どちらかと言うと政治に無関心だったヒトたちが 関心をもつようになりました。 特に、海外メディアのイギリスのガーディアン紙では 「反戦運動の新しい世代が安倍を揺さぶる」という見出しで、 あるブロガーさんが、この記事を翻訳して紹介されていました。 政治の話は、タブー。 そんな風潮があった日本。 しかし、一般市民のみならず芸能人の中でも、 初めて自分の主張を声明したり、デモに参加された方もいました。 それには、意外でした。 ところで、このシルバーウィークで、もう安保関連法の可決、成立のことは、 どこ吹く風で忘れ去れらるかもしれません。 ただ、この数ヶ月。 国の根幹をなす憲法違反が発覚したとき。 あれ、これっておかしいよね。 と小さな声を上げること。 ![]() 逆に、言論の自由が守られている日本であるからこそできること。 おかしいことをおかしいよね!と言わなくなることこそが、 民主主義の危機ではないかと思いました。 そして、この出来事が、この国の歴史的事実として、 10年後、20年後も、語り継がれていくのでしょうか。 そう、信じていきたいものです。 ![]() ![]() ![]() |
![]() 今日のduck4ブログは、
5羽の滞在組のハクチョウさんやアドちゃんのことは お休みいたします。 さて、今日は、 女性雑誌で安保法案のことが取り上げられのはなぜか? ということ考えてみたいと思います。 本題に入る前に、 先日、足尾山地に棲息している ツキノワグマさんのことが野生動物の番組で放送されたました。 その時、テレビの中で、母グマの子育てが一番印象に残っています。 特に、真冬、洞穴で冬眠中に子どもを産み、 そして、母グマだけで子グマを子育てします。 あるとき、ツキノワグマさんの親子のところに、 オスのクマが来て、襲い掛かりました。 子グマをかばうために母グマは、 一生懸命に自分よりも大きな強いオスのクマと戦うのですが、 負けてしまいます。 そして、子グマは、 オスのクマに襲われ殺されてしまったのです。 なぜ、オスのクマが、そのような行動をするかというと、 自分の子孫を残すために行うとのことです。 何か、必死に子どもを守ろうとする母グマの姿が、 とてもとても痛ましかったです。 何か、この母グマの想い。 どこか、ヒトの母親が子どもに向ける愛情に、 非常に似ているような感じを受けました。 例えば、鳥さんたちも、 自分でタマゴを産み温め、 メスだけで子育てをするものもいます。 その母鳥にとって、子どもを失うことはとても辛いことです。 それは、動物であるヒトも同じこと。 女性にとって、自分の腹を痛めた子どもが、 戦争に巻き込まれることに対して、 シビアになる気持ちです。 もしかしたら、戦場に行って、 敵を殺さなければならない。 そして、命を落とすかもしれない。 そうなる可能性も無きにしも非ず。 ということが、人事ではないという我が子への想いが、 女性雑誌で安保法案の特集が組まれると、 関心をもって読む読者が多いのも当然のことなのかもしれません。 ![]() (丹葉暁弥著の写真集『HUG』(小学館)より:親子で歩くシロクマさんたち! ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() 戦後生まれが八割以上を越える今。
過去の戦争の歴史を次の世代へと継承していくことが、 最も大切なことだと思います。 例えば、 戦争を兵士として戦った世代。 戦争の怖さを身をもって体験した世代。 そして、全く、戦争を知らない世代へと、 この悲惨な戦争を語り継いでいくことなのです。 それは、 戦争を実際戦った村山さんの戦前世代。 空襲と爆撃を受けた小泉さんの戦中世代。 戦後の安倍さんの世代とでは、 自ずと、戦争と平和への受け止め方も、 違ってくるのかもしれません。 しかし、 実際に戦争体験をされた方が語ることばに重みもあり、 その残された貴重な歴史の声に対して、 いつでも、謙虚に耳を傾ける心が必要ではないかと思います。 そして、戦争から50年後に語られた村山さんのおわびの言葉が、 日本の立場になっています。 話は変わりますが、 満州から引き上げてきた祖父が残していた満州に関する本。 昭和28年に発刊された『秘録大東亜戦史(満州編上・下)」(富士書苑) 昭和56年に発刊された『流亡の民(満州編上)』『満州さようなら(満州編下)』(国書刊行刊) 4冊の本を、このお盆にところどころ読み返してみました。 その内容は、壮絶な体験談です。 例えば、 引きあげる時には、どうしても子どもたちを手放した話。 食べるものがなくて餓死する子どもたちの話。 家族と別れ別れになって一人だけ日本に戻って来た話。 また、ソ連軍や匪賊の略奪にあったり、 また命まで取られたヒトの話。 もう逃げられないと思い、自決した家族の話。 終戦を知らなくて、交戦を続けていた兵士の話。 戦争で巻き込まれ悲惨な思いをするのは、 子どもたち、女性、お年寄りなどの 弱者です。 昨日ですが、 テレビで、戦前、開拓民として、旧満州に仙台村という入植地を作りました。 ソ連の参戦で、多くのヒトが、襲われたり、餓死して亡くなりました。 その開拓団の中で生き生き残り、 32歳まで中国に残り、その後日本に帰国され、 毎年、慰霊のために、中国を訪れている方の ドキュメンタリー番組が放送されました。 その番組を見ていて思ったことは、 戦後70年で、もう戦争を体験して語り次ぐ世代が、ご高齢になり、 あと10年後には、ほとんどいなくなってしまうという危機感です。 そのことを思うと、 どのように過去の戦争の歴史を語り継ぎ向き合っていくのか。 その大切さをあらためて実感しているduck4であります。 ![]() ![]() (平和を願って!) ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() 戦争って、加害者にもなるし被害者にもなる。
でも、一生、心に傷を持つのは、両者。 その傷をもって、この70年間も生きて来られた方のことを考えると、 心が締め付けられる思いでいっぱいになります。 ところで、8月9日の長崎市長の長崎平和宣言。 冒頭部分では、次のような言葉で始まっています。 昭和20年8月9日午前11時2分、一発の原子爆弾により、長崎の街は一瞬で廃墟と化しました。 大量の放射線が人々の体をつらぬき、想像を絶する熱線と爆風が街を襲いました。24万人の市民のうち、7万4千人が亡くなり、7万5千人が傷つきました。70年は草木も生えない、といわれた廃墟の浦上の丘は今、こうして緑に囲まれています。しかし、放射線に体を蝕まれ、後障害に苦しみ続けている被爆者は、あの日のことを1日たりとも忘れることはできません。 その中で、特に、 「放射線に体を蝕まれ、後障害に苦しみ続けている被爆者は、 あの日のことを1日たりとも忘れることはできません。」 という言葉には、重みというものを感じました。 被爆された方にとっては、一瞬にして人生が狂ったわけです。 最愛なるヒトを失ったり、体や心に傷を負って、 それを一生癒えることなく生きていくこと。 これは、戦争を経験したことがない我々の世代にとって、 想像を絶するとしか言いようがありません。 そして、市長が、 現在、国会では、国の安全保障のあり方を決める法案の審議が行われています。70年前に心に刻んだ誓いが、日本国憲法の平和の理念が、いま揺らいでいるのではないかという不安と懸念が広がっています。政府と国会には、この不安と懸念の声に耳を傾け、英知を結集し、慎重で真摯な審議を行うことを求めます。 と読み続けている瞬間に、平和式典に参加されていた参加者の一部から拍手が。 きっと、思うところがあったからだと思います。 (参考資料) 平成27(2015)年 長崎平和宣言 ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() ハトさんたちが広島原爆ドームに放つ!
![]() Doves release at Hiroshima Peace Memorial. というイギリスのBBC放送のホームページで、 その写真を見つけました。 そして、何か気持ちが動くものを感じたduck4。 原爆ドームで平和のシンボルのハトさんたちが放たれる写真を フェイスブックに投稿しました。 ![]() すると、このメッセージに何か感じた デンマーク人や日本人の友人が、 いいね!を押してくれました。 ![]() その友人たちも、 平和について考える想いがあったのではと、 思っています。 ところで、話は飛びますが、 duck4がデンマークにいたときに、 ある若いヒトから、 「広島には今、ヒトが住んでいるの!?」 という質問を受けとても驚きました。 ![]() きっと、その方は、原爆で大地が汚染されてしまい、 ヒトが住めなくなってしまっているものだと思い込んでいたのかもしれません。 そんな驚きの気持ちも心の片隅にあったので、 外国人でも英語で理解できるBBC放送をホームページを使って、 決して忘れてはならない広島の原爆投下と今のことを伝えたかったのです。 そして、今年の夏は、 平和についていろいろ考えさせれる年にそうです。 それは、あの痛ましい原爆の悲劇を伝える方もご高齢になり、 あと10年後には、語り継ぐヒトもほとんどいなくなるからです。 また、昨今の国会の議論の中で、 兵器を運ぶ時に、核兵器も含まれる!?という発言もあり、 非核三原則がなあなあになってしまうのではないか。 という疑念もあります。 そんな2015年の夏は猛暑日続き。 歴史や平和について多くのことを考えさせられる戦後70年です。 ![]() (ハトさんたちが広島原爆ドームに放つ! ![]() (参考ホームページ ![]() Hiroshima: A look around the Peace Memorial Park(5 August 2015 Last updated at 06:36 BST/ BBC) Hiroshima: Bun Hashizume's story of survival (5 August 2015 Last updated at 06:36 BST /BBC) ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() 今日は、ハクチョウさんの記事は休刊日です!
![]() 6月19日付で『デンマークの総選挙』としてduck4ブログにも書いてから、 もう、10日以上が過ぎました。 すでに、日本の報道等でお知りになっている方も多いとは思いますが、 今日は、ブログにて、 デンマークの選挙結果のお話をします。 ![]() ![]() その選挙結果と言えば、 自由党率いるランス・ロッケ・ラスセン氏が首相に再び返り咲き。 中道右派による連立政権へと変ることになりました。 初めてデンマークでの女性首相。 社会民主党のヘレ・トーニング・シュミット首相率いる中道左派の連立政権は、 善戦したものの、他の連立パートナーの議席数が伸びなかったことから、 政権を守ることができませんでした。 しかし、政権与党の自由党は、 13議席減らして34議席となり、第三党に。 一方、移民排斥を訴えたデンマーク国民党が15席増の37議席を取り、 第二党に大躍進をしました。 そして、今回、政権を守ることができなかった社会民主党は、 47議席と現有議席を維持しました。 ところで、duck4は、フェスブックを通して、 多くのデンマーク人と交流を続けていますが、 特に、選挙近くには、 フェスブック上に自分の気になる政党のこと。 選挙関連の記事などを投稿されていました。 ![]() これも、ソーシャルメディアを利用して、 自分の意見を自由に表現できるからこそ、 書き込んでいるのでしょう。 しかし、ここ数年。 duck4ブログを続けてきて、書くことが、ちょっと怖いなあ!? と思うようなことが、多くなってきたようにも感じます。 この空気が単なる気のせいなら、良いのですが...! ![]() ![]() (イメージ写真。小著のデンマークの本! ![]() ![]() ![]() しかし... ![]() |
![]() 今日は、ハクチョウさんたちのお話はお休み。
![]() 久しぶりに、デンマークのお話をしたいと思います。 ![]() ![]() 連日、デンマーク人の友人知人のフェイスブックを見ていると、 選挙のことが話題になっていました。 ![]() おそらく、自分が気になる政党のPRを投稿していたと思います。 なぜ、この話が気になるかと言うと、 duck4がデンマークに行っていた時に、 ちょうど国会議員の選挙が行われたからです。 そして、そのとき、立候補者の演説会や開票作業をこの目で近くで見ていたとき、 デンマーク人が、政治に関心を持っている姿に感銘を覚えたからです。 日本では経験したことががない興奮のため、 duck4は、鳥肌が止まらないほどの感動ほどでした。 あのワクワクした体験は、今でも、忘れられません。 ![]() ![]() その経験と体験から、アッセンス市のヘレネス地区で行われた、 立会演説会と開票作業。 そして、その地区の人々がどの党に投票したのかを小著の中で書きました。 そこで、duck4が感じた国民意識とは、 「デンマーク人の投票率と世界一の水準を保っている社会福祉とは、 互いに良い方向に相関しているように思えてなりません」 と小著と中で結論付けてまとめました。 ![]() ![]() この引用したことを、もっと具体的に言うと、 政治に関心を持ち、多くの人々が投票行動で自分からの意思表示をすることで、 社会の透明性が担保でき、 税金がたくさん払っても、それの見返りとして、社会福祉が充実した方がより、 ヒトが豊かに生きられる社会が実現できるとは思っていることに、 duck4自身が気づいたからです。 ![]() ところで、デンマークでは、6月18日に、国会議員の選挙が行われました。 再選をめざす社会民主党のトーニングシュミット首相が率いる中道左派陣営が勝つのか。 それとも、4年ぶりに返り咲きを目指す、自由党のラスムセンさんが政権を奪還するのかの争いです。 事前の世論調査の結果では、両者、拮抗していて、どちらが勝利しても、おかしくないようです。 女性首相のトーニングシュミットさんが、雇用回復させた実績を強調するのに対して、 今年2月に起きた移民の家庭に生まれた若者の連続テロもあったことから、 最右派のデンマーク国民党が議席を伸ばす模様。 そのときに、閣外協力か、自由党との連立内閣を樹立するのかも焦点のひとつになるとのことでした。 ![]() ( デンマーク、18日に総選挙 与野党が大接戦 2015/6/18 0:42日経新聞を一部引用! ![]() さて、デンマークの総選挙の結果は、どうなったのでしょうか? ![]() ![]() (図書館にある小著『ヒュッゲの国から』 ![]() ![]() (参考文献・資料 ![]() ![]() デンマーク、18日に総選挙 与野党が大接戦 2015/6/18 0:42日経新聞を一部抜粋引用 ![]() 小著『ヒュッゲの国から デンマーク流人生の楽しみ方』(本の森出版) ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() 今日のduck4ブログは、
ハクチョウさんのロクちゃん、菜々ちゃん、5羽の滞在組のお話はお休みです! ![]() さて、本題は、ハンガリー人の友人のお話に...! ![]() その時のプレゼントは、何にしょうか。 急な旅だったので、お土産を買う暇もなく、 最初は、こけしもいいかな!?と思っていましたが、見つけられず。 そして、これだと思ったのは、福島県会津地方の郷土玩具。 赤べこ! 起き上がり小法師! なぜ、それを選んだかというと、 duck4も福島生まれであること。 また、福島のことを知ってもらいたいと思ったからでした。 ![]() ![]() それと、小著『ヒュッゲの国から』! ハンガリー人の友人も本の中に登場しています。 本には友人の写真もあるので、喜ばれると思ったからです。 ![]() ![]() そして、帰国した頃に、友人のことを書いた部分を拙い英訳で、 メールを送るつもりでいます。 それから、旅の途中。 小著を寄贈するために図書館に立ち寄りました。 その図書館からお礼状が届きました! 2通ははがき。1通は封書でした。 その中には、 「わざわざおこしいただきましてありがとうございました!」 というコメントが手書きで書かれていました。 担当された方に、何か、インパクトがあったのでしょうか! やはり、手書きのコメントは嬉しいものです! ![]() また、印刷された中には、「当館の蔵書として活用...!」という文言があったので、 ひとまず安心。 この文言があるということは、その市民、町民の方々も手にとってduck4の本を読んでいただけるからです。 司書さんありがとうございます! ![]() 最後になりますが、公開されたときには、 duck4ブログでもお知らせしたいと思います。 ![]() ![]() (小著『ヒュッゲの国から』 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() 先日、duck4の自宅に1つの郵便が届きました。
その中身は、鳥の写真集。 嬉しいプレゼントです。 ありがとうございます! ![]() ![]() (鳥の写真集『続・小さな庭に野鳥を迎える愉しみ』! ![]() ![]() ページを開いてみると、その著者の方のご自宅に、餌を食べにやって来る鳥さんたち。 例えば、ヤマガラさん、シジュウカラさん、メジロさん、ショウビタキさん、 シメさん、ベニマシコさん、アオジさん、ガビチョウさん、スズメさんにヒヨドリさん。 何種類の鳥さんがやって来るのでしょうか? ![]() 実を言うと、duck4の家にも鳥さんがが飛んできますが、 スズメさんと真冬にヒヨドリさんが来ます。 今は、3番子のスズメさんが、親鳥に餌をせがんで、ピィピィ!鳴きながらついて回っています。 ![]() ![]() この写真集の著者さんの話に戻しますが、 庭には、ちょっとした仕掛けや小物を置いて空間を演出。 鳥さんたちが餌を食べたり遊んでいるところを写真に撮影しています。 ![]() 残念なことに、 この写真集『続・小さな庭に野鳥を迎える愉しみ』は、自費出版で販売されていないようなので、 一般の方が手に入れることは、難しいようです。 ![]() 1頁、1頁、頁をめくっていくにつれて、 著者の花島 政三郎さんの鳥への愛情が伝わってくる写真集です。 ![]() 最後になりましたが、 この写真集は、 小著『ヒュッゲの国から』(本の森)を出版してくださった出版社が発行元です。 ![]() あるブロガーさんから、本にしたらというコメントをいただいたこともありましたが、 もし、七北田川の5羽の滞在組のハクチョウさんについて本を書いたら、 どんな作品に仕上がるのか!? 勝手な想像を働かせていたduck4がそこにいました。 ![]() ![]() (イメージ写真:5羽の滞在組のハクチョウさん! ![]() でも、今は暇がないので、ちょっと無理ですが...! ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() デンマーク人の友人のお誕生日だったので、
デンマーク語と日本語でお誕生日カードを作ってみました。 ![]() 7羽のアヒルさん。 指揮棒を振っているアヒルさん。 母親アヒルさんと2羽の子供のアヒルさん。 羽を広げた雪ダルマのような形をしたアヒルさん。 独特なクチバシを持ったアヒルさん。 頭にリボンをつけて、片足を怪我しているアヒルさん。 ![]() 冠をかぶっているデンマーク女王マルグレーテ2世をモチーフにして考えた 1羽の女王のハクチョウさん。 歌っているハクチョウさん。 横断幕を持ってそれと空を飛んでいるハクチョウさんをあわせて3羽です。 ![]() 横断幕を持って空を飛んでいるツバメさん。 ![]() スズメさん。 ![]() もう少しほっそり描けばよかったヒヨドリさんです。 アヒルさん、ハクチョウさん、ツバメさん、スズメさん、ヒヨドリさんで いっしょになってハッピバースディの歌を歌っているというのが 作品のコンセプトです。 ![]() ![]() ![]() (歌を歌う鳥さんたち! ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() 9月2日は、duck4ブログにとっては記念すべき日。
![]() それは、2010年にブログを初めてから、 今日で丸3年を迎えることになりました。 これも、皆様からのコメントなどなどおかげで続けられました。 ブロガーさんの皆様。 応援、ありがとうございました。 ![]() これからも、鳥さんのこと、滞在組のハクチョウさんのこと、気になっていることなど 投稿していくつもりです。 宜しくお願いいたします。 話は変りますが、 duck4ブログをはじめたきっかけは、 小著『ヒュッゲの国から』(本の森出版)の出版でした。 出版社の方に、「ブログをはじめたら!」という言葉からでした。 当初は、デンマークで見てきたことを小出しに書いていましたが、 あまりアクセスはありませんでした。 それから半年後、2011年3月11日に東北地方を襲った 東日本大震災とフクシマ原発の事故。 あれから、ことあるごとに被災地のニュースや投稿してきました。 そして、被災地からの情報ということもあり、 duck4ブログのアクセス数が増えてきたと分析しています。 そして、今。 東日本大震災以後も 飛べなくなりましたが、のんびりナカヨク5羽で一緒に生きている ハクチョウさんからアヒルさんの鳥相を選んだ滞在組のハクチョウさんの 情報をことあるごとに書いています。 これからも、 鳥さんのこと、滞在組のハクチョウさんのこと、duck4が気になってニュースなど。 投稿していくつもりです。 皆さん、3周年記念を迎えたduck4ブログをこれからも、 末永く宜しくお願いいたします。 ![]() ![]() (duck4ブログのイメージアヒルさんたち! ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() duck4ブログの拍手の回数が2万回突破!いたしました。
これも、日頃から、皆様がブログへ遊びに来てくださったおかげであります。 ありがとうございます! ![]() また小著『ヒュッゲの国から』(本の森出版)の方ですが、 宮城県塩竈市立図書館に寄贈したところ、 閲覧できるようになりました。 図書館司書の皆さん、 小著を採用してくださいまして誠にありがとうございます。 ![]() 時々、カリールという図書館に所蔵されている本の検索サイトで duck4の本がどうなっているか探してみることがあります。 北海道の大学で借りている人がいる! 東京の大学で小著を借りている人がいる! また某県立図書館で『ヒュッゲの国から』を借りている人がいる! と思うと出版した甲斐があったとつくずく思うのです。 もし、デンマークの社会教育事情、社会福祉事情について興味を持っている方がいらっしゃったら、 是非、手にとって読んでいただければ幸いに存じます。 もしかしたら、ブロガーさんが住んでいる町にも、 duck4の本があるかもしれません! ![]() (かつて塩竈神社にいた2羽のアヒルさんたち! ![]() (参考ブログ) 『学びを提唱する大切さ提唱ヒュッゲの国から』河北新報の書評欄より ![]() ![]() ![]() |
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duck4の定点観測ポイントの川には5羽の滞在組のハクチョウさん。大空を飛ぶことができませんが、元気に毎日、川を泳いでいます。この地域の人々にも愛され続けているハクチョウさんたちです。これからも、定点観測ポイントにいる飛べないハクチョウさんのこと中心にブログを配信していきます。今後ともに、宜しくお願いいたします。ブログ主宰者duck4より!
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