![]() NHKの解説員の石川一洋さんが、
「チェルノブイリと福島・ベラルーシから学ぶこと」 というリポート解説していた記事がありました。 今日は、 特に、チェルノブイリ原発事故から25年が経った、 ベラルーシでは、 どのように、放射能のに汚染された食料品に対して対策がなされてきたのか? 彼の記事を要約抜粋して、紹介していきたい、と思います。 (duck4なりの要約! ![]() ロシアを専門としているNHK解説員の石川一洋さんは、 子どものたちの健康や食品の放射能物質を検査している、 ベルラッド研究所の所長ネステレンコさんに電話インタビューをしています。 その中で、研究所所長のネステレンコさんは、 「フクシマの事故」について、 次のように指摘していました。 ソビエトと同様に、日本政府もまた、たくさんの情報を隠していました。 最も重要なことは、私たちが、厳しく食品の管理と検査をすること。 特に、子どもたちに対しては、体内に放射能物資を取り入れているのか、 否かを検査することです。 専門家が、もっと放射能物質やその物質を減らし、除去する仕方を、 情報として伝える重要性も、言っていました。 日本では、 放射能セシウムに汚染されていた稲わらを食べさせていた牛から、 セシウムが検出されました。 それに対して、研究所所長のネステレンコさんは、 次のように言っていました。 「日本政府、食品会社、のみならず市民の団体が、食品の検査を行うべきであります」 「なぜなら、政府は、国民にとって都合の悪い情報を知らせないで、『隠蔽』するからです」 日本は、放射能汚染に対する、「暫定」基準値を決めました。 例えば、ほとんどの食品が500ベクレル。 飲料水や牛乳 ![]() そして、 研究所所長のネステレンコさんは、 日本政府が、暫定基準値を決めたことに、強く批判しています。 ベラルーシでは、3歳未満の子どもが、飲むミルクが37ベクレルとなっています。 ベラルーシの基準は次の通りです。 水 ![]() 牛乳 ![]() パン ![]() 牛肉 ![]() 豚肉 ![]() ![]() ベラルーシの基準は、 日本よりも、かなり厳しく設定されていて細かく分類されています。 それから、 ネステレンコさんは、放射能に汚染された食品から汚染を少なくする、 料理の仕方について、人々に教えています。 その「魚 ![]() ![]() まず、はじめに、お魚やお肉を約2時間ほど塩水や酢の中につけておきます。 そして、洗い流します。 再び、お魚やお肉を塩水や酢の中につけて置きます。 すると、少なくとも30%から40%の放射能物質が除去されるそうです 私たちが、カカオやバナナ ![]() それは、カカオやバナナには、セシウム似たカリシウムがいっぱいあるからです。 そらから、皮付きのジャガイモ ![]() また、ペクチンを取るのも、セシウムを除去するのには効果的です。 野菜や果物には、ペクチンが多く含まれています。 特に、りんごジュース ![]() 最後に、NHKの解説員の石川一洋さんが指摘していたことがありました。 ベラルーシと違い、日本の国家予算が100倍という大国です。 そして、日本政府が、国民の健康と安全を守るという意識があるかと言うことです。 私たち日本が、ベラルーシから学ぶことが大切だと言っていました。 (duck4より一言 ![]() この「チェルノブイリと福島・ベラルーシから学ぶこと」 というNHKの解説員の石川一洋さんの解説で、 疑問のひとつが解けたように思いました。 わたしにとっては、とても参考になる解説なので、紹介いたしました。 それは、ベラルーシの人々の健康と生命を守ることを 日常の食生活のことを知ることができたからです。 日本にも、とても参考になるからです。 「原発事故に関するニュースを自主規制!?」する昨今。 NHKの解説員の石川一洋さんの解説は、 放射能汚染の「不安」を少しでもやわらげるものになったからです。 そして、私たちに求められていること。 それは、自らが情報を探し、正しい情報かどうかを判断する、 必要性に、わたしたちひとりひとりが立たされていると思います。 ![]() (参考記事) 「チェルノブイリ!フクシマ!ベラルーシの学ぶこと」石川一洋NHK解説員の投稿記事より。 ![]() ![]() スポンサーサイト
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![]() サギたちが、津波にあい、
壊滅的な被害を受けた蒲生干潟から、常巣を移動させた。 という、 「鳥たちの避難所」(duck4の4月30日付け記事!!!) をduck4のブログに書きました。 今日は、「干潟に常巣していたサギたちの今」について、 リポートしたいと思います。 震災からは、5ヶ月近くになろうとしている東北地方。 仙台市内では、復興が進んでいますが、 直接的な、津波の被害を受けた地域では、まだ、瓦礫の処理が進行中です。 シギたちのフィールドワークの場所。 仙台市宮城野区蒲生地区でも、 津波による被害により、 復旧作業の進行中です。 わたしが、行ったときには、 干潟周辺では、 仮設の防波堤を作ったりをしていて、トラックが行き来していました。 「サギたち」の様子ですが、 4月30日以降も、 蒲生干潟から3キロほど離れた、キリンビール工場そばの雑木林に、 コロニーをつくり、常巣をしています。 ![]() (現在のサギたちのコロニー ![]() あるブロガーさん (オオアカゲラのチャンネル2さん:「6月26日の鳥見・ミヤコドリ健在による」!!! )の情報によると、 およそ200羽以上のシギたちが、常巣しているとのことでした。 8月上旬に、 そのサギたちの常巣しているところを再び、 フィールドワーク兼バードウオッチングしたところ、 正確な数について分かりかねますが、 ゆうに200羽、いやそれ以上のサギがいるようでした。 そのサギがコロニーを構成している雑木林の一帯が、 ところところ雪に覆われているような、 「サギ山」になっているという表現が、正しいかもしれません。 頻繁に、コサギだと思いますが、 常巣しているコロニーから飛び立っている姿を見かけます。 おそらく、常巣から餌場に向かって飛んでいる、コサギでしょう。 ![]() (危険な高圧電線ぎりぎりを飛ぶコサギ ![]() コサギたちは、 群れにならずに、 1羽、また1羽ずつ、時間を置いては、コロニーへと 飛行機が、空港に離着陸を繰り返すように、飛び立ったり、戻ってきていました。 最近では、 このコサギたちは、仙台港にある三井アウトレット仙台周辺上空。 JR陸前高砂駅周辺の上空を単独で飛んでいる姿をよく見かけます。 ここは、コサギたちにとって飛行ルートなのでしょう。 朝から夕方まで、コサギたちは、 ビール工場のそばのコロニーから餌場を往復しています。 わたしもまた、サギたちが、田んぼにおりて餌を食べている姿を 目撃しています。 田んぼが広がっている、田子地区、新田地区、岩切地区など。 田植えが行われた田んぼには、サギは、舞い降りているのです。 一方では、 かつての、サギたちの常巣があった場所。 津波のために、松林が失い、地形も変わってしまった蒲生干潟には、 鳥たちの姿は、まだ、あまり見かけません。 しかし、 数羽のサギが、かろうじて残った干潟に餌を求めて舞い降りていました。 その数は、私の見た範囲で、数10羽ぐらいでしょう。 ![]() (蒲生干潟で餌を探しているコサギたち ![]() 壊滅的な被害を受けた蒲生干潟。 津波が直後は、カラスしか見かけませんでした。 震災から5ヶ月。 数本の松が残り、葦林が生え始めてきています。 少しずつではありますが、鳥たちは、かつての楽園に、 餌を求めて、舞い降りています。 ![]() (現在の蒲生干潟の様子) どのように、干潟の生態系が回復していくのか、 これからも、ことある事に、自然を見守っていきたいと思っています。 ![]() 詳しい蒲生干潟の情報を知りたい方: 太平洋岸の湿地等の2011年東日本大震災後の状況:蒲生干潟(仙台市宮城野区)!!!のホームページ。 ![]() ![]() ![]() |
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duck4の定点観測ポイントの川には5羽の滞在組のハクチョウさん。大空を飛ぶことができませんが、元気に毎日、川を泳いでいます。この地域の人々にも愛され続けているハクチョウさんたちです。これからも、定点観測ポイントにいる飛べないハクチョウさんのこと中心にブログを配信していきます。今後ともに、宜しくお願いいたします。ブログ主宰者duck4より!
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