![]() 斑ちゃんには悪いのですが、
あの天敵のスミスさん一家は、まだ、七北田川には来ていません。 いつもならば、11月下旬には、現れているのですが、遅れているようです。 どうしたのでしょうか。 そんなリーダーの斑ちゃんですが、 まわりには飛来組のオオハクチョウさんがいたのですが、 この時は、羽のお手入れをしていました。 ![]() ![]() (羽のお手入れをする斑ちゃん!) 近くにいたので、ちょっと失礼して、 羽で隠れていてなかなか見ることができない尾脂腺が。 ところで、羽毛が黄色くなっているところがハクチョウさんの尾脂腺になります。 羽毛に油を塗って水滴が弾くようにさせるものです。 おかげで、10キロほどある体も沈まずに水中で浮かせることができます。 ![]() (斑ちゃんの尾脂腺!) ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() 日曜日の午後2時から3時50分まで。
NHKFMのラジオ番組できらクラというクラッシック番組を聴いていたら、 宮城県在住のリスナーさんからの投稿が紹介されていました。 ![]() その方は、宮城県に引っ越しされ、 西では出会えない、ハクチョウさんに秋から冬にかけて出会えることがとても嬉しいとのこと。 そして、パンをもって水辺に行くと、 争うように集まるハクチョウさん姿は、 実際のイメージとは全く違うことに驚かされたそうです。 白鳥さんをテーマにしたクラッシック曲といえば、 チャイコフスキー作曲のバレー組曲『白鳥の湖』。 ちょっとマイナーですがシベリウス作曲の『トゥオネラの白鳥』。 そして、リクエスト曲として流れたのが、サンサーズ作曲の『白鳥』でした。 ところで、この曲のイメージからは乖離していると思われる 七北田川で滞在組、飛来組のハクチョウさんたち。 ![]() ![]() ![]() 見ていると、非常に縄張り意識が強いので、 どうしても優雅さとは正反対で、騒々しさを感じてしまいます。 ![]() (滞在組のハクチョウさんの斑ちゃん、チンさん、ミルクちゃん、ティちゃん!) 実際のところ、 ハクチョウさんたちは、自分のことを優雅な鳥さんだと思っているのでしょうか? まあ、ちょっと、プライドが高い、わりに臆病で神経質!? とでも思っているのかもしれません。 これは、duck4の個人的な見解でありますが。 ![]() ![]() (滞在組のアドちゃん!) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() 冬が一歩一歩近づいてきているのがわかります。
七北田川には、冬鳥さんたちもやって来るようになりました。 しかし、それだけではありません。 目立つようになったきたのは、猛禽類さんたち。 橋には、トビさんが羽を休めていました。 ![]() ![]() (トビさん!) 結構、木にも止まっていることもあり、 何か、じっと静観して獲物でも狙っているような節でもあります。 ![]() (獲物でも狙っているのかな!?トビさん!) こちらは、ミサゴさんですが、 突然、川まで急降下。 ![]() しかし、獲物の魚をゲットできず、そのまま通り過ぎて行ってしまいました。 食べ物にありつける確率はどのくらいなんでしょうか。 お魚さんを主食とするミサゴさんは、思ったよりも確率が低いのかもと思いました。 ![]() (ミサゴさん!) こちらの滞在組のティちゃんは、 基本、草食系なので、猛禽類たちのように、 獲物を襲って食べるという習慣がないのですが。 ![]() 冬になると、自生している草も少なくなるので、 食べ物探しも、猛禽類同様に大変になるのでしょうか。 ![]() (ティちゃん!) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() 久しぶりにコハクチョウさんのティちゃんが、
飛ぶところを見ました。 ![]() ただ、飛べるといっても、高く大空を舞うことはできませんが、 低空ならば、羽ばたきながら50メートルくらい飛べます。 たぶん、ティちゃんの心の中では、 飛来組のハクチョウさんたちの飛んでいる姿に触発され、 思い立ってのことなのでしょう。 もし、望みを叶えて上げられれば、 自由に大空を飛べる羽をつけてあげたいのですが。 ![]() ![]() (飛ぼうとするコハクチョウさんのティちゃん!) ところで、滞在組のハクチョウさんたちを見ていて思うことがあります。 それは、飛来組のハクチョウさんたちに比べて、 体が一回り小さいということです。 ![]() ![]() 食べ物が関係しているのでしょうか。 いや、それだけではないのではないか思います。 特に、胸のあたりが細いようにも感じます。 新聞の夕刊に、 空を飛ぶ鳥さんたちは、体を軽い構造になっているそうです。 そのため、骨はすかすかになっていているので、 どうしても骨折しやすいようです。 ただ、飛ぶためには、大胸筋という胸の筋力は、発達していて、 総体重の25パーセントほどがあります。 ![]() (飛び回るので大胸筋が発達しているような飛来のオオハクチョウさん!) そして、骨折して飛べない滞在組のハクチョウさんが、 体が若干小さく見えるのは、 栄養面のみならず普段使わない大胸筋が低下!?していることも影響しているのではないかと、 この新聞の記事を読んで思いました。 ![]() ![]() (河北新報の記事!) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() とある日の夕方。
5羽の滞在組のハクチョウさんのみならず3羽の飛来のオオハクチョウさんたちが、 岸に自生している草を食べていました。 ![]() ![]() ![]() ここは、七北田川の餌場のひとつになっているようです。 冬になると、ここで、よく草を食べているハクチョウさんを見かけます。 ![]() (岸で草を食べている滞在組と飛来組!) そして、1羽だけ上陸にして食べている仔がいました。 それは、アドちゃん。 ![]() 足腰が丈夫なので、多少の坂は上るのはへっちゃらなようです。 ![]() (陸に上がり草を食べるアドちゃん!) いつもはあまり行かないのですが、 対岸から見ると、黄色い花が咲いていることがわかるかと思います。 これは、日本中どこにでもあるあの外来種のセイタカアワダチソウです。 真冬になると、カワラヒワさんたちの貴重な餌場になります。 ![]() (対岸から見た土手の様子!) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() 立ち寄り先の北海道でも初雪の便りが遅れているようで、
こちら七北田川でも、 昨シーズンと比べ飛来のハクチョウさんたちの渡りは遅れているようです。 最高気温15度以上の日も続いていることから、 干し柿用に買っていた渋柿も皮をむけずにそのままにしているので、 一部は柔らかくなっています。 過去には、カビが発生させたという痛い目にあったこともあったので、 しばらく、寒くなるまで、待たなきゃと思っています。 ただ、寒くならず暖かいということは、 滞在組のハクチョウさんたちにとって、良い方に今のところ働いているようです。 時々、飛来組のハクチョウさんたちが、立ち寄りよるのですが、 5羽いや厳密には4.5羽!?なのかもしれませんが、 シンちゃんが抜けた分まで皆で協力して追い払いに成功しています。 ![]() ![]() 特に、斑ちゃんは、リーダーで一番プライドも高いと見えて、 自尊心も傷つけられることなく、誇らしげにしています。 ![]() きっと、心の中では、 「まだまだ、この縄張りは守らなきゃ!」 と思っているのにちがいありません。 ![]() (縄張りを守り切っている斑ちゃんの誇らしげな顔!) しかし、今シーズンは、暖かい定点ポイントですが、 冬の足跡は、ひしひしと感じることがあります。 duck4の家の近くでは、ジョウビタキさんが、 木の枝に止まってさえずっていました。 ![]() (ジョウビタキさん!) また、カルガモさんに混じってオオバンさんもいました。 こちらは、ハクチョウさんたちのお土産として持って行ったクズの葉っぱをついばんでいました。 もう、ここでよく見かけるので、気に入っているようです。 ![]() (クズの葉っぱを食べるオオバンさん!) まだ平年よりも暖かい日が多いようですが、 鳥さんたちの世界では、冬の準備は、すでに始まっているようでした。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() 11月になり、秋から冬へと向かっていることを実感する瞬間。
それは、虹です。 ![]() 早朝、いつもの定点ポイントから見られました。 これから、早朝は、日に日に寒くなっている証拠なのです。 ![]() (空に虹!) 滞在組のハクチョウさんとお別れした後。 遠く彼方から、聞き覚えのある声が近づいてきました。 空を見上げると、8羽のハクチョウさんたちが、七北田川上空を通過して行きました。 ![]() もしかしたら、塒から餌場へと移動中だったのかもしれません。 また、渡りの途中ということも十分に考えられます。 ![]() ![]() (空には8羽のハクチョウさん!) 追伸! ![]() この夏から、『英語耳』という本を使い英語の発音の勉強を始めたduck4。 ![]() ジャパニーズイングリッシュで、聞き取ってもらうことに苦労した苦い経験もあったからでした。 そして、進めていくうちに、 英語の歌で発音練習するのも良いのではと思うようになり、 何曲かピックアップして、聞いたり、歌ったりしています。 この方法に凝り始めているということは、 勉強方法として良いのではと思うようになりました。 例えば、赤ちゃんは、言葉を覚えようとするとき、 親の話を聞いて、まねをして話すようになります。 また、おしゃべりをするインコちゃんたちも然り、 ヒトの話を聞いたのを覚えて話します。 英語の歌は、耳から入って来て、いつの間にか口ずさむ。 それって、子供やインコちゃんたちが、 話せるようになるプロセスと同じではないかと考えに至るようになりました。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() 滞在組のハクチョウさんたちから離れた中州付近にいたカップルのオオハクチョウさん。
もしかしたら、ブログで紹介した夕方、舞い降りて来た2羽のようでした。 ![]() 首を上下に振りながら、パートナーに合図を送り、 数分後には、ここを飛び立って行きました。 おそらく、餌場へとお出かけしたと思われます。 ![]() (カップルのオオハクチョウさん!) また、1週間前からカルガモさんたちに混じって行動しているオオバンさんがいます。 春から秋にかけてはいなくなりますが、 例年のように秋から冬にかけてはこの七北田川に来ました。 ![]() (オオバンさん!) ところで、一昨年まで、堤防の修復工事が行われましたが、 このコスモスが咲いているあたりは、資材置き場になっていて、 砂利もしけれていました。 しかし、2年の歳月を経て、草も生えてきて、 その一画では、ピンクや白のコスモスの花も咲いていました。 ![]() ![]() (コスモス!) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
プロフィール
|
Author:duck4
|
![]() |
カテゴリ
|
|
![]() |
カレンダー
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
duck4からのお知らせ!
|
duck4の定点観測ポイントの川には5羽の滞在組のハクチョウさん。大空を飛ぶことができませんが、元気に毎日、川を泳いでいます。この地域の人々にも愛され続けているハクチョウさんたちです。これからも、定点観測ポイントにいる飛べないハクチョウさんのこと中心にブログを配信していきます。今後ともに、宜しくお願いいたします。ブログ主宰者duck4より!
|
![]() |
メールフォーム
|
|
![]() |
リンク
|
|
![]() |
QRコード
|
![]()
|
![]() |