![]() 「福島の復興なくして、日本の再生なし!」
![]() と、わたしは、強く思います。 美しい海と山に囲まれた自然豊かな国。 そこで、 コメ ![]() ![]() ![]() ![]() 私たち日本人。 しかし、かつて、安全と思っていた食品が、 そうでなくなってしまった現実に、 直視、しなければならなくなりました。 とても、とても、辛いことです。 ![]() この福島第一原子力発電所の事故後。 ひとえに、 内部被爆の影響をとても受けやすい、 子どもたちの食の安全を最優先のひとつとして、考えなければならないと わたしは、強く思います。 「未来のある子どもたちの命を守るために!」 ![]() 9月29日付けの日本経済新聞では、 「給食の放射線量検査、機器購入の半額補助:文科省」 記事を掲載していました。 専門家からは、 「子どもたちが、食べる給食の検査をしなければ、不安を解消することができない!」 ということから、やっと、第三次補正予算案で、 放射線量検査機器の要求をすることになりました。 もっともっと、早くやって欲しかったです。 検査方法では、給食に使う食材を抽出するサンプル検査のため、 専門家の中からは、検査方法の再検討する意見も聞かれています。 東京大学大学院教授の早野龍五さんは 「サンプルを調べるだけでは、不十分。 給食で出された、ご飯、おかず、牛乳などを給食1食分を丸ごとミキサーにかけてから 検査する方法!」 を文部科学省に指摘したそうです。 この食の安全は、福島の子どものみならず、 日本の子どもたちの命を守るためには、絶対!必要なことなのです。 ![]() (参考資料 ![]() ・日本経済新聞9月26日付け記事より ![]() ![]() ![]() |
![]() 『ザ!鉄腕!ダッシュ!』(日本テレビ放送番組)
![]() 農業体験をしている「ダッシュ村」という企画があります。 その「ダッシュ村」では、無農薬にこだわり、コメ、野菜、養蜂、畜産、陶芸など作っていました。 しかし、3月11日の大震災と翌日に起きた、 福島第一原子力発電所の爆発により、ダッシュ村は閉鎖状態。 原発から約25キロ離れた、福島県浪江町にある「ダッシュ村」は、 計画的避難地域に指定され、許可証がなければ入れなくなりました。 それから、とある夏の日のこと。 「JAXAの放射能汚染実態の調査」を「ダッシュ村」で行うことになりました。 そして、放射能物質のセシウムを吸収すると言われている ヒマワリ ![]() 実証実験が行われることになったのです。 チェルノブイリでも実証実験が行われたヒマワリ栽培。 ![]() それが、土壌改良に効果を果たしました。 このヒマワリの実証実験は、 日本でも行い、日本の土壌でも、 同じような効果があるのかを試すためでもありました。 ![]() そして、「ダッシュ村」内の放射線量を測る実験も同時に行われました。 すると、一番高かったのが、「落ち葉」 ![]() ![]() 胸の辺りでの線量計で測定したところ、 なんと、35マイクロシーベルト(1時間当たり)ありました。 敷地内の平均が約12~18マイクロシーベルト(1時間あたり)ですか ら、 それの2倍の数値でした。 『ザ!鉄腕!ダッシュ!』の番組により、 計画的避難地域の放射能汚染の深刻さが、あらためて知ることになりました。 放射能汚染の実態を知る、数少ない貴重な番組だと思います。 ![]() 東日本大震災から6ヶ月が経過。 風化してきたという意見も聞かれる昨今。 後世の人類のためにも、決して、忘れてはいけないことです。 そして、メディア等では、あまり取り上げていない、 原発事故後の福島の実態をもっと日本のみならず世界へ発信して欲しいものです。 ![]() (参考資料) 『ザ!鉄腕!ダッシュ』「ダッシュ村」の番組HPより ![]() ![]() ![]() |
![]() 「さかな」は、とてもおいしいですね!
![]() わたしの好物は、マグロに、鮭に、それと秋刀魚です。 北海道では、秋刀魚の漁が始まりました。 ![]() この時期の秋刀魚は、あぶらがのっていて、とてもおいしいそうです。 でも、悲しいかな! ![]() 福島の事故以来。 魚を食べることを心配している人もいます。 かつて、わたしは、魚の骨まで食べていました。 ![]() しかし、今は、控えています。 4月2日から6日にかけて、福島第一原子力発電所から、高濃度の汚染水が 太平洋に、放出されました。 その影響が、1ヵ月後にはすでに出始めてしまいました。 5月中旬。 コウナゴやシラスから、 ![]() 暫定基準値を500ベクレルを超えるセシウムが検出されました。 6月。 アイナメ、ドンコ、イシカレイからも検出されました。 ![]() ホッキ貝からも、暫定基準値を超える、セシウムが検出されたのです。 ![]() 7月。 海底にすむ、ヒラメからも検出されました。 小魚や甲殻類を食べて大きくなる魚、ヒラメなどに影響を及ぼしたのです 新聞では紹介していましたが、 海の中を泳ぎ回る「回遊魚」よりも、 ヒラメのように「海底に生息する魚」の方が、放射能が濃縮されるそうです。 これからは、「食物連鎖の頂点」に立つ、 魚への放射能汚染が進むことがとても心配です! ![]() ●参考資料 ・河北新報社説 8月23日記事より ●参考サイト ・勝川俊雄公式サイト 『水産物の放射能汚染から身を守るために、消費者が知っておくべきこと』 2011年5月14日より ![]() ![]() ![]() |
![]() 今年の福島産の桃は、おいしいそうです。
わたしも、不安に思いつつも、福島産の桃を食べました。 ![]() その桃も、また、とてもおいしかったです。 おいしかった理由には、桃が生育するための気候が良かったからでしょう。 さて、話は少し変わりますが、 福島第一原子力発電所の事故以来。 気がかりなことがあります。 放射能汚染は、東日本一帯に広がってしまったことです。 早川由紀夫さんの(群馬大学の火山学の専門家で地質学の先生)ブログ。 「福島第一原発から漏れた放射能の広がり」によると、 次の地域が比較的放射線量が高くなっています。 ![]() (早川由紀夫の火山ブログ「放射能汚染地図」(三訂版)より) (*duck4といたしましては、先生のご好意に甘えて、地図を使わせていただきます。ありがとうございます!) 例えば、 白石蔵王駅から那須高原駅までの東北新幹線の沿線。 ![]() 宮城県でも、 福島県に近い仙南地域では、比較的高い値の放射線量が検出されています。 ホットスポットとして点在している茨城、千葉、群馬、長野県の一部地域。 宮城県北部から岩手県南部の一部地域。 そして、 海域では、 茨城県沖から宮城沖の太平洋沿岸もまた放射線に汚染されているようです。 この海域は、たくさんの魚が集まるところで、 日本でも豊かな漁場のひとつになっています。 ![]() そして、ひとつ疑問に思うことがあります。 仙台は、原発から100キロほど離れていますが、比較的、汚染されていないからです。 仙台市の調査によると、学校の校庭(仙台市立の学校)からの放射線量は、0.10マイクロシーベルトから 0.16マイクロシーベルトでした。(6月8日から22日の測定結果から) 放射能汚染という、新たな社会問題を引き起こしました。 わたしの気がかりは、 「どのように、放射能に汚染された地域をきれいにしていくか?」 ![]() ということです。 放射能に汚染された学校の校庭の土を削って、 その土を、学校敷地内に保管するだけでは、 根本的な解決にはならない思います。 大量に発生した汚染ゴミ。 「どのように最終処分するのか?」 ![]() 私たちにとって、難しい課題になってしまったのです。 (参考ブログ) ・早川由紀夫の火山ブログ「放射能汚染地図(三訂版)」 ・仙台市のホームページ「福島第一原子力発電所事故にかかる放射線に関する情報」 ![]() ![]() ![]() |
![]() 河北新報(仙台の地元新聞・8月16日付け)
「蒲生干潟 復活の息吹」 によりますと、 蒲生(がもう)干潟の調査をした専門家は、 「干潟の自然は、回復している!」 と報告していました。 ![]() (河北新報の記事写真より:8月10日現在の干潟の様子:砂浜が戻っている!) ![]() (3月25日の干潟の様子:砂浜が、まだ、海水で浸食されている!) 大震災後の津波は、干潟の砂浜や干潟を壊しました。 わたしも、鳥たちの様子が気になったので、 何度か、蒲生干潟に行っています。 震災から、2週間後には、 多数のカラスしか確認できませんでした。 海水も引いていなかったと思います。 しかし、 砂浜は、自然の力により、復元を始めていたのです。 それから、5ヶ月。 直接的に、海水が、干潟に入らなくなりました。 生物たちが、干潟に、戻りつつあります。 それは、わたしも、実感しました。 専門家の調査によると、 例えば、 ハマナス。 昼顔。 などの花が咲いているのも確認しています。 震災前には、約40種いた ゴカイ。 カニ。 震災後に、32種まで戻ってきています。 わたしも、8月に行ったときには、 水溜りにいた、 死んでいるカニを見つけました。 ![]() (水溜りにいた死んでいたカニ。 ![]() ![]() カレイの稚魚も生息しいます。 コサギたちが、餌を求めて、干潟にやってきて、ゴカイや小魚を食べていました。 ![]() (2羽のサギたち ![]() 専門家によると、 干潟の環境は、改善していると言っています。 そのわけは、 津波が、干潟に堆積していた、ヘドロを洗い流したからでした。 しかしながら、 この蒲生干潟には危惧していることもあります。 近くに、蒲生下水処理場があるからです。 それも、 まだ、 汚水処理施設が完全に復旧に至っていないので、 汚水が海に流れ込んでいます。 干潟の水質が、悪化するのではないかと、懸念されています。 調査した専門家は、言っていました。 「干潟は、台風などの災害により、死滅と再生を繰り返してきました」 「自然は、ゆっくりしと回復するでしょう」 これはわたしの意見です。 コサギ、サギたちが、 かつてのようなコロニーを 干潟に、形成されるまでには、 時間がかかるでしょう。 松林が、ほとんどなくなってしまったからです。 しばらくは、 コサギやサギたちのコロニーは、キリンビール工場内の 雑木林、仮設コロニーをつくって生息し続けると思います。 でも、 自然治癒力により、干潟は、元通りに戻るのも、 そう遠くないのかもしれません。 ![]() (参考ホームページ・ブログ) ・「蒲生干潟 復活の息吹」(河北新報・8月16日付け) ・仙台周辺:蒲生干潟の震災後の状況 ・「鳥たちの避難所」(duck4ブログ 4月30日付け) ・「大震災後、新天地へ移動したシギたちの様子」(duck4ブログ 8月6日付け) ・「餌を探しているコサギたち」(duck4ブログ 8月13日付け) ![]() ![]() ![]() |
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duck4の定点観測ポイントの川には5羽の滞在組のハクチョウさん。大空を飛ぶことができませんが、元気に毎日、川を泳いでいます。この地域の人々にも愛され続けているハクチョウさんたちです。これからも、定点観測ポイントにいる飛べないハクチョウさんのこと中心にブログを配信していきます。今後ともに、宜しくお願いいたします。ブログ主宰者duck4より!
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