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デンマーク留学&ヒュッゲな人生の楽しみ方
生涯教育の学校、フォルケホイスコーレへのデンマーク留学体験をもとに、一冊の本にまとめたお話。
土曜、日曜、祝日にはバスは走らない。
「ヘレネス・ホイスコーレ」には、約3時間いたでしょうか。

生越さん夫妻にご案内していただき、ホイスコーレの周辺を歩きました。

まわりは、牛を飼っている農家。

牧場では馬を飼っている家。

教会。

道路を挟んで向かい側には、高さ10メートル以上ある防風林が、

肩を寄せ合って立っていました。

典型的なヨーロッパの田舎といったところに学校があります。


そして、驚くべきことが、ひとつ、生越さんから教えていただきました。

それは、土曜日、日曜日、祝日には、バスは走らないということです。



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[2010/11/01 17:19] | デンマーク旅 | トラックバック(0) | コメント(0) |
学費について校長先生に聞く。
昼食後、校長先生のクリスチャンさんから、学費について聞きました。

(1) 学費  1,100デンマーククローネ(1週間、授業費、食費、シングルルームの寮費込み)

(2)入学金   500デンマーククローネ 

(3)海外旅行2,000デンマーククローネ(フランスのパリ旅行)


(例えば)12週間の冬季コース参加の場合。

(学費)1,100デンマーククローネ×12週=13,200デンマーククローネ

(入学金・海外旅行費)2,500デンマーククローネ

(合計)15,700デンマーククローネです。(2007年現在)







[2010/10/31 13:17] | デンマーク旅 | トラックバック(0) | コメント(0) |
外国人10名。デンマーク人30名。
わたしは、この「ヘレネス・ホイスコーレ」を訪問したのが

真冬の2月でした。

お外は、いつも、鉛色の空に包まれていました。


ちょうど、長期コースを行っていた真っ最中です。

この「ヘレネス・ホイスコーレ」の学生さんは、約40人ほどいたでしょうか。


そのうち、10人は、デンマーク以外の外国人です。

ハンガリーなどからの東欧出身。

生越さんご夫婦。


それから30人ほどはデンマーク人でした。


外国人コースは、若者が多かったようです。

デンマーク人のコースは、60歳ぐらいの人が多かったです。


授業は、デンマーク人と外国人のコースに分かれて授業が行われます。

外国人コースの授業は、英語で行われるそうです。
[2010/10/30 17:17] | デンマーク旅 | トラックバック(0) | コメント(0) |
ホイスコーレで昼食をご馳走になる
アッセンスを出発したバスは、およそ30分ほどで

ヘレネス・ホイスコーレ」に11時45分に到着しました。


そのとき、わたしは、思いました。

お昼に到着しても大丈夫なのかと。


でも、学校側は、メールでオーデンセからのバス時刻表が、

送られ、お昼に着くようになっていました。


そうこう考えているうちに「お昼の時間」になりました。

各テーブルごとに分かれて、着席して食事の時間です。


昼食のメニューは

「ふかしたジャガイモ」

「豚のスペアリブ」

「にんじんのサラダ」

でした。

わたしもご好意に甘えて、お昼を頂くことになりました。


すると、昼食の途中で校長先生から、

学生さんに対して、挨拶が行われました。

そのときには、わたしのことも紹介されました。


のちに気づいたことですが、わたしにメールを送っていた人は、

この「ヘレネス・ホイスコーレ」の校長先生だったのです。

わたしの初めての英語でもメール友は校長先生なります。

[2010/10/29 18:19] | デンマーク旅 | トラックバック(0) | コメント(0) |
もうひとりの女性
それから、ひとりの女性が、わたしに、英語で話しかけてきました。

目が大きな女性でした。

その女性は、このヘレネス・ホイスコーレの先生をしていることを

わたしが、後になって気づくのです。
[2010/10/28 22:32] | デンマーク旅 | トラックバック(0) | コメント(0) |
生越さんとの出会い
その東洋人の女性は、のちに「ホイスコーレ札幌」を立ち上げた

生越玲子さんでした。


CIMG4942.jpg

(ヘレネス・ホイスコーレをバックに撮った生越さん夫妻)
[2010/10/27 04:57] | デンマーク旅 | トラックバック(0) | コメント(0) |
ヘレネス行きのバスで思わぬ出会い
わたしは、オーデンセ駅を9時40分に出発している

840番のバスに乗り、アッセンスに向かいました。

約1時間で港町のアッセンスに着きました。


そして、アッセンスにあるバスステーションで、11時15分発の

ヘレネス行きの260番のバスを乗るのを待っていました。


しばらく、待っていると、バスが、バスステーションに

260番のバスがあらわれました。

わたしは、「ヘレネスに行きますか?」とバスの運転手さんに

尋ねてから、乗り込みました。

すると、10数名の若者と東洋人らしい1組のカップルが

乗り込んできました。


バスは地元の高齢者。

10数名の若者。

1組の東洋人のカップル。

が乗客でした。


発車して、数分たった頃です。

東洋人の女性が、わたしに話しかけてきました。

「あなたは、日本人ですか?」







[2010/10/26 06:25] | デンマーク旅 | トラックバック(0) | コメント(0) |
早いメール対応
わたしは、ホイスコーレへ訪問する前に、学校側にメールを送っていました。

そのときに、今回、訪問することになった、

ヘレネス・ホイスコーレ」からの返答は、いつも早く届きました。


わたしが、メールを「ヘレネス・ホイスコーレ」にメールを送ると、

次の日には、わたしの拙い英語を読んでくれた、担当者さんが、

わたし宛に送ってくださいました。


そのことが、わたしにとって、とても安心につながりました。

そして、その人が、校長先生だとは、

後で知ることになりました。
[2010/10/25 06:47] | デンマーク旅 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「お昼においでください」
デンマークへ出発前に、わたしは、ホイスコーレへ訪問したい旨の

メールを送っていました。

すると、ホイスコーレから、いつでも「Welcome」という返答がありました。

それも、「お昼においでください」ということでした。

でも、わたしは少し悩みました。

お昼に訪問しても良いものか!


後で、「お昼においでください」という理由が分かることになります。
[2010/10/24 07:05] | デンマーク旅 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「勇気を持って飛び出そう!」
『醜いあひるの子』は、アンデルセンの自伝的童話と言って過言ではありません。

その『醜いあひるの子』の中で、わたしが一番気に入っているところを紹介いたします。


「もしも、この場所に留まっていたら、わたしは死んでしまうでしょう。

さあ。勇気を持って飛び出そう!」


この醜いあひるの子の言った言葉は、どことなく投げやりな気持ちもあります。

しかし、この今の状態では、何も改善しないのです。

だから、どうなっても良いから、最後の勇気を出し、羽ばたこうという願いがあるように、

思えてなりませんでした。


あなたにとって、物事が改善しないとき。

でも、何かしたいのだか、どこか諦めているあなた。

ちょっと勇気を持って飛び出してみてください。

新たな自分に出会えることでしょう。

 → 
[2010/10/23 06:47] | デンマーク旅 | トラックバック(0) | コメント(0) |
『醜いあひるの子』とアンデルセン
オーデンセは、デンマークで最も有名な童話作家、

ハンス・クリスチャン・アンデルセン(Hans Christian Andersen)の故郷です。

14歳までこのオーデンセに住んでいました。

それから、役者になりたいという夢を実現するために、

彼は、母を残して、コペンハーゲンへと旅立ったのです。


わたしは、せっかくなので、オーデンセに滞在中に、

アンデルセン博物館」に行くことにしました。


おそらく、わたしをそうさせたのも、アンデルセンが、

童話『醜いあひるの子』を書いたからでしょう。


この童話は、彼の自伝的童話と言っても過言ではないと言われています。

それは、14歳で役者を志そうと思ったものの、声がつぶれて、挫折。

劇作家になろうとするも、満足な教育を受けてなかったアンデルセン。


そこでアンデルセンは、ラテン語学校で一から勉強をすることになります。

彼を除くすべての生徒が5歳以上も年下という中で、いじめられ、劣等感を

覚えました。


そのことが、あひるの親からは、邪魔者扱いされ、

助けられて、農民の家でも、自分のとんまな行動で失敗して、

居ずらくなり、醜いあひるの子は、飛び出していき、

とうとう寒い冬を一人ぼっちで過ごすことになります。


そして、このままでは、寂しくて死んでしまうという思い出で、

白鳥に殺されても仕方がないという、半分が諦めと、

半分が彼の最後の勇気の気持ちを持って、醜いあひるの子は、

白鳥たちの方へ飛び立っていったのです。


この童話『醜いあひるの子』は、彼の劣等感、孤独感を乗り越えて、

最後には「一か八か」という賭けという気持ちもあったと思いますが、

成功ストーリーを描いたのではないでしょうか?!




[2010/10/22 06:44] | デンマーク旅 | トラックバック(0) | コメント(0) |
カール・ニールセン
カール・ニールセンは、デンマークでも有名な作曲家のひとりです。


彼は1856年に生まれ、14歳の時にオーデンセの軍楽隊の

トランペット奏者になりました。

コペンハーゲンに移ってからは、正式に音楽教育を受けるように

なります。

1888年に初めての交響曲を作曲したのです。


彼は、生涯の中で6つの交響曲、賛美歌、愛唱歌を作曲しています。
[2010/10/21 06:19] | デンマーク旅 | トラックバック(0) | コメント(0) |
Det Littel hotel
わたしは、オーデンセにある「Det Littel Hotel」に泊まりました。

このホテルの意味は「小さなホテル」という意味があります。

以前、このホテルは、デンマーク人の作曲家、カール・ニールセン

が住んでいたとのことでした。

とてもこじんまりしたホテルで、値段もデンマークのホテルの中でも

格安の方です。
[2010/10/20 18:05] | デンマーク旅 | トラックバック(0) | コメント(0) |
さあ オーフスを出発
「さあ 出発です」

今日は、オーフスを離れ、オーデンセに行きます。

切符を買うときに、「指定席にしますか」と駅員から言われました。

その意味が乗車してから分かりました。

途中で、列車は満席になり、指定をしなかった私は、

立たなければなりませんでした。
[2010/10/19 05:09] | デンマーク旅 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「あひるを育てる少女の像」オールボー
インフォメーションセンターのいた女性の職員さんに、

どこに「あひるを育てる少女の像」があるか、

わたしは、尋ねました。


すると、その女性は、銅像のリストが書かれていた資料から、

「あひるを育てる少女の像」を探し当て、わたしに

教えてくれました。


早速、わたしは、高ぶる気持ちを抑えて、行きました。

そして、とうとう、ご対面となりました。



CIMG4939.jpg

(オールボーで撮影した「あひるを育てる少女の像」)
[2010/10/18 07:32] | デンマーク旅 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「あひる」の像を求めてオールボーへ。
わたしは、ユトランド半島を北に向かう、インターシティ(特急電車)

に、乗っていました。

オーフス駅からです。


途中、車窓からは、うっすらと雪化粧になった、牧場の台地。

綿毛のような雪に包まれた森。

森は、植林されたものらしく、人の手入れがなされているようでした。


それは、内村鑑三の作品でも紹介されているように、

荒野に植林をすることで、森を復元して、自然を取り戻そうとする考えも、

その森からも、感じられました。



すると、1時間ほど乗ったことでしょうか。

オールボー駅に到着しました。

それから、この町を訪れた最大の目的は、

ある一つの像を探すことでした。

それは、「あひる」好きな、わたしにとっては、

なくてはならない儀式のひとつでした。





[2010/10/17 06:36] | デンマーク旅 | トラックバック(0) | コメント(0) |
ホイスコーレの中の日本人
このエグモントのホイスコーレには、障がいを持った方を介護するために

ケアワーカーもいます。

彼らは、このホイスコーレで学びながら、介護の仕事もこなすそうです。

そのため、彼らには、勤務シフトもあり、仕事をまわしています。


エグモントのホイスコーレは、障がいを持った人も介護サービスを受けながら、

安心して学ぶことができる学校なのです。


わたしが訪問したときには、日本人の先生をお手伝いしている、

それも、日本人アシスタントの先生もいました。

その助手の先生は、ホイスコーレに学んでいたときに、

1台のカヌー作りをしたそうです。


この話を聞いた私は、思いました。

「何か思い立ったら自ら行動して、やってみたいことができる学校」

それがホイスコーレだと。

[2010/10/16 06:27] | デンマーク旅 | トラックバック(0) | コメント(0) |
日本人向けコースもあるホイスコーレ
エグモントのホイスコーレは、日本人の学生も受け入れています。

定員は10人です。


デンマーク語や英語に自信がない人も安心して学ぶことはできます。

ホイスコーレなので、専門的な資格を取得はできません。

しかし、デンマークの福祉事情を知りたい人にとっては、

最適な学校のひとつのことでしょう。

まさに、ノーマライゼーションを実践しているような学校だからです。


エグモントのホイスコーレの先生に案内されて、

日本人コースの学生にお会いしました。

ちょうど、私が訪問したときには、

若い女性6名。

若い男性1名の7名がいました。


若者が多いようですが、エグモントのホイスコーレでは、

50歳代ぐらいの人も留学に来たことがあるそうです。

[2010/10/15 06:33] | デンマーク旅 | トラックバック(0) | コメント(0) |
障がいを持った人も受け入れるホイスコーレ
エグモントのホイスコーレへ早めに着いたわたしは、

学校の周りを見て歩くことにしました。

すると、ロッジ風の建物が、森の中にありました。

よく覗いてみると、学生寮のようでした。

それから、校舎へと歩いていきました。

すると、5分ほど待ったことでしょう。

日本人の先生が、現れました。

簡単なごあいさつの後、校舎内を案内してくださいました。


このエグモントのホイスコーレは、とても大きな学校で、定員が確か

130名だったと思います。


障がいを持った人たちも安心して、学べるように、介護スタッフもいます。

そのため、身の回りの介護を受けながら、安心してホイスコーレで

学ぶこともできます。


ノーマライゼーションの発祥の国、デンマークらしい学校のひとつだと

思いました。

[2010/10/14 07:26] | デンマーク旅 | トラックバック(0) | コメント(0) |
日本人も活躍しているホイスコーレ
今回の旅の目的は、どこのホイスコーレが、

自分にとって、このデンマークで行うフィールドワークに適しているのかを、

この目で確かめることでした。

そのため、わたしは、前もって2箇所のホイスコーレにメールを送っていました。

そのひとつは、今日訪問する、エグモントのホイスコーレでした。


このエグモントのホイスコーレには、日本人の先生も活躍されていています。

メールのやりとりも日本語だったので、とても楽でした。


わたしは、オーフスの駅からバスに乗り、エグモントのホイスコーレへ、

向かいました。



[2010/10/13 05:39] | デンマーク旅 | トラックバック(0) | コメント(0) |
1泊300クローネのゲストハウス
インフォメーションセンターでオーフス駅周辺で、開いている

ゲストハウスのリストをもらい、わたしは、電話を掛けました。


すると、ひとりの女性が電話に出ました。

そこで、わたしは、宿泊交渉をし、そのゲストハウスに泊まることに

決めました。

1泊300デンマーククローネです。


このゲストハウスは日本やアジアで見られるような、

バックパッカーが泊まるような、一部屋に、6つのベットがあるような

ドミトリーではしません。

その女性が経営しているゲストハウスは、日本で言えば、マンションの一室を使い、

個室2室を準備して、ゲストを泊めていました。

そのためプライバシーは守られます。


時折ですが、自宅の一部を開放してゲストハウスを経営しているので、わたしは、

その女性の家族に出会うことになります。

泊まる側として、これは個人的な意見ですが、家族経営のゲストハウスは、

安心して泊まることができます。

その理由は、ゲストハウスのオーナーとのコミュニケーションを楽しんだりして、

人と人のつながりを強く感じるからです。







[2010/10/12 06:49] | デンマーク旅 | トラックバック(0) | コメント(0) |
リーベからオーフスへの鉄道旅
古都リーベは、静寂の中に包まれていました。


時を告げる、教会の鐘の音。

鳥の鳴き声。

早起きした人が、石畳を「カツカツ」と音を響かせて、

歩く足音が聞こえてきます。


それは、どこのヨーロッパの街でも、日曜日には、

ある風情です。


CIMG5574.jpg

(リーベの町並み)


そして、カレンダーは月曜日になり、わたしはリーベから、

デンマーク第二の都市オーフスへと旅を続けることにしました。

リーベ駅で一時間に1本のみ走っている2両編成の比較的新しい

気動車に乗りました。


グラミング駅で乗り換え、コペンハーゲン方面、ドイツ方面、

そして、わたしが向かう、オーフス方面など、多くの列車が発着する

フレデレシア駅で再び乗り換えました。


オーフスへは、インターシティ(特急電車)も1時間に2本ありましたが、

敢えて通勤電車に乗り、オーフスに向かいました。


車窓からは、海や牧場が見え、ところところには、150年前に、

植林したであろう森も見られました。

フレデレシア駅から、1時間以上かかったかと思います。


わたしは、オーフスに到着。

インフォメーションセンターに行って、

宿を探すことにしました。

[2010/10/11 07:08] | デンマーク旅 | トラックバック(0) | コメント(0) |
ハンドボールが強いデンマーク
さて、わたしは、コペンハーゲンを離れて、

デンマークでも美しい街

リーベ(Ribe)へと旅たちました。

このリーベは、教会、レンガ造りの古い建物、そして運河が

あります。


わたしは、このリーベに土曜日の正午に着き、

泊まるところを探しはじめました。

街は、静寂に包まれ、教会の時を告げる鐘の音しか聞こえません。


そして、歩き回ること30分。

一軒の宿に入りました。

交渉の始まりです。


すると、女性主人は、わたしを泊めてくれることになりました。

朝食は、甘いダニッシュブレットがあり、とても美味しかったです。


その女性主人とは、「ハンドボール」の話になりました。

どうやら、その女性主人曰く、「デンマークはハンドボールが強く、

今、国際大会が開かれていて、応援している」とのことでした。

わたしも、デンマークのことを、もっともっと知りたくなり、

一生懸命、英語でいろいろな話をしました。


CIMG5572.jpg

(教会の塔に登って撮ったリーベの町並み)

[2010/10/08 07:51] | デンマーク旅 | トラックバック(0) | コメント(0) |
日本人の先生のいるホイスコーレ
わたしは、コペンハーゲンを離れることにしました。

その目的は、ホイスコーレを訪れることです。

これから、訪問するホイスコーレは、日本からメールを送っていて、

訪問の許可を得ていました。


ですから、5分間で話が終わりということはないでしょう。

それも、日本語です。


最初に訪れる予定のホイスコーレは、日本人の先生がいる学校です。

外国の、それも遠い異郷のデンマークで、「日本人が頑張っている」のを

知ったときには、心にこみあげてくるものを、おぼえました。
[2010/10/07 06:09] | デンマーク旅 | トラックバック(0) | コメント(0) |
5分ほどの訪問
そのホイスコーレへの訪問は5分ほどで終わりました。

そのわけは、わたしに会ってくださったデンマーク人の先生から、この学校では

デンマーク語のみで授業を行うからだそうです。

わたしは、デンマーク語が分からないので仕方がありません。


これにめげつに、他の学校を2箇所を見学することになります。 
[2010/10/06 09:39] | デンマーク旅 | トラックバック(0) | コメント(0) |
教育方針は学校で決める
私が、最初に訪問したホイスコーレは、デンマーク人、

スウェーデン人、ノルウェー人のみを受け入れる、キリスト教(ルター派)

を教える学校でした。


それぞれのホイスコーレは、その学校の教育方針があり、

さまざまなカリキュラムがあります。


例えば、グルントヴィの考えを忠実に守っているホイスコーレ。

今回、訪問したようにキリスト教を教える学校。

それぞれです。


この学校の場合、授業は、デンマーク語のみで行われています。

50人ぐらいの学生さんだったでしょうか。

学生さんは、先生の話を真剣に聞いていました。
[2010/10/05 05:55] | デンマーク旅 | トラックバック(0) | コメント(0) |
デンマーク人が流暢に英語を話すわけ
わたしは、女性がやっているゲストハウスに2泊することにしました。

場所は、コペンハーゲンの中心部にあり、回りは高層住宅が立ち並んでいます。

窓からは、子どもたちが遊ぶことが出来る公園が見えました。


このゲストハウスの女性は、障がいを持った方々の学校で先生をしているそうです。

そのため、朝7時には出勤するので、わたしは、玄関の鍵もらいました。



CIMG4944.jpg

(ゲストハウスの部屋の内部)


そのゲストハウスのオーナーさんから、デンマークのことをいっぱい聞きました。

英会話の練習も兼ねてです。



CIMG4937.jpg

(ゲストハウスの女性オーナーさん)


これから向かう、ホイスコーレのこと。

オーナーの仕事のこと。

リトアニアからの女性がよくこのゲストハウスを利用すること。

安い食料品を買うことが出来るデンマークのスーパーマーケットのこと。

など、などです。


一番印象的だった話が、

「なぜ、多くのデンマーク人が英語を流暢に話せるのか?」という

質問をしました。

すると、その女性は言いました。

「デンマークは、経済を豊かにするために外貨を稼がなければなりません。

そのため、デンマーク人は、英語教育に力を入れています」


彼女の話を聞いて、ごもっともと思いました。

日本は、海外との貿易に成り立って外貨を稼いでいます。

是非、日本の英語教育も、もっと英語を話すことに力に、

重点を置いて欲しいです。


そうすれば、海外に関心を示す日本人も増えることでしょう。
[2010/09/23 06:23] | デンマーク旅 | トラックバック(0) | コメント(0) |
コペンハーゲンのゲストハウス
わたしのバックパックをターンテーブルから取り、

あっけない税関手続きを終え、デンマーク入国。


空港から、バスに乗り、コペンハーゲン市内に向かいました。

途中、バスは、コペンハーゲン中央駅、チボリ公園前、そして市庁舎前を通過。

そして、バスを下車。


メールで送られてきたメモを頼りに、ゲストハウスの場所を探しました。

しかし、なかなか見つかりませんでした。


そこで、わたしは、そのゲストハウスの女性に携帯電話で話していると、

「ジャパニーズ。ジャパニーズ」(Japanese! Japanese!)

と叫ぶ、大きな声が聞こえました。



(コペンハーゲンの宿泊場所を探す方法)

(1)コペンハーゲン中央駅にあるインフォメーションセンターに行って探してもらう。


(2)Wounderful Copenhagenというコペンハーゲンの観光局のHPにアクセスする。

   http://www.visitcopenhagen.com/(英語版、デンマーク語版)


(3)自分の勘を頼りに、一軒一軒ホテルに入って、「泊まりたい」と交渉をする。


(4)心配な人は、日本から予約をしていく。
[2010/09/14 05:27] | デンマーク旅 | トラックバック(0) | コメント(0) |
機上の人
「アテンション・プリーズ。アテンション・プリーズ。

まもなく搭乗手続きを閉めさせていただきます」

という構内アナウンスを聞き、わたしは飛行機の中に乗り込みました。


スカンジナビア航空984便。コペンハーゲン行きは、成田空港A滑走路、一路、

コペンハーゲン・カストロップ国際空港へ、テイクオフしていきました。


そして、わたしは、「機上の人」になったのです。


しばらくすると、機内放送があり、

「所要時間は11時間45分。気流の関係で、ところどころにゆれがあるので、

シートベルト着用サインが消えても、お閉めください」のことでした。


その後、ドリンクサービスがあり、ソフトドリンクは無料。

アルコールは2本まで無料とのことでした。(エコノミーの場合)


スカンジナビア航空984便は、シベリア上空を夕日と追いかけっこをしながら、

ロシアを経て、バルト海を超え、スウェーデン上空を通過して、降下をはじめました。

わたしは、飛行機の降下とともに、胸がわくわくしてきました。

よし、これからフォルケホイスコーレの下見をするぞ。


そして、帳のおりたコペンハーゲン・カストロップ国際空港に、ランディング。

一歩。

デンマークへと足を踏み入れたのでした。
[2010/09/13 05:26] | デンマーク旅 | トラックバック(0) | コメント(0) |
12キロのバックパック
わたしは、海外に行くときには「バックパック」(Backpack)に荷物も入れて旅をして

きました。

その理由は、ヨーロッパのでこぼこした石畳の道でも、自由に歩くことができること。

両手が自由になるので、忘れ物の心配をしなくてもすむこと。

それから、中学生のときに、学校指定の背負いカバンでしたが、そこに教科書、ジャージ

などを入れて、毎日約6キロ、背負って通学することに慣れていたからでしょう。


愛用しているのは、グレゴリーのバックパックです。

50リットル入る、かなり大型のものです。

グレゴリーのバックパックは、長時間背負っていても、疲れれません。

それは、ショルダーベルト、背中の背負うところにクッションが入っているからです。


ただ、わたしは、持病の腰痛があるので、必ず8キロ以内に荷物をパッキングします。

しかし、今回も帰国するときには、空港で荷物を預けたときに、12キロに達していました。

10キロ以上になると、やはりしんどいですね。


わたしは、成田空港第1ターミナルの南ウイングにあるスカンジナビア航空

カウンターに向かいました。
[2010/09/12 05:42] | デンマーク旅 | トラックバック(0) | コメント(0) |
プロフィール

duck4

Author:duck4
ニックネーム:ダック4(Duck4)
趣味:旅行、バードウオッチング(アヒル・ハクチョウ)
小著:『ヒュッゲの国からデンマーク流人生の楽しみ方』
(本の森出版)

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duck4の定点観測ポイントの川には5羽の滞在組のハクチョウさん。大空を飛ぶことができませんが、元気に毎日、川を泳いでいます。この地域の人々にも愛され続けているハクチョウさんたちです。これからも、定点観測ポイントにいる飛べないハクチョウさんのこと中心にブログを配信していきます。今後ともに、宜しくお願いいたします。ブログ主宰者duck4より!

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