![]() 先日、スミスさん夫妻は、もう1羽の成鳥のオオハクチョウさんと一緒に、
duck4のところに近づいてきました。 ![]() 真ん中を歩いているのが旦那のスミスさんで、 とても、体の大きなオオハクチョウさんです。 ![]() ![]() (スミスさん夫妻とそのお友達!) 翌日、20羽になったいつもの定点ポイントの七北田川。 そのうち、15羽は飛来組のオオハクチョウさんで、 一斉に飛び立っていったはずなんですが、 2羽だけ戻ってきました。 ![]() ![]() (戻って来た2羽!) そして、duck4のちょっと先のところで、 着水しました。 ![]() (着水する2羽!) 2羽のうち1羽のオオハクチョウさんは、 大きく羽を広げたのち、こちらへ向かって泳いできました。 それは、あのスミスさん夫妻でした。 ![]() ![]() (スミスさん夫妻!) 個体識別の方法で、クチバシの黒い模様で見分けられるということを、 duck4ブログでは触れていますが、 この旦那のスミスさんの特徴は、 生え際に生える両方の黒い2本線と、 とぎれとぎれになっている黒い斑点です。 ![]() ![]() (旦那のスミスさん!) 一方、旦那のスミスさんよりも体が小さいので、 おそらく婦人だと思うのですが、 クチバシの黒い部分の一部が黄色になっています。 ![]() ![]() (スミス婦人!) 毎年来てくれるスミスさん夫妻。 duck4のことを覚えてくれているようです。 ただ、例年だと、3月上旬に旅立つはず。 あと1週間もするとお別れになるでしょう。 ![]() 昨シーズンのお別れと時には、 duck4へのご挨拶の後、スミスさん夫妻は早朝に他の仲間とともに飛び去ってきました。 ![]() ![]() ![]() スポンサーサイト
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![]() 定点ポイントの七北田川の飛来組のハクチョウさんたちも、
もうかなり旅立ってしまい、3羽の幼鳥と23羽の成鳥の合計26羽になりました。 3羽の幼鳥さんたちは、あのウラジーミルさん一家です。 また、コハクチョウさんは、あの滞在組のティちゃんのみで、 あとはみなオオハクチョウさんです。 ところで、中州には、 日中もどこにも出かけず飛来組は居残っていました。 そして、ある方が、 ハクチョウさんの好物のおコメをプレゼントしていったからでした。 ![]() ![]() (中州付近に居残る飛来組のオオハクチョウさんたち!) コンクリート上にあったので、 首を伸ばして一生懸命にすくって食べようとしていましたが、 なかなか吸い込めないでいました。 ![]() (コメを食べようとしているウラジーミルさん一家!) やはり、水の中でないと食べづらく、 他の仔たちも必死になっていました。 そこに、体が身軽なカルガモさんも上がって、 食べていました。 ![]() (食べているハクチョウさんとカルガモさん!) パンよりも白米。 白米よりもコメ殻がついた玄米の方が栄養価もあり、 ハクチョウさんたちにとって体に良い食べ物です。 プレゼントしてくださった市民の方には、 ハクチョウさんたちに代わって、感謝申し上げます。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() 首が曲がっているような成鳥のオオハクチョウさんがいるということを、
地元のヒトから教えてもらいました。 そこで、いつもの中州にいたところを見つけ撮影してみたところ、 やはり、他の仔たちと比べて、違っていることに気づきました。 若干、頸椎が曲がっているようにも見えます。 ![]() (首が曲がっているような成鳥のオオハクチョウさん!) ![]() (後ろから見ると特に曲がっていることを感じる成鳥のオオハクチョウさん!) オオハクチョウさんの場合、頸椎の数は23本もあり、 一番多いのは、25本のコブハクチョウさんです。 そのため、長い頸椎を使って、自由に首を曲げたり、伸ばしたりすることも可能のようです。 ![]() (首の頸椎が曲がっているような成鳥のオオハクチョウさん!) ところで、この仔は、確かにクチバシの黒い部分から見ても、 オオハクチョウさんですが、若干、首が短いようにも感じます。 この写真からはわかりづらいので、 この仔は、お相手もいますので、 その写真で比較してみます。 ![]() (頸椎が曲がって若干短いような首!?) 群れから離れたところでツガイで泳いでいて、 いつも後ろのハクチョウさんを最初のころ、 コハクチョウさんと間違えるほど小さく見えました。 とても体が小さなオオハクチョウさんと思っていましたが、 地元のヒトに言われて、首が凸凹していることに気づいてから、 ふと思ったのは、頸椎の病気で、首が短くなっているのかなと考えています。 ![]() (首の曲がっている仔とそのパートナーのオオハクチョウさん!) ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() シメさんに出会う!
いつもの七北田川の定点ポイントで初見の鳥。 それが、この歌舞伎顔のようなシメさんです。 ![]() (シメさん!) シメさんは、スズメ目アトリ科に属している冬鳥で、 市街地の公園の林にも棲息しているとのこと。 偶然出会えてうれしかったです。 ![]() ![]() (偶然出会えたシメさん!) 斑ちゃんとチンさんの心境! ところで、滞在組のリーダーの斑ちゃんは、 他の仲間と一緒に、この冬を乗り越えています。 ![]() 今シーズンは、飛来組も少なかったので、 何とか、自分たちの縄張りを守られたようです。 「もう、30羽ほどになった飛来組のハクチョウさんたちになってしまい、 寂しくなったのではないか!?」 と滞在組のことを知る地元のヒトから心境を聞かれることがあります。 そんなときに、duck4は、斑ちゃんたちのキモチを代弁して答えています。 「飛来組はいなくなってせいせいしているのではないでしょうか!」 なぜなら、縄張りに侵入され、餌が少なくなるからです。 ![]() (斑ちゃん!) ただ、感情は複雑のようです。 2008年から、もう10年以上七北田川で生きているチンさんならば、 このような心のうちを答えるのではないかと思います。 ![]() 「やはり、寂しいよね!皆は飛んで故郷へ帰れるので!?」 それは、また、大空を飛びたいよ。 という飛んで帰っていく他の仲間たちを見て、 その思いが強くなるからでしょう。 残される5羽を見ていると、 ちょっと切なくもなるduck4であります。 ![]() (チンさん!) ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() マイクくんとアドちゃんの羽!
七北田川で、留鳥のオナガガモさんや渡りが遅いコガモさんを除く、 他のカモさんたちは少なくなりました。 しかし、羽を骨折しているマイクくんは、まだ残っています。 ![]() 他に、もう1羽オスのオナガガモさんと一緒に泳いでいました。 ![]() (羽をケガしているマイクくん!) ところで、こちらは、オオハクチョウさんのアドちゃん。 ![]() 何か、黒い吹き出物ができたあと、 クチバシの黄色い部分の一部が白くはげ落ちて薄くなっています。 ![]() (クチバシの一部が白くはげ落ちているアドちゃん!) ![]() (羽を広げているアドちゃん!) 大けがをして複雑骨折したままの部位には、 短い羽が現れています。 筒状の羽軸の中には、 若干赤くなっていて血のようなものも見えています。 ![]() (アドちゃんの筒状の羽軸!) アドちゃんは、何度も繰り返すように、 この骨折した部位から、新しい羽軸が伸びてきては、 また折れるの繰り返しです。 羽が伸びてきた時に、出血を伴い羽の裏側の羽毛に赤い血が付着します。 この1週間ほどはないのでduck4はほっとしています。 きっと、アドちゃんも同じ気持ちなのかもしれません。 ![]() (骨折しているアドちゃんの羽!) 大沼のハクチョウさんたち! こちらは、仙台市内でハクチョウさんの越冬数が多い若林区にある大沼です。 ところどころに、羽を休めていました。 ![]() (大沼のハクチョウさんたち!) 沼の近くの田んぼでは、 根っこを掘って食べているハクチョウさんたちの群れを見ることができました。 ![]() おそらく、80羽~90羽ほどはいたかと思われます。 ![]() (田んぼで食事中のハクチョウさんたち!) ズームで撮影してみると、 コハクチョウさんたちが多いように思われます、 1羽だけオオハクチョウさんがいるようです。 七北田川でも、残り40羽ほどになっているので、 この大沼でも、多くは北へと旅立っているのかもしれません。 ![]() (田んぼで食事中のハクチョウさんたち!) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() 定点ポイントでも本格的な春のわたりが始まっています。
前先日は、100羽(オオハクチョウさん47羽、コハクチョウさん53羽)。 前日は、75羽(オオハクチョウさん42羽、コハクチョウさん33羽)。 今日は、55羽(オオハクチョウさん39羽、コハクチョウさん16羽)。 と、この3日間で約半分になりました。 お別れは寂しいものです。 そのうち、あの片足を引きずって歩くヴァボちゃんとその一家もいなくなっていました。 旅だっていったのでしょうか。 ところで、前日と今日とも、海の方から上流へ向かって 空高くY字の編隊を作って飛んでいく群れを見ました。 ![]() (七北田川上空を通過する今日のハクチョウさんたちの編隊!) ![]() (七北田川上空を通過する前日のハクチョウさんたちの編隊!) ![]() (V字編隊をつくるハクチョウさんの群れ!) これは、前日の話ですが、 いつもいるコハクチョウさんの群れの半分が、一斉に定点ポイントを飛び立ちました。 そして、一度、上空を旋回して、 数分後には、またduck4がいるところで、 空高く通過していったようです。 断言はできませんが、 どうやら、ハクチョウさんたちの渡りのための旅立ちは、 早朝、出発するのではないかと、その時思いました。 ![]() ![]() (定点ポイントを早朝に旅立ったコハクチョウさんたち!) ![]() (定点ポイントを旅立つコハクチョウさんの群れ!) 七北田川よりも南で越冬していたハクチョウさんたちが、 旅立ち少なくなったという情報がSNS上で多く発信されていました。 残っている飛来組のオオハクチョウさんたちは、まだいますが、 あと2週間もするとお別れになるので、 寂しくなります。 ![]() まだ残ってくれているおもな家族! ところで、飛来組のオオハクチョウさんたちで、 スミスさん一家、ウラジーミルさん一家、ウイリアムさん一家は、 まだ残ってくれています。 ![]() ![]() (スミスさん一家とそのお友達!) ![]() (飛来組の家族の中で一番強かったウラジーミルさん一家!) ![]() (オオハクチョウさんのウラジーミルさん!) ![]() (手前にいるのがウイリアムさん一家!奥には最近やってきた3羽の幼鳥を連れた家族!) ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() ミルクちゃん&飛来のオオハクチョウさんの鳴きかわし!
頭を下げて鳴いているのが滞在組のミルクちゃん。 ![]() 上げて鳴いているのが、飛来のオオハクチョウさんです。 ![]() (ミルクちゃんと飛来のオオハクチョウさんの鳴きかわし!) 今度は、頭を上げて鳴いているのが滞在組のミルクちゃん。 下げて鳴きかわしているのが飛来のオオハクチョウさんです。 飛来のハクチョウさんに対して恋の相手を探しているようです。 数日前には、ハッピーリングをつくっていました。 でも、悲しいかな。 まもなく旅たち。 そのことは、ミルクちゃんも十分わかっていることでしょう。 ![]() (頭を上げて鳴くミルクちゃん&下げて鳴く飛来のオオハクチョウさん!) ヴァボちゃん一家! ところで、こちらは、岸で待っていると、 あのヴァボちゃん一家が一斉に、duck4の目の前まで飛んできました。 ![]() ![]() (見つけて飛んでくるヴァボちゃん一家!) このヴァボちゃん一家もまもなく旅立って行くと考えると、 ちょっと寂しくはなります。 片足にハンディを持つヴァボちゃんのことが心配ですが、 いる間は温かく見守っていきたいと思います。 ![]() (ヴァボちゃん一家!) 七北田川の河川敷で見られた鳥さんたち! この時季は、草木も枯れ、 また、日も長くなってきたので、小さな鳥さんたちも活発に動き回るようになってきました。 さえずりの声も高くなり、繁殖相手を探している鳥さんも中にはいるのかもしれません。 そして、河川敷の草原には、ジョウビタキさんがいました。 気づかれないうちに何枚か撮影をさせてもらいました。 レンガ色がとてもキレイな鳥さんです。 七北田川では冬に見られる鳥さんなので、もう少ししたら旅立って行くのでしょう。 ![]() (ジョウビタキさん!) 木の枝にはモズさんがいました。 こちらは、留鳥です。 1年中七北田川を住処にしています。 ![]() (モズさん!) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() 定点ポイントの七北田川には、
107羽のハクチョウさんがいました。 うち幼鳥が12羽でした。 ![]() 2月中旬になり、また今週は暖かくなるようなので、 まもなく飛来組の多くも渡りを始める時季になると思います。 ところで、オナガガモさんも少なくなりましたが、 まだ残っている仔たちもいます。 その1羽にあの足が変形しているピコちゃんがいます。 時々、duck4の後を飛んで追いかけて来てもくれます。 ![]() ![]() (ピコちゃん!) ![]() ![]() 昨日のクイズの続きです。 この駅ですが、 実は、大宮駅11時11分の普通列車の高崎行きの途中にあります。 目的地の駅には12時13分に到着。 所要時間は1時間2分でした。 ![]() ![]() (大宮駅8番線の電光掲示板!) 今回、 日本白鳥の会の研修会の会場になった商業高校です。 ![]() (会場になった商業高校!) この高校の生徒さんが、 地元産イチゴとカルピス使用、「初恋の味」のどら焼き商品化をしています。 ところで、校内で迷っている時に、 生徒さんに場所を聞いたところ、 とても親切に教えてくれました。 ![]() (地元産イチゴとカルピス使用、「初恋の味」のどら焼き!) さて、duck4が降りた駅はどこでしょうか。 駅には、ハクセキレイさんが、 何かヒトが落とした食べ物を咥えていました。 ![]() ![]() (駅にいたハクセキレイさん!) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() アドちゃんは、また羽が折れ出血したようです。
![]() 羽に隠れている羽毛に、 べったりと血がついていました。 ![]() (アドちゃん!) そして、また、 新しい羽が伸びてきています。 この原因が何かを、 獣医さんに聞いてみましたが、 わかりませんでした。 ![]() ![]() (アドちゃんの羽!) ![]() ![]() クイズです。 この駅は、どこでしょうか? 日帰りで出かけてきました。 ![]() ![]() (この駅は?) ヒントの写真! ![]() さかさまで恐縮です。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() いつもの定点ポイントで、
早朝、たった独りで泳いでいた飛来のオオハクチョウさん。 ![]() どこかで見覚えがあるような仔だと会った瞬間思いました。 それは、クチバシの模様が黒のY字だったからです。 もしかしたら、最初の頃に渡ってきた仔だったような。 記憶は定かではありませんが、 近づいてきてくれたということは、 duck4のことを知っている仔だったのかもしれません。 ![]() (どこかで出会ったことがあるような黒いY字のクチバシをもったオオハクチョウさん!) そして、カンムリカイツブリさんに出会いました。 対岸でもう1羽と一緒に泳いでいたので、 もしかしたら、ツガイだったのかもしれません。 ![]() (カンムリカイツブリさん!) ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() ただいま、
定点ポイントの七北田川にいる子供連れた家族は、 オオハクチョウさん一家は、3組、 コハクチョウさん一家は、2組、 の計5組(12羽)になります。 そのうちオオハクチョウさんの家族は、 3羽の子どもを連れたウラジーミルさん。 2羽の兄弟!?いや姉妹かわかりませんが、 左足を骨折していても飛べる幼鳥のヴァボちゃんがいる一家。 そして、今日、紹介するのは、 定点ポイントで最強のウラジーミルさん一家に影に隠れて、 細々と生きている3羽の幼鳥を連れているウイリアムさん一家です。 この時は、ウラジーミルさん一家が、上流へと飛んで行ってしまったので、 滞在組の近くまでやってきました。 ![]() (ウイリアムさん一家!) ところで、ハクチョウさんたちの個体識別で使われるのが、 クチバシの黒い模様。 ただ、これは、成鳥の場合は、できるのですが、 幼鳥の場合は、まだ模様も定まっていないので、 もし来シーズン飛来してもわからないです。 そして、ウイリアムさん両親のクチバシはどうなっているのか、 撮影してみました。 すると、この親鳥は、どこかで見覚えがあるヘアスタイルをしています。 おかっぱヘアと言えば、 あの滞在組のチンさんと同じなのです。 ![]() (チンさんのようなおかっぱヘアの親鳥!) もう一方の親鳥は、 若干ですがV字ヘアで、黒い部分も若干ですがV字です。 2月中旬になり、もうまもなく、ウイリアムさん一家も、 定点ポイントの七北田川を旅立つはず。 ウイリアム夫妻とわかるかどうか自信はありませんが、 来年も来て欲しいものです。 ![]() (若干V字の親鳥!) ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() 皆と別れて単独で行動することもあるミルクちゃん。
![]() 何か、心境の変化でもあったのでしょうか。 とある朝も、遅れて滞在組の仲間のところに合流しました。 そして、いつもと様子が違います。 ![]() (ミルクちゃん!) 両羽を広げています。 このポーズは、怒りを感じているときにします。 ミルクちゃんのみならず他のハクチョウさんたちも、 このような仕草をすることがあります。 ![]() (怒りを表す動作をしているミルクちゃん!) そして、顔を水面につけ、 怒りを体全体で見せつけています。 その数秒後、やはり、弱そうな飛来組のオオハクチョウさんに対して、 攻撃していました。 ![]() ![]() (顔を水面につけているミルクちゃん!) ところで、あのハクチョウおばさんが一番お気に入りだった、 コハクチョウさんのティちゃん。 ![]() おばさんは、ふくちゃんと呼んで可愛がっていました。 そのふくちゃん。 いやティちゃんですが、この1年で、 おばさんが知るおとなしいふくちゃんではなくなり、 最もアグレッシブなコハクチョウさんに成長しました。 おそらく、周りがすべてオオハクチョウさんの中で生きているので、 自分の存在意義を高めるために、性格をかえざろうえなかったのでしょうか。 この日も、自分よりも体のおおきなオオハクチョウさん相手に戦いを挑んでいました。 ![]() (コハクチョウさんのティちゃん!) 話を元に戻しますが、 ミルクちゃんが、攻撃的になっていたのは、 いつもこの縄張りで一番強いと思われるあのウラジーミルさん一家が現れず、 周りには、おとなしい飛来組のみしかいなかったからではないかとduck4は考えました。 ![]() ![]() (ミルクちゃん!) ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() 片足が変形しているメスのオナガガモさんのピコちゃんは、
まだ、他の仲間たちともに、定点ポイントの七北田川に居残っていました。 ![]() もう片一方の水かきを使い、必死に泳いでいました。 ハンディを持って、一生懸命に生きている姿に、 感動と勇気をもらっています。 ![]() ![]() (片足をケガしているピコちゃんの泳いでいる姿!) こちらは、オオハクチョウさんのアドちゃんです。 ![]() クチバシの黒い吹き出物は、 取れたようで、シミのようなものになったり、 白くかさぶたのようにものになっていました。 もしかしたら、もう少しすると、 また、キレイな黄色のアドちゃんのクチバシに戻るのもまもなくなのかもしれません。 ![]() (アドちゃんのクチバシ!) ただ、また、骨折している部位から新しく伸びている羽が、 折れてしまいました。 若干、出血の痕があります。 この羽が抜け落ちても、また、なぜか伸びてくるようです。 昨年も、同じ時季に、 このような症状があらわれているのでが不思議です。 ![]() (また羽が折れたアドちゃん!) ところで、今シーズン、初めて、ツグミさんを見ました。 いつもの定点ポイントへ行く途中の住宅のアンテナに止まっていました。 いたことに気づかなかっただけなのか、 渡りの途中でやってきたのかはわかりませんが、 例年ならば、もっとたくさんいるはずのツグミさんに出会えてほっとしました。 ![]() (ツグミさん!) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() 幼鳥のオオハクチョウさんは、
浅瀬と川の間に自生している草の根っこを食べています。 実は、あの片足の骨を骨折している子です。 この後、歩いて時に、足を引きずっていたのでわかりました。 よく、登場するので、これからヴァボちゃんと呼ぶことにします。 ![]() (根っこをついばんでいるあの骨折している幼鳥のオオハクチョウさんのヴァボちゃん!) そして、ヴァボちゃんが食事中。 両親と兄弟いや姉妹かもしれませんが、 ずっと、終わるまで見守っていました。 親鳥も子供には優しく、子煩悩のところがあるヴァボちゃん一家。 あのウラジーミルさんとは、全く子育ての方針も違います。 ずっと、旅を続けて来たヴァボちゃん一家。 ヴァボちゃんがケガをしてしまったのかはわかりませんが、 親子水入らずでいると、とてもほのぼのとさせられます。 ![]() (ヴァボちゃん一家!) ところで、定点ポイントの観察をしていると、 いろいろな鳥さんたちに出会います。 このオスのオナガガモさんもその1羽。 ![]() 片方の羽が骨折しているようです。 ピコちゃんは、どこかに旅立ったようですが、 このオスのオナガガモさんは、 もしかしたら飛ぶことができないのかもしれません。 そんな羽の状態のようです。 ![]() (オスのオナガガモさん!) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() オオハクチョウさんのウラジーミルさんの特徴は、
クチバシにある黒い模様。 ![]() 顔とクチバシのさかいに無数の小さな黒い斑点。 また、両脇に3つの斑点。 それと、充血した目でしょうか。 ただ、子供たちを連れていなかったら、 もし、来シーズン飛来したとしても識別できるかは、 自信がありません。 ![]() ![]() (オオハクチョウさんのウラジーミルさん!) ところで、このウラジーミルさん一家ですが、 早朝、行くと、5羽の滞在組のハクチョウさんのそばにいます。 力関係では、ウラジーミルさん一家の方が上。 特に、子供たちも、リーダーの斑ちゃんを追い回すほどです。 ![]() (ウラジーミルさん一家!) そして、ウラジーミルさんも子供たちを加勢するかのように、 duck4があまりにも近づき過ぎると、 「ウー!ウー!」と低音で犬が唸るような白鳥語で話しかけてきます。 そんな定点ポイントの七北田川では、 100羽から90羽ほどのハクチョウさんたちが越冬中です。 そのうち、オオハクチョウさんの家族は2組。 あの足を骨折している幼鳥を連れた4羽からなる家族。 そして、3羽の幼鳥を伴っているウラジーミルさん一家だけになってしまいました。 ![]() (ウラジーミルさん一家!) ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() 濃い黄色でキレイなクチバシをしているアドちゃん。
![]() しかし、黒い吹き出物が出ました。 この数日で消えましたが、 一部がはげ落ちてしまい、 ちょっと白っぽくなっています。 ![]() (黒い吹き出物が消えてきたアドちゃん!) 先日、ブログでも紹介した、 骨折した羽が折れ出血して、 それが羽の裏側の羽毛に付着しました。 しかし、その翌日には、 元通りの白い羽毛になっていたので、 ほっとしました。 それから、アドちゃんは、骨折した部位からまた、 新しい羽軸が伸びてきて、 そこから羽弁らしきものが開いてきました。 ![]() (新しい羽が開いてきているアドちゃん!) 鳥さんたちにとって、 換羽は、ストレスということを何かの本で読んだことがありましたが、 もし、それが本当ならば、かなり負担になるはず。 そんな大変さを感じさせないアドちゃんは、 心の中ではどんなことを思っているのでしょうか。 出血の痕に、また、新しい羽が生えてきているのを見て、 duck4は、考えさせらます。 ![]() (先日の出血時のアドちゃん!) 話は変わりますが、 クチバシの黒い模様で、ハクチョウさんの個体識別をする方法があります。 ところで、この成鳥のオオハクチョウさんですが、 5羽の滞在組のハクチョウさんたちのところにひょっこり現れました。 クチバシがとても特徴的で、 黒いY字模様になっています。 この仔を見た瞬間、 もしかしたら、 以前にも出会っているととっさに思ってしまいました。 すべてのハクチョウさんを識別はできませんが、 でも、個体識別には、とても役に立っています。 ![]() (クチバシの黒い模様がY字の成鳥のオオハクチョウさん!) ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() 七北田川でも春の渡りが始まり、
ピコちゃんの仲間のオナガガモさんたちも、 かなり少なくなってきました。 ほとんどは、渡っていったようです。 片足が変形して歩くのが困難なピコちゃんは、 飛べるので、飛んで移動するのですが、 不自由な体を抱えながら、これからまた長い旅を続けるのでしょうか。 顔見知りになったので、いなくなるのも寂しいのですが。 一体、ピコちゃんは、どう思っているのでしょう。 ![]() (片足が不自由なピコちゃん!) 七北田川に越冬している鳥さんたちの中にも、 滞在組のハクチョウさん、メスのオナガガモさんのピコちゃん。 ![]() あの片足の骨が露出して骨折している幼鳥のオオハクチョウさん。 持病やハンディを持ちながら強く生きている仔たちは、 知らないだけで他にいると思います。 ![]() (完全に片足が変形しているピコちゃん!) そんな、よくピコちゃんが出没するエリアには、 あのスミスさんもやってきます。 ![]() duck4をわかっているのか、行くと白鳥語で話しかけてくれます。 そして、もうはや2月も初旬。 例年、スミスさん夫妻は、他の仲間とともに、 3月上旬には、七北田川から旅立って行きます。 お別れは、寂しくなりますが、あとひと月、 温かくこの夫妻を見守っていきたいと思います。 ![]() ![]() (スミスさん!) ![]() 定点ポイントの草むらで、 初めて、シジュウカラさんに出会いました。 会えて嬉しくなりました。 ![]() ![]() (シジュウカラさん!) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() ユキの日には、いつもはなかなか姿をあらわしてくれない小鳥さんたちに出えます。
その1羽は、このホオジロさん。 もしかしたら、duck4が気づいていないだけで、 ここには多くいるのかもしれません。 ![]() (ホオジロさん!) ところで、今シーズンの定点ポイントの七北田川の飛来数は、 昨シーズンと比べて半分以下まで減少。 餌場の田んぼで改良工事が行われているからでしょうか。 それとも、もう一つ大きな問題。 河川敷や浅瀬で犬のリール放して遊ばせている飼い主さんがいることです。 動物管理センター(アニパル仙台)で、この件を電話で聞いてみたところ、 県条例違反であること教えてくれました。 飛来組、滞在組のハクチョウさん、カモちゃんたちもいるので、 やめて欲しいものです。 ![]() ![]() (まだコハクチョウさんたちが寝ている定点ポイント!) ![]() ![]() 韓国の新聞の電子版にこんな記事が。 [ルポ] 洛東江から消えたハクチョウ、どこへ行ったのか duck4はハングル語は全くわからないので、 日本語版なのでとても助かりました。 この記事によると、 その場所は、プサン市を流れる洛東江河口という川で、 以前は、最大のハクチョウさんの渡来地だったようですが この10年で飛来数が3分の1まで減少。 それには、 自然環境を壊す開発が影響していると、 記事では結論付けていました。、 なお、この新聞記事の内容は、 追記でご覧ください。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() 今日から2月。
2月に入ると、越冬している飛来組のハクチョウさんたちも、 この定点ポイント七北田川を去る時季になります。 そうなると、滞在組の斑ちゃん、チンさん、ミルクちゃん、アドちゃん、ティちゃんにとって、 少しは楽になるのかもしれません。 今シーズンは、アドちゃんとティちゃんの踏ん張りもあり、 何とか、自分たちの縄張りを守り切っているようです。 5羽が力を合わせて頑張っています。 すごい団結力です。 ![]() ![]() ![]() (5羽の滞在組のハクチョウさん!) ところで、偶然、枝に止まっていた鳥さんを見つけ、 撮影したところ羽の下のあたりが赤茶色になっています。 最初、ヒバリさんかな!? と思ったのですが、何度か鳥図鑑で確認しているうちに、 この鳥さんはカシラダカさん!?かなと思うようになりました。 ![]() (カシラダカさん!?) いつも、ハクチョウさんたちを追っているので、 なかなか他の鳥さん。 特に、茂みにいる小さな鳥さんを見分けるのが苦手なduck4。 頭の飾り羽はヒバリさんのようですが、 このあたりでは、春に鳴いているのを聞いたことがありません。 特徴的には、カシラダカさんなんですが。 何年、バードウオッチングをしているのかと疑問に思ってしまいます。 ![]() (カシラダカさん!) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
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duck4の定点観測ポイントの川には5羽の滞在組のハクチョウさん。大空を飛ぶことができませんが、元気に毎日、川を泳いでいます。この地域の人々にも愛され続けているハクチョウさんたちです。これからも、定点観測ポイントにいる飛べないハクチョウさんのこと中心にブログを配信していきます。今後ともに、宜しくお願いいたします。ブログ主宰者duck4より!
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