![]() 滞在組のハクチョウさんを見てきて一つわかったことがあります。
それは、食べ物を求めて、七北田川を移動することです。 6月中旬ごろになると、土手には、葛のツタが伸びてきて、 その葉っぱをお目当てにやって来ます。 夏から早秋にかけての滞在組のハクチョウさんたちの主食の一つになっているようです。 それを知ったのは、昨シーズン。 最近では、お土産として、土手に自生している葛の葉っぱを持って行ってあげています。 川に投げると、シンちゃんが食べていました。 ![]() ![]() (葛の葉っぱのお土産を食べているシンちゃん!) アドちゃんもしかり、葛の葉っぱが好物のようです。 ![]() 葉っぱも柔らかくて、飲み込みやすいからでしょうか。 ![]() (葛の葉っぱを食べているアドちゃん!) 多少ですが、もう紫色の花を咲かせている葛もあります。 ここは、滞在組のハクチョウさんたちの縄張りの中でも、 かなり葛が群生している場所になっています。 ![]() (葛のツタが伸びている滞在組のハクチョウさんたちの餌場!) ![]() ![]() 滞在組ハクチョウさんたちは、何を食べて命を繋いでいるのか? その手掛かりとなるのが、やはり食べているものを観察につきます。 春、夏で、早朝出会う場所が違うのは、 季節によって餌場を変えている証拠だと考えています。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() 今シーズンは、アドちゃんよりも遅れているようなシンちゃんの換羽。
![]() 多くの古い風切羽は、まもなく抜け落ちそうですが、 まだのようです。 ![]() (シンちゃん!) ただ、壊死している羽の部分を拡大して撮影してみると、 2箇所ほど丸く空洞になった穴のようになっています。 これは、おそらく、新しく伸びてきて、古い風切羽を押し出した痕のようです。 また、1本白い棒のような新しい羽が伸びてきているところがありました。 アドちゃん同様、 シンちゃんもまた換羽が始まったのではないかと思われます。 ![]() ![]() (古い風切羽が抜け落ちた形跡があるシンちゃん!) ところで、duck4の定点ポイントには、 どんな鳥さんがいるのでしょうか。 対岸には、1羽のイソシギさんがいました。 時々、川面を通過していくところを見かけます。 もしかしたら、ここを縄張りにしている仔なのかもしれません。 ![]() (イソシギさん!) また、いつもの定点ポイントの近くでは、 カワウさんが潜水していました。 ところで、この仔は、撮影する前にお魚さんを飲み込み まるで、鵜呑みにしていました。 最近、よく見かけるようになりました。 ![]() (カワウさん!) それから、ここは、いつもの通り道なのですが、 そこは、duck4だけではなく、 オスのキジさんも悠然と前を歩いていました。 以前、メスを連れていましたが、この日は独りでした。 きっと、ここは、このキジくんの縄張りだったのなのでしょうか。 しばらくすると、茂みへと姿を消してしまいました。 ![]() (オスのキジさん!) ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() 羽をバタバタと広げたアドちゃん。
![]() 一本、抜けかかった風切羽がありました。 ![]() (羽を広げるアドちゃん!) そのあと、羽が抜け落ちました。 本格的にではありませんが、換羽が始まり!? かもしれません。 ただ、もし、そうだとすると、昨シーズンよりも若干早いような感じがします。 お土産に、アドちゃんの古い風切羽をもらうことにしました。 ![]() ![]() ![]() (1本だけ古い風切羽が抜け落ちたアドちゃん!) ところで、この日は、あのカルガモさんの親子に会いました。 ヒナちゃんのお顔が、ちょっとはっきりしてきて、大人っぽくなってきました。 ただ、体の方は、まだまだお母さんの半分ぐらいといった感じです。 ![]() ![]() (お母さんとヒナちゃんのカルガモさん一家!) そして、どこからともなく、何か鳥さんの鳴き声が聴こえると思いきや、 オナガさんが対岸の家の屋根に3羽止まっていました。 おそらく、まだ若鳥のようで、しばらく休んでいましたが、 こちらの様子に気づくと、飛び去り木の中に隠れました。 オナガさんは、とても警戒心が強い鳥です。 ![]() (オナガさん!) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() 片足を引きずりながら
よったらよったら歩くチンさん。 ![]() 獣医さんの見立てによると、脚気にかかっているとこと。 昨年あたりから、良くなる気配は全くありません。 ![]() (片足を引きずって歩くチンさん!) 歩くのは、大変そうなですが、それ以外はいたって健康そうなのですが、 首の一部の羽毛がくぼんでいるのも気にはなっています。 換羽も終わり、風切羽の羽弁も広がりましたが、 骨折の後遺症で、水にこすれて、また羽が壊死し始めています。 ![]() ![]() (チンさん!) ![]() ![]() 日常の中で英語を使う機会を作っているduck4。 先日、図書館から借りてきた『英語耳』という本を読んだり、 CDを聴いて発音練習をしています。 ![]() その本の中で、「なぜ、日本人が英語できないのか!?」ということを触れてました。 それは、英語をカタカナ発音に置き換えるからだそうです。 英語の発音方法は、日本語とはまるっきり違うという点からスタートすべきなのですが、 その点が欠落していたことに、この本を読んでいてやっと気づかされました。 例えば、Fanというカタカナ表記をすると、ファンなんですが、 英語では、下唇を上の歯にくっつけてFの音を出します。 カタカナ英語で発音すると、まるっきり違う音に聴こえてしまいます。 そのことから、中学英語の導入部分で、理解していれば、 英語もどき発音になったり、もっと楽に聴き取りができるようになっていたのかと、 この本に出合って思うようになりました。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() 歌っているホオアカさん!
定点観測ポイントに行く途中、枝に止まって囀っているホオアカさん。 ![]() ここを縄張りにしているのでしょうか。 よく、見かけます。 早朝、まだ薄暗い4時前に目を覚ますと、 おおきな声で「ヒーヒー!」と叫んでいるヒヨドリさんがいます。 渡りをせずに、留まって、子育てをしていたオスなのかもしれません。 ところで、もう繁殖も終わりの頃に差し掛かったのに、 鳴いているということは、このホオアカさんは、まだお相手が見つからなかったのでしょうか。 それとも、他のオスの侵入を防ぐために、囀っていることも十分に考えられます。 ![]() (囀っているホオアカさん!) 換羽中の斑ちゃんとティちゃん! ところで、斑ちゃん、ティちゃんは、換羽が進行中です。 斑ちゃんは、羽も伸びてきて、 一時のお疲れモードがウソのように元気になってきています。 ![]() ![]() (斑ちゃん!) 羽をバタバタさせると、 まだ伸びきっていない、とても短い風切羽のせいで、 オオハクチョウさんとは思えない、姿です。 ![]() ![]() (羽を広げる斑ちゃん!) 羽が完全に抜けて、7日ほど経ったと思いますが、 羽軸が伸びてきて、先から羽弁が出てきています。 ![]() (羽軸から羽弁が広がり始めている斑ちゃん!) こちら、ティちゃんも羽をバタバタさせると、 何か羽がすかすか状態なので、 こちらもコハクチョウさんとして迫力を感じませんでした。 ![]() (羽をバタバタさせるティちゃん!) ティちゃんは露出した黒い皮膚の部分から、 まだピンク色に染まった短い羽軸が伸び始めています。 ![]() そのまわりには、ところところに羽毛も現れてきました。 完全に、羽が伸びきるにはあと10日以上かかるのかもしれません。 ![]() (露出した黒い皮膚の部分から新しい羽軸、羽毛が現れてきたティちゃん!) まだのシンちゃんとアドちゃん! そして、まだ、換羽が始まっていないのが、 オオハクチョウさんのシンちゃんとアドちゃん。 例年だと、シンちゃんは、7月下旬ごろ。 に始まるはずです。 ![]() もうそろそろなのですが、まだ古い羽が抜け落ちていません。 ![]() (シンちゃん!) アドちゃんも7月下旬と、 滞在組の中では一番遅く始まります。 ![]() ただ、アドちゃんの場合、複雑骨折をしている関係から、 生えてくるときに出血を伴うことも考えられるので、 とても心配しております。 ![]() ![]() (アドちゃん!) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() 充血している目が心配な斑ちゃん。
![]() 少し、良くなってきているようなので、ほっとしています。 その斑ちゃんは、羽繕いをするたびに、 多くの古い羽毛、羽を落としていましたが、 いつのまにか、すでに短くなっていました。 ![]() ![]() (古い羽が抜け落ち短くなった斑ちゃん!) ところで、斑ちゃんの場合、 他の滞在組のハクチョウさんたちのように骨折して部位が見当たらないので、 なかなか、新しい羽軸を確認できないでいました。 しかし、これだけ、羽が短くなってしまっているということは、 新しく生えているのではないかと思います。 これは、抜け落ちる前日に撮影したものですが、 今はもと落ちています。 ![]() (今にも抜け落ちようとしている斑ちゃんの古い羽!) 羽をバタバタ広げると、 かろうじて、風切羽かくっついているようでした。 羽繕いするたびに、浅瀬には落としているのにちがいありません。 後、換羽がまだなのが、 シンちゃん、アドちゃん、ティちゃんの3羽のみになっています。 ![]() ![]() ![]() (羽をバタバタさせている斑ちゃん!) ![]() 今年になってから、地震、集中豪雨で多くの方々が犠牲になっています。 その自然災害が毎年のようにあります。 地震、津波、噴火、集中豪雨など。 地球温暖化と異常気象により、日本の梅雨の気候が変ってしまったと言って過言ではありません。 滞在組のハクチョウさんたちが生きている七北田川の水位情報がわかるように、 ブログからクリックできるようにしました。 前もって知ることで、 豪雨の備えになるからです。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() いつもの岸で、滞在組のハクチョウさんたちを見ていると、
1羽の若鳥のハクセキレイさんが飛んできました。 ![]() 親鳥から独立して、水辺の川にやって来たのかもしれません。 毎年、梅雨の終わりごろから、増えてきます。 まだ、羽の一部が灰色でみるからに、 今年生まれたハクセキレイさんとわかりました。 これから、立派な成鳥になって欲しいものです。 ![]() (ハクセキレイさんの若鳥!) オオハクチョウさんのアドちゃんには、 言葉があります。 ![]() よく聞かれるそのアドちゃん語は、 「コォ!コォ!」と甘えて可愛らしく鳴く声。 もうひとつは、 「キャン!キャン!」と悲鳴にも似た嫌がっている声です。 最近、何か、ストレスを感じているのか、 「キャン!キャン!」という悲鳴を上げることが多いようにも感じます。 ![]() (アドちゃん!) ところでduck4は、白鳥語ではないのですが、 英語の発音の見直しをしています。 学生時代の全く、発音の勉強をしてこなかったduck4。 どうしても、苦手にしています。 発音が苦手ということは、 リスニングもあまり自信がありません。 そこで、目からウロコの一冊の本。 『英語耳』という本に出会い、読んでいます。 ![]() 日本人にとって苦手なRの音なんかは、 ウと発音しながらRの音を出すと、それなりの英語のRになるとのこと。 舌を歯茎の裏にくっつけて発音するLの音の違いがわかってきました。 今まで、カタカナ英語で「ライス」と発音が、 おコメではなくシラミ(Lice)だったことに気づかされました。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() 川の水もキレイになってきたからでしょうか。
よく、カワセミさんに出会います。 ![]() そして、この仔は、クチバシに小魚を咥えていました。 もしかしら、ボラ!?を捕まえたのかもしれません。 ![]() (クチバシにボラを咥えているカワセミさん!) ところで、滞在組のハクチョウさんたちは、 呼ぶと、いつもの浅瀬に集まって来てくれました。 ![]() ![]() まだ仲間入りしていなかったティちゃんを除く、 この5羽の滞在組(斑ちゃん、チンさん、シンちゃん、ミルクちゃん、アドちゃん)は、 2015年9月11日で起きた集中豪雨を乗り越えています。 あのときの雨は、恐怖を感じるほどでした。 最近、連日のようにトップニュースが、気象のこと。 それだけ、日本のみならず世界の気候がおかしくなっているのでしょうか。 ![]() ![]() (6羽の滞在組のハクチョウさん!) あの豪雨の時。 独りだけ激流に飲み込まれそうになったハクチョウさんがいました。 それが、シンちゃんです。 ![]() 5羽いるオオハクチョウさんの中で一番、体が細い仔なんですが、 芯がしっかりした性格の持主です。 まだ、換羽は始まっていませんが、 抜けそうな羽が数本あるので、 来週あたりから始まるのではないかと思います。 ![]() (シンちゃん!) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() 早朝、いつもの岸に行ってみると、
6羽の滞在組のハクチョウさんたちが、立っていました。 ![]() ![]() 前から、ミルクちゃん、シンちゃん、チンさん、斑ちゃん、ティちゃん、アドちゃんの順です。 近くで見ると、やはりとても大きいです。 そして、岸には、たくさんの古い羽毛と糞も落ちています。 毎シーズンのことですが、梅雨入りすると、 ハクチョウさんたちの大好きな草もたくさん自生しているのことで、 このエリアに日中やって来て、日没近くになると、 塒にしている中州へと戻って行っているようです。 ![]() ![]() ![]() (6羽の滞在組のハクチョウさんたち!) そして、また、あの親子のカルガモさんにまた出会いました。 ![]() 親鳥は、1羽しかいない我が子を盾になって守っているようでした。 ![]() (あの親子のカルガモさん!) 雛ちゃんはまだまだ小さく、無事に大きくなってと願っています。 ![]() 昨シーズンは、この場所で6羽ほどの雛ちゃんを連れた親鳥を見ましたが、 今シーズンは1羽の雛ちゃんのみ。 ![]() 何か、天敵に襲われてしまったのでしょうか。 ![]() (無事に大きくなってね!雛ちゃん!) 追伸! 西日本では、集中豪雨があり、被害がでています。 この七北田川でも、滞在組のハクチョウさんたちが、よく休んでいた堤防が壊れるほど豪雨が 2015年9月11日にあり、やっと先日、修復工事が終わりました。 日本全国のどこで起きてもおかしくいない身に危険が及びかねないような集中豪雨。 ![]() 昔の梅雨は、ジメジメ雨が降るとイメージがありますが、 この数年の梅雨から夏、秋にかけては、命に危険が及ぶほどの雨が降ります。 これも、地球温暖化による異常気象が影響しているのでしょうか。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() 初めて出会ったバンさん!
仙台市内で一番、越冬数が多い大沼。 もちろん、この時季には、ハクチョウさんや冬鳥のカモさんはいませんでした。 ただ、カルガモさんは泳いでいました。 そして、duck4が初めて見たバンさんがいました。 クチバシの先が赤いのですぐにわかりました。 ![]() (バンさん!) 水草をついばんでまた隠れてしまったバンさん。 この中が、敵から身を隠す場所になっているようでした。 ![]() (水草をついばむバンさん!) その他に、確認できたのが、カルガモさん。 たった独りきりで泳いでいました。 子育てをしている様子はありませんでした。 ![]() (カルガモさん!) また、葦原には、カワラヒワさんが止まっていて、 こちらに気づくと飛び去ってしまいました。 ![]() (カワラヒワさん!) また、トビさんも休んでいました。 しかし、こちらに気づくと、飛び去ってしまいました。 他には、オオバンさん、スズメさん、ツバメさん、ヒバリさんもいました。 ![]() (トビさん!) まだ換羽が始まっていない斑ちゃん! ところで、こちらは、リーダーの斑ちゃん。 ![]() まだ、換羽は始まっていないようです。 羽を広げると、古い風切羽がありました。 見ていると、羽をケガしているような箇所がないようですが、 飛んだところを見たことがありません。 ![]() (羽を広げる斑ちゃん!) 暑さは弱いのか、 結構、動作がゆっくりになっているようにも感じます。 アドちゃん、ティちゃん、ミルクちゃんのように陸に上がって歩き回るということはしないからです。 換羽前なので、体力を温存しているからなのでしょうか。 ![]() ![]() (リーダー斑ちゃん!) ![]() ![]() ![]() ![]() |
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duck4の定点観測ポイントの川には5羽の滞在組のハクチョウさん。大空を飛ぶことができませんが、元気に毎日、川を泳いでいます。この地域の人々にも愛され続けているハクチョウさんたちです。これからも、定点観測ポイントにいる飛べないハクチョウさんのこと中心にブログを配信していきます。今後ともに、宜しくお願いいたします。ブログ主宰者duck4より!
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