![]() 口を開けている斑ちゃん。
![]() ハクチョウさんの舌は、意外と短いのかもしれません。 また、白い突起のようなものも見えます。 ![]() (斑ちゃんのクチバシ!) ところで、ハクチョウさんの個体識別をするときに、 用いられるのは、このクチバシの黒い模様です。 よく、どのように見分けるのと聞かれることがありますが、 その時には、クチバシには模様の違いでです。 と答えています。 ![]() 特に、斑ちゃんの場合、 他の仔たちには見られない模様をしているので、 一度、覚えてしまえば、すぐわかることでしょう。 ![]() ![]() (独特な斑ちゃんのクチバシ!) ![]() ![]() 七北田川では、冬の使者であるコガモさんが飛来していました。 ![]() ところで、日本には、 50か所のラムサール条約締結の湿地があります。 duck4ブログにも、時々、登場する北海道のクッチャロ湖、宮城県の蕪栗沼もその一つです。 しかし、近年の湿地の環境悪化により、全世界の35%が消滅に至っています。 特に、南米、アフリカでの平均よりも高く進行しています。 そんな記事が、新聞に掲載されていたので、紹介いたします。 半世紀で世界の湿地35%消滅 ラムサール条約初報告 ![]() 【ジュネーブ共同】国際的に重要な湿地の保全を目的としたラムサール条約の事務局は27日、1970~2015年の約半世紀に世界の湿地の35%が消滅したとする報告書を発表した。地球温暖化や人口増、都市化が主な原因と指摘。森林の3倍のスピードで消滅が進んでおり、00年から一層加速しているとした。条約事務局による世界の湿地の現状に関する包括的な報告書は初めて。 ウレゴ事務局長は「生態系にとり重要な湿地が危機にひんしている。各国政府や関係機関が協力、保護に乗り出す必要がある」と強調している。 約2300に上る条約の登録湿地の個別状況は公表していない。 ちなみに、南米59%、アフリカ42%、欧州35%、アジア32%、北米17%、オセアニア12%です。 (引用記事) 『半世紀で世界の湿地35%消滅 ラムサール条約初報告』(2018年9月27日河北新報電子版より) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() オナガさんを見かけました。
群れで行動しているようで、すぐに、木々に隠れてしまいます。 時々、姿を見せてくれますが、 とても警戒心の強い鳥さんだと思います。 ![]() (オナガさん!) ところで、日中、おなかがいっぱいになると、 次のするのが羽繕いの滞在組のハクチョウさんたちです。 ![]() ![]() ![]() (羽繕いをする滞在組のハクチョウさんたち!) ![]() ![]() 9月21日午前7時ごろに、宮城県にある伊豆沼で、 今シーズン初めての11羽のマガンさんの飛来が確認されました。 若干、遅かったようです。 これから、どんどん冬鳥がやって来て、 10月になると、ハクチョウさんが飛来してくれます。 まさに、本格的な、冬鳥の渡りの季節になります。 (参考ニュース) <伊豆沼・内沼>マガン飛来、冬近し 今シーズン初確認(河北新報電子版2018年9月22日) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() コハクチョウさんのティちゃんは、
何か土手に自生している草を食べています。 ![]() 野草図鑑で調べているみると、 それは、9月から10月にかけて穂を開くイネ科の野草のメヒシバやオヒシバだと思います。 ![]() (草を食べるティちゃん!) ところで、こちらは、チンさんで、 草を食べようとしています。 ![]() ![]() (草を食べるチンさん!) duck4の関心ごとの一つに、 滞在組のハクチョウさんたちは、何を食べて命を繋いでいるのか。 食べているところを実際に見て、調べています。 ![]() ![]() ![]() 最近、ヒナちゃんの鳴き声をよく聞きます。 親スズメさんを呼んでいるからです。 どうやら、4番子だと思います。 4か所で親鳥と一緒に行動しているヒナちゃんを目撃しました。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() 土手に上がっているのがアドちゃん。
![]() コンクリートに上で休んでいるのがコハクチョウさんのティちゃんです。 ![]() 9月に入ってから、よくこの土手にいることが多くなりました。 おそらく、滞在組のハクチョウさんたちの好物のひとつの イネのような穂をつける草が実をつけたからだと思います。 ![]() (斑ちゃんとティちゃん!) そして、こちらは、ティちゃん。 ![]() ちょっと、うとうとと、うたた寝していました。 ![]() (うたた寝しているティちゃん!) ここには、ハクチョウさんの糞が落ちていました。 よく見ると、深緑色した糞と薄緑色した糞が、 ゴロゴロと転がっていました。 どちらも、植物繊維が含まれていたので、 自生していた草を食べたものと思われます。 色が違うということは、 たぶん、違う草を食べていているのではないかと思われます。 ![]() ![]() (深緑色と薄緑色の滞在組のハクチョウさんの糞!) 追伸! プラスチックごみによる海洋汚染が地球規模の問題になっています。 そして、七北田川でも、捨てたと思われるプラスチックごみが流れていることがあります。 見るたびに、滞在組のハクチョウさんたちは、大丈夫。 といつも心配してしまいます。 ところで、ここで一つ問題ですが、 日本では、プラスチックごみを分別して出す資源回収が行われていますが、 一体、何割ほどが、リサイクルできているのでしょうか? duck4のところでも、プラスチックごみが出ますが、 生ごみは、コンポストを作りたい肥づくりをしているので、 減っているようにも感じますが、一方でプラスチックごみは、増えているように気がしてなりません。 このプラスチックごみですが、以前は、中国に輸入していましたが、 それができなくなり、今後は、国内で土に埋めたり、燃やさなければならなくなるようです。 そこことが、「日本のプラスチック「リサイクル」 実際には何が起きているのか 」 というBBC放送にありましたので、興味がある方は、見ていただければ、 そのプラスチックのリサイクル事情が分かっていただけると思います。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() どんなものを食べて命をつないでいるのでしょうか。
滞在組のハクチョウさんたちを追っていていつも思うことです。 ところで、この時、チンさんは、 岸に自生している草の葉っぱを食べようとしていました。 ![]() それも、長い首を生かして、難なくです。 体が大きいからなせる業のようでした。 ![]() (長い首を生かして草を食べるチンさん!) どんな草を食べていたのか。 気になったので、撮影してみると、 このような花を咲かせようとしていました。 ![]() (チンさんが食べようとしていた草!) ![]() ![]() イギリスの研究で、 ヤギさんは、幸せな顔をひきつけられるという実験が発表されました。 怒りの表情と幸せそうな顔の2枚を置くと、 ヤギさんは、幸せそうな顔をした写真へと歩み寄って行きました。 つまり、この研究から、 ヤギさんは、感情を読み取る能力を持ち合わせているということになり、 ヒトが、どのように動物と接していったら良いのかを考えるヒントになりそうです。 ところで、滞在組のハクチョウさんたちもそれぞれ個性があり、 きっと、duck4のキモチを読み取っているに違いないのではないか。 とこのヤギさんの研究を読んでいて思いました。 ヤギは「人間の幸せな顔に引き寄せられる」=英研究(2018年9月3日BBC放送日本語版) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() 突然、姿を消してから早10日以上なりました。
どこにシンちゃんは行ってしまったのでしょうか? ![]() 便りがないのは、とても心配です。 一報を待っているのですが、全くありません。 ![]() ![]() (シンちゃん!) しっぽが白いハトさん。 ![]() とても、珍しい羽の持ち主です。 このあたりを縄張りにしているのでしょうか。 これで、数回見かけました。 ![]() (白いしっぽのハトさん!) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() 改修工事が終わったコンクリートブロックの上でお昼寝するリーダーの斑ちゃん。
![]() どんな夢を見ているのでしょうか? とても気持ちよそそうで、こちらまで眠くなってきました。 ![]() (お昼寝中の斑ちゃん!) そのそばで、お座りしているのがチンさんです。 ![]() 脚気の持病をもっているチンさんですが、 あの急なコンクリートの土手を登るのですから、 まだまだ、若い者には負けないよ!? とでも内心思っているにちがありません。 ![]() (ぢべた座りしているチンさん!) しばらく寝ていましたが、目を覚ました斑ちゃん。 おなかがすいてきたのか、 土手に生えている草を物色していました。 ただ、あのオオハクチョウさんのシンさんは、 この日もみんなと一緒でありませんでした。 ![]() 居場所を知っていたら教えて欲しいのですが、その願いが叶わずにいるduck4であります。 ![]() ![]() (食べ物を物色している斑ちゃん!) ![]() ![]() もし、みなさんなら、どう思うのでしょうか? 生態系に影響を及ぼす汚染された水がそのまま海に放流されたら。 そんな、福島第一原子力発電所におかれている放射性物質トリチウムを含む水の処分方法をめぐる 公聴会が行われた記事が新聞に掲載されていました。 ちなみに、地元紙によると、 <福島第1>トリチウム水、海洋放出大半が反対 福島・富岡で初の公聴会 東京電力福島第1原発の敷地内にたまり続けている放射性物質トリチウムを含む水の処分方法を巡り、政府の小委員会が国民の意見を聞く初の公聴会が30日、福島県富岡町であった。原子力規制委員会が「唯一の方法」とする海洋放出に、登壇者の大半が反対した。 公聴会は町文化交流センターであり、約100人が傍聴。公募に応じた県内外の14人が意見を述べた。海洋放出には13人が反対や慎重な姿勢を示した。 福島県漁連の野崎哲会長(64)は「国民的な議論を経ていない現状では強く反対する」と断言。 「試験操業で地道に積み上げてきた安心感をないがしろにし、県漁業に致命的な打撃を与える。まさに『築城10年、落城1日』だ」と訴えた。 ただ一人、海洋放出を容認した大阪大招聘(しょうへい)教員の大槻宗司さん(70)は風評被害対策として、「放射性物質濃度をサンプル測定から全量測定に変え、結果を公開すべきだ」と提案した。 汚染水を浄化する多核種除去設備(ALPS)で、トリチウム以外の放射性物質も除去しきれず、ヨウ素129などが残っている問題も取り上げられた。 富岡町からいわき市に避難する司法書士渡辺和則さん(44)は「トリチウム以外は含んでいないという前提で考えていた」と強調。「(2016年11月の)小委員会初会合で説明していた」との国側の言い分に釈然としない様子だった。 原子力規制委の更田豊志委員長がトリチウム以外も希釈すれば海洋放出を認める考えを示していることに、発言者から「そもそもALPSなど要らないことになる」と批判が出た。 小委員会委員長の山本一良名古屋大名誉教授は取材に「意見を重く受け止め、検討を続ける」と説明。トリチウム以外の放射性物質に関しては「残っているものは確実に取るべきだと思う」と、ALPSでの再処理の必要性に言及した。 公聴会は31日、郡山市と東京都で行われ、それぞれ14人、16人が意見を述べる。 東北では、まだ風評被害があることは事実。 もし、汚染水をそのまま海上に投棄した場合には、 漁業のみならず観光にも影響を及ぼすことになるのではないかと、 この記事を読んでいて思いました。 (河北新報電子版2018年8月31日記事引用! ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() 今日、9月2日は、
duck4ブログを始めて、8年目になります。 ![]() 始めるきっかけは、出版社さんからの進めでした。 ![]() そして、東日本大震災を乗り越え、今に至っています。 また、これも、皆々様から応援いただいたおかげだと思い感謝しております。 ![]() これからも、滞在組のハクチョウさんたちのことを合わせて 末永くよろしくお願いたします。 ![]() ![]() ![]() (滞在組のハクチョウさんたち!) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
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duck4の定点観測ポイントの川には5羽の滞在組のハクチョウさん。大空を飛ぶことができませんが、元気に毎日、川を泳いでいます。この地域の人々にも愛され続けているハクチョウさんたちです。これからも、定点観測ポイントにいる飛べないハクチョウさんのこと中心にブログを配信していきます。今後ともに、宜しくお願いいたします。ブログ主宰者duck4より!
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