![]() 片足をケガしている幼鳥のオオハクチョウさんの症状について、 獣医さんからコメントをいただきました。 病状は、左脛骨の骨折。 電線などに衝突して、それで骨折したことも考えられるそうです。 骨折したところが、露出していなけらば自然治癒もあるそうですが、 この幼鳥のように、外部に骨が露出してしまっていると、 もし、手術した場合には、 断脚して壊死した骨の末端を整え皮膚で被覆するようになりますが、 しかし、元通りに回復することは難しいそうです。 餌も取れ、飛翔可能であるので、 このまま見守ることにしようと思っています。 親子で、餌場の田んぼにお出かけできているので。 ![]() (あのケガしている幼鳥のオオハクチョウさん!) そして、この幼鳥のオオハクチョウさんですが、 中州に行こうと歩いている時、片足を引きずっていたので、 すぐ、わかりました。 朝、お出かけ前に身支度のために 水浴びをしたり、羽のお手入れをしていました。 ![]() (お手入れ中の幼鳥!) ![]() (首を曲げてお手入れする幼鳥のオオハクチョウさん!) そして、この子の家族も中州周辺で、 朝の身支度を始めていました。 この後、皆で餌場へとお出かけることと思います。 ![]() (この子の家族!) ![]() ![]() 突然のメールにこの幼鳥のオオハクチョウさんの症状と対処方法を教えていただき誠にありがとうございました。 いつまで、ここで越冬するかわかりませんが、 暖かく見守っていきたいと思います。 (関連ブログ) 『足を引きずって歩く幼鳥のオオハクチョウさん!』(2019年1月28日duck4ブログより) ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() 久しぶりの7センチの積雪。
河川敷もユキで覆われてしまい、 隠れる場所がなくなり鳥さんたちにとっては、 好まざる環境なのでしょうか。 duck4にとって、普段、草むらに隠れている鳥さんたちに出会えるチャンス。 1年ぶりにベニマシコさんが姿を見せてくれました。 ![]() ユキが白で、ベニマシコさんが赤いなのですぐわかりました。 ![]() (ベニマシコさん!) 枝に足を引っ掛けて止まるベニマシコさん。 しばし、duck4のお相手をしてくれました。 ![]() (ユキとベニマシコさん!) ところで、ここは、定点ポイントのひとつ。 手前には、オオハクチョウさんの群れで、 この中にはあの5羽の滞在組のハクチョウさんもいました。 奥には、コハクチョウさんの群れで、 近寄ることはありません。 ![]() (定点ポイントのハクチョウさんたち!) 橋周辺にもオオハクチョウさんの群れがいました。 この中には、あのスミスさん夫妻。 そして、あの片足が変形しているメスのオナガガモさんのピコちゃんもいました。 ![]() (大橋付近のハクチョウさんたち!) 中州付近にも、オオハクチョウさんたちがいました。 ここには、1組の家族のオオハクチョウさんがいますが、 うち1羽は、足をケガしている幼鳥も一緒にいたはすです。 ![]() (中州周辺!) 実を言うと、 ユキの日のカウントは、幼鳥も白っぽく見えてしまうので、 大変でした。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() 3羽の幼鳥を連れたオオハクチョウさん一家。
![]() あの同じ3羽の子どもたちを連れたウラジーミルさん一家とは違って、 近寄って来ることはありませんが、 ずっと、定点ポイントで越冬しています。 そして、その親鳥たちが、羽を広げて、威嚇のポーズ。 実は、この後、おとなしいはずのこの一家が、 ケンカをすることになりました。 ![]() ![]() (3羽の幼鳥を連れた一家!) この親鳥が相手のオオハクチョウさんの首をかじり、 正面切っての戦いの火ぶたが始まりました。 ![]() (ケンカする両者!) そして、親鳥が、相手のおなかめがけて、 クチバシでつきを咥えました。 これで、勝負あった。 ![]() (相手のおなかめがけてクチバシでつき!) 相手は、後ろを向いて、逃げ出しました。 多くのハクチョウさんたちが集まる定点ポイント。 お互いボルテージが上がり興奮しだすと、 どうしても、ケンカに発展します。 あらためて、 縄張り意識の強さを実感させられます。 ![]() ![]() (勝負あり!) こちらは、違うケンカの場面ですが、 背後に噛みつかれて逃げ惑う成鳥のオオハクチョウさん。 ![]() 相手が、なかなか放してくれなかったので、 「クワ!クワ!」と鳴いて、1分近く逃げ惑うはめになってしまいました。 いい加減に、早く、放してあげたらと思うほどでした。 ![]() (背後をかまれて逃げ惑う成鳥のオオハクチョウさん!) ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() ここは、いつもの七北田川の定点ポイントひとつ。
修繕した堤防の色が変わっています。 どうしたことでしょうか。 ![]() (修繕した堤防の色が変わる!) もう少し、望遠で撮影した見たら、 それは、オナガガモさんの群れ、群れ、群れであることがわかりました。 どうやら、堤防で一休みしているようです。 ![]() (オナガガモさんの群れ群れ群れ!) ぎっしりと密集しているオナガガモさんのオスとメス。 ここまでの数が一同を介しているのに、とても驚きました。 ところで、この群れには属していない あの片足をケガしているメスのピコちゃんはいなかったと思われます。 ![]() (オスとメスのオナガガモさん!) 今シーズンは、1月中旬まで、 たくさんのオナガガモさんたちが、このあたりで越冬していました。 しかし、1月下旬になり、満月を境に全く見かけなくなりました。 大群で渡って行ってしまったようです。 ただ、ご心配なく。 まだ、少数派ではありますが、 あのピコちゃんは、まだ他の仲間と一緒に居残っていてくれています。 ![]() (オナガガモさんたち!) ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() 皆さんは、足腰には、自信がありますか。
duck4は、腰に持病がありますが、 入院してからは、全く痛くなることはなくなりましたが、 ただ、気圧の変化で、足の裏がじりじり神経痛になることがあります。 ![]() しかし、フィールドに出かけるので、 草むらや河川敷を黒いゴム長靴を履いて歩いているので、 歩くことには、全くと言って良いほど、抵抗はありません。 ![]() そして、この滞在組のオオハクチョウさんのアドちゃんも、 飛べない分、duck4同様に、よく歩き回っています。 ![]() ブログでも紹介したことがありましたが、 急なコンクリートの土手をよちよちと登って来ることもあります。 ![]() ![]() (アドちゃん!) 実はこの時も、 30センチぐらいの段差がある川と岸を一気に登って来たのです。 duck4すら、上り下りするときは、足に負担がかかりちょっと怖いと思うところをです。 川にいるのはウラジーミルさん一家ですが、 見上げないと届かない高さにアドちゃんは座っていました。 ![]() けろっと、やりこなすところを見ると、 足には、かなり自信を持っているのに違いないと思っています。 ![]() ![]() (アドちゃんを見上げているウラジーミルさん一家!) ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() とある日の昼下がり。
調査のために土手を歩いていると、そこには、 待ったりと日向ぼっこしているオナガガモさん、マガモさん、コガモさんの群れが。 その中に、 あの片足が変形しているメスのオナガガモさんも一緒に休んでいました。 ところで、これから、このメスのオナガガモさんのことをピコちゃんと名付けて紹介します。 ピコちゃんですが、 足が変形していることを地元の方から教えてもらいわかりました。 よく、早朝、給餌する場所にも現れ、 他の鳥さんたちと一緒に食べています。 ただ、歩行は困難なのか、 飛んで移動します。 何とか、残された身体的な機能で一生懸命に生きようとしているピコちゃんを 会ってからずっと応援するようになったduck4です。 ![]() ![]() ![]() (メスのオナガガモさんのピコちゃん!) ちょっと前置きが長くなりましたが、 この休んでいる場所を通ろうとしたとき、 ピコちゃん意外のカモさんたちは、一斉に、川に飛び込みました。 しかし、ピコちゃんだけは、座り続け、動こうとはしません。 ![]() duck4がピコちゃんの後ろを通り過ぎた時も、そのままでした。 その後、上流の中州で数え終えた後に、 またピコちゃんの後ろを通りましたが、 やはり全く動こうとはしませんでした。 ![]() ![]() (座ったままのピコちゃん!) それから、その日の夕方。 また、調査のために上流へ向かう途中、 オナガガモさんのピコちゃんは、地面に座っていました。 そして、飛ぶこと片足立ちが可能なピコちゃんの方へ歩いていくと、 危険を察知してか、水辺へと飛んでいきました。 あと、ひと月もすると、 北帰行を始める飛来組のハクチョウさんやオナガガモさんたち。 その時、ピコちゃんは、皆と一緒に帰っていくのか。 それとも、居残るのか。 duck4には、わかりかねますが、 ピコちゃんが定点ポイントにいる間は、暖かい心で応援をしていきたいと思っています。 ![]() ![]() (この後、水辺へ飛んで行ったピコちゃん!) ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() 5羽の滞在組のリーダーと言えば、
オオハクチョウさんの斑ちゃんです。 ![]() 何とか、今シーズンもチンさん、ミルクちゃん、アドちゃん、ティちゃんと協力して、 自分たちの縄張りを守っています。 まあ、滞在組の仲間内では敵なし。 皆、リーダーの斑ちゃんに従っています。 一度、固定した順位は、不動のようです。 外に対しては、 大きな声で「コォ!コォ!」と叫んで威嚇はしますが、 無謀に攻撃をすることは少なくなっています。 ある面、賢いと思います。 ところで、斑ちゃんに初めて出会ったのは、 2010年の春。 もう真っ白な羽に覆われた成鳥でした。 ![]() それから、まもなく早9年近くが経ちますので、 もう10歳以上にはなっているのではないかと思われます。 昨日のブログで、26歳のオオハクチョウさんがいると紹介しましたが、 その仔と比べたら、まだまだ斑ちゃんの方が、 若いのでしょうか。 これだけは、 直接、年齢を聞いてみたいとわかりませんが。 ![]() ![]() (リーダーの斑ちゃん!) ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() ちょうど羽を広げているところのオオハクチョウさんのスミスさん。
![]() 風切羽がキレイに撮影できました。 それも11月下旬から3月上旬まで、 七北田川を越冬先として毎年、選んでくれています。 ![]() (羽を広げるスミスさん!) スミスさんといえば、 かつて、5羽の幼鳥、2羽の幼鳥を連れてやってきたことがありました。 ![]() 確か、2015年度を最後に子供を連れてきていません。 鳥さんたちの繁殖の適齢期は、4歳~6歳ぐらいだそうですが、 そうすると、スミスさんの年齢もある程度推察できるのかもしれません。 というと、スミスさんは、 推定8歳以上であることも十分に考えられます。 ![]() (スミスさん!) 以前は、強かったのですが、 最近、お年なのか、ちょっと陰りもありますが、 まだまだ、滞在組の斑ちゃんは太刀打ちできない存在であるスミスさん。 duck4のことをわかっていて近づいてきてくれもする顔なじみのオオハクチョウさんです。 ![]() (スミスさん!) ![]() ![]() 北の歳時記さんのブログ「国内最高齢?のオオハクチョウ」によると、 野生の中で生きている26歳になったオオハクチョウさんのことがブログで紹介されていました。 足輪があり、そこから年齢がわかったそうです。 長寿のハクチョウさんは意外と増えているのでしょうか。 ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() オナガガモさんの越冬数が多い今シーズンの七北田川の定点ポイント。
まだ薄暗い日の出の30分前。 一斉に羽音を立てながら戻ってきます。 おそらく、夜、餌場に出かけているのかもしれません。 そして、日中は、まったりと過ごしています。 一部は、芝生なになっている土手に上がって、 草を食べているようです。 オナガガモさんのほかに、 オオバンさんも混じっていました。 ![]() ![]() (芝生で休みオナガガモさんとオオバンさん!) ![]() ![]() こちら仙台では、 正月に飾りを1月14日に神社で燃やす、 どんど祭が行われます。 皆さんのお住まいの地域では、 このような風習はありませんか。 ![]() ![]() (神社で行われたどんと祭!) ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() 今シーズンの七北田川も定点ポイントで越冬しているオナガガモさんは、
たくさんいて数えられないほどです。 その仲間たちの1羽のメスのオナガガモさんなのですが、 どこか違っています。 ![]() ![]() (メスのオナガガモさん!) それは、片足が変形していて広がっています。 ある方から教えてもらい気づきました。 「この仔は、生まれつき片足が変形しているのではないか?」 とその方がおしゃっていたことに、とても納得のduck4。 皆さんは、この仔の足を見てどう思われましたか。 ![]() (片足が変形しているメスのオナガガモさん!) この仔のことは、前にもduck4ブログで紹介しています。 よく、滞在組のいるところに現れます。 歩くことができないようなので、 飛んで移動します。 ![]() 自分のハンディをバネにして生きている姿に、 duck4は、何か、惹かれました。 ![]() ![]() (何か惹かれるパワーを持ったメスのオナガガモさん!) ところで、 限られた定点ポイントの小さな世界。 そんな自然の中で、 ケガをしてハンディを持っていても一生懸命に強く生きている鳥さんたちに出会うと、 何かメッセージを伝えたくなります。 ![]() 飛べない滞在組ハクチョウさんたちやこの片足が変形しているメスのオナガガモさんが、 ハンディを持って生きている鳥さんたちの尊厳をもって命を全うできる環境ができるような、 ヒトには、自然へのいたわりと寛容さが求められているような気がします。 ![]() ![]() (メスのオナガガモさんの後ろ姿!) ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() 1羽のハクチョウさんが、
岸に自生している植物の根っこをクチバシで引っ張って食べようとしています。 ここは、かつて、 滞在組のハクチョウさんも根っこを引っ張って食べていたことありました。 ![]() (自生している植物の根っこを食べようとしているハクチョウさん!) 食痕を確認すると、 そこには、植物の根っこが、砂から姿を見せていました。 浸食で削れ、 そこで、ハクチョウさんたちが突っついてこうなったと思われjます。 ![]() (侵食して見える草の根っこ!) 次に紹介するのは、 秋ごろに撮影したものですが、 この場所で、滞在組のチンさんが根っこを引っ張ることに成功。 そして、飲み込もうとしていました。 ![]() ![]() (根っこを飲み込もうとするチンさん!) それから、定点ポイントの七北田川では、 コンクリート護岸になっていないところがあり、そこが芦原だったりすると、 根っこを突っついているハクチョウさんをよく見かけます。 また、浅瀬では、草の根っこでも引っ張って食べようとしている飛来組のハクチョウさんがいました。 ![]() これは、夕方。 餌場から戻ってきても、まだおなかがすいていたのでしょうか。 20羽以上のオオハクチョウさんが食べ物を探していました。 ![]() (浅瀬で食べ物を探す飛来組のハクチョウさんたち!) ![]() ![]() 経年劣化したバックパックの雨蓋部分。 ナイロンが避けてしまい、白いフレームの一部が露出してしまいました。 試しに、青色の油性ペンで塗ってみたところ、 ナイロン本体の色とは違っていました。 そこで、避けたナイロン部分を青い糸で縫い合わせることにしました。 すると、補強できた感じがしました。 その縫い合わせた上に、 灰色のリペアシートを張ることに。 のリペアシートは、アイロンの余熱で接着できるのでしたのですが、 数日後には、剥がれてきてしまいました。 そこで、ナイロンにもくっつけられるポリプロピレンの接着剤を100均から購入して、 リペアシートを張り付けることにしました。 続きは、また後日。 ![]() (ナイロン部分が避けて本体部分が露出しているバックパックの雨蓋!) ![]() ![]() ![]() ![]() |
プロフィール
|
Author:duck4
|
![]() |
カテゴリ
|
|
![]() |
カレンダー
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
duck4からのお知らせ!
|
duck4の定点観測ポイントの川には5羽の滞在組のハクチョウさん。大空を飛ぶことができませんが、元気に毎日、川を泳いでいます。この地域の人々にも愛され続けているハクチョウさんたちです。これからも、定点観測ポイントにいる飛べないハクチョウさんのこと中心にブログを配信していきます。今後ともに、宜しくお願いいたします。ブログ主宰者duck4より!
|
![]() |
メールフォーム
|
|
![]() |
リンク
|
|
![]() |
QRコード
|
![]()
|
![]() |