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デンマーク留学&ヒュッゲな人生の楽しみ方
生涯教育の学校、フォルケホイスコーレへのデンマーク留学体験をもとに、一冊の本にまとめたお話。
デンマークの満開の菜の花畑inバゴー島!
あるブロガーさんから尋ねられたことがありました。

もし、デンマークを旅行するのは、いつ頃がいいですか?


duck4の個人的な見解を申し上げると...

5月初旬から中旬の今頃が、

ベストシーズンと答えるでしょう。


それは、この風景を見たら、

きっと、そう思うこと、間違えないと思います。



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(菜の花が満開!


大地を黄金に焦がす菜の花畑をみることができるからです。

まるで、自然のパッチワーク


今まで、寒かった北欧の国デンマークでも、

本当の春が訪れた瞬間と実感するからでした。


気持ちも、どこか開放感へと満ち溢れます。



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(満開の菜の花畑!


農家では、蜂蜜を取っているところもあり、

地元の人へ売っている人もいるようです。


デンマーク友人のところに遊びに行ったときに、見たことがありました。



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(手前は牧場!奥には菜の花畑!


友人に尋ねたところ、

この菜の花は、油にするとのことでした。

きっと、植物油の原料にでもなるのでしょうか!?



この撮影した場所は、デンマークにあるアッセンス市にあるバゴー島です。

アッセンス市役所前の船着場からおよそ30分で行くことができます。


小さな島には、お店屋さんは一軒もありません。

島民は、酪農や畜産で生計を立てています。


デンマークは、日本同様に島国


このような島が、たくさんあるようです。









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[2012/05/09 07:25] | ヘレネスの四季 | トラックバック(0) | コメント(2) |
畜産家さんは、牧場を耕していると多くの鳥たちが...!
ヨーロッパの農業の方法のひとつに、

農地を、つにわけることがあります。


土地を、

小麦を栽培する畑。

トウモロコシを栽培する畑。

そして、牧場として草がはえている休耕地。


さんぽ式農法です。


この小麦やトウモロコシは、飼料用作物ウシさんたちのえさになります。


さて、

今日のduck4ブログでは、

春のデンマークの話をします。

学校の近くの酪農家さん。


小著『ヒュッゲの国から』でも登場しているピーターさんの農場では、

ウシさんを飼って、乳牛をつくっています。


ヘレネスホイスコーレの後ろは、一面牧場。

時折、この牧場の中を横切って、散歩をしたものです。



そして、春のある日のこと。

酪農家のピーターさんの牧場では、

鳥たちのさえずりをも、遮るようなトラクターの爆音がうなり始めました。


すると、です。


突然。

ピーターさんは、牧場を耕し始めます。


今まで、ウシさんたちのえさ場であった、

たくさんの牧草が生えていた牧場が、

みるみるうちにへとなる瞬間です。



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(トラクターが耕し始めると...!


そして、

どこからともなく、

たくさんのカモメさんたちが、耕しへ始めた畑へと群がってきたのです。


実を言うと、この牧場の後ろには、森があります。

昨日の4月17日のduck4ブログの記事。

花畑の森[デンマークの早春の森編]で紹介した森のことです。


その森の奥には、海が、広がっています。


なので、カモメさんたちが、やってきたのではないでしょうか!?





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(2台のトラクターの後ろには...!


カモメさんたちは、耕した土の中に、たくさんのミミズがいると思っています。

トラクターが耕して通過した矢先から、

カモメさんたちは、獲物を見つけ食べていました。



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(鳥たちが、トラクターの後ろでホバリング中!




たぶん、畜産家のピーターさんからの贈り物が、

鳥たちにとっては至福だったことは、


きっと、間違いありません



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(ピーターさんから鳥たちへのプレゼント!



追伸:サクラ情報


まもなく、仙台でも今日には、サクラが開花すると思います。


そして、サクラが散る頃。

田んぼでは、田おこしが行われ、

鳥たちが、群がっている光景も見られることでしょう。










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[2012/04/18 07:37] | ヘレネスの四季 | トラックバック(0) | コメント(6) |
花畑の森![デンマークの早春の森編]!
本来ならば、

duck4ブログでは、仙台で、サクラ開花!

という記事を書くつもりでした。


しかし、昨日(4月16日)もサクラが開花せず。

きっと、今日には、サクラの開花をお伝えすることができるでしょう。

仙台でも、サクラの開花は、まもなくです。



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(デンマークのヘレネスホイスコーレの中庭の写真より:木の下に咲く黄色い可憐な花!




さて、今日のduck4ブログでは、

久しぶりに、デンマークことついて書こうと思います。


それも、わたしが、デンマークで経験したこと。

自然についての考え方が変わったことについてです。


わたしは、デンマークの森の中で美しい光景を見たからでした。


それは、早春

4月初め頃のこと。

日本で言えば、サクラが咲き始める頃の季節です。


デンマークにあるヘレネスというとい所にある、

早春の森の中を歩いていると、

たくさんのお花が、地面一面に咲いているのを見たのでした。

まるで、花畑の森です。


白い花。

むらさき色の花。





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(ヘレネスの森の中で咲くムラサキや白い可憐な花!



生まれて初めての経験でした。

森の中の地面一面がお花で覆われていることを見たからです。


なんと、美しい花なんでしょう

と、心の中で言いながら、わたしの心が動かされていました。


後にですが、

ひとつのことに気づきました。


木々の葉っぱが、まだ地面を覆っていないから、

日差しが、直接的に地面にあたります。


葉っぱによって、光が遮られることがないので、

地表に生息している植物たちが、

一斉に目覚め、育ちはじめるのでしょう。


言い換えると、

はじめに、春は、地面から来たのです


やっと、春の森のことについて、デンマークで知ったのでした。


森の神秘

それは、花畑の早春の森

豊かさについて実感した瞬間でもありました。



デンマークのヘレネスの森で、

春が地面に咲く花から来ることに気づいてからというもの、

わたしは、自然の神秘に取り付かれました。



それは、

わたしにとって、自然について知ることが、大切なことにです。



東日本大震災、津波、フクシマの原発事故によって、

わたしは、また、気づかされました


自然が、私たちにとってとても大切なことだったことにです。


わたしが、最近読んだ『沈黙の春』の本には、

著者のレーチェル・カーソンが引用した次のような一節があります。


私は、人類にたいした希望をよせていない。人間はかしこすぎるあまり、かえってみずから禍いを

まねく。自然を相手にするときには自然をねじふせて自分の言いなりしょううとする。私たちみんなの

住んでいるこの惑星にもう少し愛情をもち、疑心暗鬼や暴君の心を捨て去れば、人類も生きながらえる

希望があるのに。
 (

FB・ホワイト)のことば。




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(花畑の森inヘレネス!



わたしは、デンマークのヘレネスの森から学んだのでした。

そして、そのことが、この震災以後。


わたしは、自然の大切について、

もっと目を向けていかなければならないことに気づいたのです。



(引用文献

レーチェル・カーソン著『沈黙の春』(新潮社)3頁4~11行目引用。







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[2012/04/17 07:58] | ヘレネスの四季 | トラックバック(0) | コメント(10) |
「時が止まり続けている」ヘレネス!
ヘレネスの集落を歩いていると、

何十年前。

何百年前に、タイムスリップをしたような感じをさせられます。

「時が止まり続けている」という表現を使うのには、

ふさわしい土地なのかもしれません。


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(とあるヘレネスの風景)


そして、このヘレネスには、17代に渡って、農家を続けていると言う、

住民の方もいます。

代々、このヘレネスの大自然の中で、自然を相手に生きてきたのです。

そのため、住民同士の団結は、とても強いように感じられます。


それは、人々が、助け合って生きていかなければ、自然と闘うことが、

出来なかったからだと思います。


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(ヘレネス集落の中心部)






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[2011/02/22 07:42] | ヘレネスの四季 | トラックバック(0) | コメント(0) |
仮称「ヘレネス劇場&公民館」!
右側には、白い壁の家と大きな木

左側には、木に囲まれた3軒の家が、ちょっとこの写真では、

見ずらいかと思います。


その、左側の白い壁の家と大きな木の隣。

左側に茶色のレンガ造り建物がかすかに見えるかと思います。

その建物は、「ヘレネスの公民館」です。


ヘレネス公民館は、200人以上いやそれ以上の人々が入ることが出来る

劇場にもなっています。

ゆえに、舞台もあります。


真冬のある日のこと。

このヘレネス公民館を会場に、演劇が開催されたことがありました。

ヘレネスの住民220人にとっては、地元の「ヘレネス劇場&公民館」!

のひとつにもなっています。



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(「ヘレネス劇場&公民館」周辺)






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[2011/02/21 07:40] | ヘレネスの四季 | トラックバック(0) | コメント(0) |
仮称「ヘレネス自然・美術館」!
とある冬の午後。

わたしは、ヘレネスを散歩していました。

ちょうど3分の1以上、歩いたところでしょうか。


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(雪に覆われた牧場)


ヘレネスの大自然と向き合うことができる仮称「美術館」は、閑散としていました。


わたしは、ここをそう思うだけで、実際には、美術館ではありません。

ここは、ヘレネスというアッセンス・コムーネにある一集落です。


しかし、わたしにとっては、大自然をモチーフにした作品群が、

このヘレネスにはたくさんあるからこそ、

仮称「ヘレネス自然・美術館!」と思うのでしょう。


暖房もなく。

屋根もなく。

風が吹くと、わたしの頬を突き刺すほど寒い。

でも、時折、やわらかい陽光が、わたしを包みこむので、

暖かさも感じさせます。


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(青空と雪化粧)


美術館という場所を訪れることは、わたしにとって、

感性を開かせる機会を与えてくれます。


そして、このヘレネスの大自然も然りです。

自然は、わたしの眠っていた感性を鼓動させる、何か良薬が秘められていたのです。


その自然と戯れることで思うこと。

それは、また頑張って、原稿を書き上げようとという気持ちにさせられます。

この仮称「ヘレネス自然・美術館」は、「散策」いや「鑑賞」!

しながら、わたしに与えてくれたものです。



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(散歩道の岐路)





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[2011/02/20 10:35] | ヘレネスの四季 | トラックバック(0) | コメント(0) |
太陽のありがたさ!
てくてくと、あのT字路から歩くこと5分。

向かって左側には、丘が、見えてきます。


そして、春まだ遠しと言えども、

確実に季節は、冬から春へと進んでいることを感じさせる出来事がありました。

それは、厳冬期には、北欧のデンマークでは、

太陽は、全く顔を出さなかったからです。

しかし、今日は、違います。

鉛色の空が、しだいに青空になりました。


そして、まばゆい太陽の光が差し込むのではありませんか。

太陽の光とは、こんなに暖かいものなのか!


と、つくづく、北欧にいると、この恵みが、

とてもありがたく感じる瞬間です。


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(ヘレネスの冬の丘)






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[2011/02/20 07:57] | ヘレネスの四季 | トラックバック(0) | コメント(0) |
雑貨屋も閉まる冬のヘレネス!
畑を見ていただくと分かるかと思います。

所々に、トラクターが走ったタイヤのわだちが、残っています。

少し小麦が、成長すると、畑の上をトラクターが踏みつけるように

走ります。

その光景をヘレネスでは、よく見かけます。

それは、小麦にストレスを加えることで、成長を促すのだそうです。


適度のストレスは、植物の成長には、必要なことなのでしょう!


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(わだちの後が見える畑)


両側には、民家がありますが、5分くらい歩くと、T字路に差し掛かります。

この写真はT字路をちょうど右に曲がった所で撮影しました。


もし、わたしが曲がらず、まっすぐ歩いていれば、

ヘレネスのキャンプ場に行くことができます。


夏限定で、ヘレネス・キャンプ場は、開きます。

残念ながら、冬だったので、お休みです。


また、ヘレネスで唯一の売店もあります。

ただし、キャンプ場が開いている、夏限定の営業になります。


したがって、ヘレネスには、日用雑貨を扱う店は、一軒もないことになります。


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(T字路)


そして、わたしは、このT字路を右に曲がって、また歩くことにしました。






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[2011/02/19 07:55] | ヘレネスの四季 | トラックバック(0) | コメント(0) |
古い建物発見!
また、ヘレネスの集落を歩いていると古い建物を発見しました。

すごい大きな家です。

それとも納屋でしょうか?


わたしは、建物については、詳しくないので、わかりませんが、

かなりの歴史があるようです。


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(古い家は納屋。それとも家?)

このような茶系の壁。

木組みの柱が見える壁。

えんとつのある家。

は、デンマークの農村地帯では、よく見かけます。

歴史を感じさせます。





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[2011/02/18 08:33] | ヘレネスの四季 | トラックバック(0) | コメント(0) |
雪に覆われた畑!
薪を積んだトラクターに、追い越されたわたしは、

ヘレネスの集落を歩いていきました。

道の両側には、民家があります。

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(ヘレネスの集落)


すると、雪に覆われた畑が見えてきました。


この畑。

春になると、小麦畑になるのでしょうか?

それともトウモロコシが植えられるのでしょうか?

ヘレネスでは、小麦畑、トウモロコシ畑をよく見かけるからです。


このヘレネスには、乳牛を飼育している農家があります。

この穀物は、牛さんが食べる穀物になるそうです。


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(雪に覆われた畑)





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[2011/02/17 07:28] | ヘレネスの四季 | トラックバック(0) | コメント(2) |
薪を積んだトラクター!
ヘレネス教会から、ヘレネスの集落の方に歩いていくと、

一台の小型トラクターが、わたしを追い越して行きました。

その小型のトラクターは、荷台を牽引していたのです。

よく見ると、薪が荷台いっぱいに積んでいました。


わたしは、思いました。

暖炉用の薪を森から切ってきて、運んでいるのでしょう。


このヘレネスには、私有の森があります。

そこから、薪を切り出してきたのでしょうか?

とわたしは、想像しました。


そう思ったわけは、あるヘレネス住民のご自宅を訪問したときに、

黒い墨のような固体を暖炉で、燃やしていたからです。


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(薪を運ぶヘレネス住民のトラクター)


デンマークでは、燃料費は、とてもとても高いそうです。

あるデンマーク人は、言っていました。


それは、炭素税が、関係しているからです。





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[2011/02/16 07:41] | ヘレネスの四季 | トラックバック(0) | コメント(0) |
冬の散歩道!
ヘレネス地区には、約220人が住んでいます。

写真に写っている道は、エバボーからヘレネス中心部へと結ぶ、

メインロードで、1本道です。

1日、平日のみ、ですが、6便の260番のコミュニティバスが、

ヘレネスとアッセンスの間を運行しています。


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(右側は防風林)


右側には、防風林があります。

防風林の向こう側は、湿原になっていています。


この防風林ですが、民家を強風から守るために、植林されたようです。

写真からも分かるかと思いますが、

木々が、左側に傾いています。


右側の湿原の方向から吹く、強風の影響で曲がってしまっています。



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(T字路)

ヘレネスのホイスコーレから、このT字路までは、歩いて5分です。

右に曲がるとヘレネス教会があります。

まっすぐ行くと、養豚農家、アンティークショップがあります。

今日は、T字路を、右側に曲がってみます。



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(ヘレネス教会)


すると、ヘレネスの教会があります。

1617年に建てられました。


現在でも、礼拝は、執り行われています。

デンマークの国教であるルーテル派の教会です。


ひとりの牧師さんが、3つの教会を回っているので、

礼拝時間は、9時30分のとき。

11時のとき。

17時のとき。

そして、礼拝が執り行われることがないときもあります。






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[2011/02/15 07:27] | ヘレネスの四季 | トラックバック(0) | コメント(0) |
湿原の雪化粧!
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(コウノトリの巣のための柱)


ヘレネス・ホイスコーレの正面には、湿原が広がっています。

日没のときは、学校から真正面で見ることができます。


その左側に高い柱が立っています。

その高い柱は、ヘレネスの住民が設置したものです。

話によると、「コウノトリの常巣」のためのものです。

残念ながら、わたしは、コウノトリを見ませんでした。


しかし、自然豊かなヘレネス。


湿原では、さまざまな野鳥は、羽を休めています。

また、春にもなると巣をつくり、子作りに励んでいます。


そんな、ヘレネスの自然にわたしは、魅了されました。






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[2011/02/14 07:39] | ヘレネスの四季 | トラックバック(0) | コメント(0) |
雪の学校!
ある冬の日。

うっすらと雪が、ヘレネス・ホイスコーレをつつみました。


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(ホイスコーレのダイニングルーム)


洋ナシの木は、ぐっすりと熟睡中。

まるで、子守唄を聴きながら、遠い春を待っているかのようです。


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(秋になるとたわわに実る洋ナシの木)


学校から見える牧場は、

真っ白く、けがれを覆い隠す、雪化粧。

そして、水蒸気を含んだ、霞んだ雲は、とても幻想的です。

思わず、木々が芽吹く、まだ遠い春を連想してしまいます。


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(春になると牛たちが草をほおばる牧場)


しかし、今は、雪の降る音しか聞こえない。

そんな自然環境の中に、ヘレネス・ホイスコーレがあります。





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[2011/02/13 08:38] | ヘレネスの四季 | トラックバック(0) | コメント(0) |
ヘレネス・ホイスコーレ!
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(ヘレネス・ホイスコーレ)


今から約160年前。

わたしが、かつて住んでいたヘレネスの地に、国民学校がありました。

それは、1853年のことでした。


その4年前には、デンマークでは、初めて憲法が制定され、

絶対王政から立憲君主制へと移行し、

デンマークでは、民主化されたのです。


それから、約137年あまり、ヘレネスの子どもたちは、

この「ヘレネス国民学校」に通学していました。

しかし、児童数の減少により、1990年に「ヘレネス国民学校」は、

閉鎖されることになりました。


その約2年後に、住民の有志が立ち上がります。

「フォルケホイスコーレ」(国民高等学校)を立ち上げる計画がもち上がったのです。


そして、その「フォルケホイスコーレ」の計画は、紆余曲折もありながら、実行されます。

1995年には、「ヘレネス・ホイスコーレ」が開校しました。


今では、通年にわたり、17歳半以上の学生さんが、

デンマークいや世界中から集まり、

このヘレネス・ホイスコーレで学んでいるのです。






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[2011/02/12 07:48] | ヘレネスの四季 | トラックバック(0) | コメント(0) |
2011年。ウサギ年の抱負!
あけましておめでとうございます。

2010年は、ウサギ年です。

ウサギのように跳ねられるように、飛躍の年にしたいものです。

A Happy New Year!

It's a rabit year in 2011.

I want to jump this year like a rabit, which jump up and down.


話は、変わりますが、

わたしは、デンマークのアッセンスコムーネのヘレネス地区で、

2007年9月から2009年6月までの間、フィールドワークを実践しました。

そして、わたしは、2010年8月に『ヒュッゲの国から』を出版しました。

To change the subject,

I carried out a fieldwork in Helnaes of Assens kommun in Denmark

between on September in 2007 and on June in 2009.

And I published "Hygee from the country" on August in 2010.


わたしは、図書館で一冊の本を借りました。

その本(『よくわかる質的社会調査』(ミネルヴァ出版))によると、

その一人の男性(ロバート・リード)が、1年間かけて、

アメリカのミドルタウンでフィールドワークをしました。

そして、彼は、1929年に一冊の本を出版したのです。


I lent a book at the library.

According to the book,

the man has done a fieldwork in Middeltown in the USA for 1 year in 1924.

And he published a book in 1929.


それから、彼は、世界恐慌後の1935年に、再び、ミドルタウンを訪れました。

彼は、再び、フィールドワークをしたのです。

そして、彼は、『ミドルタウンの家族たち』という本を1935年に出版しました。

And then he visited in Middletown in 1935 again after theGreat Depression.

He did the fieldwork again.

And he published a book known as "Middeltown Families" in 1937.


わたしは、そのことを知り、思ったことがありました。

わたしは、再び、ヘレネスやアッセンスを訪れたいということです。

そして、わたしの本を人々や図書館に献本したい思いました。

もし、チャンスがあれば、ヘレネス、アッセンスコムーネで、

再び、フィールドワークをしたいです。

それが、わたしの夢です。

I thought I knew such a thing.

I visited in Helanes and Assens kommun again.

So I want to give my book people and library as a presentation copy.

If I have a chance, I do want to do the fieldwork in Helnase and Assens again.

It's my dream.




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[2011/01/01 09:12] | ヘレネスの四季 | トラックバック(0) | コメント(0) |
プロフィール

duck4

Author:duck4
ニックネーム:ダック4(Duck4)
趣味:旅行、バードウオッチング(アヒル・ハクチョウ)
小著:『ヒュッゲの国からデンマーク流人生の楽しみ方』
(本の森出版)

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duck4の定点観測ポイントの川には5羽の滞在組のハクチョウさん。大空を飛ぶことができませんが、元気に毎日、川を泳いでいます。この地域の人々にも愛され続けているハクチョウさんたちです。これからも、定点観測ポイントにいる飛べないハクチョウさんのこと中心にブログを配信していきます。今後ともに、宜しくお願いいたします。ブログ主宰者duck4より!

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