![]() 3.11の大震災前。
福島第一原子力発電所の事故以前。 わたしは、全くエネルギー問題について感心がありませんでした。 でも、あの事故をさかえに変わりました。 そして、わたしのように関心を持つようになった人も少なくないことでしょう。 今日のduck4のブログでは、 自然エネルギーだけで180%を作り出している 町が、日本にあることを紹介いたします。 その町は、岩手県北部にあります。 県都の盛岡市から車で1時間30分の山間の小さな町。 過疎化も進んでいます。 主な産業は、牧畜と林業です。 その町は、葛巻(くずまき)町といいます。 葛巻町は、自然エネルギーを使って町おこしをしています。 例えば、バイオマスエネルギー。 牧畜業のさかんな葛巻町では、牛の糞尿も貴重な資源になります。 ![]() 周りが森林の葛巻町では、木材も樹皮からペレットをつくり、 ![]() 立派な資源として活用されるのです。 そのようにして、バイオマスエネルギーが作られます。 それから、学校や高齢者施設では、太陽光発電を設置。 ![]() 自然の恵みからエネルギーを得ています。 一部の電力を太陽光で賄ってもいるのです。 また、風の通り道には、風力発電が設置されています。 ![]() 15基ほどあります。 ちなみに、この風車のタービンは、デンマークからの輸入だそうです。 ![]() そして、余った自然エネルギーを電力会社に売電しています。 葛巻町は、デンマーク同様に、自然エネルギーの先進的な取り組みを行っています。 岩手県葛巻町とデンマークとでは、風土は違います。 しかし、主要産業のひとつ、牧畜は、葛巻町もデンマークも共通点があります。 最後になりますが、 日本では、超高齢化により、過疎に悩んでいる町は、沢山あることと思います。 その町が、自然の恵みから、自分たちでエネルギーをつくり、それを売る。 地産地消のエネルギーと町おこしには、先進的な取り組みであり、町のブランド力を高めることと わたしは思います。 ![]() (参考文献 ![]() 『共生経済が始まる』内橋克人著 朝日新聞出版 (You Tubeより) 「自然エネルギー180%の岩手県葛巻町」 ![]() ![]() ![]() |
![]() duck4のブログに訪問された皆様へ。
おはようございます! 今日は、朝時間がなかったので、ゆっくり書き込むことができませんでした。 下書きは、書いていたのですが、 新しいパソコンで、コピーの仕方がわかりませんでした。 F機能+ドラックすれば、コピーができると思いますが、 詳しい方は教えていただければ幸いい存じます。 夜にでも、また、ゆっくり書き込みたいと思います。 ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() 絆(きずな・Bond)!
その「絆」の意味を調べてみると... 考えや経験を共有したり、 友情のような感情をもち、 人々と集団との間で、結びつきを深めることにあります。 そして、最近では、 この「絆」という言葉をよく耳にするようになってきたのです。 甚大なる津波の被害を受けた、岩手県、宮城県、福島県沿岸地域。 この地域は、海や大地の恵みから糧を得て、ご近所のお付き合いも深く。 人々の絆によって共同体が営まれていたように思われます。 そして、このような地域でも、 かつて、神戸を中心に地震の被害を受けたときと同じような、 仮設住宅に仮の住処とする被災者さんの中には、大きな問題に直面しています。 専門家の話によると、 災害ににより、大切な人々を失った人々は、思うそうです。 「なぜ、わたしだけが、助かったのか?」 「わたしは、その人を助けることができなかったのか?」 という罪悪感に似たような感情にもなるそうです。 そのため、彼らは、悔やみ、時には、自分自身をひどく責めたりもします。 そして、深い喪失感にさいなまれることもあるそうです。 このようなことは、わたしたち、すべての人々が、 多かれ少なかれ、経験することでもあります。 災害なので、落ち込んでいる人々の心の葛藤も、 わたしたちは、疑似体験として、推察できることもあることでしょう。 そのときに、してはいけないこと。 それは、「決して、安易に、励ましの言葉をかけてはいけない!」というこ とです。 「ガンバレ!ガンバレ!」 と励ますことは、もちろん「禁句」です。 逆効果です。 話は、少し、寄り道にそれますが、 昨日のduck4のブログ『カモたちの「ガーガー」の鳴き声!』 で書いた...! ![]() もし、わたしたちが、カモのような渡り鳥であったら、 ただ単に、「ガー!ガー!」と、 その困っている鳥へ付き添い、鳴くことでいいのです。 ![]() そして、群れの渡り鳥も一斉に、「ガー!ガー!」と鳴くのです。 それは、同じ渡りという問題の直面している、渡り鳥の絆によって結びついているのでしょう。 カモ、ガン、ハクチョウ類は、朝に白み始めると一羽が鳴き始めると、 周りの鳥たちも鳴き始め、そして群れ全体で「ガー!ガー!」と鳴き、 餌場へと飛び立っていきます。 ![]() ![]() もし身の回りで困っている人がいたら、鳥たちのように一言。 「ガー!ガー!」と挨拶代わりの「声がけ」するだけで、 わたしたちの心が、開かれていくことでしょう。 今、わたしたちの共同体は、絆が弱くなっていると、言われています。 その弱くなっている絆を修復するために、 それは、あいさつからでもいいです。 ひとつの声がけにより、わたしたちは、お互いが、再び、 共感することができることでしょう。 絆という共同体が復活することにもなると、 わたしは、信じております。 ![]() ![]() (イメージ写真:伊豆沼のカモたち ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() 3.11の東日本大震災後。
仙台は、停電になりました。 毎日、更新していたduck4ブログも、停電のため、 しばらく途絶えてしまいました。 わたしの安否を心配された友人、知人が、 携帯電話の充電ができるようになってから、連絡が入るようになりました。 duck4のブログが、わたしの安否確認になっていたのです。 これには、驚きでした! ![]() それから、ブロガーのひとり。 アメリカのシアトル在住のカントリーママさんのブログ。 『自然治療法医の子育て おもわずにっこり!パラダイス日記』 (3月22日付けブログ)にて。 わたしが被災地の近くに住んでいて、大地震の影響を受けていることを 報じて頂きました。 とても、感謝しております! ![]() カントリーママさんのブログで、紹介されてからは 多くのブロガーさんから、あたたかい励ましのコメントも頂戴しております。 それから、というもの、 宮城県の様子。 わたしの生まれたところ福島のニュースについて、 時々ブログで更新しています。 そして、多くのブロガーさんが、 duck4のブログに訪問してくださるようになりました。 とても、感謝しております。 ![]() ブログについてのわたしの意見すが... ソーシャルメディアのひとつであるブログは、「共感」のメディアではないかと 思います。 簡単に言うと、 同じ考え、波長が合うブロガーさんが、 結びつきを強め、絆を深めていくメディアが、ブログではないかということです。 ![]() ![]() (絆をイメージする人と人の情報をつなぐ伝書鳩! ![]() (参考文献 ![]() ・梅田望夫著『ウェブ時代をゆく』ちくま新書 (参考ブログ ![]() ・カントリーママさんのブログ『自然治療法医の子育て おもわずにっこり!パラダイス日記』より ![]() ![]() ![]() |
![]() かつて、ハンガリー人の友人に、
「ヒロシマには、人は、住んでいるのですか?」 という質問を受けたことがありました。 日本人のわたしにとっては、ちょっと意外な質問! その友人は、よくよく話を聞くと、 ヒロシマのことを次のように思い込んでいました。 アメリカが原子力爆弾を投下して、放射能汚染されていて、 誰も近づくことができない土地だと! そして、ハンガリー人の友人に、 「今の、広島市には、人口100万人以上の人々が住んでいる大都市になっている」 と話したと思います。 ヒロシマ、ナガサキという都市のことは、 世界の歴史の中で、知識としても、誰もが知っていることです。 しかし、今どうなっているのかまでは、 外国人には、なかなか理解されていないのかもしれません。 例えば、今から25年前の1986年に チェルノブイリというところで原発事故があっても、 今どのようになっているのかまでは、多くの日本人はわからないのと同じです。 これより、本題に入りますが、 NHKのクローズアップ現代では、『どう教える”放射線”』 ![]() というテレビが放送されていました。 この番組では、来年より、31年ぶりに中学校の理科の授業で、 「放射線」について教えることになる教育現場の葛藤と、 教育の取り組みのヒントを放送していました。 そのため、先生たちが、 全く知識がない放射線について教えるため、 試行錯誤しているようでした。 例えば、先生の試行錯誤として、 福島第一原子力発電所から40キロ離れたとある小学校の校長先生は、 子どもたちに、放射線の正しい知識を教えるために、 ザリガニを使うことにしました。 学校のそばには、小川があり、 原発事故前までは、子どもたちが遊んでいました。 その小川には、ザリガニが生息していて、校長先生が捕まえ、 放射線量を測定したところ、高い値が検出されたのです。 そして、校長先生は、水で洗ったザリガニを子どもたちの前で、 測定して見せることにしました。 すると、ザリガニの測定値は、 校舎内の放射線の値と変わりがなく低かったです。 子どもたちは、ザリガニを通して、除染の大切さを学ぶことになりました。 もうひとつは、 奈良県の私立中学校の科学クラブのお話です。 この学校では、クラブ活動の一環で、放射線の自由研究を行っています。 かつて、在籍した生徒の素朴の疑問からでした。 その研究のひとつが、 広島市で、実際、放射線量を測定したところ、 東京と全く同じ値になっていました。 そして、生徒たちが、広島市民にアンケート調査を行ったところ、 約3割の人々が、他、原爆が投下されて66年以上経過した今でも 放射線量が高いと思っていたようです。 最後になりましたが、 わたしも含めて、放射線のことは、知らないことが沢山あります。 自分から、学んでいかないと、放射線の知識はわからないものです。 そして、未来ある子どもたちは、これから30年以上も、 目には見えない放射線と戦っていかなければなりません。 そのときに大切なことのひとつに、理科の授業で教えられたことが、 役に立つことだと思います。 ![]() ![]() (将来に虹がでることをイメージして... ![]() (参考番組 ![]() ・ クローズアップ現代『どう教える”放射線”』(10月11日放送より) ![]() (お知らせ ![]() ・SAVE ![]() 福島原発事故や放射能汚染情報や地震などの情報を知って子供を守ろう。 福島の原発のニュースを配信しているHPへduck4のブログからリンクできるようにしました。 関心のある方は、ご訪問してみてください! ![]() ![]() ![]() |
![]() NHKの番組「クローズアップ現代」(10月3日放送)では、
『安全を守れるか、食品の放射能基準』を放映してました。 その中で、特に関心があったテーマがあったので、 今日のduck4のブログでも、紹介したいと思います。 ![]() 東京にある、とある生協が、 取り扱うすべての商品の放射線量をホームページ上で公表するというものでした。 その生協で、数値の公表をはじめたところ、 扱っている商品の椎茸から、 暫定基準の500ベクレルに近い値が、検出されました。 そこで、その生協側は、いろいろ検討をはじめました。 国の基準では、 500ベクレル以下であれば、売っても、問題ないことになっています。 しかし、店側としては、 「消費者へ暫定基準値に近い、商品を安心して、売ることができるのか?」 という議論に当然なりました。 また、当然のことながら、 今まで取引のあった生産者との関係もあります。 基準値内の数値で、商品出荷を中止することで、 小売と生産者が今まで築いてきた、信頼関係も崩れかねません。 その生協の決断は、 暫定基準値に近かった、椎茸 ![]() 今後、このような事例は、増えていくことと思います。 消費者の要求は...、 「自分たちの食べる食品の放射線量の値を公表して欲しい!」 と強く願っているからです。 ![]() 生産者の側は...、 「自分たちの作っている作物が、汚染されているのか?いないのか!?」 とても、心配をしています。 小売業者も...、 「本当に安心して販売できるのか。どうか!?」 なぜなら、 今まで、暫定基準値を超える、お茶、牛肉を市場に出荷されたことがありました。 ![]() ![]() これからは、新米が市場に流通するわけです。 ![]() 一消費者として...! ![]() もっと、積極的に食品の数値を、公表して欲しいと願っています。 小売店に求められることは、数値を公表することで、安心、安全な食品を われわれ消費者に販売することです。 そのようなお店には、消費者の信頼を得て集まることでしょう。 前にも、 duck4のブログ(「食の安全への疑問」9月30日分) , でも触れたことがありました。 「どこの地域で、牛乳が搾乳されたのか?」 ![]() 誰が作ったのがわかるようなを生産者に分かるような表示をしてもらいたいものです。 特に、牛乳を買うときに思うことですが、 製造元はわかりますが、 原産地が全くもってわからないからです。 それから、各都道府県で、バラバラな検査方法では、まだまだ不十分です。 国へは、全国統一の検査方法の基準づくりが求められます。 今後、増えていくことと思いますが、 生産者、小売、市民団体、民間研究機関などのチェック体制も必要ではないでしょうか? 検査の幅が広がることで、 水際で、暫定基準値を超える食品の出荷をくい止めることができるからです。 ![]() ![]() (復興の願いを込めて:ひまわり ![]() (参考番組 ![]() ・NHKクローズアップ現代 10月3日放送分より 「安全を守れるか 食品の放射能検査」 (参考ブログ ![]() ・duck4のブログ 9月30日の記事 「食の安全への疑問」 ![]() ![]() ![]() |
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duck4の定点観測ポイントの川には5羽の滞在組のハクチョウさん。大空を飛ぶことができませんが、元気に毎日、川を泳いでいます。この地域の人々にも愛され続けているハクチョウさんたちです。これからも、定点観測ポイントにいる飛べないハクチョウさんのこと中心にブログを配信していきます。今後ともに、宜しくお願いいたします。ブログ主宰者duck4より!
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